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【2026年】デジタルインナーミラー 車種一覧 おすすめ まとめ

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最近の新型車で急速に採用が広がっている「デジタルインナーミラー」。かつては一部の高級車だけに搭載される先進装備でしたが、ミニバンやSUVを中心に標準装備・メーカーオプション化が進み、いまや“特殊装備”から“実用装備”へと変わりつつあります。一度使うと手放せなくなる便利な装備として、新車選びの重要なポイントにもなっています。

この記事では、2026年(令和8年)現在までに国産メーカーが採用しているデジタルインナーミラーの車種を一覧でまとめ、さらにおすすめできる車種や選び方のポイントまで詳しく解説します。

目次

デジタルインナーミラーとは?

デジタルインナーミラーとは、車両後方に取り付けたカメラの映像を、ルームミラー内の液晶ディスプレイに映し出す運転補助装置です。従来の鏡式ルームミラーと違い、後部座席に人を乗せていても、大きな荷物を積んでいても、後方の視界をクリアに確保できるのが最大の特徴です。

切りかえレバーをワンタッチで操作することで、通常の鏡面(光学)ミラーモードと、カメラ映像を映すデジタルミラーモードを自由に切り替えられます。鏡式のルームミラーの画角が20〜24度程度なのに対し、デジタルインナーミラーは50度以上、最新モデルでは100度を超える広い範囲を映し出せるため、後方視界の情報量が格段に多くなります。

デジタルインナーミラーの主なメリット

後席の乗員やヘッドレスト、荷物に視界を妨げられない点が最大のメリットです。3列シートのミニバンに満員で乗っているときでも、後方をしっかり確認できます。加えて、雨の日でもカメラのレンズに雨粒が付かない限りクリアな映像が得られ、夜間は後続車のヘッドライトによるハレーション(眩しさ)を抑えられるため、悪天候や夜間の運転でも視認性が高いという利点があります。

デメリット・注意点

一方で、鏡と比べると距離感がつかみにくいという声もあります。また、ディスプレイのピント合わせに個人差があり、特に遠近両用メガネを使っている方は見え方に慣れが必要な場合があります。こうした点は、購入前に試乗で実際の見え方を確認しておくことをおすすめします。

国産メーカー別・デジタルインナーミラー採用状況

2026年現在、国産メーカーでデジタルインナーミラーを採用しているのは「トヨタ」「レクサス」「ホンダ」「日産」「スバル」「三菱」です。呼び名はメーカーによって異なり、トヨタ・レクサスは「デジタルインナーミラー」、日産は「インテリジェント ルームミラー(スマート・ルームミラー)」、スバルは「デジタルマルチビューモニター」、三菱は「デジタルルームミラー」と呼んでいます。

なお、2026年現在のところ「ダイハツ」「マツダ」「スズキ」は純正デジタルインナーミラーを本格採用する動きはみられません。これらのメーカーの車に装着したい場合は、社外品(後付け)のデジタルインナーミラーを検討することになります。

デジタルインナーミラーの中身を手がけているのは、世界シェア約7割を誇るアメリカのジェンテックス社です。同社の「フル・ディスプレイ・ミラー(FDM)」は2017年にレクサス「LS」へ第1世代が初採用され、その後も進化を続けています。最新の第4世代「FDM4」では、従来の約200万画素から800万画素(4K)へと大幅に高画質化され、車速に応じて画角を自動で変える機能や、死角の車両を画面分割で表示する機能など、次世代の運転支援技術へと発展しています。

トヨタ デジタルインナーミラー採用車種一覧

トヨタはもっとも採用車種が多いメーカーで、多くのモデルで標準装備またはメーカーオプションとして設定されています。

主な採用車種は、プリウス、RAV4、ハリアー、クラウン(クロスオーバー/スポーツ/セダン/エステート)、ノア、ヴォクシー、シエンタ、カローラ/カローラクロス/カローラスポーツ、ランドクルーザー/ランドクルーザー250、アルファード、ヴェルファイア、グランエース、bZ4Xなどです。

特に注目すべきは、高級ミニバンのアルファード・ヴェルファイアで、2025年1月の一部改良で「前後ドライブレコーダー機能付きデジタルインナーミラー」が全グレード標準装備となりました。走行中の映像を記録できるドラレコ機能を純正で備えた点は、安全・安心面で大きな進化です。

各メーカーのデジタルインナーミラー採用車種を表にまとめます。

車種ボディタイプ設定
プリウスハッチバック標準/メーカーOP
RAV4SUV標準/メーカーOP
ハリアーSUV標準/メーカーOP
クラウン(クロスオーバー/スポーツ/セダン/エステート)セダン/SUV標準/メーカーOP
ノアミニバンメーカーOP
ヴォクシーミニバンメーカーOP
シエンタミニバンメーカーOP
カローラ/カローラクロス/カローラスポーツセダン/SUV標準/メーカーOP
ランドクルーザー/ランドクルーザー250SUV標準/メーカーOP
アルファードミニバン全グレード標準(前後ドラレコ付)
ヴェルファイアミニバン全グレード標準(前後ドラレコ付)
グランエースミニバン標準/メーカーOP
bZ4XSUV(EV)標準/メーカーOP

レクサス デジタルインナーミラー採用車種一覧

レクサスはトヨタの上級ブランドとして、幅広いモデルにデジタルインナーミラーを採用しています。

主な採用車種は、NX、RX、RZ、ES、GX550、LM、LX、LSです。特にフラッグシップセダンのLSは、前述の通りジェンテックス製デジタルインナーミラーを世界で初めて量産採用したモデルとして知られています。また、ESは量産車として世界初の「デジタルアウターミラー(サイドミラーのカメラ化)」を採用しており、レクサスはミラーのデジタル化において先進的な立ち位置にあります。

車種ボディタイプ備考
LSセダン世界初の量産採用モデル
ESセダンデジタルアウターミラーも採用
NXSUV―
RXSUV―
RZSUV(EV)―
GX550SUV―
LXSUV―
LMミニバン―

ホンダ デジタルルームミラー採用車種一覧

ホンダは純正アクセサリーを中心に、幅広い車種でデジタルルームミラー(後方車両お知らせ機能付きなど)に対応しています。

主な対応車種は、フィット、フリード、ステップワゴン、オデッセイ、ヴェゼル、CR-V、N-BOX、N-VAN、N-WGN、N-ONEなどです。軽自動車からミニバン、SUVまで幅広く対応しているのが特徴で、特に人気のN-BOXやステップワゴンなど、ファミリーユースの多い車種で選びやすくなっています。

車種ボディタイプ備考
フィットコンパクト純正アクセサリー対応
フリードミニバン純正アクセサリー対応
ステップワゴンミニバン純正アクセサリー対応
オデッセイミニバン純正アクセサリー対応
ヴェゼルSUV純正アクセサリー対応
CR-VSUV純正アクセサリー対応
N-BOX軽自動車純正アクセサリー対応
N-VAN軽自動車純正アクセサリー対応
N-WGN軽自動車純正アクセサリー対応
N-ONE軽自動車純正アクセサリー対応

日産 インテリジェント ルームミラー採用車種一覧

日産は「スマート・ルームミラー」として比較的早くからこの技術を実用化してきたメーカーで、現在は「インテリジェント ルームミラー」の名称で展開しています。

主な採用車種は、ノート/ノート オーラ、キックス、セレナ、エクストレイル、リーフ、ルークス、アリア、エルグランドなどです。設定条件は車種・グレードによって異なり、エルグランドはディーラーオプションの「スマート・ルームミラー」を選択することで装着可能です。EV専用車のアリアでも採用されており、最新モデルほど標準装備化が進んでいます。

車種ボディタイプ備考
ノート/ノート オーラコンパクト標準/メーカーOP
キックスSUV標準/メーカーOP
セレナミニバン標準/メーカーOP
エクストレイルSUV標準/メーカーOP
リーフハッチバック(EV)標準/メーカーOP
ルークス軽自動車標準/メーカーOP
アリアSUV(EV)標準/メーカーOP
エルグランドミニバンディーラーOPで装着可

スバル デジタルマルチビューモニター採用車種一覧

スバルは「デジタルマルチビューモニター」として、周囲を上から見たようなトップビュー映像なども表示できる多機能な仕様を採用しています。主な採用車種はフォレスター、レヴォーグ、レイバックなどです。リヤビュー画面と同時にトップビューを表示できるなど、視界サポート機能が充実しています。

車種ボディタイプ備考
フォレスターSUVトップビュー同時表示対応
レヴォーグワゴン―
レイバックSUVAUTOモード対応

三菱 デジタルルームミラー採用車種一覧

三菱はマルチアラウンドモニター付きのデジタルルームミラーを採用しており、主な採用車種はデリカミニ、eKスペース、eKワゴン、eKクロスなどの軽自動車です。デリカミニでは上級グレードに標準搭載され、200万画素のフルHD高画質カメラにより夜間走行時でも後続車をくっきりと映し出し、白とびを抑える機能も備えています。

車種ボディタイプ備考
デリカミニ軽自動車上級グレードに標準(マルチアラウンドモニター付)
eKスペース軽自動車―
eKワゴン軽自動車―
eKクロス軽自動車―

注意: 「標準」「メーカーOP(メーカーオプション)」の区分はグレードや年次改良によって変わるため、最新の正確な設定は各メーカー公式サイトや販売店でご確認ください。なお、ダイハツ・マツダ・スズキは2026年現在、純正デジタルインナーミラーの本格採用はありません(社外品で対応可能)。

おすすめ車種

デジタルインナーミラーの恩恵がもっとも大きいのは、やはり後方視界が確保しづらいミニバンとSUVです。

ファミリー層には、トヨタ・アルファード/ヴェルファイアが筆頭候補です。前後ドラレコ機能付きデジタルインナーミラーが全グレード標準装備となり、安全装備としての完成度が高くおすすめです。より手頃な価格帯では、ノア/ヴォクシーやシエンタ、ホンダ・ステップワゴンなども、3列シートで後席に人を乗せる機会が多い家庭に向いています。

SUVでは、トヨタ・RAV4やハリアー、日産・エクストレイル、スバル・フォレスターなどが人気です。荷物をたくさん積んでも後方視界が妨げられないため、アウトドアやレジャー用途で真価を発揮します。

軽自動車でデジタルインナーミラーを求めるなら、ホンダ・N-BOXや三菱・デリカミニが有力な選択肢になります。

純正が選べない車種は社外品(後付け)という選択肢も

デジタルインナーミラーを純正設定していない車種でも、社外品(アフターパーツ)を後付けすれば同様の機能を得られます。社外品市場では、ドライブレコーダー機能も搭載したデジタルインナーミラーが主流で、既存のミラーに被せて装着するタイプや、ミラーごと交換するタイプが選べます。

代表的な製品としては、純正ミラー交換タイプで車種専用キットにより美しく装着できるアルパイン「DVR-DM1200A2-IC」、幅広い車種に被せて装着できるパイオニア「VREC-MR800D」、最新センサー搭載で高画質を実現したマックスウィン「MDR-C003X」などがあります。いずれも夜間の視認性に優れた「STARVIS 2」センサーを搭載するなど、純正に迫る、あるいは機能面では上回る製品も増えています。

ただし、2025年1月以降に純正デジタルインナーミラーが標準装備となった車種では、社外品を取り付けられない場合があります。後付けを検討する際は、必ず自分の車種・年式が適合するかを確認しましょう。

まとめ

2026年現在、デジタルインナーミラーはトヨタ・レクサス・ホンダ・日産・スバル・三菱の多くの車種に採用され、ミニバンやSUVを中心に標準装備化が進んでいます。後席の乗員や荷物に視界を妨げられず、夜間や雨天でもクリアな後方視界を確保できる点は、安全運転の大きな助けになります。

最新の第4世代「FDM4」では800万画素(4K)への高画質化や、車速連動の可変画角、死角車両の表示といった新機能が登場し、デジタルインナーミラーは単に「映す」装置から、ドライバーの「認知を支える」装置へと進化しつつあります。新車選びの際は、気になる車種にデジタルインナーミラーが標準装備かオプション設定かを確認し、ぜひ試乗で実際の見え方を体感してみてください。純正設定がない車種でも、社外品の後付けで同じ快適さを手に入れられます。

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この記事を書いた人

KAZUのアバター KAZU 編集長

自動車専門メディア『最新自動車情報』編集長のKAZU。IT企業から独立後、自動車専門サイト『最新自動車情報』を立ち上げ、編集長として12年間運営に携わってまいりました。これまでに、新車・中古車、国産車(日本車)から輸入車(外車)まで、あらゆるメーカーの車種に関する記事を6,000本以上執筆。その経験と独自の分析力で、数々の新型車種の発表時期や詳細スペックに関する的確な予測を実現してきました。『最新自動車情報』編集長として、読者の皆様に信頼性の高い最新情報、専門的な視点からの購入アドバイス、そして車(クルマ)の奥深い魅力をお届けします。後悔しない一台選びをしたい方、自動車業界のトレンドをいち早く知りたい方は、ぜひフォローをお願いいたします。

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