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デロリアンモーターカンパニー 新型 デロリアン DMC-12 新しいエンジンを搭載 価格約10万ドル 2017年発売開始

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Delorean

米国でデロリアンの中古車整備販売業を展開する デロリアン・モーター・カンパニー が、新車のデロリアン DMC-12 を限定生産すると発表した。生産台数は300台だ。価格約10万ドル(日本円1,100万円前後)2017年に生産を開始し、販売を開始する。

目次

デロリアン DMC-12について

デロリアン DMC-12は日本でも映画バック・トゥ・ザ・フューチャーで使えれたこともありファンには人気の車である。製造元はデロリアン・モーター・カンパニーを名乗っているが、元のメーカーとは無関係の会社。1990年代にデロリアンのパーツを買い集め、コレクターが所有する車体の補修をしたり、中古のデロリアンの販売を行っていたりした。

1975年10月24日、当時ゼネラルモーターズの副社長であったジョン・ザッカリー・デロリアンが、理想の車を作るためにGMを辞職し独立して自ら設立したのがデロリアン・モーター・カンパニー(Delorean Motor Company Ltd. 、DMC)である。

1981年からデロリアン・DMC-12の販売がスタート。

1982年10月19日に、社長のジョン・デロリアンがコカイン所持容疑で逮捕されるスキャンダルが発生したことにより(後に無罪)、会社は資金繰りが立ち行かなくなり、倒産に至った。

最終生産車が作られたのは工場閉鎖後のことで、工場に残っていたパーツ等で1982年12月24日に作られた4台が一般向け生産の最後となった。最終的に8,583台が製造されたと見られているが、500台が調整用として確保されたため実質8,083台と思われる。米国では倒産後のデロリアンの設備一式を取得したスティーブン・ウィンが新たなデロリアン・モーター・カンパニーを設立し、DMC-12 の修理整備、すべての修理用パーツ生産を行っている。デロリアン・モーターカンパニーは2011年にはDMC-12 をEV化したDMCEVの生産を発表し2013年から販売を開始している。2017年に今回の限定生産で2度目の復活を果たす。

新デロリアン DMC-12

オリジナルエンジンはプジョー・ルノー・ボルボが乗用車用に共同開発したをフランスで製造したもの3L V型6気筒SOHCエンジン、最大出力:130 hp /5,500rpm、5速MT/3速ATであった。全長:4,267mm、全幅:1,988mm、全高:1,140mm、ホイールベース:2,408mm、新モデルのエンジンはV型6気筒エンジンで最大出力:350~400psを搭載予定だ。

デロリアン・モーター・カンパニー

https://www.delorean.com/

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