トヨタは2016年6月29日に平成21年から平成27年に生産したプリウス、プリウスPHV、プリウスα、SAIの一部車両につきまして、平成28年6月29日に下記内容のリコールを国土交通省へ届け出しました。対象台数は8型式7車種で155万2509台でリコールとなる。
リコール内容について
ニュースリリースより
1.不具合の状況 燃料蒸発ガス排出抑制装置において、蒸発ガス通路(樹脂製)の端部形状が不適切なため、使用過程で当該端部に亀裂が発生することがあります。そのため、長期間使用を続けると亀裂が貫通し、満タン時に燃料が漏れて、燃料臭がするおそれがあります。
2.改善の内容 全車両、燃料蒸発ガス排出抑制装置を対策品と交換します。
1.不具合の状況 燃料蒸発ガス排出抑制装置において、蒸発ガス通路(樹脂製)の端部形状が不適切なため、使用過程で当該端部に亀裂が発生することがあります。そのため、長期間使用を続けると亀裂が貫通し、満タン時に燃料が漏れて、燃料臭がするおそれがあります。
2.改善の内容 全車両、燃料蒸発ガス排出抑制装置を対策品と交換します。
3.対象車両 型 式 通称名 対象車の含まれる車台番号 製作期間 対象車の
DAA-ZVW30 プリウス
ZVW30-0052877~ ZVW30-0440673
平成21年 9月 4日~ 平成27年 2月 5日 91,236台
ZVW30-1000083~ ZVW30-1927847
平成21年 3月23日~ 平成27年 2月 5日 519,509台
ZVW30-5000005~ ZVW30-5760029
平成21年 3月23日~ 平成27年 2月 6日 455,920台
DLA-ZVW35 プリウス プリウスPHV
ZVW35-3000101~ ZVW35-3072850
平成21年11月11日~ 平成27年 2月 5日 21,283台
DAA-ZVW40W プリウスα
ZVW40-0001002~ZVW40-0015238
平成25年10月17日~平成27年 2月24日 14,163台
ZVW40-3000140~ZVW40-3108448
平成23年 3月 7日~平成27年 2月21日 74,105台
DAA-ZVW41W ZVW41-0001001~ZVW41-0026602
平成25年10月25日~平成27年 2月23日 25,454台
ZVW41-3000182~ZVW41-3381959
平成23年 3月 7日~平成27年 2月23日 266,736台
DAA-AZK10 SAI
AZK10-2060395~ AZK10-2088940
平成25年 6月24日~ 平成27年 2月 3日 27,326台
DAA-ZWA10 CT200h
ZWA10-2000121~ ZWA10-2233141
平成22年11月29日~平成27年 2月 4日 47,113台
DAA-ANF10 HS250h
ANF10-2056004~ ANF10-2065225
平成24年12月 6日~平成27年 2月 5日 8,904台
同日にこのほかにもトヨタは、2009年3月~2012年4月に生産したプリウス、プリウスPHV、レクサスCTの3モデルでもリコールを行った。対象台数は3車種で74万3080台のリコールだ。
1.不具合の状況
カーテンシールドエアバッグ用ガス封入式インフレータにおいて、製造工程での異常処置が不適切なため、溶接部に微小亀裂が入ったものが車両に搭載された可能性があります。このため、駐車中の室温上昇に合せて封入ガス圧も上昇し、溶接部が破断して、一部が車室内に飛び出すおそれがあります。
2.改善の内容
全車両、飛出し防止用プロテクタを追加します。
トヨタリコール情報
https://toyota.jp/recall/2016/0629_1.html
https://toyota.jp/recall/2016/0629_2.html
レクサスリコール情報