「日本で一番高い車はいくら?」「国産の高級車ランキングが知りたい」——そんな疑問を持つ方に向けて、2026年現在の現行販売中の国産車を対象に、価格が高い車トップ10を最新情報で徹底解説します。ランキングの基準は各メーカーのメーカー希望小売価格(税込)における最高グレードの価格です。なお、すでに生産・販売が終了したモデル(日産 GT-R R35、レクサス LFA など)は対象外としています。
【2026年最新】日本車 価格の高い車ランキング トップ10 一覧表
| 順位 | 車名 | 最高価格(税込) | メーカー | 販売状況 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | トヨタ センチュリー PHEV SUV | 2,700万円 | トヨタ | 販売中(指定販売) |
| 2位 | レクサス LX700h EXECUTIVE | 2,210万円 | レクサス | 販売中 |
| 3位 | レクサス LM500h EXECUTIVE | 2,030万円 | レクサス | 販売中 |
| 4位 | レクサス LS500h EXECUTIVE AWD | 1,805万円 | レクサス | 販売中 |
| 5位 | レクサス LC500 PINNACLE | 1,780万円 | レクサス | 限定完売済・LC500は継続販売 |
| 6位 | レクサス LX600 EXECUTIVE | 2,110万円 | レクサス | 販売中 |
| 7位 | レクサス LM500h version L | 1,520万円 | レクサス | 販売中 |
| 8位 | レクサス GX550 version L | 1,315万円 | レクサス | 販売中 |
| 9位 | レクサス GX550 OVERTRAIL+ | 1,240万円 | レクサス | 販売中 |
| 10位 | レクサス RX500h F SPORT Performance | 929万円 | レクサス | 販売中 |
※価格はメーカー希望小売価格(税込)。2026年10月1日時点の情報をもとに作成。モデルチェンジや改良により変動する場合があります。
第1位:トヨタ センチュリー PHEV SUV|2,700万円
首相公用車にも採用、現行国産車の最高額を誇るフラッグシップSUV
2023年9月に登場した新生センチュリーSUVは、SUVスタイルに日本の伝統美と最先端技術を融合させたトヨタのフラッグシップモデルです。2025年6月23日の一部改良で3段階調光機能付きプライバシーガラスを採用し、価格は2,700万円に改定されました。さらに2026年6月には首相の公用車としても採用されるなど、まさに「国を代表する一台」としての地位を不動のものにしています。

センチュリーSUVはトヨタが誇るTNGA(Toyota New Global Architecture)プラットフォームをベースに、3.5L V6エンジンと前後モーターを組み合わせたPHEVシステムを搭載。システム総合出力は約412PS(303kW)を発揮しつつ、WLTCモード燃費14.2km/Lという高効率も両立しています。全長5,205mm、全幅1,990mmという堂々としたボディに、日本の伝統工芸の技法を随所に採り入れた唯一無二のインテリアが組み合わさり、他のどの国産車とも異なる圧倒的な存在感を放っています。2025年10月にはセンチュリーブランドとして独立するなど、今後のラインアップ展開にも注目が集まっています。一般への販売は行われておらず、トヨタの指定する顧客のみが購入できる特別な一台です。
主要スペック(センチュリー SUV PHEV)
- 価格:27,000,000円(税込)
- エンジン:3.5L V6 PHEV
- システム最高出力:約412PS(303kW)
- 駆動方式:E-Four Advanced(4WD)
- WLTCモード燃費:14.2km/L
- 全長×全幅×全高:5,205mm×1,990mm×1,805mm
- ホイールベース:2,950mm

第2位:レクサス LX700h EXECUTIVE|2,210万円
ハイブリッド化で進化、レクサス最上級SUVに新頂点が誕生
2026年10月1日に日本での発売が発表されたLXシリーズの最新モデルには、従来のLX600(V6 3.5Lターボ)に加え、新たにハイブリッドモデルの「LX700h」が追加されました。最上位グレードの「LX700h EXECUTIVE」は2,210万円で、現行販売の国産SUVとしては最高価格に位置します。

LX700h EXECUTIVEは4人乗り専用で、V6 3.5Lターボエンジンにハイブリッドシステムを組み合わせたDirect Shift-10ATを搭載。WLTCモード燃費は9.3km/Lを実現しており、大型フラッグシップSUVとしての走破性と環境性能を高いレベルで両立しています。インテリアにはL-ANILINEと呼ばれる最高品質の本革シートをはじめ、後席のリラクゼーション性能を追求した専用装備を多数採用。ラグジュアリーSUVとしての完成度は国内トップクラスです。
なお、従来のLX600 EXECUTIVEも2,110万円で引き続き設定されており、LX700h F SPORT(1,800万円)やLX600 F SPORT(1,700万円)など、幅広いグレード展開でユーザーの多様なニーズに応えています。
主要スペック(LX700h EXECUTIVE)
- 価格:22,100,000円(税込)
- エンジン:V6 3.5L ターボ+ハイブリッドシステム
- トランスミッション:Direct Shift-10AT(10速AT)
- 駆動方式:AWD(4WD)
- WLTCモード燃費:9.3km/L
- 乗車定員:4名

第3位:レクサス LM500h EXECUTIVE|2,030万円
移動する最高級ラウンジ、日本最高峰のラグジュアリーミニバン
2026年4月1日のマイナーチェンジにより改良が行われたレクサスLMの最上位グレード「LM500h EXECUTIVE」は2,030万円(前モデル比20万円アップ)となりました。国産ミニバンとしては最も高価な一台であり、移動空間そのものを「特別な時間」として演出することを徹底的に追求したモデルです。

LM500h EXECUTIVEは4人乗り専用で、前後席を仕切る大型パーティションによってVIPゲストのプライバシーを完全に確保しています。後席には22Way電動調整式のリラクゼーションシート、電動オットマン、独立したエアコンシステムなどを完備しており、移動中の快適性という点においては国産車の中で最高峰と言っても過言ではありません。パワートレーンはV6 3.5Lハイブリッドシステム(500h)を搭載し、力強い走りと燃費効率の両立も実現しています。
主要スペック(LM500h EXECUTIVE)
- 価格:20,300,000円(税込)
- エンジン:V6 3.5L ハイブリッドシステム(500h)
- 駆動方式:AWD
- 乗車定員:4名
- 全長×全幅×全高:5,125mm×1,890mm×1,955mm

第4位:レクサス LS500h EXECUTIVE AWD|1,805万円
2026年9月改良、ガソリン廃止でハイブリッド専業のフラッグシップセダンへ
レクサスのフラッグシップセダン「LS」は2026年9月10日に一部改良モデルを発売しました。今回の改良における最大のトピックは、ガソリン専用モデル(LS500)が廃止され、全グレードがハイブリッドの「LS500h」に統一されたことです。ラインアップはLS500h F SPORT(2WD:1,414万円)からLS500h EXECUTIVE(AWD:1,805万円)までとなっています。

最上位グレードの「LS500h EXECUTIVE AWD」は1,805万円(前モデル比32万円アップ)。今回の改良では車体補強とAVS(アダプティブ・バリアブル・サスペンション)・EPS(電動パワーステアリング)の再チューニングが実施され、操縦安定性と乗り心地がさらに向上しています。WLTCモード燃費はAWDモデルで12.2km/Lを実現。全長5,235mm、全幅1,900mmの堂々たるボディに、L-ANILINEレザーシートやマークレビンソンサウンドシステムなど最高峰の装備が標準で組み込まれています。
主要スペック(LS500h EXECUTIVE AWD)
- 価格:18,050,000円(税込)
- エンジン:V6 3.5L ハイブリッドシステム
- 駆動方式:AWD(4WD)
- WLTCモード燃費:12.2km/L
- 全長×全幅×全高:5,235mm×1,900mm×1,450mm
- ホイールベース:3,125mm

第5位:レクサス LC500 PINNACLE|1,780万円(特別仕様車・限定完売)
10年の歴史に幕。100台限定の最終特別仕様車、カタロググレードは継続販売中
レクサスのフラッグシップスポーツクーペ「LC」は、2025年8月4日に発売された一部改良モデルを最後に、2026年夏をもって生産を終了しました。その最終ラインアップに設定された特別仕様車「LC500 PINNACLE」は100台限定で1,780万円。LC500コンバーチブル PINNACLEも同価格で100台限定販売され、このうち50台は既存オーナー向け先行抽選が実施されました。

2017年のデビュー以来、大胆なデザインと官能的なV8サウンドで熱烈なファンを獲得してきたLCですが、電動化の波を受けながらも最後まで純粋なV8スポーツカーとしての矜持を貫き、惜しまれながら生産終了となりました。なお、PINNACLEは限定完売済みですが、カタロググレードのLC500・LC500 Convertibleは現在も販売が継続されており、LC500は1,410万円から購入可能です。
主要スペック(LC500 PINNACLE)
- 価格:17,800,000円(税込)/各100台限定(完売)
- エンジン:V8 5.0L 自然吸気
- 最高出力:351kW(477PS)
- 駆動方式:FR(後輪駆動)
- トランスミッション:10速AT
- 全長×全幅×全高:4,770mm×1,920mm×1,350mm

第6位:レクサス LX600 EXECUTIVE|2,110万円
ターボエンジン専用の最上級4人乗りSUV、LX700hと並ぶ頂点
LX700hの新設定後も引き続き販売されているLX600 EXECUTIVEは2,110万円で、V6 3.5Lターボエンジン(ハイブリッドなし)のLXシリーズ最高峰グレードです。WLTCモード燃費は8.0km/LとLX700hには及びませんが、ハイブリッドシステムのない分だけシンプルな整備性と、長年熟成されたエンジンフィールを楽しめる点が魅力です。4人乗り専用の広大なキャビンと、L-ANILNE本革シートによる後席の快適性は、LX700h EXECUTIVEと同等水準を誇ります。

主要スペック(LX600 EXECUTIVE)
- 価格:21,100,000円(税込)
- エンジン:V6 3.5L ターボ
- 駆動方式:AWD(4WD)
- WLTCモード燃費:8.0km/L
- 乗車定員:4名
第7位:レクサス LM500h version L|1,520万円
6人乗り仕様のラグジュアリーミニバン、ビジネスからファミリーまで対応

LMシリーズの「LM500h version L」は6人乗り仕様のモデルで、2026年4月1日の改良後の価格は1,520万円(前モデル比20万円アップ)です。EXECUTIVEグレードとの最大の違いは後席パーティションの有無と座席配置で、version Lは3列シートにより最大6名が乗車できます。ビジネス用途から家族での利用まで、幅広いシーンでワンランク上の移動体験を提供するモデルとして、EXECUTIVEには手が届かないが妥協はしたくないという層に強く支持されています。
主要スペック(LM500h version L)
- 価格:15,200,000円(税込)
- エンジン:V6 3.5L ハイブリッドシステム(500h)
- 駆動方式:AWD
- 乗車定員:6名
第8位:レクサス GX550 version L|1,315万円
7人乗り・ラダーフレームの本格SUV、2026年9月改良で装備を強化
2026年9月24日の一部改良後、GX550 version Lの価格は1,315万円(前モデル比45万円アップ)となりました。7人乗り専用グレードで、ランドクルーザー・プラドと共通のラダーフレーム構造を採用した本格オフロードSUVです。V6 3.5LツインターボエンジンにAWDを組み合わせており、Lexus Teammate搭載による高度運転支援システムを標準装備するなど、快適装備も充実しています。大人数での移動にも対応できる実用性と、ラグジュアリーSUVとしての高品質な室内空間が高く評価されているモデルです。

主要スペック(GX550 version L)
- 価格:13,150,000円(税込)
- エンジン:V6 3.5L ツインターボ
- 駆動方式:AWD(4WD)
- 乗車定員:7名
- 全長×全幅:4,960mm×2,000mm
第9位:レクサス GX550 OVERTRAIL+|1,240万円
本格悪路走破を追求した5人乗りオフローダー
同じく2026年9月24日の一部改良を経たGX550 OVERTRAIL+は1,240万円(前モデル比45万円アップ)。version Lが7人乗りの快適性を重視しているのに対し、OVERTRAIL+は5人乗りに絞りつつ本格的なオフロード性能を最大化したグレードです。265/70R18タイヤへの大径化、マルチテレインセレクト、電子制御式リアデフロック、クロールコントロールなど悪路走破に特化した装備を標準装備しており、都市の洗練さと本格的なアドベンチャー性能を高い次元で両立しています。

主要スペック(GX550 OVERTRAIL+)
- 価格:12,400,000円(税込)
- エンジン:V6 3.5L ツインターボ
- 駆動方式:AWD(4WD)
- 乗車定員:5名
- 全長×全幅:4,960mm×1,980mm
第10位:レクサス RX500h F SPORT Performance|929万円
スポーティかつ上質、レクサスミドルSUVの頂点グレード
レクサスのベストセラーSUV「RX」の最上位グレード「RX500h F SPORT Performance」はAWDで929万円です。2.4L直列4気筒ターボエンジンにフロントとリヤに独立したモーターを組み合わせたマルチステージハイブリッドシステムを搭載し、システム最高出力は371PSを発揮。スポーツカー並みの俊敏な走りと、F SPORTならではのスポーティな内外装が一体となったモデルで、1,000万円を切る価格帯で国産最高峰クラスの走行性能を手に入れられる点が大きな魅力です。レクサスのSUVラインアップの中でもとりわけ人気が高く、スポーティな走りを日常的に楽しみたいユーザーから高い支持を集めています。

主要スペック(RX500h F SPORT Performance AWD)
- 価格:9,290,000円(税込)
- エンジン:2.4L 直列4気筒ターボ+マルチステージハイブリッド
- システム最高出力:371PS
- 駆動方式:AWD(4WD)
- WLTCモード燃費:13.3km/L
ランキング外の注目情報・番外編
伝説の終焉:日産 GT-R R35(生産終了)
2025年8月26日に最終生産を終えたR35型日産GT-Rは、最終モデルとなった2025年モデルの最高グレード「NISMO Special edition」が税込3,061万3,000円という価格を誇っていました。新車としての購入はすでに不可能ですが、中古市場では3,796万円から6,331万円という高値がつくほど希少価値が高まっており、今後もその価値は上昇し続けることが予想されます。R35型の終焉は一つの時代の終わりを象徴するものであり、次世代GT-R(R36)の動向に業界全体の注目が集まっています。


幻の名車:レクサス LFA(中古市場価格:6,300万円〜6,900万円)
2010年から2012年にかけて500台限定で生産されたレクサスLFAは、当時の新車価格が約3,750万円。現在の中古市場では6,300万円から6,900万円(2026年5月時点)という驚異的な高値がつく国産最高峰の希少車です。新車購入は当然できませんが、日本が誇る歴史的名車として語り継がれています。


ホンダ 次期NSX(2027年復活予定)
2022年に生産を終了したホンダNSXですが、2027年モデルとしてフルモデルチェンジを経た復活が現実味を帯びてきました。予想価格はスタンダードグレードで2,500万円、最上位のType Rで3,200万円程度と予想されており、実現すればセンチュリーSUVに次ぐ国産最高価格帯のスポーツカーとして市場を賑わせることになりそうです。


まとめ:2026年の国産高級車市場のトレンド
2026年10月時点の国産高級車市場を俯瞰すると、いくつかの大きなトレンドが浮かび上がります。
まず最も重要なのが、レクサスのハイブリッド・電動化シフトの加速です。LSがガソリン専用モデルを廃止してハイブリッドに一本化したことに続き、LX700hの新設定によってLXシリーズにも本格的なハイブリッドが追加されました。これは単なるトレンドへの追随ではなく、燃費規制の強化と環境意識の高まりを背景にした、レクサスとしての長期的な戦略の表れです。
次に、価格の継続的な上昇が顕著です。LMは改良のたびに20万円ずつ値上がりし、LSのEXECUTIVE AWDは前モデル比32万円増、GX550は45万円増と、各モデルの改良ごとに価格が引き上げられています。原材料費や製造コストの上昇、円安による影響が大きく、この傾向は今後も続くと見込まれます。
また、ラグジュアリーSUVカテゴリーの充実と多様化も際立っています。センチュリーSUVが2,700万円で首相公用車に採用されたことが象徴するように、SUVは日本の高級車市場の中核を完全に占めるに至っています。オンロード志向のLX、本格オフロード志向のGX、そして皇室・国賓級のセンチュリーと、価格帯も用途もそれぞれ異なる選択肢が揃い、国産高級SUV市場は成熟期を迎えています。
そして忘れてはならないのが、GT-R R35という時代の終焉です。ランキングからは除外されましたが、18年間にわたって「日本のスーパーカー」の代名詞であり続けたGT-Rの生産終了は、国産スポーツカー史における大きな節目です。その後継となるR36の動向や、2027年に復活が期待されるホンダNSXなど、次世代の国産スポーツカー・高級車市場の展開にも引き続き注目していきましょう。
免責事項: 本記事の価格情報は2026年10月1日時点の公開情報をもとに作成しています。モデルチェンジ・改良・在庫状況により価格や販売状況が変動する場合があります。購入の際は各メーカー・販売店にて最新情報を必ずご確認ください。

