トヨタは「ノア」「ヴォクシー」のフルモデルチェンジを行い2022年1月13日に行い発売を開始する。 「エスクァイア」 のみ生産終了となった。
新型ノア / ヴォクシー フルモデルチェンジ について
今回はフルモデルチェンジとなるが、TNGAプラットフォームを採用したことで車としての進化だけではなく機能面でも大幅な進化を遂げている。その進化について大きく以下がポイントとなる。
「TNGA(Toyota New Global Architecture)」と呼ばれる新開発の「GA-Cプラットフォーム」を採用。
第5世代ハイブリッドシステム、直列4気筒DOHC 1.8L エンジン「2ZR-FXE」にモーターを組み合わせたリダクション機構付THS IIを採用。
「バイポーラニッケル水素バッテリー」「快感ペダル」を採用。
最大で一般家庭約5日分の電力供給可能な外部給電機能を標準装備。
ガソリンエンジンには新型 直列4気筒 2.0L直噴エンジン「Dynamic Force Engine」を採用。
前席は9インチまたは10.5インチディスプレイオーディオ、T-Connect SDナビゲーションシステム+ヤマハプレミアムサウンドシステム (各上級グレード) に、リヤシートエンターテインメントシステムには、14.1インチディスプレイを採用。「Apple CarPlay」と「Android Auto」を採用する。DCM車載通信機を標準装備。
パワーバックドア(挟み込み防止機能付)を採用。
ハンズフリー両側パワースライドドアを採用。
トヨタチームメイト「Advanced Park リモート機能付き」画面表示や音声・ブザー音による操作案内および、ハンドル、シフトポジション、アクセルとブレーキ操作を行うことにより、画面上で確認した目標駐車位置付近への後退駐車や縦列駐車からの出庫のアシスト。更に専用スマホアプリを用意されており車外から遠隔操作をして駐車を行うことが可能。
トヨタ車では初のデジタルキーを採用。デジタルキーアプリを使ってスマホのBluetooth®機能を利用して 「施錠・解錠+エンジン始動」 を行うことがききる機能。 デジタルキーを使用する際には事前に設定で車とのペアリングを行ってから使用します。
新型ノア /ヴォクシーはキープコンセプトでありながら、乗り心地と燃費を更に追求したモデルとなる。 今回はもちろん、2015年12月9日に発売が開始された新型「プリウス」に採用されたTNGA(Toyota New Global Architecture)と呼ばれる新開発の「GA-Cプラットフォーム」を採用することによって、旧型モデルよりも広い室内空間を得ることが可能。 高い空力性能を実現するなど、新開発のプラットフォームを採用により「低重心化」「ボディ剛性がUP」し旧型モデルから大幅な進化を果たす。更に、ボディサイズも旧型よりも若干大きくなり更に広い室内空間となり内装周りも旧型よりも豪華な仕様となりそうだ。
TNGAって実際どうなのか?
TNGAプラットフォームって実際よく聞くがそんなに違うのか?ともよく聞きますが、結論全く変わります。
別車種の例ですが、上記でも話している通り、筆者は3代目「プリウス」から4代目「プリウス」のTNGAプラットフォームに移行したモデルと、3代目「ハリアー」から4代目「ハリアー」のTNGAプラットフォームに移行したモデルを購入したことがあるのでこのTNGAに変わった後と前では全くと言っていいほど運転のしやすさ、カーブのブレなどが全く違います。
現在トヨタ車でTNGAプラットフォーム採用車種を乗っていない方であれば是非一度、どの車種でも構わないのでTNGA採用車種に乗って見てください。きっと違いがわかるはずです。
エンジン仕様について
まず、上記にも書いた通りではあるが現行と同様の 直列4気筒DOHC 1.8L エンジン「2ZR-FXE」にモーターを組み合わせたリダクション機構付THS IIを採用となることで変わってないと思う方が多いと思いますが、全く別物です。先代のハイブリッドシステムは3代目「プリウス」に採用されるハイブリッドシステム&仕様です。今回の新型は4代目「プリウス」に採用されるハイブリッドシステム&仕様です。これは全く違います。違いを今すぐ知りたい人は両方の「プリウス」を乗り比べて下さい。筆者はどちらとも購入し長期間運転してきていますが、モーターでの駆動領域が広く走り出しからエンジンへの切り替わりやそれによるモーターによるアシストで快適な走行が 4代目「プリウス」 では体験できました。
新型ノア / ヴォクシー フルモデルチェンジ スペック
スペック | 新型ノア ヴォクシー |
---|---|
全長 | 4,695mm |
全幅 | 1,695mm |
全高 | 1,825mm |
ホイールベース | 2,850mm |
エンジン | 直4 DOHC 1.8L+ モーター(THSⅡ) |
最高出力 | 72kW(98ps)/5,200rpm |
最大トルク | 142Nm(14.5kgm)/3,600rpm |
フロントモーター 最大出力 | 53kW(72ps) |
フロントモーター 最大トルク | 163Nm(16.6kgm) |
リアモーター 最大出力 | 5.3kW(7.2ps) |
リアモーター 最大トルク | 55Nm(5.6kgm) |
システム出力 | 90kW(122ps) |
車両総重量 | 1,540kg |
JC08モード燃費 | 30.0km/L |
価格 | 250万円〜400万円 |
新型ノア /ヴォクシー フルモデルチェンジモデル ボディカラーについて
新型ノア ボディカラー
ホワイトパールクリスタルシャイン<070>
メタルストリームメタリック < 1K0>
アティチュードブラックマイカ <218 >
スパークリングブラックパールクリスタルシャイン <220 >
グリッダーブラックガラスフレーク <226 >
レッドマイカメタリック <3R3 >
スティールブロンドメタリック <4X1 >
新型 ヴォクシー ボディカラー
ホワイトパールクリスタルシャイン <070>
メタルストリームメタリック <1K0>
マッシブグレー <1L6>
アティチュードブラックマイカ <218>
スパークリングブラックパールクリスタルシャイン <220>
グリッダーブラックガラスフレーク <226>
新型ノア /ヴォクシー フルモデルチェンジモデル グレードについて
新型ノア グレード
グレードは「X」「G」「Z」「S-G」「S-Z」の5グレード展開。ヴォクシーよりもグレード展開が多いことからやはりトヨタとしてはノアに力を入れて行きたいということだ。 「S-G」「S-Z」 は上位グレードとなる。
ヴォクシー
ノア