トヨタは燃料電池車(FCV)のコンセプトモデル「Fine-Comfort Ride」を2017年10月18日発表した。第45回東京モーターショー2017(2017年10月25日(水)~11月5日(日))にて(Fine-Comfort Ride)を日本初公開する。Fine-Comfort Rideは、電動車ならではの自由なレイアウトと水素をエネルギー源とする大電力量を活かし、「プレミアムサルーンの新しいかたち」として提案。
Fine-Comfort Rideについて
全長:4,830mm
全幅:1,950mm
全高:1,650mm
ホイールベース:3450mm
乗車定員:6人
Fine-Comfort Ride エクステリア
車両前方から中央にかけて上下左右に広がりを持たせ、後部にかけて絞り込んだダイヤモンド型キャビンを採用し、2列目シートの空間と空力性能を最大化した。
電動車ならではの自由なレイアウトを活かし、インホイールモーターの採用、タイヤの四隅配置やボディー下をカバーで覆うことによって、プレミアムサルーンにふさわしい、高い走行安定性と静粛性を実現させた。
Fine-Comfort Ride インテリア
「Wearing Comforts(快適な空間に包まれる)」をテーマに、クルマが単に移動するための「乗り物」ではなく、乗員に移動以外の価値を提供する将来のモビリティを具現化した。自由な姿勢に調整可能なシートを中心に、エージェント機能やタッチディスプレイを配置し、乗員は自由に情報へアクセスできる。シートレイアウトも自由に調整でき、Fine-Comfort Rideを「個の空間」としても「個×個のコミュニケーション空間」としても使用できる。
トヨタニュースリリース