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【2026年7月】新型 MAZDA3 一部改良 2.5Lガソリン新設定・ディーゼル廃止・安全装備強化を徹底解説

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2026年7月、マツダは人気ミドルクラスモデル「マツダ3(MAZDA3)」の一部改良モデルを日本市場に投入します。同時に「CX-30」の改良も予定されており、マツダのラインナップが大きく刷新されます。今回の改良では新パワートレインの追加、ディーゼルエンジンの廃止、安全装備の強化、グレード体系の整理など多岐にわたる変更が行われます。この記事では、新型マツダ3の変更点・グレード・価格・スペック・装備を網羅的に解説します。

目次

新型マツダ3(2026年)の変更点まとめ

今回の一部改良における主な変更ポイントは以下のとおりです。

2026 Mazda3
2026 Mazda3

パワートレイン関連の変更

最大のトピックは、新エンジン「e-SKYACTIV G 2.5」(2.5L直列4気筒ガソリン+マイルドハイブリッド)の新設定です。これは新型CX-5にも搭載されている同一パワートレインですが、マツダ3においてはファストバックに6速MTが設定されるという点が大きな特徴です。このご時世にハッチバック×2.5L×6速MTという組み合わせは非常に希少であり、マニュアル派・走り重視のコアユーザーにとって見逃せない選択肢となります。一方、これまでラインナップされていた1.8Lディーゼルターボエンジン(SKYACTIV-D 1.8)は今回の改良で廃止となります。マツダは国内市場でもディーゼルを段階的に縮小しており、今後はマイルドハイブリッド搭載のガソリンエンジンや次世代SKYACTIV-Zエンジンへの移行が進むとみられています。なお、2.0Lガソリン(e-SKYACTIV G 2.0)は継続採用となり、セダンモデルで引き続き選択できます。

安全装備のアップデート

今回の改良では予防安全装備が大幅に強化されました。新たに「緊急時車線維持支援(ELK)」と「対向車衝突被害軽減機能(SBS)」が追加され、アダプティブLEDヘッドライト(ALH)には夜間歩行者照射機能(マーキングライト)が加わります。これらの機能により、万が一の緊急時における車両制御・衝突回避性能が一段と向上しています。

ボディカラーの変更

新色として「エアログレーメタリック」が追加される一方、「ジルコンサンドメタリック」と「セラミックメタリック」は廃止となります。

グレード体系の整理

特別仕様車を中心にグレードが大幅に整理されました。従来の「15S Black Selection」は「15S」に、「20S S Package」は「20S」に変更されます。また「15S Leather Touring Selection」「20S Touring」「20S Retro Sports Edition」は廃止となり、全体としてシンプルなラインナップ体系へと移行しています。一方で、これまで法人向けにのみ設定されていた「15C」グレードが一般市場にも開放され、標準ラインナップに加わります。

装備の一部廃止

HDMI端子、センターコンソール用パーティション、カップホルダー用・コイン入れ用の可動式アンダーフロア、ピアノブラック調オーナメントパネル(ウィンドウスイッチ周り・ドアグリップ周り)が廃止されるほか、助手席グローブボックスの素材が変更されます。利便グッズ系の装備が削減される点は留意が必要です。

グレード別価格一覧(2026年改良モデル)

セダンとファストバックは同価格設定(一部グレードを除く)となっています。

ファストバック(FASTBACK)

MAZDA3
MAZDA3 デザイン

1.5Lガソリン(SKYACTIV-G 1.5)を搭載するエントリーグレード「15C」はFF・6速AT設定で236万5,000円から購入できます。これは従来の最安グレード「15S Black Selection」(260万400円)と比べても大幅に安くなっており、マツダ3をよりリーズナブルに手にできる入口が広がっています。同じ1.5Lの「15S」は253万円です。新設定の2.5Lガソリン(e-SKYACTIV G 2.5)搭載の「25S」(ファストバックのみ)はFF・6速ATまたは6速MTで305万8,000円、上位グレード「25L」はFF・6速ATまたは6速MTで319万円、4WDは342万円となります。フラッグシップとなるSKYACTIV-X搭載の「X Touring」(4WDのみ)は407万円です。

セダン(SEDAN)

Mazda3 セダン
Mazda3 セダン

2.0Lガソリン(e-SKYACTIV G 2.0)搭載の「20S」がFF・6速ATで275万円。新設定の2.5Lガソリン(e-SKYACTIV G 2.5)搭載「25L」はFF・6速ATで319万円、4WDで342万円です。なお、2Lガソリンモデルはセダン専用となります。

メーカーオプション(EXパッケージ・レザーパッケージほか)

今回の改良では、グレードに応じて選択できるメーカーオプションも整理・更新されています。「ファストバック15S」向けのEXパッケージにはドライバーモニタリング・360度ビューモニター・IRカットガラス・スーパーUVカットガラス・ワイヤレス充電(Qi)・Apple CarPlayワイヤレス接続機能・地上デジタル・USB Type-Cポートが含まれます。「セダン20S」向けのEXパッケージにはこれらに加えて10.25インチセンターディスプレイオーディオも含まれます。「ファストバック25S」向けのEXパッケージはアダプティブLEDヘッドライト・ドライバーモニタリング・デイタイムランニングライトLEDシグネチャー・リアコンビランプLEDシグネチャーで構成されます。「ファストバック25L」および「X Touring」にはBOSEプレミアムサウンドシステムと、スムースレザーシート(バーガンディ仕上げ)・インストルメントパネル(バーガンディ仕上げ)・内ドアトリム(バーガンディ仕上げ)からなるバーガンディレザーパッケージが設定されます。

外装(エクステリア)デザイン

新型マツダ3の外観は、マツダが掲げる「魂動デザイン」を次世代へと深化させたスタイリングを採用しています。デザインコンセプトの根幹にあるのは「引き算の美学」であり、余分な装飾を極力排除したシンプルなフォルムと、光の動きによって生まれる陰影表現を組み合わせることで、生命感と上質感を両立させています。

mazda3
MAZDA3

ファストバックのデザインテーマは「色気のある塊」とされており、流れるようなルーフラインとボリューム感のあるボディが生み出す塊感が特徴です。ウインカーには「ディミングターンシグナル」を採用しており、パッと光ってジワッと消えるという独特の発光演出が、細部にまで宿る質感へのこだわりを示しています。セダンのデザインテーマは「凜とした伸びやかさ」で、水平基調の伸びやかなワンモーションの動きにより、伝統的な3ボックスセダンでありながら現代的なエレガンスを表現しています。フロントは大型グリル・薄型ワイドヘッドライト・低重心バンパーの組み合わせで存在感を強調し、リアは円形ランプを2個組み合わせた奥行き感のあるデザインとなっています。

内装(インテリア)デザイン

内装においても「引き算の美学」を徹底し、水平基調のシンプルな造形と上質な素材を組み合わせることで、運転に集中しやすい洗練された空間を実現しています。すべての操作系と情報表示がドライバー中心に左右対称に配置されており、車とドライバーの一体感を高める設計思想が貫かれています。

MAZDA3

メーターは7インチTFT液晶の3眼メーターを採用しており、その中央から真上に視線を移した先のフロントウィンドウ部には、ヘッドアップディスプレイ「アクティブ・ドライビング・ディスプレイ」が配置されます。視線移動が垂直方向だけで完結するこの設計は、わき見運転のリスクを大幅に低減しています。センターディスプレイには横長ディスプレイを採用し、コマンダーコントロールとの連携により直感的な操作を実現。マツダコネクトはシステムをゼロベースで刷新しており、起動速度・応答速度・地図描画速度がいずれも向上しています。なおApple CarPlay/Android Autoのタッチパネル操作(10.25インチセンターディスプレイ)は2025年10月の改良以降に採用されています。シフトパネルには新開発の「2層形成シフトパネル」が採用されており、カラークリア層と黒いメタリック層の2層構造により、光の当たり具合によって表情が変わる独特の仕上げとなっています。

エンジン・スペック

今回の改良後における新型マツダ3のパワートレインラインナップは以下のとおりです。

SKYACTIV-G 1.5(1.5Lガソリン)
最高出力111ps、最大トルク14.9kgm。ファストバックのみの設定で、6速AT・FF駆動となります。シンプルに日常使いを重視するユーザーに向けたエントリーモデルです。

e-SKYACTIV G 2.0(2.0Lガソリン+マイルドハイブリッド)
最高出力156ps+モーター6.9ps、最大トルク20.3kgm+モーター5.0kgm。セダンのみの設定で、6速AT・FF駆動です。マイルドハイブリッドによって燃費改善と滑らかな発進加速を実現しています。

e-SKYACTIV G 2.5(2.5Lガソリン+マイルドハイブリッド)【新設定】
最高出力178ps+モーター6.5ps、最大トルク24.2kgm+モーター6.2kgm。ファストバックはFF・6速ATまたは6速MT、4WDは6速ATのみ。セダンはFF・6速ATのみとなります。新型CX-5と同じパワートレインですが、ファストバックにおける6速MT設定がマツダ3ならではの魅力です。

e-SKYACTIV X(2.0L圧縮着火ガソリン+マイルドハイブリッド)
最高出力190ps+モーター6.5ps、最大トルク24.5kgm+モーター6.2kgm、圧縮比16.3。ファストバックのみ・4WD設定で、6速ATまたは6速MTが選択可能です。ガソリンエンジンとディーゼルエンジンの利点を融合させた独自技術「SPCCI(火花点火制御圧縮着火)」を採用しており、マツダ3ラインナップの技術的頂点に位置します。

SKYACTIV-D 1.8(1.8Lディーゼルターボ)【廃止】
最高出力130ps、最大トルク27.5kgm。今回の改良にて廃止となります。


燃費(WLTCモード)

1.5Lガソリン(SKYACTIV-G 1.5): 16.6 km/L

2.0Lガソリン MHEV(e-SKYACTIV G 2.0): 17.5 km/L

2.5Lガソリン MHEV(e-SKYACTIV G 2.5): 16.5 km/L

(新設定)2.0L SKYACTIV-X(4WD): 17.7 km/L

1.8Lディーゼル(廃止): 21.2 km/L

廃止されるディーゼルは21.2km/Lという高い燃費性能を誇っていましたが、新たに追加される2.5LガソリンMHEVは16.5km/Lを確保しています。ガソリン車としては実用十分な数値であり、動力性能と燃費のバランスが取れたパワートレインといえます。なお2022年の改良でマイルドハイブリッドを搭載した2.0Lガソリン車は従来比約0.6km/Lの燃費改善を達成しており、実燃費の面でも着実な進化を遂げています。

安全装備(i-ACTIVSENSE)

新型マツダ3には、マツダの高度予防安全システム「i-ACTIVSENSE(アイ・アクティブセンス)」が搭載されています。今回の改良で新たに加わった主な安全機能は、緊急時車線維持支援(ELK)、対向車衝突被害軽減機能(SBS)、アダプティブLEDヘッドライト(ALH)の夜間歩行者照射機能(マーキングライト)の3点です。

既存装備としては、わき見・居眠りを検知して警告する「ドライバー・モニタリング」、高速道路での渋滞時に追従走行とステアリングアシストにより運転負担を軽減する「クルージング&トラフィック・サポート(CTS)」も引き続き搭載されます。2020年11月の改良では、CTSの上限速度が高速域まで拡大されており、より幅広い状況で活用できるようになっています。これらの安全装備を標準あるいはオプション設定することで、万が一の事故リスクを大幅に低減できる車両に仕上がっています。

ボディサイズ・車体設計

新型マツダ3のボディサイズは以下のとおりです。

ファストバックは全長4,460mm × 全幅1,795mm × 全高1,440mm、セダンは全長4,660mm × 全幅1,795mm × 全高1,445mm、ホイールベースは両ボディタイプ共通で2,725mmです。車重は約1,320kg(グレードにより異なる)、最低地上高は150mmです。タイヤサイズはグレードにより205/60R16または215/45R18が設定されます。

前モデル(マツダ アクセラ)との比較では、全長・全高はコンパクトになった一方でホイールベースが2,700mmから2,725mmへと25mm延長されており、乗員空間の効率化と伸びやかなプロポーションを両立しています。プラットフォームには新世代車両構造技術「SKYACTIV-VEHICLE ARCHITECTURE」を採用しており、軽量化と高剛性を高次元で実現しています。

特別仕様車「マツダスピリットレーシング3(MSR3)」

マツダ3には、マツダのモータースポーツ部門「MAZDA SPIRIT RACING」が手がけるハイパフォーマンスモデル「マツダ3 MAZDA SPIRIT RACING 3(MSR3)」の設定も予定されています。スーパー耐久レース参戦で培った技術を市販車に落とし込んだモデルで、走りと質感にとことんこだわった仕様となっています。

パワートレインには2.5Lガソリンターボエンジンを専用チューニングして搭載。足回りはRAYS製TE37アルミホイールとBrembo製キャリパーを装備し、専用チューニングが施されます。エクステリアにはスーパー耐久レース参戦車由来のエアロパーツやスワンネックタイプのリアウイングを装着し、マツダスピリットレーシングのイメージカラーである「ブルーグレー」が採用されます。インテリアにはRECARO製バケットシート、スウェード素材、レッドステッチが採用され、スポーツカーとしての操作性と没入感が高められています。価格や発売時期などの詳細は引き続き情報公開が待たれます。

マツダ3(アクセラ)の歴史・基本情報

マツダ3は、かつて「アクセラ」の名称で知られていたマツダのCセグメント主力モデルです。2019年5月に現行モデルへとフルモデルチェンジし、車名を「マツダ3」に統一。マツダの新世代商品群の先駆けとして、デザイン・パワートレイン・安全装備のすべてにおいて大幅な進化を遂げたモデルとして登場しました。以来、複数回の改良を重ねながら現在に至っており、2026年7月の改良は発売から7年目を迎える節目の一部改良となります。マツダブランドの中核モデルとして、国内外で根強い人気を誇る一台です。

まとめ

2026年7月に実施される新型マツダ3(MAZDA3)の一部改良は、ラインナップの刷新・パワートレインの強化・安全装備の最新化と、多岐にわたる内容となっています。特に注目すべきポイントをまとめると、2.5Lガソリン+マイルドハイブリッド「e-SKYACTIV G 2.5」の新設定(ファストバックは6速MT選択可)、1.8Lディーゼル廃止によるガソリン・MHEV一本化、緊急時車線維持支援(ELK)・対向車衝突被害軽減機能(SBS)の新採用、エントリーグレード「15C」の一般販売開始による236万円からという価格設定、特別仕様車の整理によるシンプルなグレード体系、以上の5点が改良の核心といえます。走りにこだわりたいユーザーにも、安全性・実用性を重視するユーザーにも、それぞれ魅力的な選択肢が揃った改良内容となっています。購入を検討している方は、販売店での試乗や見積もり取得を通じて最新情報を確認することをおすすめします。

MAZDA3

https://www.mazda.co.jp/cars/passenger/mazda3

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この記事を書いた人

KAZUのアバター KAZU 編集長

自動車専門メディア『最新自動車情報』編集長のKAZU。IT企業から独立後、自動車専門サイト『最新自動車情報』を立ち上げ、編集長として12年間運営に携わってまいりました。これまでに、新車・中古車、国産車(日本車)から輸入車(外車)まで、あらゆるメーカーの車種に関する記事を6,000本以上執筆。その経験と独自の分析力で、数々の新型車種の発表時期や詳細スペックに関する的確な予測を実現してきました。『最新自動車情報』編集長として、読者の皆様に信頼性の高い最新情報、専門的な視点からの購入アドバイス、そして車(クルマ)の奥深い魅力をお届けします。後悔しない一台選びをしたい方、自動車業界のトレンドをいち早く知りたい方は、ぜひフォローをお願いいたします。

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