ホンダのフラッグシップセダン「アコード」が、2026年モデルとしてマイナーチェンジを受けることが正式に明らかになっています。2026年2月下旬から順次受注を開始しており、2026年7月30日に日本での正式発表、翌7月31日に日本市場での発売が予定されています。新型アコードの価格帯は5,951,000円〜6,351,400円となり、ホンダのカタログモデルとして最高水準の価格設定となっています。
また、2026年5月8日はアコード誕生から満50年という記念すべき節目の日でもあります。1976年5月8日に初代モデルが誕生して以来、160を超える国と地域で累計2,500万台以上を販売してきたグローバルモデルが、半世紀の歴史を刻みながら新たなステージへと進化を遂げます。
ホンダ アコード マイナーチェンジの変更点まとめ
今回のマイナーチェンジでは、エクステリアデザインのリフレッシュを中心とした内容となっています。大きくモデルの骨格を変えるフルモデルチェンジではありませんが、上級セダンとしての質感・存在感を高めるために細部にわたる見直しが行われました。主な変更点は以下のとおりです。
- 最新のエクステリアデザインを新たに採用し、外観の質感を向上
- ボディカラー「イグナイトレッド・メタリック」を廃止
- 原材料価格の高騰などを背景に、全グレードで価格を見直し(前モデル比+352,000円)
なお、2025年5月の一部改良では「アコード e:HEV Honda SENSING 360+」グレードが追加設定され、新世代の安全システムと価格改定が実施されていました。今回の2026年モデルへの改良は、その流れを受けたさらなるアップデートという位置づけです。
ホンダ アコード マイナーチェンジ後の価格
2026年モデルのアコードは、前モデルと比較して全グレード一律352,000円の値上げとなっています。
ホンダ アコード マイナーチェンジ 2026年モデル|価格表
グレード別価格一覧
| グレード | 2026年モデル(新価格) | 2025年モデル(旧価格) | 価格差 |
|---|---|---|---|
| アコード e:HEV Honda SENSING 360 | 5,951,000円 | 5,599,000円 | +352,000円 |
| アコード e:HEV Honda SENSING 360+ | 6,351,400円 | 5,999,400円 | +352,000円 |
改良前後の価格比較
| 比較項目 | 2025年モデル(改良前) | 2026年モデル(改良後) |
|---|---|---|
| 最安グレード | 5,599,000円 | 5,951,000円 |
| 最高グレード | 5,999,400円 | 6,351,400円 |
| 価格差(全グレード共通) | ― | +352,000円 |
| 駆動方式 | FF(2WD) | FF(2WD) |
| ハイブリッドシステム | スポーツe:HEV | スポーツe:HEV |
ホンダ主要カタログモデルとの価格比較
| モデル | 価格 |
|---|---|
| アコード e:HEV Honda SENSING 360+(2026年モデル) | 6,351,400円 |
| シビック タイプR(FL5) | 6,179,800円 |
| プレリュード(New Prelude, BF1) | 6,179,800円 |
| アコード e:HEV Honda SENSING 360(2026年モデル) | 5,951,000円 |
※価格はすべて消費税込みのメーカー希望小売価格です。
※諸費用(登録費用・保険料・オプション等)は別途必要です。
※2026年7月31日発売予定。
ホンダのカタログモデルとしては、これまで最高額とされていたシビックタイプR(FL5)の6,179,800円をも上回る価格となっており、アコードがホンダラインナップにおけるプレミアム・フラッグシップセダンとしての地位をより明確にする価格帯に設定されています。原材料コストの高騰や円安の影響が反映された形ですが、それに見合う装備・品質の向上が施されています。
新デザイン|ホンダ アコード マイナーチェンジ後の外装(エクステリア)
マイナーチェンジ後のアコードは、エクステリアデザインに大胆な見直しが加えられています。従来モデルでメッシュデザインが採用されていたフロントグリルには、新たに水平のラインデザインが取り入れられ、スポーティさの中に落ち着きと格調を兼ね備えた表情へと進化しています。

また、これまでブラックで処理されていた車体下部やヘッドライトとグリルの接続部分がボディ同色に変更されたことで、車体全体に一体感と重厚感が増しました。スポーティ路線から、上級セダンとしての安定感・高級感を重視するデザイン方向へのシフトが感じられます。
さらに細部では、ターンランプがこれまでのオレンジからクリア仕様に変更されました。加えて、ハイブリッドシステム搭載車であることを示すブルーのブランドエンブレムがブラックへと改められ、よりシンプルでプレミアムな印象を演出しています。
最新装備|ホンダ アコード マイナーチェンジ後の内装(インテリア)
アコードのインテリアは、最新のデジタル技術と快適装備が充実しており、上級セダンとしての水準を高いレベルで維持しています。

ドライバーの正面には10.2インチのデジタルメーターが配置され、さらに表示サイズ11.5インチ相当の大型ヘッドアップディスプレー(HUD)を採用。速度・ナビ・安全情報などを視線移動を最小限に抑えながら確認できるため、ドライビングへの集中度を高めます。
センターコンソールには12.3インチの大型インフォテインメントシステムを搭載。「Honda CONNECT」によるコネクテッド機能として、車内Wi-Fi、スマートフォンとの連携によるリモート操作、万が一の際に頼れる緊急サポートセンター、スマートフォン不要で車の鍵を管理できるデジタルキー機能が利用可能です。
また、「Google ビルトイン」に対応しており、Googleアシスタント・Googleマップ・Google Playをシームレスに車内で利用できます。ステアリングから手を離さずに音声操作で電話・メール・音楽再生・車内温度の調節が行える「Googleアシスタント」、リアルタイムの渋滞情報でスムーズなルートを提案する「Googleマップ」、普段使いのアプリをそのままカーライフに持ち込める「Google Play」と、モバイルライフと直結したカーコネクティビティを実現しています。
「エクスペリエンス セレクション ダイヤル」も装備されており、エアコン・オーディオ・照明を組み合わせた自分好みのモードを事前登録し、ひと押しで車内環境を瞬時に整えることができます。居住空間についても、リアシートの足元スペースが1,036mmまで拡大、ラゲッジスペースも473Lとクラス最大水準の容量を確保しており、長距離ドライブや日常使いの両方で快適性の高さが際立ちます。
スペック・走行性能|アコード マイナーチェンジ後のパワートレイン
日本仕様のアコードには、最新世代の「スポーツe:HEV」ハイブリッドシステムが搭載されています。
- エンジン:直列4気筒 2.0L
- エンジン最高出力:147ps/最大トルク:18.6kgm
- モーター最高出力:184ps/最大トルク:34.2kgm
- 駆動方式:FF(前輪駆動)
このシステムは発電用と走行用の2つのモーターを内蔵した電気式CVTを採用しており、状況に応じて「モーターのみで走行」「エンジンで発電しながらモーターで走行」「エンジン直結で走行」の3つのモードをシームレスに切り替えます。発進加速や市街地走行では電気モーターの滑らかでダイレクトなトルクを活かし、高速巡航時にはエンジンの効率を最大化することで、パワフルでありながらも燃費に優れた走りを実現しています。
ドライブモードはECON・COMFORT・NORMAL・SPORTの4種類に加え、INDIVIDUALモードで自分好みのセッティングを登録可能。また、減速セレクターは前モデルの4段から6段への多段化により、より緻密で自在な減速コントロールが可能になっています。最大段の6段に固定すれば、加減速のほとんどをアクセルペダル操作だけで行うワンペダル的な運転感覚も楽しめます。
さらに、新開発の「モーションマネジメントシステム」を搭載。コーナリングをサポートする「アジャイルハンドリングアシスト」に「前荷重制御」技術を加え、雪道・濡れた路面・ワインディングロードなど、あらゆるシーンでドライバーの意図に忠実な車両挙動を実現しています。
燃費|ホンダ アコード マイナーチェンジ後の燃費性能
アコード e:HEVの燃費性能は、WLTCモードで23.8km/Lを達成しています。全長4,975mmに及ぶ大柄なボディを持つ上級セダンでありながら、ハイブリッドシステムの高効率化によってこの数値を実現しており、日常的な市街地走行から高速道路まで、実用的な低燃費性能を発揮します。ランニングコストを抑えながらも、プレミアムセダンとしての走りの質を損なわない点が大きな魅力です。
安全装備|Honda SENSING 360 & 360+
アコード マイナーチェンジモデルには、ホンダの最先端の運転支援・安全技術が全車標準で装備されています。
「Honda SENSING 360」は、最新のセンサー構成で360度センシングを実現。停車または低速走行時の前方交差車両警報、車線変更時の後方接近車両を検知して衝突を回避支援する車線変更時衝突抑制機能、高速道路でのウインカー操作に連動してステアリングをサポートする車線変更支援機能など、あらゆる走行シーンでドライバーをサポートします。
上位グレードに設定される「Honda SENSING 360+」では、ホンダの量産モデルとして初採用のハンズオフ機能付き高度車線内運転支援機能をはじめ、レコメンド型車線変更支援機能、カーブ路外逸脱早期警報、降車時の車両接近警報、ドライバー異常時対応システムなど、さらに高度なアシスト機能を搭載。日常的な運転から長距離ドライブまで、安全・快適なドライビングをより強力にサポートします。
ボディサイズ|アコード マイナーチェンジ後のスペック
マイナーチェンジに伴い、アコードのボディサイズも見直されています。
- 全長:4,975mm(前モデル比 +75mm)
- 全幅:1,860mm(変更なし)
- 全高:1,450mm(変更なし)
- ホイールベース:2,830mm(変更なし)
全長が75mm延長されたことで、よりダイナミックでプレステージ感のあるシルエットを実現。あわせてボディ設計の見直しによりボディ剛性が高められ、室内空間の拡大にも貢献しています。走行時の安定感・静粛性・快適性の面でも向上が期待できます。
発売日|ホンダ アコード マイナーチェンジはいつ発売?
- 受注開始:2026年2月下旬より順次開始
- 日本発表日:2026年7月30日
- 日本発売日:2026年7月31日
現時点ですでに受注が始まっており、納車は発売日以降順次対応となる見込みです。購入を検討している方は、早めにホンダ正規ディーラーへの問い合わせ・商談をおすすめします。
アコード生誕50周年|グローバルモデルの歩みと記念企画
2026年5月8日、アコードは誕生から50周年という大きな節目を迎えました。1976年の初代モデル登場以来、日米欧亜にわたる160以上の国と地域で累計2,500万台以上を販売してきたホンダを代表するグローバルモデルです。3代目・5代目・7代目で日本カー・オブ・ザ・イヤーを、10代目では北米カー・オブ・ザ・イヤーを受賞するなど、各市場で高い評価を獲得し続けてきました。
50周年を記念し、栃木県のモビリティリゾートもてぎ内「ホンダコレクションホール」にて2026年6月30日まで歴代モデルの特別展示が実施されています。また、50周年記念ロゴや初代アコードのデザインをあしらったTシャツ・キャップ・マグカップ・キーホルダーなどの記念グッズが、鈴鹿サーキット・モビリティリゾートもてぎオンラインショップ、Honda Goods Amazonブランドストアなどで順次販売されています。さらに、2026年5月26日にはホンダ公式SNSで歴代モデルを振り返る特別映像の公開も予定されており、オウンドメディア「Discover Honda」でも特集記事が順次公開予定です。
ホンダ アコード マイナーチェンジ 2026年モデル|スペック表
基本スペック一覧
| 項目 | スペック |
|---|---|
| 車名 | ホンダ アコード(ACCORD) |
| グレード | e:HEV Honda SENSING 360 / e:HEV Honda SENSING 360+ |
| ボディタイプ | 4ドアセダン |
| 駆動方式 | FF(前輪駆動) |
| トランスミッション | 電気式CVT(2モーター内蔵) |
| 乗車定員 | 5名 |
ボディサイズ
| 項目 | 2026年モデル(新型) | 2025年モデル(旧型) | 差異 |
|---|---|---|---|
| 全長 | 4,975mm | 4,900mm | +75mm |
| 全幅 | 1,860mm | 1,860mm | 変更なし |
| 全高 | 1,450mm | 1,450mm | 変更なし |
| ホイールベース | 2,830mm | 2,830mm | 変更なし |
| ラゲッジ容量 | 473L | ― | クラス最大水準 |
| リアシート足元スペース | 1,036mm | ― | ― |
パワートレインスペック(日本仕様)
| 項目 | スペック |
|---|---|
| システム名 | スポーツe:HEV |
| エンジン型式 | 直列4気筒 2.0L |
| エンジン最高出力 | 147ps |
| エンジン最大トルク | 18.6kgm |
| モーター最高出力 | 184ps |
| モーター最大トルク | 34.2kgm |
| モーター構成 | 発電用+走行用 2モーター |
燃費・環境性能
| 項目 | スペック |
|---|---|
| 燃費(WLTCモード) | 23.8km/L |
| ハイブリッド方式 | 2モーターハイブリッド(e:HEV) |
主要装備スペック
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| デジタルメーター | 10.2インチ |
| ヘッドアップディスプレー(HUD) | 11.5インチ相当(大型) |
| インフォテインメントシステム | 12.3インチ ディスプレイ |
| コネクテッド機能 | Honda CONNECT(車内Wi-Fi・リモート操作・緊急サポート・デジタルキー) |
| Google連携 | Google ビルトイン(Googleアシスタント・Googleマップ・Google Play) |
| 車内環境制御 | エクスペリエンス セレクション ダイヤル |
| ドライブモード | ECON/COMFORT/NORMAL/SPORT/INDIVIDUAL |
| 減速セレクター | 6段(前モデルの4段から多段化) |
安全装備スペック
| 機能 | Honda SENSING 360 | Honda SENSING 360+ |
|---|---|---|
| 360度センシング | ✓ | ✓ |
| 前方交差車両警報 | ✓ | ✓ |
| 車線変更時衝突抑制機能 | ✓ | ✓ |
| 車線変更支援機能 | ✓ | ✓ |
| ハンズオフ機能付き高度車線内運転支援 | ✗ | ✓ |
| レコメンド型車線変更支援機能 | ✗ | ✓ |
| カーブ路外逸脱早期警報 | ✗ | ✓ |
| 降車時車両接近警報 | ✗ | ✓ |
| ドライバー異常時対応システム | ✗ | ✓ |
発売情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 受注開始 | 2026年2月下旬より順次 |
| 日本発表日 | 2026年7月30日 |
| 日本発売日 | 2026年7月31日 |
| メーカー希望小売価格 | 5,951,000円〜6,351,400円(消費税込) |
※スペックは日本仕様の情報をもとに作成しています。
※一部スペックは発売前の情報のため、正式発売時に変更となる場合があります。
※詳細はホンダ正規ディーラーまたはホンダ公式サイトにてご確認ください。
まとめ|ホンダ アコード マイナーチェンジ 2026年モデルの注目ポイント
ホンダ アコード マイナーチェンジ 2026年モデルは、外装デザインの質感向上・安全装備の充実・最新インフォテインメント技術を融合させた、上級セダンとしての完成度をさらに高めた一台です。価格は前モデルから35.2万円引き上げられ、スタンダードグレードでも約595万円からとなりますが、その内容は価格に見合う充実したものとなっています。発売は2026年7月31日を予定しており、アコード誕生50周年という記念の年に登場する節目のモデルとして、大きな注目を集めています。購入・乗り換えを検討している方は、ぜひ早めにディーラーへ足を運んで最新情報を確認してみてください。
ホンダ アコード
https://www.honda.co.jp/ACCORD
ホンダ ニュースリリース

