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メルセデス・ベンツ 新型Sクラスに「S 500 4MATIC(ISG)」「S 500 4MATIC long(ISG)」が登場 直6ガソリン搭載で全4モデル体制へ

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Mercedes S 500 4MATIC long

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メルセデス・ベンツ日本合同会社は2026年9月15日、フラグシップセダン「新型Sクラス」のラインアップに、直列6気筒3.0リッターガソリンエンジン搭載モデル「S 500 4MATIC(ISG)」および「S 500 4MATIC long(ISG)」の2モデルを追加し、全国のメルセデス・ベンツ正規販売店を通じて発売を開始した。

目次

新型Sクラス ラインアップと価格(メーカー希望小売価格・消費税込み):

今回の追加により、新型Sクラスは以下の4モデル体制となった。いずれも左ハンドル・右ハンドルの両仕様を選択可能だ。

  • S 450 d 4MATIC(ISG):直列6気筒3.0リッターディーゼル / 1,598万円(税抜1,452万7,273円)
  • S 500 4MATIC(ISG)(新登場):直列6気筒3.0リッターガソリン / 1,708万円(税抜1,552万7,273円)
  • S 500 4MATIC long(ISG)(新登場):直列6気筒3.0リッターガソリン / 2,136万円(税抜1,941万8,182円)
  • S 580 4MATIC long(ISG):V型8気筒4.0リッターガソリン / 2,365万円(税抜2,150万円)

※ISGはIntegrated Starter Generator(統合型スタータージェネレーター)の略称。

進化した直列6気筒ガソリンエンジン「M 256 Evo」:

新たに追加された2モデルには、性能を大幅に向上させた直列6気筒3.0リッターガソリンエンジン「M 256 Evo」が搭載されている。このエンジンは、高出力化された電動アシストコンプレッサー、吸排気ポートを最適化したシリンダーヘッド、改良されたインテークカムシャフトを採用することで、特に部分負荷領域におけるトルク応答性を大幅に高めた。

定格トルクは最大600Nmに向上しており、追い越しや急加速といった特定の走行状況では、短時間ながらトルク値を増加させる「オーバートルク機能」により最大640Nm(欧州参考値)を発揮する。さらに、燃焼プロセスおよび排気後処理の最適化に加え、追加の遮音対策が施されたことで、NVH(騒音・振動・ハーシュネス)特性も改善されている。これによりスムーズかつ静粛性に優れた、ダイナミックなドライビング体験を実現した。

大幅刷新されたエクステリアデザイン:

新型Sクラスのフロントマスクでもっとも印象的なのは、従来比約20%拡大された大型ラジエターグリルだ。クローム仕上げのルーバーは従来の3本から4本へと変更され、クローム仕上げのスターパターンと相まって、さらに格調高いフロントフェイスを形成している。また、Sクラスとして初めてイルミネーテッドラジエターグリルが採用され、夜間においても圧倒的な存在感を放つ。

Mercedes S 500 4MATIC long

サイドには「Mercedes-Benz」のレタリングが浮き出る新デザインのブランドロゴプロジェクターライトを採用(S 500 4MATIC(ISG)はオプション設定)。夜間の乗降時に足元を照らすだけでなく、視覚的な演出としても高い完成度を誇る。リアエンドには、クロームフレームで縁取られた片側3つのスターデザインが印象的な新型リアコンビネーションランプを装備し、トランクリッドのクローム仕上げ2分割トリムストリップとともに、メルセデス・ベンツならではの細部へのこだわりを体現している。

高級感を極めたインテリアと先進装備:

新型Sクラスのインテリアは、新設計のインストルメントパネル・ドアトリム・センターコンソールにより、デジタルとアナログのラグジュアリーを最高水準で融合させた全く新しい空間に刷新されている。標準装備の「MBUXスーパースクリーン」はメディアディスプレイ14.4インチ、助手席用ディスプレイ12.3インチで構成されており、スリムなデザインのディスプレイユニットがトリムの上に浮かんでいるかのような視覚効果を生み出し、コックピットに広がりと解放感をもたらす。

Mercedes S 500 4MATIC long

内装色はブラック、マキアートベージュ/マグマグレーに加え、ラグジュアリーファッションの世界から着想を得た新色「ビーチブラウン/ブラック」を採用。前席にはシートヒーターと連動するヒーテッドシートベルトも装備される(S 500 4MATIC(ISG)はオプション設定)。センターコンソールには「オープンポアアンバーブラウンフィッシュボーンパターンウッド」を標準装備し、素材から細部に至るまで質感の高さを徹底追求している。

Mercedes S 500 4MATIC long

また、エナジャイジングエアコントロールに採用された新型電動フィルターは、食卓塩の粒子よりも最大1,200倍も微細な粒子をイオン化して除去する機能を持ち、約90秒ごとに車内の空気を浄化する。すべての乗員に常に清潔で快適な空間を提供するという、Sクラスならではのこだわりが随所に感じられる。

第4世代MBUX | 自社開発OS「MB.OS」搭載で車両インテリジェンスが進化:

新型SクラスにはメルセデスのGPT自社開発オペレーションシステム「MB.OS(メルセデス・ベンツ オペレーションシステム)」をベースとした、第4世代「MBUX(メルセデス・ベンツ ユーザーエクスペリエンス)」が初採用された。MB.OSはインフォテインメントから運転支援、さらにはドライビングパフォーマンスに至るまで、車両のさまざまな機能を統合し、より高速な処理性能とシームレスなユーザー体験を実現する。また、OTA(Over-The-Air)による無線アップデートにも対応しており、購入後も継続的に車両機能が向上する。

第4世代MBUXの主な特長は以下の通りだ。

  • MBUXナビゲーション:GoogleとメルセデスのパートナーシップのもとでGoogle Mapsをベースに開発された次世代ナビゲーション体験を提供する。
  • MBUXバーチャルアシスタント:ChatGPT・Microsoft Bing・Google Geminiの3つの生成AIを統合し、友人と会話するような複雑で自然な対話を実現。短期記憶も備え、よりパーソナルなアシスタントとして機能する。
  • MBUXサラウンドナビゲーション:車両と周辺環境の3Dビューと運転支援機能をシームレスに統合し、リアルタイムのルート案内を運転席ディスプレイに表示する。
  • インターフェースの強化:強化されたゼロレイヤーにより関連情報や最近使用したアプリをわかりやすく表示。スマートフォンライクなスワイプ操作やフォルダー整理が可能だ。

MB.DRIVE | AIが進化させた最先端の運転支援・駐車支援システム:

新型Sクラスには高性能コンピューターに加え、10台の外部カメラ(発表日時点で日本仕様は2台未使用)、5台のレーダーセンサー、12台の超音波センサーを搭載。膨大なデータで学習したAIアルゴリズムがセンサーデータを処理し、周囲の交通状況を高精度に把握する「MB.DRIVE」を採用している。標準装備のMB.DRIVEおよびMB.DRIVE ASSIST には、ディスタンスアシスト・ディストロニックをはじめ、ステアリングアシストやレーンチェンジアシストが含まれる。

駐車支援においても「MB.DRIVE PARKING ASSIST」が車両両側の駐車スペースを早期に検知してスムーズな駐車をサポート。上位の「MB.DRIVE PARKING ASSIST 360」では360°カメラシステムによるサラウンドビュー表示と、駐車時のホイールダメージを防ぐリムプロテクション警告も備えている。

特許取得のインテリジェントダンパー付きAIRMATICサスペンション:

新型Sクラスはメルセデス・ベンツが独自開発・特許取得したインテリジェントダンパーを備えた「AIRMATICサスペンション」を全車標準装備する。このシステムはスピードバンプを専用センサーで検出し、路面の短く鋭い凹凸と長いスピードバンプを区別して電子制御ダンパーを最適調整する。検出されたスピードバンプ情報はメルセデス・ベンツ・インテリジェントクラウドに最大14日間保存され、同じ場所に接近する他のメルセデス・ベンツ車両がサスペンションを事前調整できる「Car-to-X」連携も実現している。

マイクロLED採用の新世代DIGITALライト:

新型Sクラスが採用した新世代「DIGITALライト」はマイクロLED技術により、従来比最大40%の照度向上(欧州仕様参考値)を達成。カーブでの鮮明な照射やウルトラハイビームでの飛躍的な照射距離拡大を実現し、ダイナミックに旋回しながら照射方向を最適化することで、安全な夜間走行をサポートする。

安全性のさらなる進化 | 最大15個のエアバッグ体制:

安全技術においてもSクラスは進化を遂げており、フロントシートには「PRE-SAFEインパルス(前面衝突被害軽減機能)」を全車標準装備。後席乗員向けの追加エアバッグ(オプション)を含めると最大15個のエアバッグ搭載が可能だ。側面衝突直前に展開する「PRE-SAFEインパルスサイド」は世界唯一の火工式拘束システムであり、衝突直前に乗員をより安全な姿勢に誘導する。またS 500 4MATIC long(ISG)のオプション設定の「E-ACTIVE BODY CONTROL」装着車では、衝突前に車高を上昇させて衝撃荷重を車体剛性の高い下部に分散させ、車体変形を軽減する。

MANUFAKTUR Made to Measure | 究極のパーソナライゼーション:

新型Sクラスでは従来のMANUFAKTUR・MANUFAKTUR Exclusiveをさらに超えた究極のカスタマイズプログラム「MANUFAKTUR Made to Measure」が初導入される。専門スタッフとの1対1コンサルテーションのもと、外装色は100色以上(過去の名車と同カラーも含む)、インテリアカラーはPANTONE®ポートフォリオに基づく400色以上、ステッチカラーは80色以上から選択可能。ヘッドレストや フロアマット・シートクッションへの刺しゅうや、イルミネーテッドステップカバーのイルミネーションカラー(70色以上)と文字の変更にも対応するなど、世界に一台だけの特別な一台を追求することができる。

まとめ:

今回の「S 500 4MATIC(ISG)」「S 500 4MATIC long(ISG)」の追加により、新型Sクラスは直6ディーゼル・直6ガソリン・V8ガソリンと3種類のパワートレインを持つ4モデル体制が完成した。1886年の自動車特許取得から140周年という節目に、過去最大規模の改良を受けて誕生した新型Sクラスは、テクノロジー・安全性・ラグジュアリーのすべての面で世界の自動車の新たな指標を示している。詳細および購入については、全国のメルセデス・ベンツ正規販売店に問い合わせを。

メルセデスベンツ ニュースリリース

https://media.mercedes-benz.jp/download/29f4a81f-257e-4ac9-a289-e41aeb36e288/20260915_s5004maticisgs5004maticlongisg%E3%82%92%E8%BF%BD%E5%8A%A0_fnl.pdf

メルセデスベンツ

https://www.mercedes-benz.co.jp/passengercars/models/saloon/s-class/overview.html

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この記事を書いた人

KAZUのアバター KAZU 編集長

自動車専門メディア『最新自動車情報』編集長のKAZU。IT企業から独立後、自動車専門サイト『最新自動車情報』を立ち上げ、編集長として12年間運営に携わってまいりました。これまでに、新車・中古車、国産車(日本車)から輸入車(外車)まで、あらゆるメーカーの車種に関する記事を6,000本以上執筆。その経験と独自の分析力で、数々の新型車種の発表時期や詳細スペックに関する的確な予測を実現してきました。『最新自動車情報』編集長として、読者の皆様に信頼性の高い最新情報、専門的な視点からの購入アドバイス、そして車(クルマ)の奥深い魅力をお届けします。後悔しない一台選びをしたい方、自動車業界のトレンドをいち早く知りたい方は、ぜひフォローをお願いいたします。

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