マツダは新型CX-3のマイナーチェンジを行い2017年6月29日に発表、7月27日発売する。今までディーゼル車のみであったが2.0L 直4 SKYACTIV -Gのガソリンモデルをラインナップに追加する。ディーゼルエンジン車は発表と同時に発売を開始。ガソリンエンジン搭載モデルは2017年6月29日予約開始し7月27日発売を開始。
価格:210万6000円~306万6400円
マツダ CX-3のガソリンエンジン「SKYACTIV-G 2.0」搭載車が、新燃費モード「WLTCモード」の認可を取得したことを2017年6月2日発表した。
新型CX-3 ガソリンモデルについて
今回のマイナーチェンジのタイミングでガソリンエンジン追加される。この背景としては、日本国内でのCX-3の販売低迷にある。日本自動車販売協会連合会(自販連)によれば、マツダの今年1~6月(上半期)の国内乗用車販売台数は前年上半期比24%減の約8.6万台と大幅なマイナスになっている。CX-3が同45%減の1523台。CX-3は半減に近い結果となった。
最大の理由は日本国内で乗用車として販売されている唯一のディーゼルエンジン専用車種であるということ。それにより、価格は237万6000円からと金額が高く設定されている。
ライバル車種の日産 ジュークの価格は197万5320円からホンダ ヴェゼルの価格は価格は192万円からと価格差があることだ。価格差を無くすためにもガソリンモデルのラインナップを行い、販売力を強化する。ガソリンモデルは実は、海外モデルでは2.0Lガソリンエンジン「SKYACTIV-G 2.0」を搭載したモデルが発売されている。
SKYACTIV-G 2.0
最高出力:120ps/6000rpm
最大トルク:20.19kgf・m/2800rpm
2WD(FF) JC08モード燃費17.0 km/L WLTCモード燃費16.0 km/L
4WD JC08モード燃費16.6 km/L WLTCモード燃費15.2 km/L
を搭載しており世界戦略を含めそのまま投入される可能性が高そうだ。
スペック | 新型CX-3 | |||
---|---|---|---|---|
モデル | 20S | XD | ||
全長 | 4,275mm | |||
全幅 | 1,765mm | |||
全高 | 1,550mm | |||
ホイールベース | 2,570mm | |||
エンジン | 直4 2.0L SKYACTIV-D | 直4 1.5L SKYACTIV-D | ||
最高出力 |
110kW(150ps)/ 6,000rpm |
77kW(105ps)/ |
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最大トルク |
195Nm(19.9kgm)/ 2,800rpm |
250Nm(25.5kgm)/ |
||
乗車店員 | 5名 | |||
トランスミッション | 6AT | 6MT | 6AT | 6MT |
JC08モード燃費 | 17.0km/L | 16.6km/L | 23.4km/L | 25km/L |
価格 | 2,127,600円〜2,792,080円 | 2,436,480円〜3,062,080円 |
WLTCモード燃費について
WLTCモードは、3つの走行モード「市街地モード(WLTC-L)」「郊外モード(WLTC-M)」「高速道路モード(WLTC-H)」で構成された国際的な試験方法です。従来のJC08モードに比べ、冷機状態での走行時間割合の増加、アイドリング時間比率の減少、運転者以外の乗員や積載物の重量考慮などにより、実際の使用実態を意識した内容となっています。
先進安全技術「i-ACTIVSENSE」全車に標準搭載
i-ACTIVSENSEは、ミリ波レーダーやカメラなどの検知デバイスを用いたマツダの先進安全技術の総称です。事故が避けづらい状況での衝突回避・被害軽減を図るプリクラッシュセーフティ技術に加え、認知支援を行いドライバーの安全運転をサポートするアクティブセーフティ技術で構成されています。
AFS(アダプティブフロントライティングシステム)
夜間走行中では、ドライバーの疲労を軽減し、安全性を高める上で明るく見やすい視界を確保することが大切です。
AFS(アダプティブフロントライティングシステム)は走行状況に応じてヘッドランプの配光を最適にコントロールします。スピードとステアリングの舵角に合わせて、ドライバーが進みたい方向にヘッドランプのロービームを照射します。
HBC(ハイビームコントロール)
HBCは、対向車や先行車を検知し、ヘッドランプのハイビーム・ロービームを自動で切り替える夜間走行中のドライバー認知支援機能です。
RVM(リアビークルモニタリングシステム)
RVMは、リアバンパーに設置した準ミリ波レーダーで、隣(左右)のレーンや後方からの接近距離を検知して、車線変更により衝突の危険性がある場合には、インジケーターや警報でドライバーに注意を促します。
LDWS(レーンデパーチャーワーニングシステム)
LDWS(車線逸脱警報システム)は、道路上の車線を感知し、車両が車線を逸脱することを予測してドライバーに警告するシステムです。
FOW(フォワードオブストラクションワーニング)
FOW(前方衝突警報)は、ミリ波レーダーを使い、先行車や障害物との距離を計算し、衝突の可能性がある状態まで接近した場合には、警報とディスプレイの表示で、ドライバーに衝突の危険性を知らせ、ブレーキ操作を促すシステムです。
SCBS(スマート・シティ・ブレーキ・サポート)
約4~30km/hでの低速走行中、フロントガラスに設置した、近距離を高精度で検知できる近赤外線レーザーセンサーで先行車を捉え、衝突の危険性が高いと判断すると、ブレーキを自動制御します。このとき、ドライバーがブレーキペダルを踏むと、ブレーキは即座に強い制動力を発揮。ドライバーがブレーキ操作などを行わなかった場合には、自動的にブレーキをかけて衝突回避をサポート、もしくは衝突による被害の低減を図ります。
AT誤発進制御
アクセルペダルの踏み間違いによる急発進を抑制するシステムです。停車時、レーザーセンサーが前方に障害物を検知した状態で、アクセルが一定以上踏み込まれた場合に作動します。警報音とメーター表示によってドライバーへの注意を促すと同時に、エンジン出力を自動で抑えて急発進を抑制します。
新型CX-3 グレードについて
直列4気筒DOHC 2.0L 直噴エンジンモデル
20S 2WD 価格:2,106,000円
JC08モード燃費17.0km/L
WLTCモード燃費16.0km/L 市街地モード(WLTC-L)12.2km/L
郊外モード(WLTC-M)16.8km/L 高速道路モード(WLTC-H)18.0km/L
20S 4WD 価格:2,332,000円
JC08モード燃費16.6km/L
WLTCモード燃費15.2km/L 市街地モード(WLTC-L)11.6km/L
郊外モード(WLTC-M)15.8km/L 高速道路モード(WLTC-H)17.4km/L
20S PROACTIVE 2WD 価格:2,284,200円
JC08モード燃費17.0km/L
WLTCモード燃費16.0km/L 市街地モード(WLTC-L)12.2km/L
郊外モード(WLTC-M)16.8km/L 高速道路モード(WLTC-H)18.0km/L
20S PROACTIVE 4WD 価格:2,510,200円
JC08モード燃費16.6km/L
WLTCモード燃費15.2km/L 市街地モード(WLTC-L)11.6km/L
郊外モード(WLTC-M)15.8km/L 高速道路モード(WLTC-H)17.4km/L
20S L Package 2WD 価格:2,538,000円
JC08モード燃費17.0km/L
WLTCモード燃費16.0km/L 市街地モード(WLTC-L)12.2km/L
郊外モード(WLTC-M)16.8km/L 高速道路モード(WLTC-H)18.0km/L
20S L Package 4WD 価格:2,764,000円
JC08モード燃費16.6km/L
WLTCモード燃費15.2km/L 市街地モード(WLTC-L)11.6km/L
郊外モード(WLTC-M)15.8km/L 高速道路モード(WLTC-H)17.4km/L
20S Noble Brown 2WD 価格:2,570,400円
JC08モード燃費17.0km/L
WLTCモード燃費16.0km/L 市街地モード(WLTC-L)12.2km/L
郊外モード(WLTC-M)16.8km/L 高速道路モード(WLTC-H)18.0km/L
20S Noble Brown 4WD 価格:2,796,400円
JC08モード燃費16.6km/L
WLTCモード燃費15.2km/L 市街地モード(WLTC-L)11.6km/L
郊外モード(WLTC-M)15.8km/L 高速道路モード(WLTC-H)17.4km/L
スペック | 新型CX-3 ガソリンエンジンモデル |
---|---|
全長 | 4,275mm |
全幅 | 1,765mm |
全高 | 1,550mm |
ホイールベース | 2,570mm |
エンジン | 2.0L 直4 SKYACTIV -G |
最高出力 | 120ps/6000rpm |
最大トルク | 20.19kgf・m/2,800rpm |
JC08モード燃費 | 17.0 km/L |
価格 | 210万6,000円〜279万6,400円 |
CX-3について
「SKYACTIV TECHNOLOGY」とデザインテーマ「魂動(こどう)-Soul of Motion」を全面採用した新世代車種の第5弾として投入され、クロスオーバーSUVではCX-5に次いでの採用となる。エンジンは1.5Lディーゼルエンジン「SKYACTIV-D 1.5」と2.0Lガソリンエンジン「SKYACTIV-G 2.0」の2種類が用意されるが、日本仕様車では「SKYACTIV-D 1.5」のみの設定。日本国内で乗用車として販売されている唯一のディーゼルエンジン専用車種となる。
2015年12月24日に商品改良を行い、ンジンのノック音を抑制する
「ナチュラル・サウンド・スムーザー」を全車に標準装備。ダンパーやスタビライザーの構造、電動パワーステアリング特性を緻密にチューニング。操縦安定性を向上させながらも、より上質な乗り心地も追求しました。加えて、新たに「DE精密過給制御」という、軽負荷領域でのアクセル操作に対してクルマがリニアに反応するよう緻密なエンジン制御を設定。
2016年10月14日 商品改良モデル及び特別仕様車「XD Noble Brown」を発表
今回の改良により、新型アクセラに搭載した「G ベクタリング コントロール 」「アダプティブ・LED・ヘッドライト」採用した。
今後新しい情報が入り次第お伝え致します。
マツダニュースリリース
https://newsroom.mazda.com/ja/publicity/release/2017/201706/170628a.html
CX-3