テスラは、長年の憶測と期待を経て、ついに完全自動運転ロボタクシー「サイバーキャブ」を正式に2024年10月11日発表しました。サイバートラックのデザインを彷彿とさせる斬新な外観を持つサイバーキャブは、2026年にも生産開始予定で、価格は3万ドル(約450万円)未満となる見込みです。
サイバーキャブは2026年にも生産開始予定、価格は3万ドル未満
サイバーキャブ最大の特徴は、ハンドルやペダルを完全に排除した革新的な設計です。テスラの最新自動運転技術を搭載し、乗客は広々とした室内空間で快適に移動できます。インテリアはシンプルながらも洗練されており、2人掛けシートと大型のインフォテインメントスクリーンを備えています。
サイバートラックのデザインを継承した未来的な外観
エクステリアは、サイバートラックの特徴的なフロントライトバーやシャープなボディラインを継承しつつ、スーパーカーのようなバタフライドアを採用し、未来的な印象をさらに強めています。また、空力性能を追求したエアロカバー付きホイールや、ドアミラーを廃止したデザインも注目されます。
パワートレインや航続距離などの詳細は未公開
パワートレインや航続距離などの詳細情報は未公開ですが、ロボタクシーとして一日中稼働することを想定した設計となっていることは間違いありません。
ロボバンは最大20人乗りの完全自動運転バス
さらに、テスラはサプライズとして、完全自動運転の電動バス「ロボバン」も発表しました。最大20人の乗客を輸送できるロボバンは、荷物運搬にも対応する多機能性を備えています。サイバーキャブ同様、ハンドルやペダルはなく、広々としたキャビンを確保しています。SF映画に登場するような近未来的なデザインも特徴です。
近日開始予定の自動運転配車サービス「テスラネットワーク」に導入予定
テスラは、サイバーキャブとロボバンを、近日開始予定の自動運転配車サービス「テスラネットワーク」に導入する計画です。詳細なスケジュールや価格設定は未定ですが、テスラが自動運転技術で未来のモビリティを再定義しようとしていることは明らかです。
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