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MINI COUNTRYMAN 2025年モデル 完全解説 JNCAP安全性能評価結果 2025年度4つ星 取得・グレード・価格まで徹底まとめ

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MINIブランド最大のSUVとして知られるMINI COUNTRYMANは、2023年に3代目へとフルモデルチェンジを果たし、先代のMINI Crossoverから名称を改めて大幅な進化を遂げました。全長4,445mm×全幅1,845mm×全高1,660mmという先代比で全長13cm・全高6.5cm拡大されたボディは、MINIブランド史上最大のサイズ感を誇りつつも、MINIらしいゴーカートフィールとプレミアム感を高次元で両立しています。ガソリン・ディーゼル・電気(EV)・マイルドハイブリッドという多彩なパワートレインを揃え、ファミリーユースからスポーツ走行まで幅広いニーズに対応するCセグメントSUVです。本記事では、2025年度JNCAP(自動車安全性能評価)の最新評価結果をはじめ、全グレード・価格構成、基本スペック、安全装備の詳細まで購入検討者が知りたい情報を余すことなく解説します。

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目次

JNCAP 2025年度評価結果:MINI COUNTRYMANの安全性能を徹底解説

2026年4月22日、国土交通省とNASVA(独立行政法人自動車事故対策機構)による「自動車安全性能2025」の評価結果第4弾として、MINI「MINI COUNTRYMAN」の結果が公表されました。総合評価は5段階中上から2番目の「★★★★☆(4つ星)」という結果です。

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本モデルの評価における最大の特徴は、予防安全性能と衝突安全性能の評価が逆転している点にあります。多くの輸入車が予防安全性能で高評価を得て衝突安全性能に課題を残すケースが多い中、MINI COUNTRYMANは衝突安全性能で「Aランク」を獲得した一方、予防安全性能は「Bランク」にとどまっています。

予防安全性能のBランクについて詳しく見ると、被害軽減ブレーキ(昼間・夜間の歩行者対応、対自転車、交差点対応)、車線逸脱抑制、高機能前照灯の6項目はいずれもレベル5/5という最高評価を獲得しています。しかしながら、「ペダル踏み間違い時加速抑制」の評価がレベル2/5にとどまっており、この項目のスコアが予防安全性能全体のランクをBに引き下げる要因となっています。アクセルとブレーキの踏み間違いによる暴走事故は国内でも深刻な社会問題となっているだけに、ファミリーカーとして購入を検討するユーザーにとっては注視すべきポイントです。

一方、衝突安全性能については最高ランクのAランクを獲得しており、フルラップ前面衝突(運転席・後席ともにレベル5)、側面衝突(助手席・レベル5)、歩行者保護(脚部・レベル5)など多くの項目で満点評価を受けています。新オフセット前面衝突でレベル4、後面衝突頚部保護(運転席・助手席ともにレベル4)、歩行者保護(頭部・レベル4)、シートベルト着用警報(レベル4)といった項目はレベル4止まりですが、衝突安全性能全体としてはAランクという高い水準を維持しています。これはBMWグループが推進する高剛性ボディ構造と多数のエアバッグ、プロアクティブな乗員保護システムが貢献した結果と言えます。

事故自動緊急通報装置については「先進型」として認定されており、万一の事故発生時に乗員の傷害予測情報を含む詳細データを自動送信してコールセンターへ接続する高度な緊急通報体制が整っています。この点はティグアン(装備なし)と異なり、MINI COUNTRYMANの大きなアドバンテージとなっています。

JNCAP 2025年度 評価結果 詳細一覧

予防安全性能:Bランク

評価項目評価結果
被害軽減ブレーキ〔対歩行者:昼間〕★★★★★ レベル5/5
被害軽減ブレーキ〔対歩行者:夜間〕★★★★★ レベル5/5
被害軽減ブレーキ〔対自転車〕★★★★★ レベル5/5
被害軽減ブレーキ〔交差点〕★★★★★ レベル5/5
車線逸脱抑制★★★★★ レベル5/5
高機能前照灯★★★★★ レベル5/5
ペダル踏み間違い時加速抑制★★☆☆☆ レベル2/5

衝突安全性能:Aランク

評価項目評価結果
フルラップ前面衝突(運転席)★★★★★ レベル5/5
フルラップ前面衝突(後席)★★★★★ レベル5/5
新オフセット前面衝突★★★★☆ レベル4/5
側面衝突(助手席)★★★★★ レベル5/5
後面衝突頚部保護(運転席)★★★★☆ レベル4/5
後面衝突頚部保護(助手席)★★★★☆ レベル4/5
歩行者保護(頭部)★★★★☆ レベル4/5
歩行者保護(脚部)★★★★★ レベル5/5
シートベルト着用警報(助手席)★★★★☆ レベル4/5
シートベルト着用警報(後席)★★★★☆ レベル4/5

事故自動緊急通報装置

評価項目評価結果
事故自動緊急通報装置先進型 認定

交通標識認識システム(TSR)対応状況

対象標識搭載状況
最高速度標識◎ 対応
車両進入禁止標識ー 非対応
一時停止標識ー 非対応
はみ出し通行禁止標識◎ 対応

総合評価

項目結果
総合評価★★★★☆(4つ星・2025年度)
予防安全性能Bランク
衝突安全性能Aランク
事故自動緊急通報装置先進型

史上最大のMINIが持つデザインと基本スペック

新型MINI COUNTRYMANは「サイズも、完成度も、大きな成長を遂げた」というブランドメッセージのとおり、MINIデザインのDNAを受け継ぎながら大幅に拡大されたボディに全面刷新されたインテリアを組み合わせた意欲作です。全グレード共通で全長4,445mm×全幅1,845mmというボディサイズは先代MINI Crossoverと比べて全長13cm・全高6.5cmの拡大となっており、後席の居住性や荷室容量が大きく向上しています。ホイールベースは2,690mm、最小回転半径はJCWグレードの5.6mを除き全グレード5.5mとなっています。

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インテリアは大型の有機EL(OLED)ディスプレイを中心に据えたデジタルコックピットを採用しており、物理スイッチを極力排した近未来的なデザインが特徴です。従来のメーター類を廃したすっきりとした空間設計は開放感を演出しており、MINIらしいポップな個性とプレミアムSUVとしての上質感を両立しています。7速DCT(デュアルクラッチトランスミッション)が全ガソリン・ディーゼルグレードに採用されており、スポーティで素早い変速応答が走りの楽しさを高めます。

多彩なパワートレイン:4つの選択肢

MINI COUNTRYMANが他のCセグメントSUVと一線を画す大きな特徴のひとつが、ガソリン・マイルドハイブリッド・ディーゼル・純電気(EV)という4種類のパワートレインを揃えていることです。ライフスタイルや走行環境に合わせて最適な動力源を選べるラインアップは、MINIブランドの懐の深さを示しています。

MINI Countryman C / C Select(マイルドハイブリッドガソリン・FWD) は、1,498cc直列3気筒DOHCガソリンターボエンジン(115kW/156PS)に15kW(20PS)のマイルドハイブリッドモーターを組み合わせたシステムを搭載しています。7DCTとの組み合わせで軽快な走りと燃費効率を両立し、日常使いに最適なパワートレインです。

MINI Countryman D(ディーゼル・FWD) は、1,995cc直列4気筒DOHCクリーンディーゼルエンジン(110kW/150PS、最大トルク360Nm)を搭載し、WLTCモード燃費17.4km/Lという高い燃費性能を実現しています。長距離ドライブや高速道路走行が多いユーザーに特に適したグレードで、力強いトルクと低燃費を兼ね備えています。

MINI Countryman S ALL4(マイルドハイブリッドガソリン・4WD) は、1,998cc直列4気筒DOHCガソリンターボ(150kW/204PS)とマイルドハイブリッドモーター(15kW/20PS)の組み合わせに4WDシステムを加えた、動力性能と走行安定性を重視するユーザー向けのグレードです。

MINI Countryman SE ALL4(純電気EV・4WD) は、最高出力225kW(306PS)・最大トルク494Nmのモーターを搭載した純電気駆動の4WDモデルです。価格は6,780,000円(税込)と高めの設定ですが、環境性能と力強い加速性能を求めるユーザーへの選択肢となっています。

グレードラインアップと価格一覧

2026年3月のマイナーチェンジを経た最新ラインアップは、エントリーグレードのC Selectから高性能スポーツモデルのJohn Cooper Works(JCW)まで幅広いグレード展開となっています。

  • C Select(マイルドハイブリッドガソリン・FWD):4,800,000円
  • C(マイルドハイブリッドガソリン・FWD):5,180,000円
  • D(クリーンディーゼル・FWD):5,230,000円
  • S ALL4(マイルドハイブリッドガソリン・4WD):5,820,000円
  • E(純電気EV・FWD):6,040,000円
  • SE ALL4(純電気EV・4WD):6,780,000円
  • John Cooper Works(ガソリンターボ・4WD):6,830,000円

このほか、特別仕様車「D Slate Blue」(5,980,000円)や「Shadow Edition」(5,980,000円)もラインアップされており、個性的なカラーリングや専用装備を求めるユーザーの選択肢となっています。価格帯はおよそ480万円から683万円と輸入プレミアムSUVとして相応の設定ですが、充実した標準装備と多様なパワートレイン選択の幅広さが特徴です。

MINIの安全技術とデジタルコネクティビティ

MINI COUNTRYMANには、BMWグループが培った先進安全技術が惜しみなく投入されています。衝突被害軽減ブレーキは歩行者・自転車・交差点対応を含む幅広いシーンをカバーし、JNCAPの予防安全性能評価においてこれらの項目はすべてレベル5を獲得しています。高機能前照灯も最高評価を受けており、夜間走行時の視認性と安全性が高い水準で確保されています。]

2024 mini countryman crossover

前述のとおり、先進型の事故自動緊急通報装置を搭載している点もMINI COUNTRYMANの安全面での強みです。万一の事故発生時に乗員の傷害予測情報を含む詳細データをコールセンターへ自動送信することで、より迅速かつ的確な救急対応の呼びかけが可能となっています。

交通標識認識システム(TSR)については最高速度標識とはみ出し通行禁止標識への対応が確認されており、日常的な運転支援にも一役買っています。一方でペダル踏み間違い時加速抑制がレベル2にとどまっており、この点は改善が期待されます。

インフォテインメント面では大型有機ELディスプレイを中心とした「MINI Operating System 9」を採用し、ナビゲーション・音楽・車両設定などをシームレスに操作できます。スマートフォンとの連携機能も充実しており、走行データや燃費・充電状況の管理をアプリでリアルタイムに確認できる利便性も現代的なカーライフを支えます。

グレード別おすすめ選び方まとめ

MINI COUNTRYMANはグレードによってパワートレインと価格帯が大きく異なるため、ライフスタイルに合わせた選択が重要です。コストを抑えてMINIの世界観と安全装備を手に入れたい方には「C Select」(4,800,000円)が最もリーズナブルな入口となります。燃費性能と実用性を最優先に考えるならばディーゼルの「D」(5,230,000円)が最適で、WLTCモード17.4km/Lという優れた燃費効率が長距離ドライブでのランニングコストを抑えます。4WDによる走行安定性と動力性能を求めるなら「S ALL4」(5,820,000円)、環境性能を最優先するならEVの「E」または「SE ALL4」が選択肢となります。MINIブランドの走りを究極まで楽しみたいスポーツ志向のユーザーには「John Cooper Works」(6,830,000円)が圧倒的なパフォーマンスと引き換えに最高の走行体験を提供します。

他モデルとのJNCAP安全性能比較

同じく2025年度JNCAPで評価された3車種と比較すると、MINI COUNTRYMANの特徴がより鮮明になります。スバルのフォレスター(★★★★★)は予防・衝突ともにAランクで全項目レベル5という最高水準を達成しています。フォルクスワーゲンのティグアンは予防安全Aランク・衝突安全Bランク・事故自動緊急通報装置なしの4つ星です。そしてMINI COUNTRYMANは予防安全Bランク・衝突安全Aランク・事故自動緊急通報装置「先進型」の4つ星という、ティグアンとは対照的な強みと弱みを持つ評価結果となっています。衝突安全性能の高さと先進型緊急通報装置の搭載という点では輸入車の中でも際立っており、万一の衝突時における乗員保護を重視するユーザーにとっては安心材料となる評価結果です。

まとめ:MINI COUNTRYMANが選ばれる理由と注意点

MINI COUNTRYMANは、MINIブランド最大のSUVとして先代MINI Crossoverから名称を改め、サイズ・パワートレイン・インテリアのすべてにおいて大幅な進化を遂げた意欲的なモデルです。JNCAP2025において衝突安全性能でAランクを獲得し、事故自動緊急通報装置「先進型」認定も受けるなど、万一の事故時における乗員保護と緊急対応体制は輸入SUVの中でも高い水準にあります。一方で、ペダル踏み間違い時加速抑制がレベル2という評価は予防安全性能全体をBランクに引き下げており、特にご年配の方やペダル操作に不安を感じるドライバーが使用する場合は留意が必要です。ガソリン・ディーゼル・EV・マイルドハイブリッドの4パワートレインから自分のライフスタイルに最適な一台を選べる充実のラインアップ、有機ELディスプレイを中心とした先進的なデジタルコックピット、そしてMINIならではのゴーカートフィールとプレミアムな空間品質は、輸入プレミアムSUVとして唯一無二の魅力を放っています。購入を検討している方は、ぜひ最寄りのMINI正規ディーラーで試乗体験を通じてそのキャラクターを実際に確かめてみてください。

MINI COUNTRYMAN

https://www.mini.jp/ja_JP/home/range/new-mini-countryman.html

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この記事を書いた人

KAZUのアバター KAZU 編集長

自動車専門メディア『最新自動車情報』編集長のKAZU。IT企業から独立後、自動車専門サイト『最新自動車情報』を立ち上げ、編集長として12年間運営に携わってまいりました。これまでに、新車・中古車、国産車(日本車)から輸入車(外車)まで、あらゆるメーカーの車種に関する記事を6,000本以上執筆。その経験と独自の分析力で、数々の新型車種の発表時期や詳細スペックに関する的確な予測を実現してきました。『最新自動車情報』編集長として、読者の皆様に信頼性の高い最新情報、専門的な視点からの購入アドバイス、そして車(クルマ)の奥深い魅力をお届けします。後悔しない一台選びをしたい方、自動車業界のトレンドをいち早く知りたい方は、ぜひフォローをお願いいたします。

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