ホンダは「N-VAN」の一部改良を行い2021年2月5日に発売。
新型 N-VAN 一部改良について
先進の安全運転支援システム「Honda SENSING」2の全グレード標準装備にくわえ、G・Lグレードにもオートライト/オートハイビームを追加することで機能を向上。+STYLE FUNグレードにこだわりの趣味にも映える「フレームレッド」「サーフブルー」の2色を追加。
新型 N-VAN 一部改良 価格 グレードについて
グレード | エンジン | トランス ミッション |
駆動 方式 |
価格 (10%) |
---|---|---|---|---|
G | 660cc DOHC |
CVT | 2WD | 1,276,000円 |
6MT | 1,276,000円 | |||
CVT | 4WD | 1,387,100円 | ||
6MT | 1,387,100円 | |||
L | CVT | 2WD | 1,405,800円 | |
6MT | 1,405,800円 | |||
CVT | 4WD | 1,516,900円 | ||
6MT | 1,516,900円 | |||
+STYLE FUN | CVT | 2WD | 1,629,100円 | |
6MT | 1,629,100円 | |||
CVT | 4WD | 1,762,200円 | ||
6MT | 1,762,200円 | |||
+STYLE FUN ターボ |
660cc DOHC ターボ |
CVT | 2WD | 1,739,100円 |
4WD | 1,872,200円 |
新型N-VANについて
Nシリーズは現在、「N-ONE」「N-ONE Premium」「N-WGN」「N-WGNカスタム」 「N-BOX」「N-BOXカスタム」「N-BOX+」「N-BOX/」を発売しておりホンダはNシリーズのラインナップが大成功している。更なる、ラインナップとして商業バンのラインアップを増やす。
新型N-VAN パッケージングについて
バモス/アクティバンの後継であるが、最大の魅力となるセミキャブオーバー型のエンジンを荷室の床下に配置したHonda独自のMR方式を採用することでエンジンルームの分を削り、全長を伸ばすことなく室内空間を広げ荷物を多く積むことができる。しかし、今回のNシリーズとなるN-VANはFF方式を採用する。
今の自動車業界では安全性を重視する傾向もあり、ホンダとしてもFF方式に変更するものと思われる。室内空間に定評のあるホンダは独自の発想とユニークな発想で室内空間の確保とより使い勝手のいいモデルに仕上げる。
軽バン初の助手席側ピラーレスを採用。 ピラーレスの助手席側前後ドアを開けた時の開口部幅は1580mm。リアシートに加え、助手席シートもフラットに収納できるダイブダウン機能を採用。
荷室床面地上高:525mmと地面から荷室フロア面までの高さが低い。
リヤシートの背もたれを前方に倒し、助手席も倒した場合の荷室は完全フルフラット。荷室の高さ1365mm、幅1390mm、奥行きは助手席まで倒した最大で2635mm、最大積載量は350kg (一部グレード300kg) で、大きさとしては長さ380mm×幅310mm×高さ280mmのダンボールが71個、ビールケースが40個載せられるという。荷室長はセミキャブオーバー型であるためバモス/アクティバンの方が950mm長いが荷室高は165mm新型N-VANの方が長くなるので容量は減ることになるがシートアレンジや燃費面での優勢な部分が多い。旧型バモス同様にノーマルルーフとハイルーフモデルをラインアップ。
新型N-VANは商用車バンであり、4ナンバーのみ取得可能。5ナンバー軽乗用車と比べて軽自動車税の負担が軽減(自家用:10800円から5000円、営業用:6900円から3800円)され、初回の有効期限は3年間から2年間となるが2回目以降の車検は2年間と通常の軽自動車に比べコストパフォーマンスに優れている。
新型N-VAN サイズについて
スペック | 新型N-VAN | バモス/アクティバン |
---|---|---|
全長 | 3,395mm | 3,395mm |
全幅 | 1,475mm | 1,475mm |
全高 | 1,815〜1,880mm | 1,755mm |
ホイールベース | 2,520mm | 2.420mm |
荷室長 | 1630mm | 1,725mm |
荷室高 | 1,365mm | 1,200mm |
最大積載量 | FF 350kg 4WD 300kg | MR 350kg 4WD 250kg |
新型N-VANはシートレイアウトはベースとなるN-BOXでは助手席を前後に大きく動かすことができるスーパースライドシート、新型N-VANでは運転席以外をすべてフラットに収納できるようになるようだ。
2名乗車時は最大積載量は350kg。段ボール箱約71個、ビールケース約40個を積載可能だ。
新型N-VAN エンジンについて
エンジン型式をE07ZからN-WGNに採用されているS07Bに変更され、商用ユースに合わせ効率性を高めたエンジンと軽量化を行うことでJC08モード燃費17.6km/L→23.8km/Lに向上させる。更にS660と同じ6MTの搭載する。新型N-BOXと同様のエンジンだが効率性を高め、最高出力:43kW(58PS)/7,300rp→39kW(53PS)/6800rpmにダウン。最大トルク:65Nm(6.6kgm)/4,800rpm→64Nm(6.5kgm)/4800rpmにダウンさせている。
スペック | 新型N-VAN | |
---|---|---|
全長 | 3,395mm | |
全幅 | 1,475mm | |
全高 | 1,815〜1,880mm | |
ホイールベース | 2,520mm | |
エンジン | 直列3気筒DOHC 660cc i-VTECエンジン 自然吸気「S07B」型 |
直列3気筒DOHC 660cc i-VTECターボエンジン 自然吸気「S07B」型 |
最高出力 | 39kW(53PS)/ 6,800rpm |
47kW(64PS)/ 6,000rpm |
最大トルク | 64Nm(6.5kgm)/ 4,800rpm |
104Nm(10.6kgm)/ 2,600rpm |
トランス ミッション |
CVT /6MT | CVT(7スピードモード付き) +パドルシフト |
JC08モード燃費 | 18.6〜23.8km/L | 21.2km/L |
価格 | 126万7,920円〜 169万1,280円 |
1,668,600円〜 179万9,280円 |
そして、他社の自動車メーカーでも行われている、商用車に先進の安全技術搭載が話題となっておりホンダのN-VANにも運転支援システムである「Honda SENSING(ホンダ センシング)」を全車標準搭載し安全性での向上も今後図られる。
ホンダ