ランドローバーが新型「ディフェンダー」改良を行い2021年モデルを2020年9月8日発表した。
新型 ディフェンダー 2021年モデル
新たにDefender P400eと呼ばれPHEVモデルをラインナップ、強力な2.0リッター4気筒ガソリンエンジンと電気モーターを組み合わせて、合計398 hpを実現します。これにより、P400eはかなりの5.4秒で60 mph(96 km / h)に到達し、最高速度は130 mph(209 km / h)になります。オフローダーは、27マイル(43 km)にわたって全電気モードで運転することもできます。
Land Rover Defender P400eモデルには、20インチの合金ホイール、電子式エアサスペンション、および車両の左側にある充電ポートが標準装備されています。5シート構成と6シート構成で利用できます。
ランドローバー 新型 ディフェンダーについて
ランドローバーはディフェンダーのフルモデルチェンジを行い日本では2020年4月9日発売を開始。新型ディフェンダーは「5+2シート」が利用可能な「Defender110」の構成は「Explorer」「Adventure」「Country」「Urban」の4つの異なるアクセサリパックで発売。更に、170種類のアクセサリーから選択可能。「Defender 90」や多用途性と耐久性の高い商用モデルもラインナップ。
世界で最も技術的に進歩したオフロード車として開発。新しいボディ構造とまったく新しいテクノロジーと実績のあるハードウェアを組み合わせた。
新しいD7xアーキテクチャに基づいて軽量オールアルミニウムモノコック構造「オールアルミニウムD7xプラットフォーム」を採用。従来のフレーム上のボディデザインの3倍の剛性となる。完全に独立したサスペンションを採用。
エクステリアはスクエアホイールアーチと新しいLEDヘッドライトと垂直テールライトによって、タフさと高級感を出した。18インチの白塗装プレススチールリムから22インチのルナ合金まで、12種類のホイールデザインを選択できる。
インテリアにはデジタルインストルメントパネル、中央のタッチスクリーンには、「次世代 Land Rover Electronic Vehicle Architecture(EVA 2.0を搭載したヘッドアップディスプレイ)」を搭載。
フロントロウセンターシート(ジャンプシート)は「First Edition Defender 90」では標準、「Defender 110」ではオプションとなる。「Defender 110」は5、6人または5 + 2の座席。「Defender 90」は6人乗り、6座席である。
3つのインテリアカラーの組み合わせと異なるインテリア仕上げオプション。「S」および「SE」トリムにはグレインレザーと耐久性のある堅牢なテキスタイルを組み合わせ。「HSE」モデルは、ハイグレードのウィンザーレザーを提供。、ディフェンダーXは、ウィンザーレザーとスチールカットプレミアムテキスタイルアクセントを組み合わせて、耐久性を強化。
「Defender 110」 地上高291 mm、アプローチ、ブレークオーバー、およびデパーチャーアングル(けん引アイカバーを外したオフロードの高さ)がそれぞれ 38、28、40度。最大牽引能力は3,720 kg。最大積載量900kg、最大ルーフ静荷重300kg、最大ルーフ動荷重168kg、最大渡河水深900mm。
ランドローバー 新型 ディフェンダー 搭載エンジンについて
P300(日本導入モデル) 2.0L 4気筒 ターボチャージャー付きガソリンエンジン、最高出力296hp(300 PS)、7.7秒の0-60 mph時間を可能にします(8.1秒で0-100 km/h)8スピードZFオートマチックトランスミッションとツインスピードトランスファーボックスの組み合わせ。
P400 3.0L 6気筒 ツインスクロールターボチャージャーの48V マイルドハイブリッド(MHEV)最高出力395 hp(400 PS)最大トルク406 lb-ft(550 Nm)5.8秒で0から60 mph(0-100 km/h6.1秒)。8スピードZFオートマチックトランスミッションとツインスピードトランスファーボックスの組み合わせ。
D200 最高出力197hp(200 PS)、D240 最高出力237hp(240 PS)来年、プラグインハイブリッドパワートレインがラインナップされる。
ランドローバー 新型 ディフェンダー 日本モデル スペック
スペック | DEFENDER 90 | DEFENDER 110 |
---|---|---|
全長 | 4,583mm | 5,018mm |
全幅 | 2,008mm | |
全高 | 1,974mm | 1,967mm |
ホイールベース | 2,587mm | 3,022mm |
モデル | P300 | |
エンジン | 2.0L直列4気筒ガソリンターボ | |
最高出力 | 221kW(300ps)/5,500rpm | |
最大トルク | 400Nm/1,500-4,000rpm | |
トランスミッション | 8AT | |
駆動方式 | AWD(4WD) | |
0-100km/h加速 | 8.0秒 | 8.1秒 |
乗車定員 | 5名 | 5/7名 |
価格 | 4,990,000円〜 7,390,000円 |
5,890,000円〜 8,200,000円 |
ランドローバー 新型 ディフェンダー 運転支援システムについて
運転支援システムには、「アダプティブクルーズコントロール」「リアプリコリジョンモニター」「リアトラフィックモニター」「クリア出口モニター」「緊急ブレーキ」「レーンキープアシスト」「交通標識認識」「ドライバー状態モニター」などを採用。
ランドローバー 新型 ディフェンダー グレード
Defender、Defender S、Defender SE、Defender HSE、Defender X、Defender First Edition。
Defender 90 価格 グレード
モデル | 価格(10%) |
---|---|
DEFENDER | 4,990,000円 |
DEFENDER S | 5,820,000円 |
DEFENDER SE | 6,480,000円 |
DEFENDER HSE | 7,300,000円 |
DEFENDER FIRST EDITION | 7,390,000円 |
Defender 110 価格 グレード
モデル | 価格(10%) |
---|---|
DEFENDER | 5,890,000円 |
DEFENDER S | 6,630,000円 |
DEFENDER SE | 7,320,000円 |
DEFENDER HSE | 8,120,000円 |
DEFENDER FIRST EDITION | 8,200,000円 |
ランドローバー 新型 ディフェンダー 過酷なテスト走行について
フルモデルチェンジに向けて、数多くのテストを行い、テスト走行距離が120万kmに到達し、開発の節目を迎える。新型「ディフェンダー」には地球上で最も過酷といわれる環境で4万5000項目ものテストを実施。50度の高温にもなる砂漠からマイナス40度の北極圏、米国コロラド州ロッキー山脈の1万フィートという環境にまで至る。強靭なラダーフレームのシャシとアルミニウムボディを採用。エクステリアデザインはキープコンセプトではあるが現代的なデザインを多く取り入れている。
ランドローバー ディフェンダーについて
イギリス・ランドローバー社が1948年から製造していた四輪駆動車ランドローバー・シリーズを1990年に改良した時点で付けられた車名である。強靭なラダーフレームのシャシとアルミニウムボディを採用し、各国の軍用車両や警察、消防車両などに多数採用されている。
1990年、ランドローバー・90/110はランドローバー・ディフェンダーとなった。1989年にディスカバリーが発売、混乱を避けるための変更であった。
2013年10月、最新の衝突安全基準や排ガス規制に対応することが難しくなったという理由により2015年12月20日を持って生産終了とされることがアナウンスされ、67年間の歴史に幕を下ろすこととなった。
今後新しい情報が入り次第お伝え致します。
ランドローバーニュースリリース
https://pr.jlrj.jp/press/show/5457/land-rover
https://pr.jlrj.jp/press/show/5936/land-rover
https://pr.jlrj.jp/press/show/6524/land-rover
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