ダイハツは新型アトレーワゴンのマイナーチェンジを行い2017年11月13日に発売した。同日に新型ハイゼットカーゴもマイナーチェンジを行い発売を開始する。今回のマイナーチェンジで新型タント/ タントカスタム 、新型ミライースに搭載された先進技術「スマートアシストⅢ」を採用する。(世界最小の「小型ステレオカメラ」を採用。)スマートアシストⅢはJMCPN 予防安全性能アセスメントにおいて「ASV++」を獲得している。
アトレーワゴンについて
ダイハツの軽1BOXである。ハイゼットカーゴと基本構造を同一である。
現在は5代目
2005年5月 フルモデルチェンジ
2007年9月 マイナーチェンジ フロント周りを一新し、インパネは専用の2トーン仕様に変更。その後一部改良を繰り返し行なっている。
新型 アトレーワゴンについて
LEDヘッドライト、LED フォグランプ、新意匠のメッキフロントグリル、フロントバンパー、リアバンパー、リアコンビランプの変更などを行う。プレミアムシャインブラックを中心に、メッキやシルバー塗装による加飾で上質感あるインパネに変更。シート表皮はインパネと統一感ある黒基調とし、質感を向上し先進的で上質な意匠の自発光式メーターを採用。
間口が広く使いやすい助手席トレイ/センタートレイ、メッシュ形状に変更したことで置いたものが一目でわかるオーバーヘッドシェルフ、マルチユーティリティフックを新たに採用し、使い勝手を向上。紫外線、赤外線、花粉などを防ぎ、快適性を高める「ビューティーパック」をメーカーオプションで設定した。新エコアイドル(アイドリングストップ機能)を搭載。
今回のマイナーチェンジで新型タント/ タントカスタム 、新型ミライースに搭載された先進技術「スマートアシストⅢ」を採用する。(世界最小の「小型ステレオカメラ」を採用。)スマートアシストⅢはJMCPN 予防安全性能アセスメントにおいて「ASV++」を獲得している。
エンジンに変更はなし、しかし新エコアイドル(アイドリングストップ機能)搭載により燃費向上を果たしJC08モード燃費14.8km/L→15.2km/Lとなる。
スペック | 新型アトレーワゴン |
---|---|
全長 | 3,395mm |
全幅 | 1,475mm |
全高 | 1,875mm |
ホイールベース | 2,455mm |
エンジン | 直3 DOHC 660ccターボ |
最高出力 | 47kW (64PS)/6,400rpm |
最大トルク | 92Nm (9.4kgm)/ 3,200rpm |
駆動方式 | 2WD/4WD |
JC08モード燃費 | 15.2km/L |
車両重量 | 1,000-1,060kg |
新型アトレーワゴン ボディカラー 全7色について
タングステングレーメタリック
ブライトシルバーメタリック
ブラックマイカメタリック
ホワイト
プラムブラウンクリスタルマイカ(新規設定)
パールホワイトⅢ
アーバンナイトブルークリスタルメタリック
先進技術「スマートアシストⅢ」を搭載
旧型のスマートアシストIIではJNCPN予防安全評価最高ランク獲得している。今回のマイナーチェンジで新型タント/ タントカスタム 、新型ミライースに搭載された先進技術「スマートアシストⅢ」を採用する。
(世界最小の「小型ステレオカメラ」を採用。)
スマートアシストⅢはJMCPN 予防安全性能アセスメントにおいて「ASV++」を獲得している。
■衝突警報機能/衝突回避支援ブレーキ機能(対車両、対歩行者)
①衝突警報(対車両、対歩行者)
走行中に前方の車両や歩行者をカメラが検知し、衝突の危険性があると判断した場合、ブザー音とメーター内表示でお知らせします。
②一次ブレーキ(対車両、対歩行者)
衝突の危険があるとシステムが判断した場合、自動的に弱いブレーキ(一次ブレーキ)をかけ、運転者に衝突回避を促します。
③被害軽減ブレーキアシスト(対車両、対歩行者)
一次ブレーキ機能が作動している時にドライバーがブレーキを踏むと、ブレーキアシストが作動し、ブレーキ制動力を高めます。
④緊急ブレーキ(対車両、対歩行者)
衝突が避けられないとシステムが判断した場合、強いブレーキ(二次ブレーキ)で減速。衝突を回避したり、被害を軽減します。
■車線逸脱警報機能
走行中、ウインカーなしで車線からはみ出しそうになると、ブザー音とメーター内表示でドライバーに警告し、操作を促します。
■先行車発進お知らせ機能
停止時に先行車が発進したことに気づかず、発進しなかった場合にブザー音とメーター内表示でお知らせします。
■AT誤発進抑制制御機能
①前方誤発進抑制制御機能
ステレオカメラにより、前方4m以内に車両や壁などの障害物を検知している時に、シフトポジションを「前進」にしたままアクセルペダルを踏み込んだ場合、エンジン出力を制限することで、急発進を抑制します。
②後方誤発進抑制制御機能
リアバンパーに内蔵されたソナーセンサーにより、後方2~3m以内に壁などの障害物を検知している時に、シフトポジションを「後退」にしたままアクセルペダルを踏み込んだ場合、エンジン出力を制限することで、急発進を抑制します。
■ハイビームアシスト
ステレオカメラが対向車のヘッドランプなどの明るさを検知し、自動でハイビームとロービームを切り替えます。これにより、切り替え操作なくハイビームでの走行が可能になり、街灯の少ない道路でも安心して夜間の走行ができます。
「スマートアシストⅡ」「スマートアシストⅢ」の違いについて
機能システム | スマートアシストⅡ | スマートアシストⅢ |
---|---|---|
方式 | レーザーレーダー+単眼カメラ | ステレオカメラ |
自動ブレーキ 歩行者 | – 警告のみ(50km/h以下) |
○ (50km/h以下) |
自動ブレーキ 衝突回避 |
○ (20km/h以下) |
○ (30km/h以下) |
自動ブレーキ 被害軽減 |
○ (30km/h以下) |
○(80km/h以下・ 対歩行者 50km/h以下) |
誤発進抑制 前方/後方 | ○ | |
車線逸脱警報 | ○ | |
先行者発進お知らせ | ○ | |
オートハイビーム | – | ○ |
ダイハツニュースリリース
https://www.daihatsu.com/jp/news/2017/20171113-1.pdf
ダイハツ スマートアシストⅢ
https://dport.daihatsu.co.jp/information/sumaashi/
アトレーワゴン