ホンダのコンパクトSUV「WR-V」が一部改良を行い、2025年3月に実施予定です。今回の改良では、内外装の質感を向上させる変更に加え、特別仕様車「ブラックスタイル」が新設定されます。
ホンダ新型WR-V 一部改良 の概要
変更点
- 特別仕様車「ブラックスタイル」を追加
- エクステリアにブラックのアクセントカラーを採用
- 内装もブラックで統一
- Z+、Zグレードの内装色をブラックからブラウンに変更
- 新色オブシダンブルーパールを追加
ブラックスタイルの特徴
- Z+、Zグレードがベース
- サイドミラーキャップ、アウタードアハンドル、アルミホイールなどがブラック塗装仕上げ
- 価格はベースグレードに比べて10万~15万円アップ
その他
- 発売日は2025年3月
ホンダ 新型 WR-V 一部改良 2025年モデルについて
WR-Vは、2024年3月に日本に導入されたばかりですが、今回の改良でさらに魅力的になりました。力強いエクステリアデザイン、広い室内空間、最新の装備、優れた走行性能、低燃費、充実の安全装備など、多くの魅力を備えています。
- 特別仕様車「ブラックスタイル」を追加:ホイール、サイドミラー、アウタードアハンドルなどにブラックのアクセントカラーを採用し、精悍な印象に。内装もブラックで統一され、スポーティな雰囲気を高めています。
- Z+、Zグレードの内装色をブラウンに変更:従来のブラックから、温かみのあるブラウンに変更することで、より上質な空間を演出します。
- 新色オブシダンブルーパールを追加:先代ステップワゴンに採用されていたスポーティなブルーがWR-Vにも設定されます。
ホンダ 新型「WR-V」について
最新のエクステリアデザインを採用。「ヴェゼル」より小さなボディーサイズとしAセグメントクロスオーバーSUVとした。
「FIT(フィット)」のシャシーをベースにしクラス上のゆとりあるより快適で広々としたスペースも提供。
クラス最高の地上高195mmを確保。
7インチデジタルメーター、10.25インチインフォテインメントシステムを採用。
最新の運転支援システム「Honda SENSING」を採用。
「WR-V」という車名は、「Winsome Runabout Vehicle(ウィンサム ランナバウト ビークル)」の頭文字を組み合わせたものです。"Winsome"には、「楽しさ」や「快活さ」の意味があり、このクルマと毎日を楽しむことを願う気持ちが込められています。この「WR-V」は、「ヴェゼル」よりも小型のAセグメントクロスオーバーSUVとして開発されました。コンパクトなデザインとよりスポーティなスタイルで、先進的なパフォーマンスとテクノロジーを備えたモデルです。日本のライバル車種としては、「ヤリスクロス」、「ライズ」、「クロスビー」などが挙げられますが、販売台数では上位に位置する車種が相手です。日本市場ではコンパクトSUVの需要が高く、「WR-V」の投入は自然な流れと言えるでしょう。
ホンダ 新型「WR-V」エクステリアについて
「WR-V」のエクステリアは、スタイリングから安心と信頼を感じられるようなデザインとしました。高く配置したベルトラインと厚みのあるボディー造形とすることで、力強さを表現。前後ライトのデザインは、四隅に踏ん張るようなワイド感を高めるデザインとし、フロントはフルLED、リアはストップランプとテールランプにLEDを採用。これまで成功を収めてきた Honda SUV ラインを、「CR-V」「HR-V」「BR-V」などのモデルに新たに加わる。Honda SUVラインの一部として、「WR-V」は、Honda SUVの特徴である高い最低地上高、強力なエンジン性能、広々としたキャビン、洗練されたテクノロジーなどの特徴も備えています。さらに、Honda WR-V は、同クラスの他のモデルと比較して、よりスポーティなスタイルとさまざまな利点を備えた設計になっている。 さまざまな路面状況を安心して走れるよう、クラス最高の地上高195mmを確保。ちなみに同クラスの「ヤリスクロス」は地上高170mmです。
▼詳しくはこちらの記事にまとめましたので参考にしてみて下さい。
→【2023年】各社 SUVの最低地上高 まとめ
ホンダ 新型「WR-V」ボディカラー 全5色 について
イルミナスレッド・メタリック
プラチナホワイト・パール
クリスタルブラック・パール
ゴールドブラウン・メタリック
メテオロイドグレー・メタリック
ホンダ 新型「WR-V」インテリアについて
インテリアは、シンプルで水平基調のデザインとし、スイッチ類を中央に配置することで運転しやすい空間を目指しました。またメーターには、7インチTFT液晶メーターとアナログスピードメーターを組み合わせたメーターを採用。7インチTFT液晶メーターでは、スピードメーターや走行モードなどの基本情報に加え、Honda SENSINGなどの情報を見やすく表示しています。
スマートフォン接続やハンズフリー電話など、さまざまな機能を備えた10.25インチインフォテインメントシステムを採用しています。
後席は、クラス上のゆとりある空間を目指し、頭上空間の広さを確保しています。ドアライニングの下部や前席シートバックの形状を工夫することで、乗り降りがしやすく、ゆとりのある足元空間を実現しています。
エアコンの風を後席へ届けるリアベンチレーションを全タイプに標準装備、後席空間の快適性を高めました。
「WR-V」キャビンのプロポーションはスリムですが、より快適で広々としたスペースも提供。クラス最大級のヘッドルームとレッグルームを確保(荷室長 約840mm 荷室開口部幅 約1,110mm 荷室開口部高さ 約932mm)。ラゲッジルームはクラストップレベルの458リットルを収容でき、さまざまな活動にさまざまなアイテムを運ぶためのより広い貨物スペースを提供。ホンダ WR-V のキャビン シーリングは、車体パネル周辺に制振材とクローズド パネル構造を吹き付けることで静粛性を高め、外部からのほこりや不快な臭いを防ぎます。
ホンダ 新型「WR-V」快適装備について
「WR-V」には最新のHonda SENSING搭載、助手席後ろにシートバックポケット収納部があり、運転席にもあり、計6個の水筒ホルダーと2列目シートも装備。 40:60まで折りたたむことができる。RS&RSタイプのHonda SENSINGには、忘れ物などを発車前に確認するよう音声とマルチインフォメーションディスプレイで警告するリアシートリマインダーも装備しています。
ホンダ 新型「WR-V」安全装備について
最新の運転支援システム「Honda SENSING」は衝突被害軽減ブレーキのほか、車線維持支援システム(LKAS)、歩行者事故低減ステアリング、アダプティブクルーズコントロール(ACC)、先行車発進お知らせ機能、オートハイビームなどに対応することにより、安全性と快適性が高めています。
システム 装備 | WR-V |
---|---|
CMBS | ◯ (昼・夜間 歩行者 自転車) |
誤発進抑制機能 | ◯ |
近距離衝突軽減ブレーキ | ◯ |
急アクセル制御機能 | ◯ |
歩行者事故低減ステアリング | ◯ |
路外逸脱抑制機能 | ◯ |
渋滞時追従機能付き アダプティブ クルーズコントロール (ACC) | ◯ (約0km/h~) |
車線維持支援システム (LKAS) | ◯ |
先行車発進お知らせ機能 | ◯ |
標識認識機能 | ◯ |
後方誤発進抑制機能 | ◯ |
オートハイビーム | ◯ |
パーキングセンサーシステム | ◯ |
ホンダ 新型「WR-V」スペック について
「WR-V」に最初のモデルはガソリンモデルのみで「直列4気筒 1.5L 自然吸気エンジン」を採用しました。CVTは、DBWとCVTの協調制御「G-design Shift」を採用しリニアな加速フィールを追求。また、加速時や減速時のステップシフト制御を採用するなど、CVT制御をWR-V向けに最適化しています。
スペック | WR-V |
---|---|
全長 | 4,325mm |
全幅 | 1,790mm |
全高 | 1,650mm |
ホイールベース | 2,650mm |
最低地上高 | 195mm |
エンジン | 直列4気筒 1.5L 自然吸気エンジン |
最高出力 | 87kW(118ps)/ 6,600rpm |
最大トルク | 142Nm(14.5kgm)/ 4,300rpm |
トランスミッション | CVT |
駆動方式 | 2WD(FF) |
乗車定員 | 5名 |
車両重量 | 1,210kg |
最小回転半径 | 5.2m |
WLTCモード燃費 | 16.4㎞/L |
ホンダ 新型「WR-V」価格 グレード について
グレード | エンジン | トランス ミッション | 駆動 方式 | 価格(10%) |
---|---|---|---|---|
X | 直列4気筒 1.5L 自然吸気エンジン | CVT | 2WD | 2,098,800円 |
Z | 2,349,600円 | |||
Z+ | 2,489,300円 |
編集部から一言
ホンダのコンパクトSUV「WR-V」が、2025年3月に一部改良を実施。今回の改良では、精悍なブラックスタイルの追加や、Z+、Zグレードの内装色変更、新色の追加など、内外装の質感を向上させる変更が施されます。発売は2025年3月を予定。WR-Vの進化にご期待ください!
ホンダ WR-V