アストンマーティン 新型 ヴァンテージ ロードスター 英国紳士が魅せる、進化したオープンエア 2025年1月15日発売

アストンマーティンは、2025年1月15日にスポーツカー「ヴァンテージ」のオープンモデルとなる「ヴァンテージ ロードスター」を発表しました。この新型ロードスターは、2024年2月にビッグマイナーチェンジを果たしたクーペモデルをベースに、オープンエア・ドライビングの歓びを最大限に引き出すべく開発されました。

アストンマーティン 新型 ヴァンテージ ロードスター 記事まとめ

美しさと機能性を両立した、革新的なオープンエア・デザイン

新型ヴァンテージ ロードスターは、クーペモデルと同時に開発が進められたことで、コンバーチブル化に伴う重量増加や剛性低下を抑えながら、優れた走行性能と快適性を両立しています。ルーフを開けても閉めても美しいボディラインを保ち、傾斜の強いフロントガラスと高いウエストラインが、まるで最初からルーフのないモデルとして設計されたかのような美しいプロポーションを生み出しています。

軽量化と高剛性を追求した、進化したZフォールドルーフ

ルーフシステムには、従来の「Kフォールド」よりも高速かつ軽量な「Zフォールド」構造を採用。トノカバーを排除することで、さらなる軽量化と低重心化を実現しました。ルーフは8層の断熱材から構成され、クーペモデルと同等の静粛性を確保しながら、重量増加をわずか60kgに抑えています。開閉操作は50km/h以下であれば走行中でも可能で、わずか6.8秒で完了します。また、2m以内であればリモコン操作でも開閉できます。

圧倒的なパフォーマンスを支える、最新テクノロジー

新型ヴァンテージ ロードスターには、最高出力665PS、最大トルク800Nmを発生する4.0リッターV8ツインターボエンジンを搭載。大型化されたターボチャージャー、新設計のカムシャフトプロファイル、最適化された圧縮比により、旧モデルと比較して最高出力は155PS、最大トルクは115Nm向上しました。この強力なエンジンとZF製8速ATの組み合わせにより、0-97km/h加速はわずか3.5秒、最高速度は323km/hに達します。

走りの歓びを極める、シャシーとサスペンション

オープン化に伴う剛性低下を抑えるため、車両後部におけるボディの取り付け方法を改良し、最適化されたシアパネルを配置することで、クーペモデルよりも横方向の剛性をさらに高めています。前後重量配分は49:51と理想的なバランスを維持し、レースから着想を得た不等長ダブルウィッシュボーン式フロントサスペンション、マルチリンク式リアサスペンション、専用チューニングが施されたビルシュタイン製DTXアダプティブダンパーを採用することで、優れたハンドリング性能を実現しています。

ドライバーを魅了する、洗練されたコクピット

新型ヴァンテージ ロードスターのコクピットは、上質な素材と精巧な craftsmanship が融合した、ラグジュアリーでスポーティな空間です。人間工学に基づいて設計されたシートは、快適な座り心地と優れたホールド性を両立。センターコンソールに集中配置されたスイッチ類は、直感的な操作を可能にします。また、アストンマーティン・コネクテッド・アプリ、ワイヤレスApple CarPlay、Android Autoにも対応し、快適なドライブをサポートします。

自分だけの1台を創造する、多彩なパーソナライゼーション

ボディカラーには、「イリデッセントサファイア」「サテンイリデッセントサファイア」「ブロンズフレア」の3つの新色が追加されました。ルーフカラーは「ブラック」「レッド」「ブルー」「ブラック＆シルバー」から選択可能。さらに、21インチホイールは4種類、ブレーキキャリパーは7色から選ぶことができ、オーナーの個性を反映した1台を仕立てることができます。

アストンマーティンの伝統を受け継ぐ、真のスポーツカー

新型ヴァンテージ ロードスターは、アストンマーティンが誇るクラフトマンシップ、革新的なエンジニアリング、そして時代を超越するデザインを融合させた、真のスポーツカーです。オープンエア・ドライビングの爽快感と、圧倒的なパフォーマンスを兼ね備えたこのモデルは、世界中のスポーツカー愛好家を魅了することでしょう。