トヨタがコンパクトSUV「ライズ(RAIZE)」の一部改良モデルを2026年11月16日(月)に発表・発売する予定です。今回の改良では、新たに特別仕様車「ライズ Z POWERFUL(パワフル)」が設定されることが大きな注目ポイントとなっています。兄弟車であるダイハツ「ロッキー」、スバル「レックス」も同時に改良される見込みで、2027年モデルとして商品力を大幅に高めてきました。
この記事では、新設定される特別仕様車「Z POWERFUL」の装備内容や価格、改良モデルの変更点、新ボディカラーまで、最新情報を分かりやすくまとめてご紹介します。

トヨタ新型ライズ 特別仕様車「Z POWERFUL」とは?
ライズは、2016年まで販売されたトヨタ「ラッシュ」の後継モデルとして、2019年11月に登場したコンパクトSUVです。2021年にはハイブリッド車も追加され、軽快な走りと優れた使い勝手で人気を集めてきました。

今回の改良で新設定される「Z POWERFUL(パワフル)」は、最上級グレード「Z」をベースにした特別仕様車です。最大の特徴は、随所にブラックアクセントを取り入れた専用装備により、引き締まったスタイリッシュな印象へと仕上げられている点にあります。ガソリン車とハイブリッド車のそれぞれに設定されるため、幅広いユーザーが自分好みのパワートレインで選べるようになっています。
特別仕様車「Z POWERFUL」の専用装備
「Z POWERFUL」は、最上級グレード「Z」の充実装備をベースにしながら、以下のブラック塗装による専用装備が与えられます。
- アウタードアハンドル(ブラック塗装)
- サイドミラー(ブラック塗装)
- シャークフィンアンテナ(ブラック塗装)
- 195/60R17タイヤ&17×6Jアルミホイール(ブラック塗装/5穴)
- 専用ブラックガーニッシュパーツ(ディーラーオプションにて設定)
ボディ各所のパーツをブラックで統一することで、標準車にはない精悍でワイルドな雰囲気を演出。さらにディーラーオプションの専用ブラックガーニッシュカスタムパーツを組み合わせれば、よりカスタム感の高い個性的な一台に仕上げることができます。
特別仕様車「Z POWERFUL」のグレード構成
特別仕様車「Z POWERFUL」は、ライズにラインナップされる全てのパワートレインで選択できるのが大きな魅力です。標準グレードの構成に変更はなく、各パワートレインの最上位に「Z POWERFUL」が追加される形となります。
【2027年モデル 改良型ライズ グレード構成一覧】
1.2Lガソリン(2WD)
- X/G/Z
- 【NEW】特別仕様車 Z POWERFUL
1.0Lガソリンターボ(4WD)
- X/G/Z
- 【NEW】特別仕様車 Z POWERFUL
1.2L HEV(ハイブリッド・2WD)
- HEV G/HEV Z
- 【NEW】特別仕様車 HEV Z POWERFUL
トヨタ新型ライズの価格は?
今回の改良により、ライズの価格はアップする見込みです。高められた機能性や充実した標準装備を反映し、アップ幅は10万円ほどとされています。
【参考:現行ライズの価格】
1.2Lガソリン(FF)
- X:180万700円
- G:195万8000円
- Z:215万2000円
ライズハイブリッド(1.2L HEV/FF)
- G HEV:226万3000円
- Z HEV:244万2000円
1.0Lガソリンターボ(4WD)
- X:207万9000円
- G:223万5000円
- Z:241万3000円
新設定される特別仕様車「Z POWERFUL」は、ベースとなる「Z」グレードから10万円ほどのアップになると見られます。ブラック専用装備による特別感を考えれば、十分に魅力的な価格設定といえそうです。
改良型ライズ(標準車)の主な変更点
特別仕様車の追加だけでなく、標準車にも数多くの改良が施され、商品力が大きく向上しています。主な変更点は以下の通りです。
装備の充実
- 「ナビレディパッケージ」(バックカメラ、ステアリングスイッチ)を全車標準装備化
- 運転席・助手席シートヒーターを全車標準装備化(X・GのFF車にも採用)
- 運転席のメーター表示デザインを変更し視認性を向上
- USB Type-AをType-Cへ変更
安全装備「スマートアシスト」の進化
- 対横断自転車の検知機能を追加
- 交差点右折時の対向車線の車両の検知機能を追加
- 右左折時の対向方向から来る横断歩行者の検知機能を追加
- 対歩行者への最高速度条件を60km/hから80km/hに変更
- ACC(アダプティブクルーズコントロール)の先行車検知距離・精度を改善し、より滑らかな挙動を実現
内装の質感アップ
- サイドレジスターリング(エアコン吹き出し口)の加飾を、G・Zグレードで「レッド×シルバー」から「レッド×ガンメタリック」へ変更
廃止される装備
- メーカーオプション「スマートパノラマパーキングパッケージ」を廃止(選択ユーザーが少なかったため)
このほか、サイバーセキュリティやOBFCM(車載式燃料等測定装置)、タイヤ単体騒音規制、車外騒音規制などの各種法規制にも対応しています。
新設定・廃止されるボディカラー
改良型ライズでは、ボディカラーのラインナップも大きく見直されました。モノトーン8色、ブラックルーフの2トーン4色の計12色が設定されます。
【新設定カラー】
- グレイッシュオリーブメタリック(モノトーン/2トーン設定)
- レイクブルーメタリック(モノトーン/2トーン設定)
- クロームグレーメタリック(モノトーン)
- フォレストカーキメタリック(モノトーン/2トーン設定)
※2トーンはブラックマイカメタリックルーフとの組み合わせ
【廃止されるカラー】
- ターコイズブルーマイカメタリック
- スムースグレーマイカメタリック
- ナチュラルベージュマイカメタリック
※各カラーを含む2トーンも廃止
なお、ライズの登場当初からイメージカラーとして親しまれてきた「ターコイズブルーマイカメタリック」が廃止となる点は、ファンにとって少々衝撃的な変更といえるかもしれません。
トヨタ新型ライズのパワートレインとスペック
ライズには、ガソリン車とハイブリッド車が用意され、走行シーンに応じた選択が可能です。
- 直列3気筒1.2Lガソリン:最高出力87ps/11.5kgm、駆動方式FF
- 直列3気筒1.0Lガソリンターボ:最高出力98ps/14.3kgm、駆動方式4WD
- eスマートハイブリッド(1.2Lエンジン+モーター):システム出力106ps/17.3kgm、駆動方式FF
トランスミッションには、ギヤを組み込むことで伝達効率を高めた世界初の「パワースプリット技術」を採用する最新の「D-CVT」を搭載。低速域でのパワフルでスムーズな加速と、高速域での低燃費かつ静かな走りを両立しています。
【燃費(WLTCモード値)】
- 1.2Lガソリン(FF):20.7km/L
- 1.0Lターボ(4WD):17.4km/L
- 1.2ハイブリッド(FF):28.0km/L
ハイブリッド車では28.0km/Lという優れた燃費性能を実現しており、経済性を重視するユーザーにも魅力的な選択肢となっています。
まとめ:特別仕様車「Z POWERFUL」で個性を楽しむ
今回のトヨタ新型ライズの改良は、特別仕様車「Z POWERFUL」の追加を目玉としながら、安全装備の進化、標準装備の充実、新ボディカラーの設定など、全方位で商品力を高める内容となっています。
ブラックアクセントで精悍にまとめた「Z POWERFUL」は、標準車とは一味違う個性を求めるユーザーにぴったりの一台。ガソリン・ハイブリッドの両方で選べる点も見逃せません。2026年11月16日の発売が待ち遠しいモデルです。
購入を検討している方は、ベースの「Z」グレードとの価格差や装備内容を比較しながら、自分のライフスタイルに合った一台を選んでみてはいかがでしょうか。

