レクサスが上級SUV「RX」のビッグマイナーチェンジを2027年10月に実施する見込みです。今回の改良では新デザインの採用に加え、600馬力を発生するハイパフォーマンスモデル「RX Morizo RR(モリゾウRR)」が新たにラインナップされると注目を集めています。
この記事では、レクサス新型RXの変更点・価格・スペック・発売日などの最新情報を、わかりやすくまとめて解説します。

【最新情報】レクサス新型RXがビッグマイナーチェンジで進化
レクサスRXは、ブランドの上級SUVとして高い人気を誇るモデルです。現行型は2022年11月にフルモデルチェンジを受けて新世代へと移行しており、2027年10月のビッグマイナーチェンジは新世代RXにとって大きな節目となります。
今回の改良ポイントは大きく分けて次の通りです。新しいエクステリアデザインを採用して質感を向上させ、足回りのセッティングを見直すことで乗り味を改善します。さらに、新世代の「ES」やEVの新モデル「TZ」に採用されていた助手席用ディスプレイを備える新世代インフォテインメントシステムを導入。あわせて安全装備「Lexus Safety System+」を最新世代へアップデートし、安心感を一段と高めます。
これらのアップデートにより、レクサス新型RXはプレミアムSUVとしての完成度をさらに磨き上げることになります。
超ハイスペック!新型「RX Morizo RR」とは
今回のマイナーチェンジで最大の話題となるのが、新たなハイパフォーマンスモデル「RX Morizo RR(モリゾウRR)」の設定です。
「Morizo RR」は、レクサスのコンパクトSUV「LBX」に設定されて人気となったスポーツグレードで、これをRXにも展開する形となります。新型RX Morizo RRには、2024年5月に新開発が発表された新世代エンジンを搭載。この直列4気筒2.0Lターボエンジンは、既存の直列4気筒2.4Lターボエンジンと比べて体積を約10%、全高を約10%低減しており、効率的なパワートレイン配置を可能とします。エンジン単体で400馬力を発生する点も見逃せません。

さらに、このエンジンにハイブリッドシステムを組み合わせることで、システム最高出力は驚異の600馬力を実現。これまで最上位だった「RX500h F SPORT Performance」の371psを大幅に上回る数値で、ドイツ系プレミアムブランドのハイパフォーマンスSUVに真っ向から対抗するモデルとなります。
専用エクステリアやバケットシートなども採用され、走りの質感を徹底的に追求。レクサスのスポーツイメージを牽引する存在として期待されています。
レクサス新型RXの変更点まとめ
2027年10月のビッグマイナーチェンジにおける主な変更点は以下の通りです。
- 新しいエクステリアデザインを採用(グリル・バンパーを刷新)
- ハイパフォーマンスモデル「RX Morizo RR」を新設定
- 足回りのセッティングを見直し、乗り味を向上
- 助手席用ディスプレイを備えた新世代インフォテインメントシステムを採用
- 安全装備「Lexus Safety System+(4.0相当)」へアップデート
なお、これまでにも継続的な改良が行われており、2025年2月には12.3インチデジタルメーターの採用や静粛性の向上、2023年7月には2.5Lハイブリッド車「RX350h」の追加設定が実施されています。
レクサス新型RXの価格は?
新世代インフォテインメントシステムの採用などにより、価格は現行より15万円ほどアップすると見込まれています。予想される価格帯は以下の通りです。
- RX350“version L” FF:6,680,000円/4WD:7,090,000円
- RX350“F SPORT” 4WD:7,130,000円
- RX350h“version L” FF:7,600,000円/4WD:8,110,000円
- RX450h+“version L” 4WD:8,870,000円
- RX500h“F SPORT Performance” 4WD:9,030,000円
- RX Morizo RR【新設定】 4WD:11,500,000円
新設定の「RX Morizo RR」は、高出力パワートレインの搭載により1,150万円前後と大幅に高価格帯となり、フラッグシップスポーツSUVとして位置づけられます。
外装(エクステリア)デザイン
レクサス新型RXの外装は、グリルとバンパーに新スタイルを採用することで存在感と質感を向上させます。ライトシステムには「ブレードスキャン式AHS」を搭載し、対向車や先行車を眩惑することなくハイビームの照射範囲を拡大。歩行者や標識をいち早く認識できるようになっています。

ドアには電気制御の「e-ラッチシステム」を採用し、降車時にはブラインドスポットモニターのセンサーを活用した「安心降車アシスト」も装備。ルーフにはノーマルルーフに加えてムーンルーフ、パノラマルーフを設定します。ハイパフォーマンスモデルでは専用デザインに加え、6ピストンブレーキキャリパーや21インチホイールを採用し、走行性能を強化します。

内装(インテリア)デザインと最新装備
内装は、14インチサイズを維持しながらよりシンプルなスタイルとした新世代インフォテインメントシステムを採用。助手席用ディスプレイを備えた14インチダブルモニターも設定され、同乗者の快適性が高められます。

このほか、リアカメラの映像をミラー内に映し出す「デジタルインナーミラー」を装備し、荷物を満載した場合や夜間でも高い後方視認性を確保。室内空間は前席の左右カップルディスタンスを20mm拡大し、開放的で広々とした空間を実現しています。ラゲッジスペースは612Lを確保し、77Lと63Lのスーツケース各2個、または9.5インチゴルフバッグ4個を収納可能です。

スペック・走行性能
レクサス新型RXのパワートレインは以下の通りラインナップされます。
- RX350:直列4気筒2.4Lターボ(279ps/43.8kgm)、0-100km/h加速7.6秒(FFは7.9秒)
- RX350h:直列4気筒2.5L+モーター(エンジン190ps)、FF/E-Four
- RX450h+:2.5L PHEV(システム最高出力309ps)、EV航続距離86km、0-100km/h加速6.5秒
- RX500h F SPORT Performance:2.4Lターボ+モーター(システム最高出力371ps)、0-100km/h加速6.2秒、4WD「DIRECT4」
- RX Morizo RR【新設定】:2.0Lターボ+モーター(システム最高出力600ps/エンジン単体400ps)、4WD「DIRECT4」
4WDシステムには前後駆動比を100:0〜20:80の範囲で制御する「DIRECT4」を採用し、発進時のダイレクトな加速感とコーナリング時の気持ちよい旋回フィーリングを両立しています。
燃費性能(WLTCモード)
- RX350(2.4Lターボ):FF 11.8km/L/AWD 11.2km/L
- RX350h(2.5Lハイブリッド):FF 20.3km/L/AWD 18.7km/L
- RX450h+(2.5L PHEV):AWD 18.7km/L(EV航続距離86km)
- RX500h(2.4Lターボハイブリッド):AWD 14.3km/L
ハイブリッドとPHEVの設定により、走りの楽しさと優れた環境性能を両立しています。
安全装備
全車に先進安全システム「Lexus Safety System+」を標準搭載。今回のマイナーチェンジでは最新世代(4.0相当)へとアップデートされます。状況に応じてリスクを先読みする「プロアクティブドライビングアシスト」や全車速追従機能付レーダークルーズコントロール、ドライバー異常時対応システムなどを装備。さらに高度運転支援技術「Lexus Teammate」により、渋滞時の「アドバンストドライブ」やリモート機能付「アドバンストパーク」も利用でき、OTAによるソフトウェア更新にも対応します。

ボディサイズ
- 全長×全幅×全高:4,890×1,920×1,700mm
- ホイールベース:2,850mm
- タイヤサイズ:235/50R21
- 車重:1,870kg
全長は現行型から維持しつつ、ホイールベースを「LX」と同じ2,850mmとすることで効率よく広い室内空間を確保。改良型GA-Kプラットフォームの採用や2GPa級ホットスタンプ材の使用により、高い剛性と軽量化、優れた運動性能を実現しています。
レクサス新型RXの発売日はいつ?
ビッグマイナーチェンジを受けたレクサス新型RXの日本発売は、2027年10月が予定されています。注目のハイパフォーマンスモデル「RX Morizo RR」の正式な登場時期にも、引き続き注目が集まります。
まとめ
レクサス新型RXは、2027年10月のビッグマイナーチェンジで新デザインと最新装備を採用し、プレミアムSUVとしての魅力をさらに高めます。最大のトピックは、600馬力を誇る新ハイパフォーマンスモデル「RX Morizo RR」の追加設定。質感の向上、安全装備のアップデート、そして圧倒的な走りを手に入れた新型RXは、ラグジュアリーSUV市場でさらなる存在感を発揮しそうです。今後の正式発表に期待しましょう。

