トヨタの人気ミドルクラスミニバン「ヴォクシー(VOXY)」が、2026年4月の発表を経て、2026年5月に生産開始・発売されることが明らかになりました。現行モデル初となる大幅改良を実施し、デザイン刷新や装備の充実、さらには生産体制の見直しまで行われる注目のマイナーチェンジです。
兄弟車である「ノア(NOAH)」と同時に改良が実施され、ミニバン市場における競争力を大幅に向上させます。今回の改良では、フロントマスクの刷新、ガソリン車の廃止によるハイブリッド専用化、デジタルメーターの大型化など、多岐にわたる変更が加えられています。
ノア・ヴォクシーの一部改良。
— 営業部 新車販売課 係長代理 (@t_dealer_001) February 14, 2026
外装のデザイン結構、変わるってさー
内装もまあまあ変わるってさー
案内あったから
ディーラーいったら教えてくれるよ。
お久しぶりです♪
— うーみー(海)🌊 (@u_mi_90voxy) February 15, 2026
お元気ですか??
4月に年次改良ですか??
えーー 聞いてないーー!
担当さんにはヴォクシーのマイナーチェンジを待ってると伝えてるので マイナーチェンジほどでは無くて何かを改良してまた値上がりかもですね🫠🫠
情報ありがとうございます🙇🙇
新型ヴォクシー マイナーチェンジ 2026年モデルの主な変更点
エクステリアの変更点

フロントデザインの刷新
2026年モデルの新型ヴォクシーでは、フロントグリルとヘッドライトのデザインが一新されます。ヘッドライト内部のグラフィックが変更され、より先進的で力強い印象を与えるデザインに進化。押し出し感を強調したグリルデザインにより、ヴォクシーらしいスポーティで存在感のあるフロントフェイスが実現されています。

ボディカラーの整理
ボディカラーラインナップも見直され、「メタルストリームメタリック」が廃止されます。新たに設定されるカラーは以下の3色に集約されます。
- プラチナホワイトパールマイカ
- アティチュードブラックマイカ
- グリッターブラックガラスフレーク
これにより、よりプレミアム感のあるカラーラインナップとなり、選びやすさも向上しています。
パワートレインの大幅変更 - ガソリン車廃止でハイブリッド専用化
環境性能を重視した戦略
今回のマイナーチェンジで最も注目すべき変更点が、ガソリンエンジン車の廃止です。トヨタは「カローラ」シリーズと同様に、ヴォクシーでも環境性能を重視し、ハイブリッド車のみの設定とします。

継続採用される1.8Lハイブリッドシステム
- エンジン:直列4気筒1.8L+電気モーター
- エンジン出力:98ps/14.5kgm
- モーター出力:72ps/16.6kgm
- システム出力:137ps
- 駆動方式:FF(前輪駆動)or E-Four(4WD)
燃費性能は、FF車で23.0km/L、4WD(E-Four)車で22.0km/Lと、前世代の19.0km/Lから大幅に向上しています。
インテリアの進化 - デジタルメーター大型化で情報表示を強化

グレード別にメーターディスプレイを大型化
室内装備では、メータークラスターが大幅にアップグレードされます。
- S-Gグレード:4.2インチディスプレイ → 7.0インチディスプレイに変更
- S-Zグレード:7.0インチディスプレイ → 12.3インチデジタルメーターに変更
これにより、ドライバーに提供される情報量が増加し、視認性も大幅に向上します。ナビゲーション情報や安全装備の作動状況など、多彩な情報をわかりやすく表示することが可能になります。
充実した先進装備
- 10.5インチディスプレイオーディオ(オプション設定)
- Apple CarPlay・Android Auto対応
- カラーヘッドアップディスプレイ(ドライビングサポートパッケージ)
- デジタルインナーミラー
- スマートフォン連携デジタルキー
安全装備の充実
Toyota Safety Sense(トヨタセーフティセンス)の進化
新型ヴォクシーには、最新の「Toyota Safety Sense」が搭載されています。
主な安全装備
- プロアクティブドライビングアシスト:歩行者の横断などの危険を事前に検知し、ステアリングやブレーキで運転を支援
- アドバンスドドライブ(渋滞時支援):0~40km/hでのハンズオフドライブが可能
- アドバンストパーク(リモート機能付):スマートフォンを使った遠隔駐車支援
- ブラインドスポットモニター:全車標準装備
- 安心降車アシスト:全車標準装備
- パーキングサポートブレーキ(後方接近車両):全車標準装備
- ETC2.0:全車標準装備
生産体制の刷新 - 異例の台湾生産追加で納期改善
国内外並行生産体制の構築
新型ヴォクシーでは、これまで国内のみとされていた生産拠点に台湾を追加します。これは国内市場向けとしては異例の試みで、半導体供給の影響などにより長期化していた納期問題の改善と、安定供給体制の構築が狙いです。
納期短縮への期待
台湾生産の追加により、以下のメリットが期待されます。
- 生産能力の向上
- 半導体調達リスクの分散
- 納期の大幅短縮
- 安定した供給体制

新型ヴォクシー 2026年モデルの価格設定
ハイブリッド専用化による価格改定
ガソリン車が廃止され、ハイブリッド車のみの設定となることで、価格帯が見直されます。
新型ヴォクシー ハイブリッドの価格
| グレード | 乗車 定員 | 駆動 方式 | 価格 (10%) |
|---|---|---|---|
| S-G | 7人乗り | 2WD | 3,440,000円 |
| E-Four(4WD) | 3,660,000円 | ||
| 8人乗り | 2WD | 3,440,000円 | |
| S-Z | 7人乗り | 2WD | 3,740,000円 |
| E-Four(4WD) | 3,960,000円 |
※装備の充実と原材料価格の高騰により、従来のハイブリッドモデルから約10万円から15万円の価格上昇が見込まれます。
廃止されたガソリン車の価格(参考)
| グレード | 乗車 定員 | 駆動 方式 | 価格 (10%) |
|---|---|---|---|
| S-G | 7人乗り | 2WD | 3,090,000円 |
| 4WD | 3,288,000円 | ||
| 8人乗り | 2WD | 3,090,000円 | |
| 4WD | 3,288,000円 | ||
| S-Z | 7人乗り | 2WD | 3,390,000円 |
| 4WD | 3,588,000円 |
ヴォクシーのボディサイズ - 3ナンバーサイズを継続

現行モデルのボディサイズ
- 全長×全幅×全高:4,695mm × 1,730mm × 1,895mm
- ホイールベース:2,850mm
- 最小回転半径:5.5m
- 車格:3ナンバー
現行モデルから採用されたTNGAプラットフォームにより実現された3ナンバーサイズは、新型でも継続されます。全幅1,730mmにより広々とした室内空間を確保しながらも、最小回転半径5.5mで取り回しの良さも両立しています。
室内空間の特徴
広々とした3列シート空間

- 左右Cピラー間距離:1,295mm(従来比+75mm)
- 室内高:1,405mm(従来比+5mm)
- 2列目シートスライド量:最大745mm(7人乗りキャプテンシート)

充実したシートアレンジ

- 7人乗り:キャプテンシートで2列目745mmロングスライド
- 8人乗り:6:4分割チップアップシートで705mmロングスライド
- スーパーラゲージボックス:大容量104Lの床下収納
快適装備(S-Z「快適パッケージHi」)

- パワーバックドア(室外サイドスイッチ付)
- オットマン&ヒーター付き7人乗りキャプテンシート
- ユニバーサルステップ(パワースライドドア装着車)
新型ヴォクシーの燃費性能
優れた燃費性能を実現
- ハイブリッド FF:23.0km/L(WLTCモード)
- ハイブリッド E-Four:22.0km/L(WLTCモード)
※前世代のハイブリッド車(19.0km/L)から約20%以上の燃費向上を実現しています。
トヨタ ヴォクシー 2026年モデル 発売日
発表・発売スケジュール
- 発表日:2026年4月
- 生産開始:2026年5月
- 発売日:2026年5月
兄弟車の「ノア」も同時に改良が実施され、同じスケジュールで発表・発売される予定です。

ヴォクシーとノアの違い
新型ヴォクシーと兄弟車のノアは、基本的なプラットフォームやパワートレイン、装備を共有していますが、以下の点で差別化が図られています。
主な違い
- フロントグリル・ヘッドライトデザイン
- フロントバンパーデザイン
- エンブレム・バッジ類
- ターゲット層(ヴォクシー:スポーティ志向、ノア:上質志向)
競合車種との比較
日産 セレナ
- 価格帯:約276万円~約479万円
- e-POWER搭載で燃費性能に優れる
- プロパイロット2.0による高度な運転支援
ホンダ ステップワゴン
- 価格帯:約325万円~約436万円
- わくわくゲートなど独自の利便性
- e:HEVシステムによる力強い加速
新型ヴォクシーは、デザインの刷新と装備の充実により、これらの競合車に対する優位性をさらに高めることが期待されます。
新型ヴォクシー 2026年モデルの注目ポイント
購入検討者へのポイント
おすすめポイント
- ハイブリッド専用化:燃費性能23.0km/Lで経済性抜群
- 大型デジタルメーター:12.3インチメーター(S-Z)で視認性向上
- 台湾生産追加:納期短縮が期待できる
- 充実の安全装備:最新のToyota Safety Sense標準装備
- 広い室内空間:3ナンバーサイズで快適な移動を実現
注意点
- ガソリン車廃止により、エントリー価格が上昇
- 価格は約15万円アップ
- 納車時期は台湾生産の稼働状況により変動の可能性
まとめ - 2026年5月発売の新型ヴォクシーに注目
トヨタ新型ヴォクシーの2026年マイナーチェンジは、デザイン刷新、ハイブリッド専用化、デジタルメーター大型化、台湾生産追加など、多岐にわたる大幅改良が実施されます。
特に、ガソリン車を廃止してハイブリッド専用とすることで、環境性能と経済性を重視した戦略が明確になっています。燃費23.0km/Lという優れた数値は、ファミリー層にとって大きな魅力となるでしょう。
また、台湾生産の追加により、長年の課題だった納期問題の改善が期待できることも大きなポイントです。
2026年4月の発表、5月の発売を前に、トヨタ新型ヴォクシーは、ミニバン市場での競争力をさらに高め、日産セレナやホンダステップワゴンとの激しい競争を繰り広げることになるでしょう。
ミニバン購入を検討されている方は、新型ヴォクシーの最新情報に注目し、発売後のディーラー試乗や見積もりを積極的に行うことをおすすめします。

