ホンダは新型「フィット」など世界で計約42万6000台のリコールを実施する。昨年9月に発売した新型フィットのリコールはこれで5度目となる。
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新型 フィットやヴェゼルが5度目のリコール
リコール対象の車種はフィットのほか、小型SUV「ヴェゼル」やワゴン系の軽自動車「N-WGN」、「N-WGN CUSTOM」でリコールに掛かる費用は57億円を見込んでいる。業績への影響は軽微という。
ホンダや国土交通省の資料などによると、国内分計42万5825台のほか、中南米やアジアなどで183台をリコールする。点火コイル内部の電気ノイズを除去する構造が不適切なため、エンジンが停止するなどの恐れがある。また、電源供給回路で電気ノイズに対する保護が不十分なため、制御ユニットが誤作動し、走行中にメーターパネルが消灯し、エンジンが停止する恐れがあるとしている。国内でリコール対象となる車種の製造期間は2013年6月から14年10月まで。同社は新型フィットやヴェゼルでリコールが複数回に及び、顧客に迷惑をかけた責任を真摯(しんし)に受け止めるとして伊東孝紳社長が月額報酬の20%、その他の役員は10%をそれぞれ3カ月間返上するとした。ホンダは全世界ブランドランキングで20位、自動車業界では4位と現在高評価を受けている。今回のリコール対応が今後のブランドイメージにも関わるので是非、今後のホンダに注目したいと思う。
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