スズキは次期「エスクード」となる、コンセプトカー「iv-4」を第65回フランクフルトモーターショーで世界初公開した。
iV-4
ボディのサイズは全長4,215mm × 全幅1,850mm× 全高1,665mm。旧型型「エスクード」より85mm短く、40mm幅広く、30mm低い。ホイールベースは140mmも短い2,500mmとなっている。
20インチの大径ホイール装着されたタイヤは235/55R20の「YOKOHAMA PARADA Spec-X」。スズキの次世代4輪駆動システム「ALLGRIP」を採用し、「ユーザーがSUVに期待するパワフルなドライブを実現する」そうだ。内外装の各パーツや色、テクスチャは、購入する顧客が自分のライフスタイルに合わせて"パーソナライズ"することを考えてデザインされているという。
「デザインとオフロード・パフォーマンスを合わせ持ち、典型的な街乗りSUVに差を付ける」とスズキは自信の程を窺わせる。搭載されるパワートレインについての発表はなかったが、軽量な車体によってCO2排出量はクラス最少となるそうだ。ちなみにiV-4という車名の「i」は"individuality(個性)"、「V」は"Vehicle(車両)"、そして「4」は"4 wheel-drive(4輪駆動)"を表している。特別に塗装された「ブリリアント・ターコイス」のボディ・カラーは、「摩天楼に反射する空の色」を表現したとか。
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