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マツダの上級クロスオーバーSUV「CX-60」が、2026年3月に一部改良を実施します。Amazon Alexa対応、静粛性の向上、バーガンディ内装の採用など、注目の変更点が多数盛り込まれています。本記事では、マツダ CX-60 2026年 一部改良の全変更内容をわかりやすくまとめました。

マツダ CX-60は、2022年9月に日本市場へ導入されたFRベースの上級クロスオーバーSUVです。マツダの「ラージ商品群」の第一弾として位置づけられ、縦置きエンジンと後輪駆動ベースの新世代プラットフォームを採用したことで、従来のSUVとは一線を画す走行性能と上質感を実現しました。
2026年3月には3度目の一部改良(マイナーチェンジ)が予定されており、インフォテインメント機能の強化や静粛性の向上、内装の質感アップなどが図られます。2026年2月末より先行受注が開始されており、購入を検討している方は早めのチェックをおすすめします。
2026年の一部改良における主な変更点は以下の通りです。

今回の一部改良で最も注目される機能のひとつが、インフォテインメントシステムへのAmazon Alexa対応です。
CX-60はすでにワイヤレスApple CarPlayおよびAndroid Autoに対応していましたが、今回のアップデートによりAmazon Alexaも利用可能になります。
Amazon Alexaを使うことで実現できる主な機能は以下の通りです。
CX-80やマツダの他モデルではすでに対応していたAmazon Alexaですが、CX-60では今回初めての搭載となります。音声認識の利便性と対応できる情報の幅が大幅に広がり、日常的なドライブがより快適になるでしょう。
2026年の一部改良では、特別仕様車「XD Drive Edition Nappa Leather Package」にバーガンディ本革シートが採用されます。
バーガンディとは深みのある赤ワインのような暗い赤紫色のこと。従来のブラック系内装が多かったCX-60において、バーガンディは内装の雰囲気を一変させる選択肢となります。
同グレードにはナッパレザーが標準装備されており、上質なシート素材とバーガンディカラーの組み合わせは、ドイツ系プレミアムSUVと比較しても引けを取らない内装クオリティを実現しています。
今回の改良で注目すべきもうひとつのトピックがボディカラーの見直しです。
これまで特別仕様車「XD-HYBRID Trekker」専用色として設定されていた「ジルコンサンドメタリック」が、今回の改良でレギュラーカラーとして一般グレードでも選択できるようになります。
ジルコンサンドメタリックは、砂漠の砂を思わせるような温かみのあるベージュゴールド系のカラーで、アウトドア志向やナチュラルテイストを好むユーザーから高い支持を得ていました。XD-HYBRID Trekkerの廃止に伴い、このカラーを諦めていたユーザーには朗報です。
新たに追加される「ポリメタルグレーメタリック」は、マツダの他モデルでも採用実績のあるカラーで、光の当たり方によって表情を変える奥深いグレー系の色合いが特徴です。
一方で「ソニックシルバーメタリック」は廃止となります。既存オーナーや同色を希望していた方は注意が必要です。
2026年改良ではXD-HYBRID Trekkerが廃止となり、グレードラインナップが整理されます。
▽2.5Lガソリン(SKYACTIV-G 2.5)
▽3.3Lディーゼル(SKYACTIV-D 3.3)
▽3.3Lディーゼル+マイルドハイブリッド(e-SKYACTIV-D)
▽2.5LガソリンPHEV(e-SKYACTIV PHEV)
2026年の一部改良に伴い、価格が約10万円程度引き上げられます。
| グレード | 駆動 | 価格(税込) |
|---|---|---|
| 25S S Package | FR | 3,267,000円 |
| 25S S Package | 4WD | 3,492,500円 |
| 25S L Package | FR | 3,795,000円 |
| 25S L Package | 4WD | 4,020,500円 |
| 25S Exclusive Mode | FR | 4,097,500円 |
| 25S Exclusive Mode | 4WD | 4,323,000円 |
| XD Drive Edition | FR | 4,270,200円 |
| XD Drive Edition | 4WD | 4,495,700円 |
| XD Drive Edition Nappa Leather Package | FR | 4,565,000円 |
| XD Drive Edition Nappa Leather Package | 4WD | 4,790,500円 |
| XD Premium Sports | FR | 4,665,100円 |
| XD Premium Sports | 4WD | 4,890,600円 |
| XD-HYBRID Exclusive Sports | 4WD | 5,307,500円 |
| XD-HYBRID Exclusive Modern | 4WD | 5,307,500円 |
| XD-HYBRID Premium Sports | 4WD | 5,670,500円 |
| XD-HYBRID Premium Modern | 4WD | 5,670,500円 |
| PHEV L Package | 4WD | 5,700,200円 |
| PHEV Premium Sports | 4WD | 6,462,500円 |
| PHEV Premium Modern | 4WD | 6,462,500円 |
全車8速ATを採用。価格改定幅は内容に対して比較的抑えられており、コストパフォーマンスは依然として高い水準を維持しています。
CX-60はデビューから現在まで継続的な改良が行われており、完成度を高めてきた経緯があります。
マツダのラージ商品群第一弾としてデビュー。FRベースの新世代プラットフォーム、マツダ初のPHEVシステム、直列6気筒ディーゼルエンジン、トルクコンバーターレス8速ATなどを採用。発売当初は乗り心地に関するクレームが多く課題を残した。
原材料価格高騰に伴う価格改定(19.8万円〜33万円引き上げ)を実施。同時に、リヤダンパー・スタビライザーの仕様変更により乗り心地を改善。PHEVの「S Package」を廃止。
足回りのパーツや制御を見直し、乗り心地をさらに向上。新グレード「XD SP」を追加。特別仕様車「XD-HYBRID Trekker」を新設定。「XD L Package」「XD Exclusive Mode」のサイドシグネチャーガーニッシュをクロームメッキに変更。「XD」「XD S Package」などを廃止。
「XD Drive Edition」「XD Drive Edition Nappa Leather Package」「XD Premium Sports」を新設定。「XD L Package」「XD Exclusive Mode」を廃止。
Amazon Alexa対応、フロントガラス風切音対策、バーガンディ本革シートの採用、ボディカラーの見直し、XD-HYBRID Trekker廃止など。
CX-60は多彩なパワートレインから選択できる点が大きな魅力です。
| 項目 | サイズ |
|---|---|
| 全長 | 4,740mm |
| 全幅 | 1,890mm |
| 全高 | 1,685mm |
| ホイールベース | 2,870mm |
| 最小回転半径 | 5.4m |
| 最低地上高 | 175mm |
| 定員 | 5名 |
■ e-SKYACTIV PHEV(2.5L直4ガソリン+電気モーター)
■ SKYACTIV-G 2.5(2.5L直4ガソリン)
■ SKYACTIV-D 3.3(3.3L直6ディーゼルターボ)
■ e-SKYACTIV-D(3.3L直6ディーゼル+48Vマイルドハイブリッド)
全グレードにトルクコンバーターレスの独自開発8速ATを採用。湿式マルチプレートクラッチを使用することで伝達効率と応答性を高めており、快適な走りを実現しています。
サスペンションはフロント:ダブルウィッシュボーン、リア:マルチリンク式を採用。ロードスターゆずりのデュアルピニオン式電動パワーステアリングと車体姿勢制御「Kinematic Posture Control(KPC)」により、SUVとは思えない軽快なハンドリングを実現しています。
| パワートレイン | WLTCモード燃費 |
|---|---|
| 2.5Lガソリン | 14.2km/L |
| 3.3Lディーゼル | 19.8km/L |
| 3.3Lディーゼル+マイルドハイブリッド | 21.1km/L |
| 2.5L PHEV(ハイブリッドモード) | 14.6km/L |
特にディーゼルエンジンの燃費は優秀で、3.3L直6エンジンという大排気量ながら19.8km/Lを達成。マイルドハイブリッドと組み合わせることで21.1km/Lという高水準に達しています。これは、先代「CX-5」の2.2Lディーゼル(19.4km/L)を上回る数値です。
CX-60には最先端の安全システムが充実しています。
CX-60独自の安全システム「コ・パイロットコンセプト」では、ドライバー異常時対応システム(DEA)を採用。ドライバーの居眠りや体調急変を検知した場合、まずアラームで警告し、反応がない場合は自動的に車両を安全に停止させます。
さらに「ドライバー・パーソナライゼーション・システム」では、ドライバーモニタリングカメラで体格を推測し、シート・ステアリング・HUD・ドアミラーを自動調整。顔認証によりオーディオやエアコン設定まで復元する機能も備わっています。
2022年のユーロNCAP衝突安全評価では最高評価の5つ星を獲得しています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 一部改良発売予定日 | 2026年3月 |
| 先行受注開始 | 2026年2月末より開始 |
| 生産工場 | マツダ防府第2工場(山口県) |
先行受注はすでに開始されており、購入を検討している方はマツダ販売店への早めの相談をおすすめします。特にバーガンディ本革シートを選べるXD Drive Edition Nappa Leather Packageや、ジルコンサンドメタリックを希望する方は在庫・納期の確認を行いましょう。
2026年3月の一部改良により、マツダ CX-60はさらに完成度の高い上級SUVへと進化します。
今回の改良のポイントをまとめると:
これまで乗り心地への対策が継続的に行われてきたCX-60ですが、2025年2月の改良で足回りが大幅に改善されており、2026年モデルはその完成形に近い仕上がりといえます。直列6気筒エンジンやPHEVシステム、FRベースの走りの良さは他の国産SUVにない魅力であり、プレミアムSUVを検討しているユーザーには有力な選択肢です。
新型CX-60の購入を検討している方は、先行受注が始まっている今が動き時です。最寄りのマツダ販売店にてカタログや見積もりの確認を行ってみてください。
MAZDA CX-60
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自動車専門メディア『最新自動車情報』編集長のKAZU。IT企業から独立後、自動車専門サイト『最新自動車情報』を立ち上げ、編集長として12年間運営に携わってまいりました。これまでに、新車・中古車、国産車(日本車)から輸入車(外車)まで、あらゆるメーカーの車種に関する記事を6,000本以上執筆。その経験と独自の分析力で、数々の新型車種の発表時期や詳細スペックに関する的確な予測を実現してきました。『最新自動車情報』編集長として、読者の皆様に信頼性の高い最新情報、専門的な視点からの購入アドバイス、そして車(クルマ)の奥深い魅力をお届けします。後悔しない一台選びをしたい方、自動車業界のトレンドをいち早く知りたい方は、ぜひフォローをお願いいたします。