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2023年7月から検査標章(車検ステッカー) 貼る位置変更へ

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車検ステッカー

2023年(令和5年)7月から検査標章(ステッカー)の貼り付け位置が無車検運行の防止策として変更になった。変更場所は従来の「前方から見やすい位置」から「前方かつ運転席から見やすい位置」に変更された。

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検査標章(車検ステッカー)とは?

新規検査・継続検査(車検)等において、国が定める保安基準に適合すると、自動車検査証とともに、ステッカーが交付される。車両のフロントガラスに貼り付けるものである。表面に表示されている数字は自動車検査証の有効期限の満了する年月を表し、有効期間の年を表す数字の配置位置を変えることで識別できるようにしている。

2023年7月から検査標章(車検ステッカー) 貼る位置変更へ

2023年(令和5年)7月から検査標章(ステッカー)の貼り付け位置が無車検運行の防止策として変更になった。変更場所は従来の「前方から見やすい位置」から「前方かつ運転席から見やすい位置」に変更。つまり基本は運転席側の上に張ることになる。

検査標章(車検ステッカー)による罰則

検査標章(車検ステッカー)を付けることは「道路運送車両法」で定められており、貼らずに公道を走行した場合には50万円以下の罰金となる。更に、車検が切れているにもかかわらず公道を走ると、6ヶ月以下の懲役または30万円以下の罰金が科される。加えて、違反点数6点が加算され、30日間の免許停止処分を受ける。

紛失した場合は再発行できる

上記の通り、貼らずに公道を走行すると重い罰金が科されるため、紛失した場合は速やかに再交付の申請をしなければいけない。再交付をするときは、運輸局で手続きが可能である。必要書類(自動車検査証(車検証)・検査登録印紙(300円)・申請書・手数料納付書・印鑑)を持参して再交付申請すれば、その場で新たな車検シールが交付されます。

今回の検査標章(車検ステッカー)の位置について思うこと

検査標章(車検ステッカー)はもちろんすぐに貼ることをおすすめするが、筆者も過去何度も車検を行った後に張ってきたが、今までのフロントガラスの中央に張る場合は貼ってから気になることは全くなかったが、今回の運転席側の上に張ることで運転席に座る度に視界に入る。筆者としては乗る度に今のところ気になるので今まで通りの位置に張りたいと感じてしまったが、時が経てばなれるものかもしれない。国土交通省の一番の狙いである車検忘れ防止となるかは少し疑問ではあるが、これでもちろん改善されれば全員が今回の位置に変えた意味があるだろう。

国土交通省

https://www.jidoushatouroku-portal.mlit.go.jp/jidousha/kensatoroku/about/inspect/sticker/index.html

車検ステッカー

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この記事を書いた人

KAZUのアバター KAZU 編集長

自動車専門メディア『最新自動車情報』編集長のKAZU。IT企業から独立後、自動車専門サイト『最新自動車情報』を立ち上げ、編集長として12年間運営に携わってまいりました。これまでに、新車・中古車、国産車(日本車)から輸入車(外車)まで、あらゆるメーカーの車種に関する記事を6,000本以上執筆。その経験と独自の分析力で、数々の新型車種の発表時期や詳細スペックに関する的確な予測を実現してきました。『最新自動車情報』編集長として、読者の皆様に信頼性の高い最新情報、専門的な視点からの購入アドバイス、そして車(クルマ)の奥深い魅力をお届けします。後悔しない一台選びをしたい方、自動車業界のトレンドをいち早く知りたい方は、ぜひフォローをお願いいたします。

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