パイオニア株式会社(カロッツェリアブランド)は2026年8月18日、スマートフォン向けカーナビアプリ「COCCHi(コッチ)」およびバイク専用ナビゲーションアプリ「MOTTO GO(モットゴー)」について、2026年11月30日(月)をもって全サービスを終了すると正式に発表した。累計150万ダウンロードを突破していたCOCCHiは、2023年9月のサービス開始からわずか約3年での終了となる。
現在ご利用中のユーザーは、終了スケジュール・返金手続き・移行先アプリの情報を早めに確認しておくことが重要だ。本記事では公式発表をもとに、終了の詳細スケジュール、返金の対応、そして代替アプリまで網羅的に解説する。
COCCHiとは|パイオニアが開発したカーナビアプリの特徴:
COCCHiは、カロッツェリアブランドのカーナビ開発で長年培ってきたルート探索技術や音声案内のノウハウを凝縮したスマートフォン専用カーナビアプリだ。2023年9月にサービスを開始し、累計150万ダウンロードを記録するまでに成長した。

主な特徴としては、狭い道を避けたルート案内、交差点や高速道路の分岐点でのイラスト付きガイダンス、Apple CarPlay・Android Autoとの連携による車載ディスプレイへの表示対応が挙げられる。料金プランは無料プランのほか、月額400円の「基本プラン」、月額650円の「プレミアムプラン」の3段階構成で、有料プランでは渋滞情報の精度向上、オービス情報表示、ゼンリン住宅地図の表示(オプション)なども利用できた。
MOTTO GOとは|バイクライダーに特化したナビアプリ:
MOTTO GOは、バイクライダー向けに最適化されたナビゲーションを提供するアプリで、分かりやすい音声案内とシンプルで視認しやすいUI設計を特徴としていた。月間コース(月額400円)、年間コース(年額4,000円)、3日間コース(250円)という柔軟な料金体系を採用し、週末ツーリングから長距離ライドまで幅広いシーンで活用されてきた。
パイオニアは、今回の終了理由を「事業およびサービス提供体制の見直しに伴い」と説明しており、具体的な背景の詳細は明かされていない。
サービス終了の日程・スケジュール詳細:
サービス終了は段階的に実施される。まず最初のステップとして、**2026年9月16日(水)**をもって両アプリの新規申し込み受付が終了し、既存の有料プラン・コースの自動更新が停止される。その後、**2026年11月30日(月)**をもってすべてのサービス提供が終了し、2026年12月1日(火)以降はアプリ自体が利用不可となる。

COCCHiのプラン別・最終利用日:
- 無料プラン:2026年9月16日(水)をもって利用終了
- 有料プラン(月額払い):各ユーザーの契約満了日まで(最も遅い契約満了日は2026年10月16日(金)を予定)
- 有料プラン(年額払い):2026年11月30日(月)まで(それ以前に契約満了を迎えるユーザーは契約満了日が最終利用日)
MOTTO GOのコース別・最終利用日:
- 3日間コース:契約満了日まで(最も遅い契約満了日は2026年9月19日(土)を予定)
- 月間コース:契約満了日まで(最も遅い契約満了日は2026年10月16日(金)を予定)
- 年間コース:新規受付は2026年7月1日(水)にすでに終了済み。最終利用日は2026年11月30日(月)
自分の契約満了日はApp StoreまたはGoogle Playストアのサブスクリプション情報から確認できる。アプリ内では確認できない点に注意が必要だ。
年額プラン・年間コースの返金対応について:
2026年12月1日以降に未利用期間が発生するCOCCHiの年額払いプランおよびMOTTO GOの年間コースを契約中のユーザーに対して、パイオニアは購入時に利用した決済方法(App Store/Google Playストア)を通じて返金を実施する方針を示している。
ただし、返金にはユーザー自身による手続きが必要になる場合がある。手続きの詳細については、決定次第パイオニアの公式Webサイト、アプリ内のお知らせ、登録メールアドレス宛のメールなどで案内される予定だ。年額プランや年間コースを契約中のユーザーは、公式サイトの情報を定期的に確認しておくことを強く推奨する。
ユーザーデータの取り扱いについて:
サービス終了後、COCCHiおよびMOTTO GOにおいて取得・保存されたユーザーの情報(走行履歴、登録地点など)は、パイオニアが定める保存期間の経過後に削除される。なお、パイオニアIDそのものの削除については、別途アカウント削除手続きが必要になるため、アプリとは独立して管理されていることを覚えておきたい。
COCCHi・MOTTO GO終了後の代替アプリ|おすすめ移行先:
COCCHiやMOTTO GOのサービス終了を受けて、代替アプリへの移行を検討しているユーザーも多いだろう。現在、スマートフォン向けカーナビアプリ市場には複数の有力な選択肢が存在する。
カーナビアプリとしては、まずYahoo!カーナビが挙げられる。完全無料で利用でき、広い道を優先するルート案内や渋滞情報との連携に強みを持つ。次にカーナビタイム(NAVITIME JAPAN)は、ライブカメラを利用したリアルタイム交通情報や、洗練されたUIが特徴の有料アプリだ。またGoogleマップは普段使いの延長で活用できる万能型ナビとして根強い人気を誇り、Apple CarPlay・Android Autoにも対応している。COCCHiユーザーの間では「カーナビタイム」への乗り換えを検討する声も見られる。
バイクナビアプリとしては、ツーリングサポーターがバイクライダー向けに特化した機能を持ち、MOTTO GOからの移行先として注目されている。Yahoo!カーナビもバイク利用に活用するユーザーが多く、無料で使える点が魅力だ。
問い合わせ先・公式FAQ:
本件に関する問い合わせはメール(フィードバックフォーム)のみで受け付けており、電話での問い合わせは対応していない。まずは各アプリのヘルプサイト(FAQ)を確認し、記載のない内容についてのみフォームから問い合わせることが推奨されている。
- COCCHi ヘルプサイト(サービス終了FAQ):https://faq.jpn.pioneer/appc/s/eos
- COCCHi フィードバックフォーム:https://faq.jpn.pioneer/appc/s/contactsupport
- MOTTO GO ヘルプサイト(サービス終了FAQ):https://faq.jpn.pioneer/appm/s/eos
- MOTTO GO フィードバックフォーム:https://faq.jpn.pioneer/appm/s/contactsupport
- パイオニア公式お知らせページ:https://jpn.pioneer/ja/support/oshirase_etc/carrozzeria/info260818.php
まとめ|今すぐ確認すべきポイント:
COCCHiとMOTTO GOのサービス終了は、多くのカーナビユーザー・バイクライダーにとって大きな影響をもたらす。ユーザーが今すぐ確認・対応すべき事項を整理すると、まずApp StoreまたはGoogle Playストアで自分の契約満了日を確認すること、次に年額・年間コースを契約中であれば返金手続きの案内を公式サイトで引き続き確認すること、そして代替アプリの選定と乗り換え準備を早めに進めることが重要だ。
カロッツェリアブランドのナビ技術を活かした独自性の高いサービスだっただけに、終了を惜しむ声は少なくない。パイオニアは今後も車載機器やカロッツェリアブランドの製品・サービスの展開を続けるとしており、今後の動向にも注目したい。
パイオニア ニュースリリース
https://jpn.pioneer/ja/support/oshirase_etc/carrozzeria/info260818.php

