マツダの人気SUV、CX-30。その販売台数と生産台数は、自動車市場における同社の戦略と、消費者の嗜好を反映する重要な指標です。この記事では、最新のデータに基づき、CX-30の販売と生産の状況を詳しく解説していきます。
CX-30の販売台数 国内と海外の状況
CX-30は、国内外で堅調な販売を維持しています。特に、2023年には、海外市場での販売が大きく伸長しました。
- 国内販売:2023年12月には9,717台を販売し、前年同月比で13.1%減少しましたが、年間では165,761台を販売し、10.5%の増加となりました。
- 海外販売:2023年1~12月には、グローバルで1,087,927台を販売し、前年同期比で17.0%増加しました。特に、北米、欧州、中国での販売が好調でした。
参考:マツダ、2023年12月および1~12月の生産・販売状況について
CX-30の生産台数 国内と海外の状況
CX-30の生産は、国内と海外の工場で行われています。海外生産の割合が高く、特にメキシコ工場での生産が中心となっています。
- 国内生産:2023年1~12月には、88,340台を生産し、前年同期比で50.1%増加しました。
- 海外生産:2023年1~12月には、141,579台を生産し、前年同期比で16.7%増加しました。
参考:マツダ、2023年12月および1~12月の生産・販売状況について
2022年 販売台数
2022年の年間販売台数はCX-30が14,020台となりました。
年月 | CX-30 販売台数 |
---|---|
2022年1月 | 1,725台 |
2022年2月 | 2,131台 |
2022年3月 | 276台 |
2022年4月 | 532台 |
2022年5月 | 341台 |
2022年6月 | 1,415台 |
2022年7月 | 2,370台 |
2022年8月 | 1,211台 |
2022年9月 | 890台 |
2022年10月 | 1,125台 |
2022年11月 | 1,306台 |
2022年12月 | 1,107台 |
合計 | 16,176台 |
2023年 販売台数
2023年年間の販売台数はMAZDA3が、14,310台となりました。
年月 | CX-30 販売台数 |
---|---|
2023年1月 | 1,636台 |
2023年2月 | 2,215台 |
2023年3月 | 2,467台 |
2023年4月 | 1,145台 |
2023年5月 | 1,358台 |
2023年6月 | 1,415台 |
2023年7月 | 1,384台 |
2023年8月 | 1,302台 |
2023年9月 | 402台 |
2023年10月 | 2,328台 |
2023年11月 | 1,341台 |
2023年12月 | 1,024台 |
合計 | 18,016台 |
2024年 販売台数
2023年と台数は同様になりそうです。
年月 | CX-30 販売台数 |
---|---|
2024年1月 | 800台 |
2024年2月 | 1,336台 |
2024年3月 | 1,715台 |
2024年4月 | 855台 |
2024年5月 | 843台 |
2024年6月 | 864台 |
2024年7月 | 1,503台 |
合計 | 7,916台 |
2019年9月のCX-30の発表し月販目標台数は2,500台となっています。2023年は目標台数を下回る平均約1,500台ほどを生産しています。
CX-30の販売・生産台数に影響を与える要因
CX-30の販売と生産には、様々な要因が影響を与えています。
- 世界的な半導体不足:2021年頃から続く半導体不足は、自動車業界全体に影響を与え、CX-30の生産にも遅れが生じました。
- 新型コロナウイルス感染症の流行:感染拡大による工場の稼働停止や物流の混乱は、CX-30の生産と販売に影響を与えました。
- SUV人気:世界的なSUV人気の高まりは、CX-30の販売を後押ししています。
- 商品力:洗練されたデザイン、優れた走行性能、最新の安全技術など、CX-30の商品力も販売を支えています。
CX-30について
マツダ CX-30は、マツダが誇るスタイリッシュで実用的なクロスオーバーSUVです。都会の風景にもアウトドアシーンにも映えるデザイン、快適な乗り心地、そして最新の安全技術が魅力です。
CX-30の特徴
- 洗練されたデザイン: マツダ独自の「魂動デザイン」 philosophy に基づいた、エレガントでダイナミックなエクステリア。
- 快適な室内空間: 広々とした室内と、上質な素材を使用したインテリア。後部座席もゆったりとくつろげます。
- 優れた走行性能: マツダ独自のSKYACTIV TECHNOLOGYにより、力強い加速と優れた燃費性能を実現。
- 最新の安全技術: マツダの安全思想「MAZDA PROACTIVE SAFETY」に基づいた、先進の安全装備を搭載。
編集部から一言
CX-30は、今後もマツダの主力車種として、国内外で安定した販売と生産が見込まれます。半導体不足や感染症の影響が緩和されれば、さらに生産台数を増やし、販売を拡大していく可能性があります。また、マツダは電動化戦略を推進しており、CX-30にも電動モデルが追加される可能性があります。今後のCX-30の動向に注目です。
CX-30