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マツダ、グリーン系の新塗装色「ジンクグリーンメタリック」を4代目「ロードスター」に初採用|工業美からインスパイアされたモダンな一色

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2026年5月31日、マツダ株式会社は新塗装色「ジンクグリーンメタリック」を開発し、4代目となる現行「マツダ ロードスター(ソフトトップモデル)」および「マツダ ロードスター RF(リトラクタブルハードトップモデル)」へ順次導入することを正式発表しました。4代目ロードスターにグリーン系カラーが設定されるのはこれが初めてとなり、ロードスターファンや国産スポーツカー愛好家から大きな注目を集めています。

目次

「ジンクグリーンメタリック」とは? その名前と誕生の背景:

「ジンクグリーンメタリック」という名称は、工業製品の耐久性を高めるために鋼材などに施される下地塗料「ジンククロメートプライマー」の色味・質感から着想を得ています。錆止め・防食のために使われるこの実用的な下地塗料が持つ、無骨でありながらどこか洗練された合理的な機能美を、そのままクルマの外装色として昇華させたのがこの新色の出発点です。

ジンクグリーンメタリック
ジンクグリーンメタリック

工業製品の世界から生まれた「タフさ」と、マツダが磨き続けてきた「魂動デザイン」が融合することで、単なる流行色ではなく、普遍的な存在感を放つカラーが誕生しました。

光の変化で表情が変わる、唯一無二の色彩設計:

「ジンクグリーンメタリック」の最大の特徴は、光環境によって大きく異なる二つの表情を見せることです。

暗所や夜間では、ソリッド調の質感が前面に出ることで、引き締まった力強い印象を生み出します。ボディのラインがシャープに見え、スポーツカーとしての硬質な魅力が際立ちます。一方、晴天の屋外など明るい環境では、繊細なメタリックフレークが光を受けて輝き、ボディの造形美をより鮮明に浮かび上がらせ、洗練されたモダンな印象を演出します。

この独特の二面性を実現するために、色設計では青みを帯びた光輝材を配合し、さらにメタリック粒子の粒径と配列を最適化するという高い技術が投入されています。これにより、単に「緑色」と一言で表現できない、クールで深みのある色調に仕上げられています。朝・昼・夕・夜、晴天・曇天といったあらゆるシーンで異なる顔を見せるこのカラーは、日常のドライブをより豊かに彩るでしょう。

4代目ロードスターへの「初採用」が持つ意味 ―― 約80色に及ぶ歴代グリーンの系譜:

マツダがこれまでに展開してきた緑系色は、マツダ調べによれば約80色にも上ります。歴代のロードスター(NA・NB・NC型)にも多彩なグリーン系カラーが設定され、長年にわたって多くのユーザーに選ばれてきた歴史があります。しかしながら、2015年に登場した4代目ND型ロードスターには、これまでグリーン系の外装色が一度も設定されていませんでした。

今回の「ジンクグリーンメタリック」の導入は、そうしたファンからの長年の要望と声を真摯に受け止めた結果であり、マツダのユーザーに寄り添う姿勢の表れとも言えます。4代目ロードスターにとって「初のグリーン」という事実は、ロードスターの長いカラーヒストリーにおいても、ひとつの重要な節目となります。

世界初公開の舞台は「軽井沢ミーティング2026」:

今回の新色は、2026年5月31日に開催されたロードスターファン有志によるイベント「軽井沢ミーティング2026」(主催:軽井沢ミーティング実行委員会)にて世界初公開されました。マツダがプレスカンファレンスや大規模モーターショーではなく、ファンが主催するコミュニティイベントでの初披露を選んだことは、ロードスターというクルマとオーナーとの深い絆を象徴しています。ファンとの距離感を大切にするマツダらしい発表の場と言えるでしょう。


現行4代目ロードスター(ND型)について:

ROADSTER

現行ロードスターは2015年にフルモデルチェンジして登場したND型で、「Jinba-ittai(人馬一体)」の走りを追求した軽量FRオープンスポーツカーです。ソフトトップモデルはSKYACTIV-G 1.5Lエンジン、RFモデルはSKYACTIV-G 2.0Lエンジンを搭載し、6MT/6EC-ATを組み合わせています。グレード構成はS・S Special Package・S Leather Package・RS・990Sなど多岐にわたり、走りの純粋な楽しさを様々なスタイルで提供してきました。これまでもNavy TopやRS White Limited Selectionといった特別仕様車を通じて、個性豊かなカラーコーディネートを提案してきており、今回の「ジンクグリーンメタリック」の追加はラインナップの幅をさらに広げるものとなります。

ROADSTER
マツダ ロードスター

「ジンクグリーンメタリック」導入スケジュールと今後の展開:

ロードスター(ソフトトップ)・ロードスター RF(リトラクタブルハードトップ)の両モデルへの導入が予定されていますが、市場によって発売時期は異なるとされています。日本市場での正式な発売時期・価格・対応グレードについては、マツダの公式発表を待つ必要があります。グローバルで人気の高いロードスターだけに、日本市場のみならず北米・欧州への展開も注目されます。

まとめ ―― 「工業美」と「走る喜び」が交差する新色:

「ジンクグリーンメタリック」は、流行に乗った安易な色ではなく、工業製品の機能美という明確なコンセプトに基づき、マツダの塗装技術が結晶した一色です。暗所では力強く、明所では洗練されたその二面性は、4代目ロードスターの軽快かつ精緻なボディラインをより魅力的に引き立てます。4代目にして初のグリーン系カラーという歴史的な意義を持つこの新色は、既存オーナーはもちろん、新たなロードスターユーザーを引き付ける大きな魅力となることは間違いないでしょう。

マツダ ロードスターへの「ジンクグリーンメタリック」の正式導入・発売については、マツダ公式ウェブサイトおよびマツダ販売店での最新情報をご確認ください。

マツダ ニュースリリース

https://newsroom.mazda.com/ja/publicity/release/2026/202605/260531a.html

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この記事を書いた人

KAZUのアバター KAZU 編集長

自動車専門メディア『最新自動車情報』編集長のKAZU。IT企業から独立後、自動車専門サイト『最新自動車情報』を立ち上げ、編集長として12年間運営に携わってまいりました。これまでに、新車・中古車、国産車(日本車)から輸入車(外車)まで、あらゆるメーカーの車種に関する記事を6,000本以上執筆。その経験と独自の分析力で、数々の新型車種の発表時期や詳細スペックに関する的確な予測を実現してきました。『最新自動車情報』編集長として、読者の皆様に信頼性の高い最新情報、専門的な視点からの購入アドバイス、そして車(クルマ)の奥深い魅力をお届けします。後悔しない一台選びをしたい方、自動車業界のトレンドをいち早く知りたい方は、ぜひフォローをお願いいたします。

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