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ダイハツ 新型 コペン フルモデルチェンジ 最新情報|2027年発売予定・FR化で走りが進化

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ダイハツが誇る軽オープンスポーツカー「コペン」が、待望のフルモデルチェンジを2027年3月に実施する見込みです。ジャパンモビリティショー2025で公開された「K-OPENコンセプト」により、新型コペンの方向性が明らかになりました。

目次

【2025年最新】ダイハツ新型コペンのフルモデルチェンジが2027年3月に決定

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当初は普通車への格上げが噂されていましたが、最終的に軽自動車規格を維持することが判明。しかし、駆動方式をFFからFRへと大胆に変更することで、オープンスポーツとしての走行性能を飛躍的に向上させます。

新型コペンの注目ポイント|変更点まとめ

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主要な変更点

  • 駆動方式の刷新:FF(前輪駆動)からFR(後輪駆動)へ変更
  • デザインの原点回帰:初代コペンを彷彿とさせるレトロモダンなスタイル
  • 最新技術の導入:デジタルメーター、先進インフォテインメントシステム搭載
  • 軽自動車規格の維持:当初の普通車化計画から方針転換
  • ホイールベース延長:走行安定性の向上
  • 全高低下:よりスポーティなプロポーション

外装デザイン|初代オマージュのレトロモダンスタイル

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K-OPENコンセプトで示された新デザイン

新型コペンの外装デザインは、2002年に登場した初代コペンを彷彿とさせるレトロモダンなスタイルが採用されます。前モデルで好評だった着せ替え可能な「DRESSパーツ」(ローブ、エクスプレイ、セロ)の設定は廃止され、単一デザインに統一される見込みです。

電動開閉式ルーフ「アクティブトップ」を継承

軽オープンカーの象徴である電動開閉式ルーフ「アクティブトップ」は引き続き採用。わずか20秒程度でルーフの開閉が可能で、オープンエアドライブの楽しさを手軽に味わえます。

丸目ヘッドライトの復活

初代コペンで人気だった丸目ヘッドライトデザインが復活する可能性が高く、愛らしさとスポーティさを兼ね備えた表情になると予想されます。

ボディサイズ|軽自動車規格を維持しながら走行性能を向上

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新型コペンのボディサイズ(予想値)

  • 全長:3,395mm(前モデルと同等)
  • 全幅:1,475mm(前モデルと同等)
  • 全高:1,230mm(前モデル比-50mm)
  • ホイールベース:2,265mm(前モデル比+35mm)
  • 車両重量:850kg前後(予想)

サイズ変更の狙い

全高を50mm低くすることで、より低重心化を実現。ホイールベースを35mm延長することで、FRレイアウトに必要なスペースを確保しつつ、走行安定性を向上させます。軽自動車規格の枠内で、最大限のスポーツ性能を引き出す設計となっています。

内装デザイン|上質な2シーターコックピット

最新デジタル装備の搭載

新型コペンの内装は、2シーターレイアウトを維持しながら、最新のデジタルメーターとインフォテインメントシステムを採用。ドライバーに必要な情報を直感的に伝達し、スポーツドライビングをサポートします。

質感の向上

前モデルから質感が向上し、軽自動車の枠を超えた上質な仕上がりが期待されます。スポーツシートの採用により、ワインディングロードでもしっかりと体をホールドします。

収納スペースの工夫

限られた空間ながら、日常使いに必要な収納スペースを確保。オープンカーとしての楽しさと実用性を両立します。

パワートレイン|660ccターボエンジン×FR駆動の組み合わせ

エンジンスペック(予想)

  • エンジン形式:直列3気筒660ccターボ
  • 最高出力:64ps(自主規制値)
  • 最大トルク:10.0kgm(前モデル比+0.6kgm)
  • トランスミッション:6速MT / 6速AT
  • 駆動方式:FR(後輪駆動)

FF→FR化の革新性

最大の変更点は、軽自動車としては極めて珍しいFR(後輪駆動)レイアウトの採用です。限られた軽自動車のボディサイズで縦置きエンジン+FRレイアウトを実現することは技術的に困難ですが、ダイハツはこの挑戦に踏み切りました。

FR化のメリット

  • 前後重量配分の最適化:理想的な50:50に近づく
  • ドライビングフィールの向上:ステアリングフィールがより自然に
  • コントロール性の向上:アクセルワークで車両姿勢を制御しやすい
  • スポーツカーらしさの追求:本格的なFRスポーツの走りを実現

トランスミッション

前モデルの5速MTと7速CVTから、6速MTと6速ATへ変更される見込み。MTはよりスポーティに、ATはCVTから多段ATへ変更されることで、ダイレクト感のある走りが楽しめます。

燃費性能|走りを重視しながら19km/L前後を維持

WLTCモード燃費(予想)

  • 6速MT:18.5km/L前後
  • 6速AT:19.0km/L前後

FR化により若干の重量増が見込まれますが、エンジンの効率化や空力改善により、前モデルとほぼ同等の燃費性能を維持すると予想されます。スポーツカーとしては優秀な数値です。

価格設定|250万円からのスタート価格を予想

新型コペンの予想価格帯

  • ベーシックグレード(MT):250万円~
  • ベーシックグレード(AT):255万円~
  • 上級グレード(MT):280万円~
  • 上級グレード(AT):285万円~
  • GR SPORTグレード(予想):300万円~

価格上昇の理由

FR化に伴う新設計プラットフォームの採用、最新装備の搭載により、前モデルから約50万円程度の価格上昇が見込まれます。しかし、同じFRスポーツであるトヨタGR86(約300万円~)と比較すれば、軽自動車ならではの維持費の安さも含めて魅力的な価格設定となります。

参考:前モデルの価格

  • ローブ CVT:198万円
  • ローブ S CVT:219万円
  • セロ CVT:204万円
  • GR SPORT CVT:250万円

発売時期|2027年3月の発売を予定

開発スケジュール

  • 2023年10月:ジャパンモビリティショー2023でVISION COPEN発表(普通車版)
  • 2025年10月:ジャパンモビリティショー2025でK-OPENコンセプト発表(軽自動車版)
  • 2026年後半:市販モデルの先行情報公開予定
  • 2027年3月:正式発売予定

ジャパンモビリティショー2025では「K-OPENコンセプト」に加え、「K-OPENランニングプロト」も公開されており、開発が着実に進んでいることが確認されています。

VISION COPENとの違い|普通車化計画から軽自動車へ方針転換

daihatsu vision copen concept
daihatsu vision copen concept

当初の普通車化計画

2023年のジャパンモビリティショーで公開された「VISION COPEN」は、普通車サイズへの拡大が示されていました。

  • 全長:3,835mm(+440mm)
  • 全幅:1,695mm(+220mm)
  • 全高:1,265mm(+35mm)
  • ホイールベース:2,415mm(+150mm)
  • エンジン:1.3L直列3気筒ターボ(120ps/13.5kgm)
  • 駆動方式:FR

軽自動車規格維持への方針転換理由

  1. 市場ニーズの再検証:コペンファンの多くが軽自動車規格を望んでいた
  2. 維持費の優位性:軽自動車税、保険料など維持費の安さは大きな魅力
  3. ブランドアイデンティティ:「軽オープンスポーツ」というポジション確立
  4. 競合との差別化:普通車スポーツカーは多数存在するが、軽FRオープンは唯一無二

ライバル車との比較|軽自動車FRオープンは唯一無二

主なライバル車

ホンダ S660(生産終了)

  • 660ccターボ・MR・MT専用
  • 2022年3月に生産終了
  • 中古車価格高騰中

スズキ カプチーノ(生産終了)

  • 1998年に生産終了
  • 根強いファン層
  • 後継モデルの噂あり

マツダ ロードスター

  • 1.5L/2.0Lエンジン・FR
  • 価格帯:約280万円~
  • 普通車のベンチマーク

新型コペンの優位性

  • 軽自動車で唯一のFRオープンスポーツ(S660生産終了後)
  • 電動ルーフによる利便性(ロードスターは手動幌)
  • 維持費の安さ(軽自動車税、保険料など)
  • 取り回しの良さ(全長3.4m未満)

コペンの歴史|20年以上愛される軽オープンスポーツ

初代コペン(2002年-2012年)

  • 型式:L880K
  • 発売:2002年6月19日
  • エンジン:直列4気筒660ccターボ JB-DET
  • 特徴:軽市販車初の電動開閉式ルーフ「アクティブトップ」採用
  • ボディカラー:5層コート塗装で深みのある輝き
  • 販売期間:10年間のロングライフモデル

2代目コペン(2014年-現在)

  • 型式:LA400K
  • 発売:2014年6月19日
  • エンジン:直列3気筒660ccターボ KF型
  • 特徴:着せ替え可能な「DRESSパーツ」採用
  • バリエーション:ローブ、エクスプレイ、セロの3タイプ
  • 特別仕様車:GR SPORT(2022年)、20周年記念車(2022年)

D-Frame構造とDress-Formation

2代目コペンの革新技術「D-Frame」は、フロント・サイド・リア・フロアを切れ目なくつなぐ骨格構造。これにより曲げ剛性とねじれ剛性を高め、オープン時でも高い剛性を確保しました。

「Dress-Formation」は、この強固な骨格を活かし、外装パネル11パーツとランプ類を自由に着せ替えできる画期的なシステムです。

よくある質問(FAQ)

新型コペンの発売日はいつですか?

2027年3月の発売が予定されています。正式な発表は2026年後半と見られています。

価格はいくらくらいになりますか?

ベースグレードで250万円前後からと予想されます。FR化や最新装備の搭載により、現行モデルより約50万円程度高くなる見込みです。

普通車になるという噂は本当ですか?

当初は普通車化の計画もありましたが、最終的に軽自動車規格を維持することが決定しました。ジャパンモビリティショー2025でK-OPENコンセプトとして発表されています。

FR化のメリットは何ですか?

前後重量配分の最適化、ステアリングフィールの向上、アクセルワークによる車両姿勢制御のしやすさなど、本格的なスポーツカーの走りが楽しめます。

DRESSパーツによる着せ替えは継続されますか?

新型では単一デザインに統一され、DRESSパーツによる着せ替えシステムは廃止される見込みです。

電動ルーフは引き続き採用されますか?

はい、アクティブトップ(電動開閉式ルーフ)は継続採用されます。

ホンダS660の後継として位置づけられますか?

S660は2022年に生産終了しており、新型コペンは軽自動車で唯一のFRオープンスポーツとなります。ただし、コペンは電動ルーフ採用など、S660(MRレイアウト)とは異なる個性を持っています。

まとめ|軽自動車FRオープンという新境地

ダイハツ新型コペンのフルモデルチェンジは、軽自動車としては極めて異例のFRレイアウト採用により、走る楽しさを追求した本格スポーツカーへと進化します。

当初の普通車化計画から軽自動車規格維持へと方針転換したことで、維持費の安さと取り回しの良さを保ちながら、本格的なFRスポーツの走りを手に入れることができます。

2027年3月の発売まで約1年半。ホンダS660の生産終了後、軽自動車スポーツカー市場の盛り上がりに期待が高まります。続報が入り次第、随時更新していきますので、ぜひブックマークしてチェックしてください。

ダイハツ

https://www.daihatsu.co.jp/learning/event/japan_ms2025

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この記事を書いた人

KAZUのアバター KAZU 編集長

自動車専門メディア『最新自動車情報』編集長のKAZU。IT企業から独立後、自動車専門サイト『最新自動車情報』を立ち上げ、編集長として12年間運営に携わってまいりました。これまでに、新車・中古車、国産車(日本車)から輸入車(外車)まで、あらゆるメーカーの車種に関する記事を6,000本以上執筆。その経験と独自の分析力で、数々の新型車種の発表時期や詳細スペックに関する的確な予測を実現してきました。『最新自動車情報』編集長として、読者の皆様に信頼性の高い最新情報、専門的な視点からの購入アドバイス、そして車(クルマ)の奥深い魅力をお届けします。後悔しない一台選びをしたい方、自動車業界のトレンドをいち早く知りたい方は、ぜひフォローをお願いいたします。

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