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【2026年最新】メルセデス・マイバッハ Sクラス マイナーチェンジ完全解説 価格・スペック・変更点まとめ

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2026 Mercedes-Maybach S-Class

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2026年9月15日、メルセデス・ベンツ日本は新型「メルセデス・マイバッハ Sクラス」を正式発売した。回のマイナーチェンジはマイバッハ史上最大規模の改良として位置づけられており、車両全体の50%以上、約2,700点の部品が新規開発または再設計されたという、事実上フルモデルチェンジに近い内容となっている。ロールス・ロイスやベントレーと並ぶ超高級サルーン市場において、自社開発OS「MB.OS」の搭載や最新世代エンジンの採用によって、デジタル・機械の両面からラグジュアリーの水準を大きく引き上げた。

目次

新型マイバッハSクラス マイナーチェンジの概要:

2026年3月24日に欧州でワールドプレミアが行われ、同年9月15日に日本市場へ導入された新型メルセデス・マイバッハ Sクラスは、先行して改良されたメルセデス・ベンツ Sクラスをベースに、マイバッハ固有の贅を尽くした装備と専用開発技術をさらに上乗せしたモデルだ。ベースとなるSクラスのロングホイールベースモデルからさらに180mmホイールベースを延長し、その延長分の多くを後席足元スペースの拡大に充てることで、ショーファードリブンカーとしての後席居住性を格段に向上させている。

変更点まとめ:

今回のマイナーチェンジにおける主要な変更点は以下のとおりだ。エクステリアでは約20%拡張されたフロントグリルとイルミネーテッドラジエターグリルを新採用し、新設計のDIGITAL LIGHTヘッドランプや走行中もスリーポインテッドスターが正立し続けるフローティングセンターキャップ付きホイールを装備した。インテリアはMBUXスーパースクリーンを標準化し、後席ディスプレイを11.6インチから13.1インチへと拡大。パワートレインはV8モデルへ新開発エンジン「M177 EVO」を投入し、ISG(インテグレーテッド・スターター・ジェネレーター)によるマイルドハイブリッド化で出力と効率を同時に向上させた。システム面では自社開発OS「MB.OS」と第4世代「MBUX」を初搭載。そしてこのモデルから「MANUFAKTUR Made to Measure」プログラムが初導入され、ビスポークに近い領域のパーソナライズが可能になった。

エクステリアデザイン|存在感を増した迫力のフロントフェイス:

新型マイバッハ Sクラスのエクステリアは、マイバッハブランドにふさわしい圧倒的な威厳と存在感をさらに強化する方向で刷新されている。最も目を引くのが前モデル比20%大型化されたフロントグリルで、「MAYBACH」のレタリングまで光るイルミネーテッドラジエターグリルを採用。グリルサラウンド、ボンネットオーナメント、Cピラーエンブレムにもイルミネーションが与えられ、夜間のアプローチシーンにおける演出性が大きく高まった。

2026 Mercedes-Maybach S-Class

ヘッドランプは他のメルセデス・ベンツ車両でも採用が広がるスリーポインテッドスターをモチーフにしたデイタイムライトを採用した新デザインの「DIGITAL LIGHT」を採用し、ローズゴールドのアクセントがマイバッハ専用の格調を加えている。また、「Mercedes-Maybach S 680」はグリルに専用エンブレムが装着され、一目でV12エンジン搭載モデルと識別できるようになった。

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サイドビューでは、サイドシルに新設されたブランドロゴプロジェクターが乗降時に「MAYBACH」のワードマークを地面に投影するという演出が加わった。リアエンドにはクロームフレームで縁取られた片側3つのスターデザインが印象的な新型リアコンビネーションランプを採用し、フロントとの統一感を実現している。

ホイールには精巧なボールベアリング機構によって車両走行中も常にスリーポインテッドスターが直立した状態を維持するフローティングセンターキャップ付きの新デザイン20インチマイバッハアルミホイールを標準装備し、ゴールドのアクセントがあしらわれた有償オプションの21インチホイールも設定する。有償オプションのナイトシリーズパッケージでは、ダーククロームアクセントを組み合わせたよりモダンでミステリアスな表情も選択できる。

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インテリアデザイン|デジタルとアナログのラグジュアリーが融合した新世界:

新型マイバッハ Sクラスのインテリアは、新設計のインストルメントパネル、ドアトリム、センタートリムにより、デジタルと伝統的なクラフトマンシップが最高水準で融合した全面刷新が施されている。最大の目玉は、12.3インチのデジタルメータークラスター、14.4インチのセンターメディアディスプレイ、12.3インチの助手席用ディスプレイの3枚を1枚のガラス面で覆った「MBUXスーパースクリーン」の標準装備化だ。マイバッハ専用グラフィックが採用されたメーターはローズゴールドに輝き、2つのリング間にはゴールドカラーのマイバッハエンブレムが配されるなど、ディスプレイそのものが現代工芸の対象として昇華されている。

2026 Mercedes-Maybach S-Class

ウッドトリムはウォールナット材にV字溝を施した「オープンポアアンバーブラウン フィッシュボーンパターンウッドインテリアトリム」が標準となり、有償オプションとして「ハイグロス・スレートポプラ」「MANUFAKTUR ピアノラッカー フローイングライン」「MANUFAKTUR オープンポアウォールナット」なども用意される。インテリアカラーには従来のブラックやマキアートベージュ/ブロンズブラウンパールに加え、ラグジュアリーファッションの世界から着想を得た新色「ビーチブラウン」が追加された。

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また、本モデルでマイバッハとして初めてレザーフリー内装がオプション設定された。「ストーミーグレー」配色では、エンボス加工を施したARTICO人工レザーと、リネンとリサイクルポリエステルを混紡した高級テキスタイル「ミルヴィル」を組み合わせ、従来のレザーコレクションと同等の美観・快適性・耐久性を実現している。

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前席には今回からシートヒーターと連動するヒーテッドシートベルトを初採用し、シートヒーター・ステアリングヒーター・アームレストヒーターと組み合わせることで包み込まれるような温かさを提供する。後席は、マイバッハ Sクラスの主役にふさわしい極上の空間だ。13.1インチに拡大されたMBUXリアエンターテインメントシステムを左右それぞれに装備し、専用リモートコントローラーで空調・ブラインド・エンターテインメントを個別操作可能。後席センターコンソールにはロッベ&ベルキング製シルバープレートシャンパンフルート専用ホルダーを新設し、10リットル容量の冷蔵コンパートメントで最高のホスピタリティを演出する。

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アクティブアンビエントライティングは199個のLEDを使用し、10の色世界と64の個別選択可能な色に対応。マイバッハ専用色の「ローズゴールドホワイト」や「アメジストグロウ」も選択でき、音声コマンドや空調調整、運転支援システムの作動に応じてリアルタイムで光が変化するインタラクティブな演出が没入感を高める。


パワートレーン・走行性能|V8とV12、2種類の心臓:

新型メルセデス・マイバッハ Sクラスには、異なる個性を持つ2種類のパワートレーンが設定される。

日本仕様の最上位モデル「Mercedes-Maybach S 680」には、メルセデス・ベンツのフラッグシップエンジンとも言えるV型12気筒6.0リッターツインターボエンジン「M279」を搭載する。最高出力450kW(612PS)、最大トルク900Nmという圧倒的なスペックを誇り、9速AT「9G-TRONIC」と四輪駆動システム「4MATIC」を組み合わせることで、必要以上にエンジン回転数を上げることなく快適かつダイナミックな走行を実現する。なお欧州仕様のS 680は新開発V8エンジンへと刷新されているが、日本市場ではV12を継続採用することで、よりエモーショナルな走行体験を提供し続ける。追加の遮音対策によって先代モデルよりもNVH(騒音・振動・ハーシュネス)性能がさらに向上し、V12エンジンが生み出す静かで滑らかな動力フィールはまさに別次元だ。

「Mercedes-Maybach S 580(ISG)」には、新開発のV型8気筒4.0リッターガソリンエンジン「M177 EVO」を搭載する。最高出力395kW(537PS)、最大トルク750Nmを発揮し、ISG(インテグレーテッド・スターター・ジェネレーター)によるマイルドハイブリッドシステムを組み合わせることでシームレスな出力特性とエネルギー回生を両立した。改良されたインジェクションシステム、吸気カムシャフト、最適化された吸排気ポート、コンプレッサーホイールとターボチャージャーハウジングの改良によって、より迅速かつ効率的なレスポンスを実現している。専用開発された「MAYBACHモード」がDYNAMIC SELECTに設定されており、究極の乗り心地を追求するセッティングを呼び出すことができる。

全モデルに後輪操舵システム「リア・アクスルステアリング」を採用し、約60km/h未満ではリアホイールをフロントと逆方向に最大約10度操舵して小回り性能を高め、約60km/hを超えるとフロントと同方向に最大3度操舵することで中高速域での安定性を確保する。大型ボディとAWDという条件でありながら、小回り性能を犠牲にしないメルセデスの美徳を維持している点は特筆に値する。

サスペンション・乗り心地|路面を予測する知能的な足回り:

新型マイバッハ Sクラスには、モデルによって異なる高度なサスペンションシステムが搭載される。「Mercedes-Maybach S 580(ISG)」にはフルアクティブサスペンション「E-ACTIVE BODY CONTROL」を採用。AIRMATICのシステムをベースに4輪それぞれに48V対応のアクチュエーターを追加し、スプリングレートとダンパーの減衰力を個別制御する。ステレオカメラで前方の路面状況をモニターする「ロードサーフェススキャン」により、あらかじめダンパーの減衰力を演算・準備してフラットな乗り心地を実現するとともに、コーナリング時のロールを抑制する「CURVEダイナミックカーブ機能」も搭載する。

「Mercedes-Maybach S 680」にはインテリジェントダンパーを備えたAIRMATICサスペンションを装備。前方の路面のくぼみやスピードバンプを検出すると事前に減衰力を調整する仕組みで、検出情報は最大14日間メルセデス・ベンツ・インテリジェントクラウドに保存され、Car-to-X通信を通じて同じ道路を走る他のメルセデス車へとリアルタイムで共有される。これにより自車のセンサーが直接検知できない先の路面状況にも事前対応できる、コネクテッドサスペンションが実現している。

MB.OS・MBUX・安全装備|次世代インテリジェントエコシステム:

新型メルセデス・マイバッハ Sクラスは、マイバッハとして初めてメルセデス・ベンツが自社開発したオペレーティングシステム「MB.OS」と第4世代「MBUX」を搭載する。MB.OSはインフォテインメントから運転支援、ドライビングパフォーマンスに至るまで車両の全機能を統合し、OTA(Over-The-Air)による無線アップデートを通じて車両ソフトウェアを継続的に進化させることができる。これにより購入後も最新の機能を享受し続けられる「生きたクルマ」という新たな体験が生まれた。

第4世代MBUXのナビゲーションはGoogle Mapsをベースとしており、メルセデス・ベンツとGoogleのパートナーシップのもとで開発された先進的なソリューションだ。MBUXバーチャルアシスタントにはChatGPT-4o、Microsoft Bing、Google Geminiという複数のAIシステムが統合されており、友人と会話するような複数ターンにわたる自然な会話が可能で、短期記憶機能により以前のやり取りを踏まえた対話を実現する。MBUXゼロレイヤー上では「生きている」アバターとして表示され、ローズゴールド仕上げのメルセデス・ベンツ スターが車内の特別な雰囲気を演出する。

安全装備面では、10台の外部カメラ、5台のレーダーセンサー、12台の超音波センサーで構成される運転支援システム「MB.DRIVE」が周囲状況を高精度に把握し、自動緊急ブレーキ、ストップ&ゴー対応アクティブクルーズコントロール、アクティブステアリングアシスト、レーンキープアシスト、レーンチェンジアシストなどを搭載する。ステアリングホイールには静電容量式ハンドオフ認識機能が新採用され、ステアリングに手を添えるだけで運転支援システムがドライバーを認識できる。後席コンフォートドアはアクティブブラインドスポットアシストと連動し、後方から近づく歩行者を検知するとドアの電動開閉を自動停止する安全機能も備える。さらにE-ACTIVE BODY CONTROLは、側面衝突の可能性をクルマ側が判断すると瞬時に車高を上げ、頑強な構造部分であるサイドシルで衝撃を吸収する「インパルスサイド」機能により、衝突安全性にも貢献する。

後席コンフォートドア|優雅な乗降を実現する電動開閉機能:

新型マイバッハ Sクラスでは、後席ドアの電動開閉機能「後席コンフォートドア」を標準装備した。ベースのSクラスからホイールベースを延長したことでリアドアが大きく重くなっているが、この機能によって傾斜のある路面でも容易に開閉できる。開閉方式はルーフライナーに設置したプッシュスイッチ、MBUXディスプレイからの操作、車外ドアハンドルのセンサー部に触れる方法など複数に対応しており、乗降という日常的な動作をまるでホテルのドアマンが応対するような優雅な儀式へと昇華させた。

MANUFAKTUR Made to Measure|究極のパーソナライゼーション:

新型メルセデス・マイバッハ Sクラスから初導入された「MANUFAKTUR Made to Measure」は、従来のMANUFAKTURプログラムをさらに超えた真のビスポーク領域のカスタマイズを可能にする特別プログラムだ。専門コンサルタントによる1対1のコンサルテーションを通じ、外装色は100色以上(過去のメルセデス・ベンツ名車と同じカラーも含む)、インテリアカラーはPANTONEのポートフォリオに基づく400色以上、ステッチカラーは80色以上から選択できる。ヘッドレストクッション、フロアマット、シートクッションへの希望文字やロゴの刺繍、イルミネーテッドステップカバーのイルミネーションカラー選択(70色以上)にも対応する。さらに既存の選択肢を超えるビジョンについても技術的実現可能性を確認しながら専門家が丁寧に対応する、まさに世界に1台だけの一台を生み出す仕組みとなっている。新ビジュアライザーを使えば選択した色・素材・ディテールをリアルタイムで画面上に再現できるため、オーダーの楽しさ自体も大きく向上した。

ボディサイズ:

新型メルセデス・マイバッハ Sクラスのボディサイズは、全長5,469mm×全幅1,921mm×全高1,510mm、ホイールベース3,396mmとなっている。先代モデル(全長5,465mm×全幅1,915mm×全高1,495mm、ホイールベース3,365mm)と比較すると全長4mm・全幅6mm・全高15mm・ホイールベース31mmのそれぞれ拡大となり、さらに広大な室内空間が確保されている。ベースとなるメルセデス・ベンツ Sクラス ロングモデル(全長5,289mm、ホイールベース3,216mm)と比較するとホイールベースで180mm長く、そのゆとりがすべて後席の快適性向上に注ぎ込まれている点にマイバッハのこだわりが凝縮されている。

ホイールベース差(対Sクラス ロング)=3,396mm−3,216mm=180mm

価格・発売日:

新型メルセデス・マイバッハ Sクラスの日本市場における価格は以下のとおりだ。

  • Mercedes-Maybach S 580(ISG):3,415万円
  • Mercedes-Maybach S 680:3,934万円

メルセデス・ベンツブランドの最上位モデル「S 580 4MATIC long」の価格が約2,365万円であることを考えると、マイバッハ仕様のプレミアムとして約1,000万円〜1,570万円が上乗せされていることになる。それでもロールス・ロイスやベントレーの同クラスモデルと比較すると現実的な価格帯であり、最高峰の乗り心地と先進技術を求めるユーザーにとって有力な選択肢となっている。日本での発売開始日は2026年9月15日で、全国のメルセデス・ベンツ正規販売店ネットワークを通じて購入できる。

まとめ|マイバッハ史上最大の進化が示すもの:

2026年型メルセデス・マイバッハ Sクラスのマイナーチェンジは、単なる部分改良の枠を大きく超えた刷新だ。約2,700点もの部品を刷新しながら、MB.OSという自社開発OSによってクルマ全体を1つのインテリジェントなエコシステムへと統合した点は、自動車の新しいあり方そのものを示している。伝統的なクラフトマンシップによるラグジュアリーと、生成AIや先進運転支援システムを含む最新デジタルテクノロジーが高次元で融合したこのモデルは、超高級サルーン市場における新たなベンチマークとなるだろう。「究極の洗練されたラグジュアリー」を追求するマイバッハのDNAが、最新技術とともに現代に再定義された一台といえる。

参考情報:メルセデス・ベンツ日本プレスリリース

https://media.mercedes-benz.jp/download/1d783dab-2fa8-4258-ad44-d1307a0d84eb/20260915_%E6%96%B0%E5%9E%8B%E3%83%A1%E3%83%AB%E3%82%BB%E3%83%87%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%83%90%E3%83%83%E3%83%8Fs%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%82%92%E7%99%BA%E5%A3%B2_fnl.pdf

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この記事を書いた人

KAZUのアバター KAZU 編集長

自動車専門メディア『最新自動車情報』編集長のKAZU。IT企業から独立後、自動車専門サイト『最新自動車情報』を立ち上げ、編集長として12年間運営に携わってまいりました。これまでに、新車・中古車、国産車(日本車)から輸入車(外車)まで、あらゆるメーカーの車種に関する記事を6,000本以上執筆。その経験と独自の分析力で、数々の新型車種の発表時期や詳細スペックに関する的確な予測を実現してきました。『最新自動車情報』編集長として、読者の皆様に信頼性の高い最新情報、専門的な視点からの購入アドバイス、そして車(クルマ)の奥深い魅力をお届けします。後悔しない一台選びをしたい方、自動車業界のトレンドをいち早く知りたい方は、ぜひフォローをお願いいたします。

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