2017年は構造改革ステージ2に入っている期間でありマイナーチェンジやフルモデルチェンジで燃費や性能改善を測る。マツダは既に2015年3月期の決算説明会資料にSKYACTIVを進化させた次期SKYACTIVといえる「SKYACTIV GEN2」を、次期中期計画「構造改革ステージ2」の期間中である2016~2018年度に発売する車両に搭載する方針を示した。SKYACTIV GEN2では、「究極の燃焼技術と電動化技術を組み合わせ、劇的に燃費を性能を改善」し、2008年比で約50%の向上を目指す。SKYACTIV GEN1との比較であれば、約15%の燃費向上を果たすことになる。
中でも今のマツダの販売台数、好調のきっかけとなったCX-5のフルモデルチェンジやCX-3のマイナーチェンジ、新型SUVのCX-6の投入され販売力強化を行っていくだろう。更に2017年は、マツダのロータリーエンジン50周年となる節目の年で次世代ロータリーエンジンを搭載した新型 RX-7の発売が期待されている!!
マツダ 新型 CX-5 フルモデルチェンジ 2017年2月2日発売
2017年で丸5年目を迎えフルモデルチェンジを果たすこととなる。エクステリアは「魂動デザイン」のもと艶やかさと精悍さを融合させた外観ボディカラーには魂動デザインの造形美を質感高く際立たせる新開発の「ソウルレッドクリスタルメタリック」を初採用した。19インチアルミホイールが標準搭載。そして今回のフルモデルチェンジでの最大の目玉は、2016年7月14日発売した新型アクセラに初搭載されるG-ベクタリング コントロール搭載である。
スペック | 新型CX-5 | ||
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全長 | 4,545mm | ||
全幅 | 1,840mm | ||
全高 | 1,690mm | ||
ホイールベース | 2,700mm | ||
エンジン | SKYACTIV-G 2.0 2.0L 直列4気筒DOHC |
SKYACTIV- D 2.2 2.2L 4気筒DOHC 直噴ターボ |
SKYACTIV-G 2.5 直列4気筒2.5L直噴 ガソリンエンジン |
最高出力 | 114kW(155PS)/ 6,000rpm |
140kW(190PS)/ 4,500rpm |
140kW(190PS)/ 6,000rpm |
最大トルク | 196Nm(20.0kgm)/ 4,000rpm |
450Nm(45.9kgm)/ 2,000rpm |
251Nm(25.6kgm)/ 3,250rpm |
トランスミッション | 6速AT | ||
駆動方式 | 2WD | 2WD(FF)/4WD | |
乗車定員 | 5名 | ||
JC08モード燃費 | 16.0km/L | 2WD車19.0km/L / 4WD車18.0km/L |
2WD車14.8km / 4WD車14.2km/L |
価格 | 249万4,800円〜 268万9,200円 |
280万8,000円〜 352万6,200円 |
272万1,600円~ 321万3,000円 |
マツダ 新型 フレア フルモデルチェンジ 2017年3月2日発売
スズキは新型ワゴンR/スティングレーのフルモデルチェンジを行い2017年2月1日に発売した。旧型モデル同様、スズキのワゴンRのOEM供給を受け新型フレアを2017年3月2日に発売する。スティングレーに相当する「カスタムスタイル」の設定は無く、「カスタムスタイル」の未設定に伴ってターボ車も未設定となる。グレード体系は「HYBRID XG(ワゴンRの「HYBRID FX」相当)」と「HYBRID XS(同「HYBRID FZ」相当)」の2グレードとなっており、「FA」に相当するグレードがOEMされていないため、マイルドハイブリッド専用車種となった。
スペック | 新型フレア |
---|---|
全長 | 3,395mm |
全幅 | 1,475mm |
全高 | 1,660mm |
ホイールベース | 2,460mm |
エンジン | 660cc 直列3気筒エンジン + モーター |
エンジン最高出力 | 52ps/6,500rpm |
エンジン最大トルク | 6.1kgm/4,000rpm |
モーター最高出力 | 3.1ps/1,000rpm |
モーター最高トルク | 5.1kgm/100rpm |
バッテリー | リチュウムイオン電池 |
駆動方式 | 2WD(FF)/4WD |
JC08モード燃費 | 30.4〜33.4km/L |
乗車定員 | 4人 |
価格 | 1,177,200円〜1,470,960円 |
HYBRID XG
2WD 1,177,200円 JC08モード燃費:33.4km/L
4WD 1,298,160円 JC08モード燃費:30.4km/L
HYBRID XS
2WD 1,350,000円 JC08モード燃費:33.4km/L
4WD 1,470,960円 JC08モード燃費:30.4km/L
マツダ 新型 デミオ 一部改良 先進安全技術「i-ACTIVSENSE」標準装備 2017年4月20日発売
マツダは2017年4月20日に新型デミオの全車に先進安全技術「i-ACTIVSENSE」を標準装備して発売した。グレード「13C」「オーディオレス車」は6月以降、「15MB」は7月以降の生産を予定する。価格:138万2400円~224万6400円。
スペック | 新型デミオ | |||
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モデル | 13 | XD | ||
全長 | 4,060mm | |||
全幅 | 1,695mm | |||
全高 | 1,500mm | |||
ホイールベース | 2,570mm | |||
エンジン | SKYACTIV-G 1.5 1.3L 直4気筒 DOHCエンジン |
SKYACTIV-D 1.5L 直4気筒DOHC ディーゼルターボ |
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最高出力 | 68kW (92ps)/ 6,000rpm |
77kW(105ps)/ 4000rpm |
||
最大トルク | 121Nm (12.3kgm)/ 4,000rpm |
250Nm(25.5kgm)/ 1,500rpm |
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乗車定員 | 5名 | |||
トランスミッション | 6AT/6MT | 6AT/6MT | ||
駆動方式 | 2WD | 4WD | 2WD | 4WD |
JC08モード燃費 | 24.6km/L | 20.6km/L | 30.0km/L | 22.8km/L |
価格 | 1,382,400円〜 1,965,600円 |
1,803,600円〜 2,246,400円 |
マツダ 新型 CX-3 マイナーチェンジ (一部改良) 2017年6月29日予約開始 7月27日発売
今までディーゼル車のみであったが2.0L 直4 SKYACTIV -Gのガソリンモデルをラインナップに追加する。ディーゼルエンジン車は発表と同時に発売を開始。ガソリンエンジン搭載モデルは2017年6月29日予約開始し7月27日発売を開始。価格:210万6000円~306万6400円。マツダ CX-3のガソリンエンジン「SKYACTIV-G 2.0」搭載車が、新燃費モード「WLTCモード」の認可を取得したことを2017年6月2日発表した。
この背景としては、日本国内でのCX-3の販売低迷にある。日本自動車販売協会連合会(自販連)によれば、マツダの今年1~6月(上半期)の国内乗用車販売台数は前年上半期比24%減の約8.6万台と大幅なマイナスになっている。CX-3が同45%減の1523台。CX-3は半減に近い結果となった。最大の理由は日本国内で乗用車として販売されている唯一のディーゼルエンジン専用車種であるということ。
スペック | 新型CX-3 | |||
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モデル | 20S | XD | ||
全長 | 4,275mm | |||
全幅 | 1,765mm | |||
全高 | 1,550mm | |||
ホイールベース | 2,570mm | |||
エンジン | 直4 2.0L SKYACTIV-D | 直4 1.5L SKYACTIV-D | ||
最高出力 | 110kW(150ps)/ 6,000rpm |
77kW(105ps)/ 4,000rpm |
||
最大トルク | 195Nm(19.9kgm)/ 2,800rpm |
250Nm(25.5kgm)/ 1,500rpm |
||
乗車店員 | 5名 | |||
トランスミッション | 6AT | 6MT | 6AT | 6MT |
JC08モード燃費 | 17.0km/L | 16.6km/L | 23.4km/L | 25km/L |
価格 | 2,127,600円〜 2,792,080円 |
2,436,480円〜 3,062,080円 |
マツダ 新型 CX-5 全モデルに先進安全技術「i-ACTIVSENSE」を標準装備 249万4800円~2017年8月3日発売
マツダは新型CX-5のフルモデルチェンジを行い2017年2月2日に発売した。そして、2017年8月3日に新型CX-5 全モデルに先進安全技術「i-ACTIVSENSE」を標準装備し発売した。同日に新型アテンザにも全モデルに先進安全技術「i-ACTIVSENSE」を標準装備した。価格:249万4800円~352万6200円。マツダは2017年度中に国内で販売するロードスターを除いた主要5車種に「i-ACTIVSENSE」技術を標準装備することを公表。新型デミオと新型CX-3に続き新型CX-5と新型アテンザに搭載となる。
マツダ 新型 アクセラ マイナーチェンジ 全モデルに先進安全技術「i-ACTIVSENSE」を標準装備 2017年8月25日発表 9月21日発売
マツダは新型アクセラのビックマイナーチェンジを2016年7月14日に行い発売を開始。2017年8月25日に新型アクセラを発表し、全モデルに先進安全技術「i-ACTIVSENSE」を標準装備し9月21日発売する。全車種で「セーフティ・サポートカーS ワイド」に適合。更に、360°ビューモニターをマツダ車初採用した。価格:182万5200円~331万200円。
マツダは2017年度中に国内で販売するロードスターを除いた主要5車種に「i-ACTIVSENSE」技術を標準装備することを公表。新型デミオと新型CX-3に続き2017年8月3日に新型CX-5と新型アテンザに搭載となる。
スペック | 新型アクセラ | |||
---|---|---|---|---|
モデル | 20S | 1.5XD | ||
全長 | 4,580mm | |||
全幅 | 1,795mm | |||
全高 | 1,455mm | |||
ホイールベース | 2,700mm | |||
エンジン | 直4 1.5L SKYACTIV-1.5 | 直4 1.5L SKYACTIV-D | ||
最高出力 | 82kW(111ps) / 6,000rpm |
77kW(105ps)/ 4,000rpm |
||
最大トルク | 144Nm(14.7kgm)/ 3,500rpm |
250Nm(25.5kgm)/ 1,500rpm |
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乗車店員 | 5名 | |||
トランスミッション | 6AT | 6MT | 6AT | 6MT |
JC08モード燃費 | 19.2km/L〜20.6km/L | 17.8km/L〜21.6km/L | ||
価格 | 182万5,200円〜261万9,000円 | 233万8,200円〜268万9,200円 |
マツダ 新型 CX-8 (CX8) 3列シート採用モデル 6・7人乗り 国内初採用 2017年9月14日発表、12月14日発売
マツダは新型CX-8 (CX8) を国内向け新世代商品としては初めての3列シート採用モデルとして2017年9月14日発表、12月14日に発売開始。2017年9月14日から予約受注開始した。新型CX-8は6・7人乗りモデルをラインナップする。価格:319万6800円~419万400円月間。月間販売計画台数:1,200台6人乗り仕様はキャプテンシートでセンターコンソールを採用する。マツダは、新型CX-8の予約受注台数が、発売前の約3か月(9月14日の予約開始~12月10日)で、月間販売計画台数1,200台の約6倍の7,362台となったと発表した。
スペック | 新型CX-8 |
---|---|
全長 | 4,900mm |
全幅 | 1,840mm |
全高 | 1,730mm |
ホイールベース | 2,930mm |
エンジン | SKYACTIV-D 2.2 (新世代クリーンディーゼルエンジン) 2.2L 4気筒DOHC直噴ターボ |
最高出力 | 129kW(175ps)/4,500rpm |
最大トルク | 420Nm(42.8kgm)/2,000rpm |
トランスミッション | SKYACTIV-DRIVE (6速自動変速機) |
乗車定員 | 6名/7名 |
JC08モード燃費 | 17.6km/L |
価格 | 319万6,800円~419万400円 |
マツダ 新型 デミオ マイナーチェンジ (一部改良) 特別仕様車 ノーブルクリムゾン 2017年12月7日発売
マツダは新型デミオのマイナーチェンジ(一部改良)を行い2017年12月7日に発売する。特別仕様車に「Noble Crimson ノーブル・クリムゾン」を追加する。価格:139万3200円~226万2600円。特別仕様車「Noble Crimson(ノーブルクリムゾン)」価格:177万6600円~226万2600円
※最新自動車情報2017調べ
発売日の間違え、予想も含まれております。
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