スズキは2015年3月3日から開催しているジュネーブモーターショー2015で新型となる「iK-2」と「iM-4」を世界初公開した。
「iK-2」と「iM-4」
これらモデルに採用している新環境技術として、次世代軽量プラットフォーム、直噴ターボガソリンエンジン「 BOOSTERJETブースタージェット 」、マイルドハイブリッドシステム「SHVS」を紹介した。iM-4は新型スイフトのSUVバージョンの可能性が高そうだ。
小型4WD「iM-4」
「iM-4」は、「Shape the Inspiration(インスピレーションを形にする)」をコンセプトとする、個性的な小型4WDである。スズキ4WDのDNAと最新技術を個性的なデザインにパッケージすることで、コンパクトカーの行動範囲や自己表現の可能性と楽しさを拡げ、乗り手にインスピレーションを与える新提案モデルである。
特長
シンプルながら愛着や親しみがあり、かつ新しさを感じるデザイン。エスクード等のスズキ4WDの特徴である貝殻形状のボンネットや、スイフト等に採用されている黒色のA・Bピラー、初代セルボやフロンテクーペから受け継いだCピラー周りからリヤへの造形など、スズキの伝統を感じるデザインを随所に散りばめた。ボディサイズは全長3,693mm、全幅1,709mm、全高1,566mm。4WDシステムと高い最低地上高により、雪や未舗装路でも安心して走れる走行性能を実現。次世代軽量プラットフォームに「SHVS」を採用した1.2Lデュアルジェット エンジンを搭載し、低燃費・低CO2排出を実現。
1.軽量化と基本性能向上を追求した次世代軽量プラットフォーム
アンダーボディの主要な構造や部品の配置を最適化し、効率よく剛性を高めながら軽量化を図り、燃費・安全性・操縦安定性・静粛性などを向上。機能部品のモジュール化を図ることで開発効率を高めたプラットフォーム。
2.ISGを搭載したマイルドハイブリッドシステム「SHVS」
ISG(モーター機能付発電機)によるモーターアシストと効率のよい回生発電を行う、マイルドハイブリッドシステム。リチウムイオンバッテリーとの組み合わせにより、サイズ・重量・コストといった小型車に求められる要件をバランス良く満たし、燃費を向上。
スズキニュースリリース