2025年10月29日、日産自動車は約16年ぶりとなるフルモデルチェンジを果たした新型「エルグランド」をジャパンモビリティショー2025で世界初公開しました。2026年夏の発売を予定している新型エルグランドは、第3世代e-POWERや進化したe-4ORCE、インテリジェントダイナミックサスペンションなど、日産の最新技術を結集したプレミアムミニバンとして生まれ変わります。
本記事では、新型エルグランドのデザイン、パワートレイン、先進装備、価格、発売日など、最新情報を徹底解説します。
新型エルグランドの主な特長
1. デザインコンセプト「The private MAGLEV」
新型エルグランドは「The private MAGLEV(リニアモーターカー)」をデザインコンセプトに掲げ、非日常の旅に出かける高揚感と期待感を表現しています。
エクステリアデザインの特徴

威風堂々とした存在感
- ボディサイズ:全長4,995mm × 全幅1,895mm × 全高1,975mm(日産測定値)
- 現行モデルから全長+20mm、全幅+45mm、全高+160mmと大幅拡大
- ハイスピードでありながらスムーズで静かなリニアモーターカーをイメージ
日本の美意識を具現化

- フロントグリル:日本の伝統工芸「組子」をモチーフにしたパターン
- サイドパネル:日本庭園の「間(広いスペース)」と「整(緻密な細部)」の考え方を採用
- 大きな面構成と緻密なディテールのコントラストが特徴
軽量化を追求したホイール

- 18インチアルミホイールにフィニッシャーを採用
- アルミホイールだけでは表現できない緻密さと統一感を実現
新型エルグランドには235/60R18の18インチアルミホイールが装着されています。フィニッシャーによりアルミホイールだけでは表現できない緻密さと車両全体の統一感あるデザインを実現。組子モチーフのデザインが特徴的です。
トヨタ「アルファード/ヴェルファイア」が19インチまで設定しているため、オプションでより大径のホイールが選べると良いいですね。

新色ボディカラー
- 「FUJI DAWN -フジドーン-」:富士の黎明の一瞬を切り取った自然美を表現した2トーン
- 「至極 -シゴク-」:日本で古来より高貴さや格式の高さを象徴する色から着想した2トーン
インテリアデザインの特徴

プライベートラウンジを目指した上質空間
新型エルグランドの内装は、特別なプライベートラウンジのような空間をコンセプトに開発されました。
助手席オットマンが復活

トヨタ「アルファード/ヴェルファイア」で廃止されて不評だった助手席オットマンが、新型エルグランドでは装備されています。これは大きなアドバンテージです。
先進的なインターフェース

- 14.3インチ大画面統合型インターフェースディスプレイ(国内モデル初)
- メーターとセンターディスプレイにそれぞれ14.3インチを配置
- 木目調パネル一体の静電式スイッチ
高級感あふれる素材

- 広範囲に表皮・木目調パネルを配置
- シート素材:テーラーフィット™を採用
- インテリアカラー「紫檀 -シタン-」:日本の美意識に息づく気高さを象徴する紫と青をあしらった配色
- エクステリアの組子パターンと統一感を持たせたキルティングをドアトリムに配置
極上のオーディオ体験

- BOSE 22スピーカープレミアムサウンドシステム搭載
- 映画館にいるような臨場感あふれる3Dサラウンド再生が可能
- フロントシートのヘッドレストにもスピーカーを内蔵
ムードを演出する間接照明
- 最大64色の設定が可能な間接照明
- インストルメントパネルからドアにかけて連続的に配置
- 乗員を包み込むような演出
快適装備

- ツインガラスルーフ(電動チルト&スライド機能付き)
- 2列目キャプテンシート(スライド機能、オットマン、アームレスト装備)
- 2列目シートヒーター&ファン
- 2列目ポジションメモリー機能
- 後席専用12.8インチモニター(ディーラーオプション)
- 非接触充電器2か所
- カップホルダー(フタ付き)
3列目シートも快適

- 左右独立アームレスト
- USB Type-C端子(左右各1口)
- ドリンクホルダー
- 手動ブラインド
3列目まで快適性を追求した設計となっています。
広々とした視界
アイポイントが高くなったことで運転席からの視界が大幅に向上し、安心感と誇らしさを感じられる設計となっています。
2. 第3世代e-POWERで大幅進化したパワートレイン
新型エルグランドの最大の注目点は、第3世代e-POWERの搭載です。
5-in-1 e-POWERパワートレインユニット
コンパクトで高効率
- モーター、発電機、インバーター、減速機、増速機の5つの主要部品を1つのケースに統合
- コンパクトかつ高剛性な構造
- 静粛性と燃費性能を大幅に向上
新開発発電特化型エンジン「ZR15DDTe」
専用設計で効率を追求
- 直列3気筒1.5Lターボエンジン
- 日産独自の「STARC燃焼コンセプト」を採用
- 熱効率:42%達成(最終的には50%を目指す)
- 潤滑油:0W16採用でエンジン内部抵抗を低減
- オイルメンテナンス距離:15,000km→20,000kmに延長
燃費性能の飛躍的向上
- e-POWERの課題だった高速走行時の燃費を最大15%向上
- 予想カタログ燃費:約19km/L(前モデル2.5Lガソリン車:10.0km/L)
- システム出力:340ps
e-Pedal Step
- アクセルペダルだけで車速を自在にコントロール可能
- 加減速を繰り返す市街地走行に最適
- 油圧ブレーキと回生ブレーキを最適制御
- 滑りやすい雪道や下り坂でも安心
アクセルペダルだけで車速を自在にコントロールできる「e-Pedal Step」を採用。加減速を繰り返す市街地走行に加え、油圧ブレーキと回生ブレーキを最適制御することで、滑りやすい雪道や下り坂でも安心して運転できます。
3. 進化したe-4ORCE(電動駆動4輪制御技術)
新型エルグランドに搭載される進化した「e-4ORCE」は、あらゆるシーンで走行性能を飛躍的に向上させます。
e-4ORCEの制御機能
日常シーン
- 前後モーターのトルクをバランスよくコントロール
- 走り出しや加減速による車体の揺れを抑制
- スムーズで快適な乗り心地を提供
ワインディング
- モーターとブレーキの統合制御
- リヤモーターのトルクを積極的に活用
- より気持ちのよいコーナリングを実現
視覚的フィードバック
- モーター出力とブレーキ作動の状態をメーターディスプレイに表示
- e-4ORCEの制御を視覚的に確認可能
新型エルグランドに搭載される進化版「e-4ORCE」は、日常からワインディングまで、あらゆるシーンで走行性能を飛躍的に向上させます。
日常シーンでの制御: 前後モーターのトルクをバランスよくコントロールし、走り出しや加減速による車体の揺れを抑制。スムーズで快適な乗り心地を提供します。
旋回時の制御: 従来のモーターとブレーキの統合制御に加え、リアモーターのトルクを積極的に活用することで、より気持ちのよいコーナリングを実現。
視覚的フィードバック: モーター出力とブレーキ作動の状態がメーターディスプレイに表示され、「e-4ORCE」の制御が視覚的にも確認できるようになりました。
4. インテリジェントダイナミックサスペンション
4輪減衰力可変システム
スカイライン「400R」に採用されていたインテリジェントダイナミックサスペンションを搭載。走行シーンに応じて4輪の減衰力を可変することで、車体の揺れを抑え、不安なく落ち着いた挙動を実現します。
e-POWER、e-4ORCE、インテリジェントダイナミックサスペンションの3つのシステムが統合制御され、プレミアムミニバンとしての快適な乗り心地をさらに高めています。
- 走行シーンに応じて4輪の減衰力を自動調整
- 車体の揺れを抑え、不安なく落ち着いた挙動を実現
- e-POWERとe-4ORCEの快適性をさらに高める
6つのドライブモード
シーンに応じた走行を可能にする6つのドライブモードを搭載。各モードでe-POWER、e-4ORCE、インテリジェントダイナミックサスペンションの特性が変化し、ドライバーの好みや走行環境に最適化されます。
- NORMAL(標準)
- ECO(燃費優先)
- SPORT(スポーティ)
- SNOW(雪道)
- COMFORT(快適)
- CUSTOM(カスタム)
各モードでe-POWER、e-4ORCE、インテリジェントダイナミックサスペンションの特性を変化させ、シーンに応じた最適な走行が可能です。
5. 充実の先進運転支援システム

プロパイロット2.0 / プロパイロット(ナビリンク付き仕様)
新型エルグランドには、高速道路での運転を支援する「プロパイロット2.0」と「プロパイロット」をグレード別に搭載(ナビリンク付き仕様)。
プロパイロットの新機能:
- 渋滞時に時速50km以下のスピードでハンズオフ走行が可能(グレードによる)
- ウインカー操作による車線変更支援機能を追加
これにより、高速道路での運転負荷を大幅に軽減し、長距離ドライブも快適に楽しめます。
新機能
- 渋滞時に時速50km以下でのハンズオフ走行が可能(グレードによる)
- ドライバーによるウインカー操作で車線変更支援機能を追加
高速道路での運転支援
- アクセル、ブレーキ、ステアリング操作をシステムが支援
- 長距離運転の疲労を大幅に軽減
安全装備
- インテリジェント・アラウンドビューモニター
- SOSスイッチ(ルーフ配置)
- その他多数の先進安全装備
ボディサイズ比較:ライバル車との違い
新型エルグランド vs 前モデル
| 項目 | 新型エルグランド | 前モデル(E52) | 差異 |
|---|---|---|---|
| 全長 | 4,995mm | 4,975mm | +20mm |
| 全幅 | 1,895mm | 1,850mm | +45mm |
| 全高 | 1,975mm | 1,815mm | +160mm |
| ホイールベース | 未公表 | 3,000mm | - |
新型エルグランド vs トヨタ アルファード/ヴェルファイア
| 項目 | 新型エルグランド | アルファード/ヴェルファイア | 差異 |
|---|---|---|---|
| 全長 | 4,995mm | 4,995mm | 同じ |
| 全幅 | 1,895mm | 1,850mm | +45mm |
| 全高 | 1,975mm | 1,935mm | +40mm |
| ホイールベース | 未公表 | 3,000mm | - |
ポイント:全高が最も高い
新型エルグランドは、ライバルのアルファード/ヴェルファイアよりも全高が40mm高く設定されており、より開放的な室内空間を実現しています。前モデルで低全高にこだわっていた設計思想を転換し、居住性を大幅に向上させました。
新型エルグランドの予想価格
価格帯
予想価格:480万円~
前モデル(E52)は2.5Lガソリンモデルで約408万円からのスタートでしたが、新型エルグランドは第3世代e-POWERをはじめとする最新技術を搭載することから、400万円台後半からの設定が予想されます。
前モデル(E52)価格参考
2.5Lガソリン
- 250ハイウェイスターS(FF):408万円~
- 250ハイウェイスタープレミアム(FF):484万円~
3.5Lガソリン
- 350ハイウェイスター(FF):487万円~
- 350ハイウェイスタープレミアム(FF):544万円~
新型エルグランドでは、グレード構成や装備内容の詳細は未公表ですが、上級グレードでは600万円を超える可能性もあります。
発売日・販売スケジュール
世界初公開:2025年10月29日(ジャパンモビリティショー2025)
発売予定:2026年夏(2026年7月が有力)
約16年ぶりのフルモデルチェンジとなるため、市場からの注目度は非常に高く、発売前から多くの予約が見込まれています。
新型エルグランドの競合車分析
トヨタ アルファード / ヴェルファイア
強み
- 高級ミニバン市場でのトップブランド力
- プラグインハイブリッド(PHEV)モデルも用意
- ショーファードリブン(運転手付き送迎)としての需要が高い
新型エルグランドの対抗策
- e-4ORCEによる卓越した走行性能
- より高い全高による開放的な室内空間
- 日本の美意識を取り入れた独自のデザイン性
新型エルグランドに期待される今後の展開
PHEVモデルの可能性
記事によると、ライバルのアルファード/ヴェルファイアがPHEVモデルを用意している点を考慮すると、新型エルグランドにもPHEVの追加が期待されます。
三菱が「アウトランダー」で採用しているPHEVシステムを活用できれば、以下のメリットがあります:
- 電動化イメージの向上
- 給電機能の追加:災害時やアウトドアでの活用
- ファーストカーとしての役割強化
プロパイロット3.0の搭載
現在開発中と噂される最新の先進安全装備「プロパイロット3.0」が、マイナーチェンジなどのタイミングで追加される可能性もあります。
特別仕様車・カスタムモデル
期待されるグレード展開
- エルグランドAUTECH(オーテック)
- エルグランドVIP(4人乗り仕様)
- ハイウェイスター系グレード
- アーバンクロム仕様
前モデルでは多彩なグレード展開が人気でしたので、新型でも同様の戦略が期待されます。
新型エルグランドの注目ポイントまとめ
燃費性能の向上
高速道路での燃費が15%向上
従来のe-POWERは市街地での燃費性能は優れていましたが、高速道路では常にエンジンが発電用として稼働するため、燃費が伸び悩む課題がありました。
新型エルグランドでは、第3世代e-POWERにより高速走行時の燃費を最大15%向上させ、この課題を克服しています。
実用燃費への期待
現行セレナe-POWER LUXION(C28)の平均燃費が16.7km/L、エクストレイルe-POWER(T33)が16km/L程度であることを考えると、新型エルグランドでは:
- 平均燃費:15~16km/L程度
- 最高燃費:18~19km/L程度
- 無給油走行距離:900~1,100km程度(燃料タンク容量が前モデルと同じ73Lの場合)
が期待できます。
参考データ:
- 日産セレナ e-POWER:20.6km/L
- 現行エルグランド 2.5Lガソリン:10.0km/L
- 現行エルグランド 3.5Lガソリン:8.7km/L
大型ミニバンながら、セレナから大きく低下することなく優れた燃費性能を実現すると期待されます。高速走行時の燃費が15%向上したことで、実用燃費もさらに向上するでしょう。
走行性能の飛躍
0-100km/h加速時間の予想
現行セレナe-POWER LUXION(C28)の0-100km/h加速時間が9.30秒であることから、新型エルグランドでは:
- システム出力340psの力強さ
- e-4ORCEによる安定した加速
- ラージサイズミニバンとしては異例の加速性能
が期待されます。
静粛性の追求
高剛性ボディと徹底した遮音構造
- プラットフォームを刷新し高剛性化
- 5-in-1パワートレインユニットの高剛性化により振動・騒音を大幅低減
- 徹底した遮音構造により、リニアモーターカーのような静かで快適な乗り心地を実現
価格予想
新型エルグランドの価格は、最新技術の搭載により現行モデルから上昇すると予想されます。
予想価格帯:
- エントリーグレード:約480万円~
- 上級グレード:550万円~650万円程度
参考:現行モデルの価格(2.5Lガソリン):
- 250ハイウェイスターS:4,082,100円~
- 250ハイウェイスタープレミアム:4,841,100円~
参考:ライバル車の価格:
- トヨタ・アルファード:5,400,000円~
- トヨタ・ヴェルファイア:6,550,000円~
ライバル車との比較
トヨタ アルファード/ヴェルファイア
新型エルグランドが勝る点
- 助手席オットマン装備
- 2列目シートベンチレーション
- プロパイロット1.0の50km/h以下ハンズオフ(アドバンスドライブは40km/h以下)
- 全高が高く室内空間が広い(1,975mm vs 1,935mm)
アルファード/ヴェルファイアが勝る点
- PHEVモデルの設定あり
- 19インチホイール設定
- ブランド力と販売実績
サイズ比較:
- アルファード:4,995×1,850×1,935mm
- 新型エルグランド:4,995×1,895×1,975mm
新型エルグランドは全幅と全高でアルファードを上回り、より広い室内空間を実現しています。
パワートレイン比較:
- アルファード:2.5Lハイブリッド、2.4Lターボ、PHEV
- 新型エルグランド:第3世代e-POWER(4WDのみ)
アルファードはPHEVもラインナップしていますが、新型エルグランドは100%モーター駆動のe-POWERによるスムーズな走りが強みです。
エルグランドの歴史
初代(E50系:1997-2002年)
キャラバン・エルグランド / ホーミー・エルグランド
1997年に登場した初代エルグランドは、商用バン「キャラバン」と「ホーミー」の派生ミニバンとして誕生しました。
- 販売店により「キャラバン・エルグランド」と「ホーミー・エルグランド」に分かれる
- エンブレム:キャラバン系が赤、ホーミー系が青
- 電子制御サスペンション「アクティブダンパーサスペンション」をオプション設定
- オーテックジャパンによる4人乗り仕様「ロイヤルライン」が話題に
2代目(E51系:2002-2010年)
トヨタ アルファードとの競合開始
2002年に登場した2代目は、発表翌日にトヨタが初代「アルファード」を投入し、高級ミニバン市場での競争が本格化しました。
- プラットフォーム:RV車「テラノ」から流用
- 後輪サスペンション:マルチリンク式独立懸架に変更
- 全車4輪ディスクブレーキ採用
- 両側スライドドア標準装備
3代目(E52系:2010-2025年)
低全高・低重心のFRからFFへの転換
2010年に登場した3代目は、駆動方式をFR(フロントエンジン・リアドライブ)からFF(フロントエンジン・フロントドライブ)に変更し、低床化を実現しました。
- 低全高(1,815mm)にこだわった設計
- 乗り心地と操安性、静粛性を大幅向上
- 約15年にわたるロングライフモデルに
課題
低全高にこだわった設計は、走行性能では評価されましたが:
- 居住性でアルファード/ヴェルファイアに劣る
- 外観から想像される室内の広さ感が不足
- 販売台数で大きく差をつけられる結果に
4代目(E53系:2026年~)
約16年ぶりのフルモデルチェンジ
2026年夏に発売予定の新型エルグランドは、前モデルの課題を克服し:
- 全高を1,975mmに拡大し、ライバルを上回る開放感
- 第3世代e-POWERで走行性能と燃費性能を両立
- 日本の美意識を取り入れた独自のデザイン
- プレミアムミニバンとしての存在感を再構築
よくある質問(FAQ)
- 新型エルグランドの発売日はいつですか?
-
2026年夏(2026年7月が有力)の発売が予定されています。
- 新型エルグランドの価格帯は?
-
480万円~と予想されています。前モデルから約70万円以上の値上げが見込まれます。
- ガソリンモデルは設定されますか?
-
現時点では第3世代e-POWERのみの設定で、ガソリンモデルの情報はありません。
- 4WDモデルはありますか?
-
はい。進化した電動4WDシステム「e-4ORCE」が搭載されます。
- プロパイロット2.0は全グレードに搭載されますか?
-
グレード別設定となり、プロパイロット2.0とプロパイロットが用意されます。詳細なグレード構成は未公表です。
- 燃料タンク容量はどのくらいですか?
-
現時点では未公表ですが、前モデルの73Lが基準になると思われます。
- 7人乗りと8人乗りはありますか?
-
詳細は未公表ですが、前モデル同様に7人乗り/8人乗りの設定が予想されます。
- PHEVモデルは設定されますか?
-
現時点では情報がありませんが、将来的な追加の可能性は指摘されています。
まとめ:新型エルグランドは日産の本気
約16年ぶりのフルモデルチェンジとなる新型エルグランドは、日産自動車が誇る最新技術を結集したフラッグシップミニバンです。
新型エルグランドの強み
- 第3世代e-POWERの優れた燃費性能:約19km/Lの低燃費
- e-4ORCEによる快適な乗り心地と走行性能
- 2列目シートベンチレーション+助手席オットマン
- 14.3インチ統合ディスプレイの先進性
- プロパイロット1.0の50km/hハンズオフ
- 全高1,975mmの開放的な室内空間
- BOSE 22スピーカーの臨場感あるサウンド
今後の課題
- PHEVモデルの設定がない
- ブランド力でトヨタに劣る
- 19インチホイールのオプション設定が欲しい
新型エルグランドは、「LIMITLESS GRAND TOURER(限界なき偉大なる旅人)」をコンセプトに、運転する楽しさと乗る楽しさを高次元で融合させた、真のプレミアムミニバンとして市場に投入されます。
「プレミアムツーリングミニバン」として生まれ変わった新型エルグランドは、トヨタ・アルファード/ヴェルファイア一強の市場に風穴を開ける可能性を秘めています。
2026年夏の発売が待ち遠しい、注目の一台です。
エルグランド
https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/elgrand.html
日産ニュースリリース

