ブガッティが新たに2024年6月20日に発表したハイパーカー「トゥールビヨン」。このモデルは、高い走行性能で話題となったヴェイロンとシロンの伝統を引き継ぐ、後継として制作され、世界トップクラスのパワーを誇ります。ここでは、トゥールビヨンの特徴やスペックについて詳しくご紹介します。
ブガッティ 新型 トゥールビヨン 革新的なエンジンとハイブリッドシステム
トゥールビヨンには新開発のV型16気筒8.3L自然吸気エンジンが搭載されています。このエンジンは、従来のW型16気筒8Lクワッドターボエンジンに代わり、より洗練されたエンジンサウンドを提供します。さらに、3モーターのハイブリッドシステムを組み合わせることで、EV走行が可能となり、最高出力は1800psに達します。これにより、0-100km/h加速は2.0秒、0～200km/h加速は5.0秒、最高速度は445km/hに達します。
| スペック | トゥールビヨン |
|---|---|
| エンジン | V型16気筒8.3L+ 3モーターハイブリッド |
| エンジン最高出力 | 1000ps（986hp） |
| モーター最高出力 | 800ps（789hp） |
| システム 合計最高出力 | 1800ps（1775hp） |
| 0-100km/h加速 | 2.0秒 |
| 0-200km/h加速 | 5.0秒未満 |
| 0-300km/h加速 | 10秒未満 |
| 0-400km/h | 25秒未満 |
| 最高速度 | 445km/h |
| バッテリー容量 | 25kWh |
| EV航続距離 | 60km |
ブガッティ 新型 トゥールビヨン 豪華な内装と先進技術
トゥールビヨンの内装は、伝統と最新技術が融合しています。車名の由来である「トゥールビヨン」の複雑な時計機構を思わせるアナログメーターが特徴で、600以上の部品とルビーやサファイアが使用されています。スイスの時計職人が制作したこのメーターは、精度と美しさを兼ね備え、チタン製で軽量化されています。また、デジタルスクリーンも装備され、Apple CarPlayなどの機能が利用可能です。
ブガッティ 新型 トゥールビヨン エクステリアとエアロダイナミクス
トゥールビヨンの外装は、ブガッティの象徴である馬蹄形フロントグリルを中心に、機能的なデザインが施されています。新型では、前モデルの横開きドアから斜め前方に開くディヘドラルドアに変更し、乗降性が向上しました。また、エアブレーキとしても機能するリアアクティブウィングや大型のリアディフューザーが装備され、走行性能がさらに高められています。
ブガッティ 新型 トゥールビヨン 生産台数と価格
ブガッティ・トゥールビヨンは、2024年6月21日に発表され、納車は2026年から開始予定です。生産台数はわずか250台で、価格は360万ユーロ（約6億1214万円）からとなっています。この限定生産により、トゥールビヨンの希少性と価値が一層高まっています。
ブガッティ 新型 トゥールビヨン のまとめ
ブガッティ・トゥールビヨンは、革新的な技術とデザインで、ハイパーカーの新たな基準を打ち立てました。強力なエンジンとハイブリッドシステム、豪華な内装、そして優れたエアロダイナミクスが融合したこのモデルは、究極のドライビング体験を提供します。トゥールビヨンは、ブガッティの伝統を継承しつつも、新たな進化を遂げた一台です。
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