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ホンダ パスポート 日本導入 逆輸入で北米生まれのタフSUVが日本市場にやってくる?

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東京オートサロン2026(2026年1月9日開催)において、ホンダは北米専売SUV「パスポート トレイルスポーツ エリート」を参考出品し、日本市場への導入を検討していると明言した。展示は単なる賑やかしではなく、来場者の反応次第で日本の公道を走る可能性を秘めたモデルである。

目次

結論:パスポートは日本導入の可能性が非常に高い

honda passport
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実際、展示車両はすでに日本のナンバープレートを取得し公道走行を行った個体であり、トランク下にはナンバープレートが一時的に取り外されて置かれていたことが確認されている。

なぜ今パスポートが注目されるのか

政治的背景:トランプ大統領の発言との関連

2025年に再選を果たしたトランプ大統領は、対日貿易赤字解消のためにアメリカ製自動車の日本での販売拡大を強く求めている。ホンダの担当者は取材に対し「直接的な理由ではないが、関係は大いにある」と語り、政治的背景も踏まえつつ日本に導入すべき魅力的な北米モデルを選定している段階であることを示唆した。

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ホンダの新戦略:2つのラインアップ展開

ホンダは今後の市販スポーツモデル展開として、オンロードの「SPORT LINE」とオフロードの「TRAIL LINE」という2つの方向性を示唆。パスポート トレイルスポーツ エリートは後者「TRAIL LINE」の世界観を象徴するモデルとして位置づけられている。

国内ラインナップの"穴"を埋める存在

現在のホンダ国内SUVラインナップはヴェゼル、ZR-V、WR-Vが中心であり、本格的なオフロード志向のミドルサイズSUVは不在である。パスポートは「ヴェゼルやZR-Vでは物足りない、圧倒的なパワーとタフネスを求める層への回答」となりうる。

発売時期

現時点で具体的な日本発売時期は公式発表されていない。ホンダは「今後の国内での反応次第」という見解を示しているが、展示車両がすでに日本ナンバーで公道走行していることなどから、「具体的な日本導入時期の発表はそう遠い未来ではなさそうだ」との見方がある。


スペック要点

honda passport
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パスポート トレイルスポーツ エリートの主要スペックは以下の通りである。

ボディサイズは全長4841mm×全幅2019mm×全高1857mmで、国産SUVとしてはかなり大型の部類に入る。ただし、すでにメルセデス・ベンツGクラスやランドローバー・ディフェンダーが日本の公道を走っている現状を考えれば、非現実的なサイズではないとされる。

honda passport

パワートレインは3.5リッターV型6気筒自然吸気エンジンを搭載し、最高出力285ps、最大トルク355Nmを発揮。トランスミッションは10速AT、駆動方式は第2世代の「i-VTM4」AWDシステムを採用している。なお、レギュラーガソリン仕様である点も注目に値する。牽引能力は5000ポンド(約2300kg)を誇る。

トレイルスポーツ専用装備として、オールテレーンタイヤ、鋼鉄製スキッドプレート、車両周囲をカメラで確認できる「トレイルウォッチ・システム」、ヒルディセント・コントロールなどが標準装備される。インテリアでは10.2インチのインフォテインメント画面、12.3インチのデジタルメーター、Bose製12スピーカーサウンドシステムを搭載。ワイヤレス充電パッドは等高線を模したデザインとなっている。ラゲッジ容量は約1245リッター(44立方フィート)と広大である。参考として、米国での価格は52,650ドル(約830万円)となっている。

競合モデルとの比較

トヨタ ランドクルーザー250との違い

ランドクルーザー 特別仕様車 ZX“First Edition”
ランドクルーザー250 特別仕様車 ZX“First Edition”

パスポートがモノコックボディを採用しているのに対し、ランドクルーザー250はラダーフレーム構造を持つ「本格クロカン」である。ランドクルーザー250が絶対的な堅牢さを武器にする一方、パスポートは乗用車に近い快適な乗り心地と静粛性、高速巡航性能で勝る設計となっている。

マツダ CX-60/CX-80との対比

2024 Mazda CX-80
Mazda CX-80

マツダのラージ商品群が欧州志向の洗練されたSUVであるのに対し、パスポートは「北米のタフネス」を体現したモデルである。「繊細さよりも道具としての頼もしさが欲しいが、本格クロカンほどストイックでなくていい」という層にとって魅力的な選択肢になるとされる。

ホンダ国内SUVとの比較

CR-V e:HEV
CR-V e:HEV

ホンダの国内SUV(CR-V、ZR-V、WR-V)は基本的にハイブリッドやダウンサイジングエンジンが主流であり、大排気量NA(自然吸気)エンジン搭載モデルは存在しない。パスポートの3.5リッターV6エンジンは、国内ホンダラインナップから消滅して久しい大排気量NAの芳醇なトルクと伸びやかな回転フィールを提供するという点で差別化される。

ホンダ SUV ボディサイズ比較

車種全長全幅全高ホイールベース
WR-V(国内)4,325mm1,790mm1,650mm2,650mm
ZR-V(国内)4,570mm1,840mm1,620mm2,655mm
CR-V(国内・アーカイブ資料)4,605mm1,855mm1,680mm
(4WDは1,690)
2,660mm
Passport(北米)4,864mm(191.5in)2,017mm
(79.4in)
1,857mm
(73.1in)
2,885mm(113.6in)

出典:

  • WR-V主要諸元PDF(全長/全幅/全高/ホイールベース)Source
  • ZR-V主要諸元PDF(全長/全幅/全高/ホイールベース)Source
  • CR-V主要諸元PDF(全長/全幅/全高/ホイールベース)※国内アーカイブ資料Source
  • Passport(寸法:Length/Width/Height/Wheelbase)Source
  • Passport(寸法を含む仕様表:Length/Width/Height/Wheelbase)Source

サイズ感の要点(見やすい差分

  • WR-V → ZR-V:全長 +245mm、全幅 +50mm、全高 -30mm、WB +5mm
  • ZR-V → CR-V:全長 +35mm、全幅 +15mm、全高 +60mm、WB +5mm
  • CR-V → Passport:全長 +259mm、全幅 +162mm、全高 +167mm、WB +225mm

→ 国内3台(WR-V/ZR-V/CR-V)は「日本の道路・駐車場前提のレンジ」に収まっていますが、Passportは全幅が2,017mm級で別カテゴリの大柄サイズです。北米ミッドサイズSUVらしい余裕がある一方、日本の機械式駐車場や狭路では取り回しに注意が必要です。

パスポートは全長4,841mm×全幅2,019mm×全高1,857mmという大型サイズで、国産SUVと比較するとかなり大型な部類に入ります。ただし、既に日本の公道上をメルセデス・ベンツGクラスやランドローバー・ディフェンダーといった大型SUVが闊歩している現状を鑑みれば、そこまで非現実的なサイズではないとされています。

WR-Vのボディサイズが4,865mm×2,076mm×1,850mmと記載されており、パスポートは全長ではWR-Vよりやや短いものの、全幅は若干コンパクトです。

パスポートは「CR-Vとパイロットの中間に位置する」モデルとして説明されており、ホンダの北米SUVラインナップにおけるミドルサイズの位置づけとなっています。

パスポートを待つべき人・待たなくていい人

待つべき人

パスポートを待つ価値があるのは、大排気量NAエンジン特有のパワーフィールを求める人、スクエアで無骨なアメリカンSUVデザインに惹かれる人、キャンプやアウトドアで大容量ラゲッジと本格オフロード性能を必要とする人、そしてヴェゼルやZR-Vでは物足りないと感じている人である。現行のホンダ国内ラインナップにはないキャラクターを持つモデルであるため、「エコや効率一辺倒になりがちな日本市場」において貴重な選択肢となる可能性がある。

待たなくていい人

一方、本格的なクロスカントリー走行を最重視する場合はラダーフレームを持つランドクルーザー250のほうが適している。また、全幅2019mmという大型ボディは都市部での取り回しに不安がある人には向かない。燃費効率や環境性能を最優先する場合は、ハイブリッドモデルのCR-VやZR-Vを選んだほうが合理的である。日本導入時期が未定であり、今すぐSUVが必要な人は現行モデルから選択するのが現実的だろう。

まとめ

ホンダ パスポート トレイルスポーツ エリートは、東京オートサロン2026で参考出品されたものの、日本導入に向けた本気度がうかがえるモデルである。政治的背景(トランプ大統領の発言)を追い風に、ホンダは北米生産モデルの日本導入を戦略的に検討している。3.5リッターV6エンジン、スクエアなタフデザイン、約1245リッターの広大なラゲッジなど、国内ホンダSUVにはない魅力を持つ。具体的な発売時期は未定だが、展示車両がすでに日本ナンバーで公道走行していた事実から、正式発表は「そう遠くない未来」と期待されている。エコ一辺倒の日本市場に「元気で遊び心のあるホンダ」を取り戻す起爆剤となるか、今後の動向に注目が集まる。

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https://www.honda.co.jp

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この記事を書いた人

KAZUのアバター KAZU 編集長

自動車専門メディア『最新自動車情報』編集長のKAZU。IT企業から独立後、自動車専門サイト『最新自動車情報』を立ち上げ、編集長として12年間運営に携わってまいりました。これまでに、新車・中古車、国産車(日本車)から輸入車(外車)まで、あらゆるメーカーの車種に関する記事を6,000本以上執筆。その経験と独自の分析力で、数々の新型車種の発表時期や詳細スペックに関する的確な予測を実現してきました。『最新自動車情報』編集長として、読者の皆様に信頼性の高い最新情報、専門的な視点からの購入アドバイス、そして車(クルマ)の奥深い魅力をお届けします。後悔しない一台選びをしたい方、自動車業界のトレンドをいち早く知りたい方は、ぜひフォローをお願いいたします。

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