ホンダは2026年10月6日、コンパクトSUV「WR-V(海外名:エレベイト/ELEVATE)」のビッグマイナーチェンジモデルを発表しました。「マイナーチェンジとは思えない」ほどの大幅アップデートが施され、エクステリアデザインの刷新から快適装備の充実まで、商品力が大きく引き上げられています。
この記事では、改良された新型WR-Vのスペック、燃費、安全装備、価格、発売日まで、最新情報をわかりやすく徹底的にご紹介します。購入を検討している方や、ヴェゼルとの違いが気になる方はぜひ参考にしてください。
新型WR-Vの変更点まとめ、さらにタフになった外装デザイン、快適性が大幅に向上した内装、スペックと走行性能、燃費性能、安全装備、ボディサイズとヴェゼルとの比較、グレードと価格、そして気になる発売日について順番に解説していきます。
【最新情報】新スタイルでリフレッシュ!ホンダ「新型WR-V」改良発表
ホンダWR-Vは、ブランドのコンパクトSUVとして2024年3月に日本で新設定されたモデルです。インドでは「エレベイト(ELEVATE)」のモデル名で生産・販売されており、車名の「WR-V」は「Winsome Runabout Vehicle(ウィンサム ランナバウト ビークル)」の頭文字を組み合わせたものです。

今回の改良では、新しいエクステリアデザインを採用し、よりSUVらしいタフなスタイルへと進化。さらに内外装をブラックで引き締めた特別仕様車「ブラックスタイル」も設定され、選択肢が広がりました。

改良された新型WR-Vは、生産拠点であるインドでワールドプレミアされ、日本への導入も予定されています。インド仕様はとくに大胆な変更が加えられており、「良い意味でやり過ぎ」と評されるほど、BセグメントコンパクトSUVの枠を超えた充実ぶりとなっています。
ホンダ新型WR-Vの【変更点まとめ】
今回の改良を含むこれまでの主な変更点を時系列で整理すると、以下のようになります。
今回の最新の変更点としては、新しいエクステリアデザインの採用が最大のトピックです。フロントグリルのデザイン変更、3連LEDポジションライトの追加、リアのLEDバー採用など、顔つきが大きく生まれ変わりました。

2025年7月の変更では、特別仕様車「ブラックスタイル」の設定、「Z+」「Z」グレードのインパネ下部とリアドアへのソフトパッド追加、「Z+」内装へのブラウンのフルプライムスムースシート採用、ボディカラー「オブシダンブルーパール」の新設定が行われました。
2024年3月の新設定時には、ブランドの新しいエントリーSUVとして、新世代デザイン、10.25インチタッチインフォテインメントシステム、7インチデジタルメーター、CVTのステップシフト制御、安全システム「ホンダセンシング」の搭載が特徴となっていました。
さらにタフ!ホンダ新型WR-Vの外装(エクステリア)デザイン
新型WR-Vの外装は、新しいデザインを採用することで、従来のスポーティさにSUVらしい力強さがプラスされました。

フロントでは、ブランドエンブレムをグリル内からボンネット上へ移動させることで大型グリルの押し出し感をアップ。堅牢な印象を高める3連LEDポジションライト(水平基調の3灯式LEDライトバー)を採用し、フォグランプ周辺にはボディ同色を取り入れることで洗練された仕上がりとなっています。

インド仕様では、グリルがZR-Vのようなハニカムメッシュグリルへと変更され、「TRAIL SPORT(トレイルスポーツ)」を連想させるアウトドアテイストの強いデザインに刷新されています。

足元のアルミホイールも、切削光輝+グロスブラックのデュアルトーン16インチアルミホイールへと変更され、都会的でありながらラギッドな印象を与えるオフロードテイストを演出しています。

リアでは、左右のテールランプをLEDバーで接続する「センター非直結式の一文字テール」を採用。従来の逆「L」字型から、ヴェゼルのような先進的でワイド感を強調したデザインへと進化しました。


最新装備!ホンダ新型WR-Vの内装(インテリア)デザイン
今回のマイナーチェンジで最も進化したと言えるのが、快適性を大きく向上させたインテリアです。BセグメントコンパクトSUVの立ち位置を超えた、上位モデルのヴェゼルやZR-Vにも設定されていないような快適装備が充実しています。

運転席は、高いアイポイントによる見晴らしの良い視界と、操作しやすいステアリングやペダル配置によるセダンライクな運転姿勢を両立。運転席の前方見下げ角を大きくすることで車両前方の距離感がつかみやすく、助手席側のフロントフードの端が見えるよう形状を工夫するなど、運転のしやすさが追求されています。
装備面では、ホンダコネクトに対応する10.25インチタッチインフォテインメントシステム(インド仕様では8スピーカーオーディオシステムも採用)、7インチTFT液晶メーターとアナログスピードメーターを組み合わせたメーターを採用。さらにインド仕様では、ワイヤレス充電(置くだけ充電)、電動パーキングブレーキ(EPB)+オートブレーキホールド(ABH)、電動パワーシート、シートベンチレーション(前席・後席)、後席用USB Type-C(2口)、そして日本向けホンダ車では珍しいサンルーフまで搭載されるなど、装備が大幅に強化されています。

後席は、一クラス上のゆとりある空間を目指して頭上空間を確保。ドアライニング下部や前席シートバックの形状を工夫することで乗り降りしやすく、ゆとりある足元空間を実現しています。エアコンの風を後席へ届けるリアベンチレーションも全タイプに標準装備され、後席の快適性が高められています。
荷室は、壁面をフラットに近い形状にしたり床下収納を設けたりすることで、クラストップレベルとなる458Lの容量を実現。多様なニーズに応える広々とした室内空間が魅力です。
軽快!ホンダ新型WR-Vのスペック、走行性能は?
新型WR-Vのパワートレインは、直列4気筒1.5Lガソリンエンジン(i-VTEC)です。出力は118ps/14.5kgm(インド仕様では約119〜121bhp)を発揮し、コンパクトSUVを軽快に加速させます。トランスミッションはCVT、駆動方式はFF(前輪駆動)となります。
エンジンマウント類の配置やサイズの最適化により振動を低減し、遮音・吸音対策によってロードノイズも抑制。i-VTECエンジンの気持ちの良いサウンドを楽しみながら、静かで快適な室内空間を実現しています。
組み合わせるCVTには、ドライブ・バイ・ワイヤとCVTの協調制御「G-design Shift」を採用し、リニアな加速フィールを追求。加速時・減速時のステップシフト制御によって、さまざまな走行シーンで心地よく安心感のある走りを提供します。
走り両立!ホンダ新型WR-Vの燃費は?
新型WR-Vの燃費は、1.5LガソリンFFでWLTCモード16.4km/Lとなっています。コンパクトSUVとして実用的な数値です。
上位SUVのヴェゼルは1.5Lガソリン車が4WDのみで15.0km/Lとなっているのに対し、新型WR-VはFF駆動を採用することで16.4km/Lを達成。車両価格の低さとあわせて、ランニングコストの低さが大きな魅力となっています。参考までに、ヴェゼルの1.5Lハイブリッドは26.0km/Lです。
充実!ホンダ新型WR-Vの安全装備は?
新型WR-Vの安全装備には、ホンダの先進安全システム「ホンダセンシング」が採用されています。
衝突被害軽減ブレーキをはじめ、レーンキープアシスト、車線逸脱防止支援システム、アダプティブクルーズコントロール(ACC)、先行車発進お知らせ機能、オートハイビームなどに対応。安全性と快適性の両面が高められており、エントリーSUVとしては十分な装備内容となっています。
ワイド!ホンダ新型WR-Vのボディサイズは?
新型WR-Vのボディサイズは、全長4325×全幅1790×全高1650mm、ホイールベース2650mm、最低地上高195mm、最小回転半径5.2mです。

上位SUVのヴェゼル(全長4335×全幅1775×全高1590mm、ホイールベース2610mm)と比較すると、全長はわずかにコンパクトながら、全幅とホイールベースを拡大することで余裕のある室内空間を確保しています。また、最小回転半径はヴェゼルの5.3mから5.2mへと縮小され、取り回しがしやすくなっています。最低地上高195mmを確保することで、SUVらしい走破性能も両立しています。
参考としてフィット(全長3995×全幅1695×全高1515mm)と比べると、WR-Vはひと回り大きく、よりSUVらしい存在感を持っていることがわかります。
アップ!ホンダ新型WR-Vのグレード、価格は?
新型WR-Vの価格(全車1.5Lガソリン&FF)は以下のとおりです。
標準グレードは「X」が214万9400円、「Z」が239万8000円、「Z+」が254万9800円。特別仕様車は「Z ブラックスタイル」が248万3800円、「Z+ ブラックスタイル」が258万600円となっています。
今回の改良にあわせて価格はアップしますが、アップ幅はブランドのエントリーSUVとして約5万円ほどに抑えられており、200万円台前半から狙えるコストパフォーマンスの高さは健在です。ハイブリッドや4WDの設定を持たないぶん構成がわかりやすく、ホンダのSUVラインアップの中でも比較的手が届きやすい価格帯となっています。
なお、インド仕様の価格帯は約11.80〜16.80ラークとされており、装備の充実度を考えると現地でも高い競争力を持つモデルと言えます。
いつ?ホンダ新型WR-Vの発売日は?
マイナーチェンジしたホンダ新型WR-Vは、2026年10月6日にインドでワールドプレミアされ、日本への導入も予定されています。
さらに日本向けには、2026年秋〜冬頃にガソリンモデルの「TRAIL SPORT(トレイルスポーツ)」グレードが追加される予定で、水平基調の3灯式LEDライトバーが装備される見込みです。トレイルスポーツは、東京オートサロン2026でホンダが提示した新たなSUV戦略で、CR-V・ZR-V・ヴェゼル・WR-Vの4車種を対象に展開が予告されており、アウトドア志向のユーザーからの注目度も高まっています。
まとめ:エントリーSUVの枠を超えた新型WR-V
今回のホンダ新型WR-V(エレベイト)のマイナーチェンジは、単なる顔つきの変更にとどまらず、タフになったエクステリア、大幅に充実した快適装備、使い勝手の良い458Lの荷室、200万円台前半からの手頃な価格設定と、商品力が大きく引き上げられた内容となりました。
とくにインド仕様では、ワイヤレス充電や電動パーキングブレーキ、シートベンチレーション、サンルーフなど、上位モデルを凌ぐ装備が盛り込まれており、日本仕様への波及も期待されます。ハイブリッドや4WDがない分わかりやすく、ランニングコストも抑えやすいため、「コンパクトで扱いやすいSUVをお得に手に入れたい」という方にとって有力な選択肢となるでしょう。
新型ホンダWR-Vについては、今後も最新情報が入り次第、随時更新していきます。トレイルスポーツの追加や日本での正式価格など、続報にもぜひご注目ください。
ホンダ WR-V
ホンダ エレベイト

