トヨタの人気ミドルクラスミニバン「ノア」が、2026年4月に発表、2026年5月の生産開始、発売を予定しています。2022年1月のフルモデルチェンジ以来、初となるビッグマイナーチェンジとなる今回の改良では、外観デザインの刷新、パワートレインの集約、最新装備の追加など、大幅なアップデートが実施されます。本記事では、2026年新型ノアの最新情報を詳しく解説します。
ノア・ヴォクシーの一部改良。
— 営業部 新車販売課 係長代理 (@t_dealer_001) February 14, 2026
外装のデザイン結構、変わるってさー
内装もまあまあ変わるってさー
案内あったから
ディーラーいったら教えてくれるよ。
お久しぶりです♪
— うーみー(海)🌊 (@u_mi_90voxy) February 15, 2026
お元気ですか??
4月に年次改良ですか??
えーー 聞いてないーー!
担当さんにはヴォクシーのマイナーチェンジを待ってると伝えてるので マイナーチェンジほどでは無くて何かを改良してまた値上がりかもですね🫠🫠
情報ありがとうございます🙇🙇
2026年新型ノア マイナーチェンジの主要変更点
エクステリアデザインの刷新

新型ノアでは、フロントマスクが大きく進化します。新しいフロントグリルとヘッドライトを採用することで、より洗練された印象に生まれ変わります。
ヘッドライト内部のグラフィックデザインが変更され、先進的で精悍な表情を獲得。よりワイドで押し出し感のあるグリルデザインにより、存在感が大幅に向上しています。
標準仕様の「ノア」と、スポーティな「エアロ仕様」の2つのデザインバリエーションは継続され、それぞれのキャラクターに合わせた専用デザインが施されます。
パワートレインの大幅変更:ガソリン車廃止
環境性能を重視する最近のトヨタの方針に沿って、新型ノアではガソリン車が全面廃止され、ハイブリッド車のみのラインナップとなります。
これは「カローラ」シリーズと同様の戦略で、電動化を推進するトヨタの姿勢が明確に表れています。

ハイブリッドシステムの詳細
- エンジン:直列4気筒1.8L+電気モーター
- エンジン出力:98ps/14.5kgm
- フロントモーター出力:95ps/18.9kgm
- リアモーター出力(4WD車のみ):41ps/8.6kgm
- 駆動方式:FF(前輪駆動)または4WD(E-Four)
ハイブリッドシステムは、リダクションギヤのコンパクト化と高密度電池セルの採用により、効率が向上。出力をアップしたフロント・リアモーターを採用し、リアモーターは100km/h以上の高速領域でもアシストが可能となっています。

燃費性能
- ハイブリッドFF:23.4km/L(WLTCモード)
- ハイブリッド4WD:22.0km/L(WLTCモード)
前世代の19.8km/Lから大幅に向上し、クラストップレベルの低燃費を実現しています。
最新デジタルメーター採用で視認性向上

インテリアでは、メータークラスターが全グレードで大幅にアップグレードされます。
- 「X」「S-G」グレード:4.2インチから7.0インチディスプレイへ変更
- 「S-Z」グレード:7.0インチから12.3インチデジタルメーターへ変更
大型化されたメーターにより、運転に必要な多彩な情報がより見やすく、わかりやすくドライバーに提供されます。特に最上位グレード「S-Z」に採用される12.3インチデジタルメーターは、プレミアムセダンに匹敵する視認性と情報量を誇ります。
ボディカラーラインナップの集約
ボディカラーは、ラインナップを集約し、より人気の高い色に絞り込まれます。
廃止されるカラー
- メタルストリームメタリック
- スパークリングブラックパールクリスタルシャイン
- スティールブロンドメタリック
- レッドマイカ
- ホワイトパールクリスタルシャイン
継続・新設定されるカラー
- プラチナホワイトパールマイカ(新設定)
- アティチュードブラックマイカ
- グリッターブラックガラスフレーク
3色という限定的なラインナップになりますが、いずれも高級感があり、幅広いユーザー層に支持される定番色です。
画期的な台湾生産体制の導入
新型ノアの最も注目すべき変更点の一つが、台湾での生産開始です。
これまで国内のみで生産されていたノアですが、台湾の生産拠点を追加することで、国内・海外並行生産による日本への供給体制を構築します。
台湾生産のメリット
- 納期の大幅改善:半導体供給不足などの影響で長くなっていた納期が短縮されます
- 安定供給の実現:複数拠点での生産により、リスク分散と安定供給が可能に
- 生産能力の拡大:人気モデルの需要に柔軟に対応できる体制へ
この異例の試みは、トヨタが日本市場におけるノアの重要性を認識し、ユーザーの待ち時間を最小限にするための戦略です。

2026年新型ノアのグレード構成と価格
ラインナップの集約
マイナーチェンジに伴い、グレード構成も整理されます。
廃止されるグレード
- 「Z」グレード
- 「G」グレード
継続されるグレード(ハイブリッドのみ)
| グレード | 乗車 定員 | 駆動 方式 | 価格 (10%) |
|---|---|---|---|
| X | 7人乗り | 2WD | 3,050,000円 |
| E-Four(4WD) | 3,270,000円 | ||
| 8人乗り | 2WD | 3,050,000円 | |
| E-Four(4WD) | 3,270,000円 | ||
| S-G | 7人乗り | 2WD | 3,390,000円 |
| E-Four(4WD) | 3,610,000円 | ||
| 8人乗り | 2WD | 3,390,000円 | |
| S-Z | 7人乗り | 2WD | 3,670,000円 |
| E-Four(4WD) | 3,890,000円 |
価格の変動
ハイブリッド車は、装備の充実と原材料価格の高騰により、約10万円~15万円の価格上昇となります。ガソリン車が廃止されたことで、エントリー価格は318万円台からとなり、以前の200万円台からの設定と比べると購入ハードルは上がりますが、燃費性能や装備の充実度を考慮すれば、トータルコストでは十分に魅力的です。
充実の安全装備と先進技術
Toyota Safety Sense(トヨタセーフティセンス)
新型ノアには、最新の「Toyota Safety Sense」が標準装備されます。
プロアクティブドライビングアシスト
これまでの安全システムより早く歩行者の横断などの危険性を検知し、事前にステアリングやブレーキで運転を支援します。予防安全性能が大幅に向上し、より安心して運転できます。
トヨタチームメイト
高度運転支援技術「トヨタチームメイト」の一部機能も搭載されます。
アドバンストドライブ(渋滞時支援)
- 0~40km/hの渋滞時におけるレーダークルーズコントロールおよびレーントレーシングアシスト作動中に使用可能
- ドライバーモニタリングカメラでドライバーが前を向いていることを確認
- 自動追従走行、3分間の停止機能、ステアリングのハンズオフドライブなどの高度な支援機能を実現
アドバンストパーク(リモート機能付)
- スマートフォンを使って車外から駐車操作が可能
- バック駐車に加え、前向き駐車にも対応
- 狭い駐車場でも安心して駐車できる
2025年9月の改良で追加された安全装備
2025年9月の一部改良では、以下の安全装備が標準装備化されています。
- ETC2.0:「X」グレード以外に標準装備
- ブラインドスポットモニター:「S-Z」「S-G」グレードに標準装備
- 安心降車アシスト:「S-Z」「S-G」グレードに標準装備
- パーキングサポートブレーキ(後方接近車両):「S-Z」「S-G」グレードに標準装備
- バックガイドモニター:「S-G」グレードに標準装備
室内空間と快適装備
広々とした室内空間
新型ノアは、TNGAプラットフォームを採用し、ボディサイズは3ナンバーとなっています。
ボディサイズ
- 全長×全幅×全高:4,695mm×1,730mm×1,895mm
- ホイールベース:2,850mm
- 最小回転半径:5.5m
全幅は1,730mmと3ナンバーサイズですが、最小回転半径は5.5mと取り回しやすく、狭い道や駐車場でも扱いやすいサイズ感を維持しています。
室内の拡大

- 左右Cピラー間距離:1,295mm(従来比+75mm)
- 室内高:1,405mm(従来比+5mm)
- セカンドシート高さ:地面から20mmアップ
ゆとりある室内空間により、長距離ドライブでも快適に過ごせます。

2列目シートの快適性

7人乗りキャプテンシート
- 745mmのロングスライドを実現
- 広々とした足元空間で、まるでファーストクラスのような快適性
最上位「S-Z」グレードの「快適パッケージHi」
- 室外サイドスイッチ付パワーバックドア
- オットマン&ヒーター付き7人乗りキャプテンシート
- プレミアムミニバンに匹敵する上質な装備
8人乗りベンチシート
- 3人掛け6:4分割チップアップシート
- 705mmのロングスライドが可能
- 多人数乗車と荷物の両立が可能
利便性を高める装備
フリーストップバックドア
- 世界初採用の「からくり」機構
- 任意の角度で保持可能
- 狭い場所でも安心して開閉できる
ユニバーサルステップ(オプション)
- パワースライドドア装着車に設定可能
- からくり機構で機械的にステップを展開・格納
- ステップ高:2WD車で200mm、4WD車で225mm
- 小さなお子様や高齢者の乗降をサポート
スーパーラゲージボックス
- 大容量104Lの床下収納スペース
- 高さのあるものやスーツケースなどの収納に便利
インフォテインメントシステム
ディスプレイオーディオ
- 8インチディスプレイオーディオを標準装備
- Apple CarPlayとAndroid Autoに対応
- 10.5インチディスプレイオーディオもオプション設定
- HDMI端子、TVチューナー、車内Wi-Fiなどを装備
ソフトウェアアップデート対応
- 無線通信または販売店での有線接続で、常に最新のソフトウェアに更新可能
- 購入後も進化し続けるシステム
ドライビングサポートパッケージ
- カラーヘッドアップディスプレイ
- デジタルインナーミラー
- 運転のしやすさが大幅に向上
トヨタ ノアの歴史
初代ノア(2001年~2007年)
トヨタ・ノアは、2001年に「タウンエースノア」の後継車として誕生しました。車名の由来は「優しい語感がある英語の人名」とされており、公式には「ノアの方舟」とは関係ないとされていますが、TVCMでは「夢を、運ぶね」というキャッチコピーが使われました。
初代は、後輪駆動だった前モデルから前輪駆動に変更し、低床化と両側スライドドアを採用。ミニバンとしての使い勝手が大幅に向上しました。
2代目ノア(2007年~2014年)
2代目では、兄弟車の「ヴォクシー」との差別化が進み、ノアはカローラ店、ヴォクシーはネッツ店で販売される体制が確立されました。
3代目ノア(2014年~2022年)
2014年登場の3代目では、トヨタ店とトヨペット店向けの上級モデル「エスクァイア」が追加され、実質的な全店併売車種となりました。
この代からハイブリッドモデルが追加され、2Lエンジンと「プリウス」譲りの電動システムを組み合わせた「ノアハイブリッド」が大ヒット。コンパクトカーを凌ぐ販売台数を記録し、ライバルのホンダ・ステップワゴンや日産セレナにも大きな影響を与えました。
現行4代目ノア(2022年~)
2022年1月にフルモデルチェンジした現行モデルは、最新の「TNGAプラットフォーム」を採用し、3ナンバーサイズに拡大。
兄弟車「エスクァイア」は廃止され、「ノア」と「ヴォクシー」の2本立てに集約されました。
ハイブリッド車には4WD「E-Four」が新設定され、アクセル操作による減速にも対応。電動パーキングブレーキ&オートブレーキホールド機能の標準装備、AC100V/1,500W外部給電機能の採用など、最新の利便性が盛り込まれています。
兄弟車ヴォクシーも同時改良
ノアと基礎を共有する兄弟車「ヴォクシー」も、同じタイミングで2026年4月に発表、5月に発売される予定です。
ヴォクシーも同様に、ガソリン車の廃止、デジタルメーターの大型化、台湾生産の導入などが実施されます。
ノアとヴォクシーの違いは主に外観デザインで、ノアが上品で洗練されたデザインなのに対し、ヴォクシーはスポーティで力強いデザインが特徴です。購入を検討する際は、デザインの好みで選ぶと良いでしょう。

2026年新型ノア発売日・納期情報
発表・発売スケジュール
- 発表日:2026年4月
- 生産開始:2026年5月
- 発売日:2026年5月
納期の改善が期待される
台湾での生産開始により、これまで長期化していた納期の大幅な改善が期待されます。
従来は半導体不足などの影響で数ヶ月から1年以上の納期が必要な場合もありましたが、複数拠点での生産体制により、より短期間での納車が可能になる見込みです。
具体的な納期については、発表後に明らかになると思われますが、早期に予約することで、より早い納車が期待できるでしょう。
まとめ:進化した新型ノアに注目
2026年のビッグマイナーチェンジで、トヨタ新型ノアはさらに魅力的なミニバンへと進化します。
新型ノアの主なポイント
- 洗練された新デザイン:フロントグリルとヘッドライトの刷新で先進的な印象に
- ハイブリッド専用化:環境性能を重視し、ガソリン車を廃止
- 優れた燃費性能:23.4km/L(FF)という高い燃費性能
- 最新デジタルメーター:最大12.3インチの大型ディスプレイで視認性向上
- 台湾生産開始:納期の改善と安定供給を実現
- 充実の安全装備:ハンズオフドライブやアドバンストパークなど最新技術を搭載
- 快適な室内空間:広々とした室内と多彩なシートアレンジ
購入を検討すべき人
- ファミリー層:3世代での移動や、複数の子供を持つ家庭に最適
- 燃費重視の方:ハイブリッド専用化で、ランニングコストを抑えたい方
- 最新技術を求める方:ハンズオフドライブなど先進の運転支援技術を体験したい方
- 利便性重視の方:スライドドア、フリーストップバックドアなど使い勝手を重視する方
トヨタ新型ノアは、日本のミニバン市場において不動の人気を誇るモデルです。2026年のビッグマイナーチェンジにより、さらに多くのユーザーに支持される一台となることは間違いありません。
発表・発売は2026年4月~5月の予定ですので、購入を検討されている方は、早めにディーラーで詳細情報を確認し、予約を検討することをおすすめします。
トヨタは新型ノアの改良により、ミニバン市場でのリーダーシップをさらに強固なものにしていくでしょう。今後の続報にも注目です。

