MENU

新型 メルセデスAMG GT 4ドアクーペ EV フルモデルチェンジ発表!1169ps・0-100km/h加速2.1秒の圧倒的スペックを徹底解説

本ページにはプロモーションや広告が含まれています。
2026-amg-gt-4-door

2026年5月20日、メルセデスAMGはスポーツサルーン「AMG GT 4ドアクーペ」のフルモデルチェンジを正式発表しました。新世代EVプラットフォームを採用した完全電気自動車へと生まれ変わり、最高出力1169ps・0-100km/h加速2.1秒という圧倒的なパフォーマンスを実現。さらに話題を呼んでいるのが、1600以上のサウンドサンプルを組み合わせた"フェイクV8サウンド"システムの搭載です。この記事では、外装・内装・スペック・価格・発売日まで、最新情報をすべて網羅してご紹介します。

目次

新型AMG GT 4ドアクーペとは?モデルチェンジの概要:

メルセデスAMG GT 4ドアクーペは、2018年のジュネーブモーターショーで初公開され、日本では2019年2月に発売を開始したスポーツサルーンです。AMG GTクーペの4ドアバージョンとして、高い走行性能と日常的な使い勝手を両立させたモデルとして人気を博してきました。

今回のフルモデルチェンジでは、従来の内燃エンジン(直列6気筒・V型8気筒)を全廃し、新開発のEV専用プラットフォーム「AMG.EA」を採用した完全電気自動車へと刷新されました。パワートレインの大転換のみならず、デザインも内外装ともに全面刷新され、まさに「別物」と言えるほどの進化を遂げています。AMGブランドとして、テスラ「モデルS プレイド」やポルシェ「タイカン」などの強力なライバルに真っ向から勝負を挑む、ブランドの意地を懸けた1台と位置づけられています。

変更点まとめ:

新型AMG GT 4ドアクーペにおける主な変更点は以下のとおりです。まず最も大きな変更として、ガソリン・PHEV全モデルを廃止し、電気自動車専用モデルへと完全移行しました。新開発のEV専用プラットフォーム「AMG.EA」を採用したことにより、ボディサイズや走行性能、室内空間のすべてが刷新されています。内装では14インチの助手席用ディスプレイが新たに設定され、インフォテイメントの充実度が大幅に向上しました。さらに、メルセデス・ベンツ初となるLEDが埋め込まれた「スカイコントロール・パノラミックガラスルーフ」が設定され、走行サウンドにおいてはV8エンジンを模した「AMGFORCE S+」サウンドシステムが搭載されるなど、EV時代の新しい"感動体験"を追求したモデルとなっています。

外装(エクステリア)デザイン:

新型メルセデスAMG GT 4ドアクーペの外装は、従来モデルの路線を踏襲しつつも、EV専用プラットフォームへの移行を機に大幅にリデザインされています。全体のシルエットはよりシャープかつ力強くなり、迫力ある存在感を放っています。

AMG-GT-4-door

フロントフェイスでは、スリーポインテッドスターのエンブレムをモチーフにした独自のライトデザインを採用。AMGの象徴的なデザインとして知られる縦ラインの「パナメリカーナグリル」は、EVパワートレインの採用によりエアインテークが不要となったため、実際のグリル開口部を持たない「クローズドグリル」として表現されています。このクローズドグリルには、スリーポインテッドスターとともにライティングによる演出が施されており、夜間の存在感も抜群です。

AMG-GT-4-door

リヤには、ブラックアウトされたライトユニットを採用し、精悍な印象に仕上げられています。また、走行状態に応じて可動するリアスポイラーとリアディフューザーという2種類のアクティブエアロパーツを採用しており、空力性能の最適化と走行効率向上が図られています。その結果、Cd値(空気抵抗係数)は0.22という優秀な数値を達成。EVとしての航続距離を最大化するための徹底した空力設計が随所に見て取れます。

内装(インテリア)デザイン:

新型AMG GT 4ドアクーペの内装は、最新テクノロジーと上質な素材を組み合わせた、スポーティかつラグジュアリーな空間に仕上げられています。

AMG-GT-4-door
AMG-GT-4-door

ディスプレイ構成は3画面を採用しており、10.2インチのデジタルメータークラスター、14インチの中央インフォテイメントシステムに加え、新たに14インチの助手席用ディスプレイが設定されました。助手席のパッセンジャーも独自のエンターテインメントや情報表示を楽しめるこのシステムは、同クラスの競合車との差別化において大きなポイントとなっています。

AMG-GT-4-door

ルーフについては、カーボン製ルーフとともに、メルセデス・ベンツ初となる「スカイコントロール・パノラミックガラスルーフ」がオプション設定されています。このガラスルーフにはLEDが埋め込まれており、ボタン一つでガラスの透明度を変更できるだけでなく、AMGのロゴをルーフに表示するという演出まで可能です。乗員を包み込むように広がる光の演出は、これまでにない独自の体験を提供します。

AMG-GT-4-door
AMG-GT-4-door

後席には専用のUSBポートや独立した空調機能が装備され、長距離移動時の快適性も確保されています。ラゲッジスペースについては、リヤに十分な積載容量が確保されているほか、EVパワートレインの特性を活かしてフロントフード下(フランク)にも収納スペースが確保されており、実用性が大幅に向上しています。

パワートレインとスペック:

新型メルセデスAMG GT 4ドアクーペには、AMG専用開発のEVプラットフォーム「AMG.EA」が採用されています。フロントに1基、リヤに2基、合計3基のアキシャルフラックスモーターを搭載するトリモーター構成を採用しており、グレードによって下記のスペックが設定されています。

AMG-GT-4-door

ボディサイズは全長5094mm×全幅1959mm×全高1411mm、ホイールベース3040mmと、ゆとりあるサイズながら低重心・低全高なクーペシルエットを実現しています。

AMG GT55(エントリーモデル)のスペック:最高出力: 816ps/最大トルク: 183.6kgm0-100km/h加速: 2.1秒/最高速度: 300km/h

AMG GT63(上位モデル)のスペック:最高出力: 1,169ps/最大トルク: 203.9kgm (2,000Nm)0-100km/h加速: 2.1秒(ランチコントロール使用時)/最高速度: 300km/h

両グレードに共通する駆動方式はAWD(全輪駆動)です。搭載バッテリーは106kWhの大容量を誇り、一充電あたりの航続距離は最大700kmを実現。充電性能においても最大600kWという超急速充電に対応しており、10分の充電で約460km分の走行が可能、10〜80%充電にかかる時間はわずか11分という驚異的な数値を誇ります。またバッテリーは液冷式を採用することで、連続した高負荷走行や繰り返しのランチコントロール使用時でも最大限のパフォーマンスを維持できるよう設計されています。電圧システムには800Vアーキテクチャを採用しており、充電速度と電力効率の両面で高いレベルを達成しています。


最大の話題:「AMGFORCE S+」フェイクV8サウンドシステム:

電気自動車としての新型AMG GT 4ドアクーペが最も大きな注目と議論を集めているのが、AMGが「AMGFORCE S+」と命名したサウンドシステムです。従来のEV車両の多くが採用するような「宇宙船的な未来サウンド」とは一線を画し、AMGは驚くべきアプローチを採用しました。この車はV8エンジンを持たないにもかかわらず、V8エンジンそのものの音を模倣するシステムを搭載しているのです。

AMG-GT-4-door

このシステムのベースとなっているのは、AMGが誇る名機「AMG GT R」のV8エンジンサウンドです。エンジニアたちは1600以上の個別オーディオサンプルを収録・分析し、アクセル開度・車速・シフトイベント・ドライビング挙動に応じてリアルタイムでこれらのサンプルを組み合わせることで、あたかも本物のV8エンジンが搭載されているかのような音響体験を作り出しています。具体的には、擬似的なギアシフトアップ・シフトダウンの音、アクセルオフ時のバーブル(ポコポコ音)やアフターファイアのような演出、加速時に胸に響くような低音の振動までも再現されています。

さらに細部へのこだわりも際立っており、乗車時のドアアンロック音、充電プラグ接続音、ランチコントロール起動時の専用サウンドまで、それぞれ専用の音が設計されています。

このシステムに対する評価は二分されています。エンジン音という感情的なドラマをEV時代に継承しようとするAMGの姿勢を評価する声がある一方で、「本物ではない音をわざわざ出すのは自動車界のリップシンクだ」という批判的な意見も存在します。電動スーパーカーの新時代において、「エモーショナルな体験」をどう定義するかという問いに、AMGは独自の答えを提示したと言えるでしょう。

価格:

新型メルセデスAMG GT 4ドアクーペの日本における価格は、最新のEVパワートレイン採用に伴い、前モデルよりも高くなる見込みです。前モデルは最廉価グレードの「AMG GT 43 4MATIC+」が1,602万円から、最上位の「AMG GT 63S Eパフォーマンス」が3,003万円からという設定でした。新型では、エントリーグレードで約2,000万円前後からの価格設定が予想されており、高性能EVとしてのポジショニングをより明確にしています。正式な日本市場向け価格については、国内発売発表時に改めて明らかになる見込みです。


発売日:

新型メルセデスAMG GT 4ドアクーペは2026年5月20日にワールドプレミアが行われており、欧州市場では2026年中の販売開始が予定されています。日本市場への導入時期については現時点では未発表ですが、欧州での販売開始後、比較的早いタイミングでの日本導入が期待されます。最新情報が入り次第、随時更新予定です。


前モデルとのスペック比較:

新型と前モデルのスペックを比較することで、今回のモデルチェンジがいかに大きな進化であるかが明確になります。

前モデルの最高峰であった「AMG GT 63S Eパフォーマンス(PHEV)」は、V型8気筒4Lツインターボ+PHEVのシステム合計出力843ps・最大トルク142.8kgmで0-100km/h加速2.9秒という当時最強クラスのスペックを誇っていました。しかし新型「AMG GT63」はこれを大幅に上回る1169ps・203.9kgmで0-100km/h加速2.1秒を実現しており、わずか0.8秒の短縮ながらその差は極めて大きなものです。また前モデルのPHEVモデルのEV航続距離がわずか12kmであったのに対し、新型は700kmもの航続距離を確保している点も、EV専用設計ならではの圧倒的な進化を物語っています。

まとめ:

新型メルセデスAMG GT 4ドアクーペは、AMGブランドが電気自動車の時代に投じた渾身の一手です。1169psという桁違いのパワー、700kmの航続距離、11分での急速充電対応、そしてV8サウンドを模した「AMGFORCE S+」システムまで、あらゆる面で既存の常識を塗り替えようとする野心的な1台となっています。ポルシェ・タイカンやテスラ・モデルSといった強力なライバルたちに対し、AMGならではの「感情を揺さぶる走り」というアドバンテージで差別化を図る戦略は、電動スーパーカー市場の競争をさらに激化させることになるでしょう。欧州での販売開始とその後の日本市場導入に、今後も注目していきましょう。

メルセデスベンツ

https://www.mercedes-benz.co.jp

2026-amg-gt-4-door

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!

この記事を書いた人

KAZUのアバター KAZU 編集長

自動車専門メディア『最新自動車情報』編集長のKAZU。IT企業から独立後、自動車専門サイト『最新自動車情報』を立ち上げ、編集長として12年間運営に携わってまいりました。これまでに、新車・中古車、国産車(日本車)から輸入車(外車)まで、あらゆるメーカーの車種に関する記事を6,000本以上執筆。その経験と独自の分析力で、数々の新型車種の発表時期や詳細スペックに関する的確な予測を実現してきました。『最新自動車情報』編集長として、読者の皆様に信頼性の高い最新情報、専門的な視点からの購入アドバイス、そして車(クルマ)の奥深い魅力をお届けします。後悔しない一台選びをしたい方、自動車業界のトレンドをいち早く知りたい方は、ぜひフォローをお願いいたします。

目次