ダイハツは新型 トール / トールカスタム のマイナーチェンジを行い2018年11月1日発売する。同時にトヨタの新型ルーミー/タンクカスタムのマイナーチェンジを行う。価格:146万3,400円~205万7,400円。
新型 トール / トールカスタム のマイナーチェンジ モデルについて
旧型の「スマートアシストⅡ」から「スマートアシストⅢ」を搭載しXを除く全グレードに標準装備とする。トヨタの先進技術といえば、「Toyota Safety Sense」であるが、ルーミー/タンクは設計および開発・生産をダイハツが行っているため「スマートアシストⅢ」が採用される。前後コーナーセンサーをXを除く全車に標準装備。
新型 トール / トールカスタム のマイナーチェンジ「スマートアシストⅢ」標準搭載
スマートアシストⅡは単一カメラであったが、スマートアシストⅢとなり2つのカメラを装備。ダイハツは新型タント/ タントカスタムをマイナーチェンジ2016年11月30日に発売した。このタントに初搭載されたスマートアシストⅢをミライ―スにも搭載する。左右カメラ間隔80mmの世界最小ステレオカメラを採用、歩行者対応や従来より作動速度域を拡大。約4~50km/hで走行中に前方に歩行者を認識し、衝突の危険性があると判断した場合に、自動ブレーキにより回避。
衝突警報機能(対歩行者) 約4~80km/hで走行中、前方に歩行者を認識し、衝突の危険性があると判断した場合に、ブザーとメーター内の警告灯でドライバーに危険を警告。
被害軽減ブレーキアシストを追加、車両が衝突危険を認識した際、運転者のブレーキの踏み込みがあった場合には、強力なブレーキアシストを作動。(以前のスマートアシストII 走行速度は約4~50km/h)。
車線逸脱警報機能 約60km/h 以上で走行中に、ウィンカーを出さずに、走行している車線から車両がはみ出しそうになると、ブザーとメーター内の警告灯でドライバーに危険を警告。
衝突回避支援ブレーキ機能 従来は、約4~30km/h で走行中に前方車両を認識し、衝突の危険性が高まった場合に、緊急ブレーキが作動することで、被害軽減や衝突回避を支援今回は、約4~50km/h で走行中に前方車両を認識し、衝突の危険性が高まった場合に、緊急ブレーキが作動し、被害軽減や衝突回避を支援。
衝突警報機能(対車両) 従来は約4~30km/h で走行中に前方の車両を認識していたが、スマートアシストⅢでは、約4~100km/h での走行中に前方の車両を認識し、衝突の危険性があると判断した場合に、ブザーとメーター内の警告灯でドライバーに危険を警告。
オートハイビーム 対向車のヘッドランプなど前方の明るさを検知してハイビームとロービームを自動で切り替え。
AFS(アダプティブフロントライティングシステム)採用。ステアリング操作と連動して、ヘッドライトの角度が変わる。
運転をアシストする機能「パノラマモニター」を採用クルマを上空から見下ろしているかのように、直感的に周囲の状況を把握できる。
サイドモニター 助手席側サイドミラーにカメラが搭載しており、死角を映し出す
動体検知型バックモニター バックモニター検知領域に動くものがあると、警報してくれる。
「スマートアシストⅡ」「スマートアシストⅢ」の違いについて
機能システム | スマートアシストⅡ | スマートアシストⅢ |
---|---|---|
方式 | レーザーレーダー+ 単眼カメラ |
ステレオカメラ |
自動ブレーキ 歩行者 | – 警告のみ(50km/h以下) |
◯ |
自動ブレーキ 衝突回避 |
◯ |
◯ |
自動ブレーキ 被害軽減 |
◯ |
◯ |
誤発進抑制 前方/後方 | ◯ | |
車線逸脱警報 | ◯ | |
先行者発進お知らせ | ◯ | |
オートハイビーム | – | ◯ |
新型 トール / トールカスタム のマイナーチェンジ 価格について
Ⅹ 2WD 価格:1,463,400円
Ⅹ 4WD 価格:1,636,200円
Ⅹ“SAⅢ” 2WD 価格:1,528,200
Ⅹ“SAⅢ” 4WD 価格:1,701,000
G“SAⅢ” 2WD 価格:1,684,800
G“SAⅢ” 4WD 価格:1,857,600
G“リミテッドSAⅢ” 2WD 1,738,800円
G“リミテッドSAⅢ” 4WD 1,911,600円
Gターボ“SAⅢ” TC2WD 1,803,600円
カスタムG“SAⅢ” 2WD 1,836,000円
カスタムG“SAⅢ” 4WD 2,008,800円
カスタムG“リミテッドSAⅢ” 2WD 1,884,600円
カスタムG“リミテッドSAⅢ” 4WD 2,057,400円
カスタムGターボ“SAⅢ” TC 2WD 1,965,600円
新型トール / トールカスタムについて
2016年1月29日、トヨタとダイハツ共同記者会見 ダイハツの完全子会社化を発表した。これにより実現したモデルである。両側スライドドアを採用し、カスタムモデルも存在する。ダイハツは今後もダウンサイジングターボモデルを増やす予定で2016年12月14日発売 新型 クロスオーバーSUV 「C-HR 」にも1.2L 直列4気筒 DOHC 直噴ターボを搭載する。そして小型トールワゴンは新型パッソ /ブーンの派生モデルでもありトヨタ車として初めて1.0L 直3気筒ターボエンジンを搭載する。このエンジンは2016年4月12日に発売した新型パッソに搭載される1KR―FE型1.0L 直3気筒エンジンのターボバージョンである。
新型トール スペックについて
スペック | 新型トール | |
---|---|---|
全長 | 3,700〜3,725mm | |
全幅 | 1,670mm | |
全高 | 1,740mm | |
ホイールベース | 2,500mm | |
エンジン | 1.0L 直3気筒 エンジン |
1.0L 直3気筒 ターボエンジン |
最高出力 | 51kW(69ps)/ 6,000rpm |
72kW(98ps)/ 6,000rpm |
最大トルク | 92Nm(9.4kgfm)/ 4,400rpm |
140Nm(14.3㎏m)/ 2,400-4,000rpm |
トランスミッション | CVT | |
JC08モード燃費 | 22.0-24.6km/L | 21.8km/L |
価格 | 1,463,400〜 2,008,800円 |
1,836,000〜 1,965,600円 |
新型トール グレード / 価格
X
2WD:1,463,400円
4WD:1,626,200円
X“SA Ⅱ”
2WD:1,528,200円
4WD:1,701,000円
G
2WD:1,620,000円
4WD:1,792,800円
G “SA Ⅱ”
2WD:1,684,800円
4WD:1,857,600円
Gターボ “SA Ⅱ”
2WD:1,836,000円
カスタムG
2WD:1,771,200円
4WD:1,944,000円
カスタム G “SA Ⅱ”
2WD:1,965,600円
4WD:2,008,800円
カスタムG ターボ“SA Ⅱ” “
2WD:1,965,600円
MOPツートン54,000円
パノラミックビュー43,200円
カーテンエアバッグ49,680円
ボディカラー 全14色
9色のボディカラーにカスタム専用のツートーン仕様5色の全14色をラインアップするとともに、ルーミーとタンクそれぞれの特徴に合わせた専用色を設定。現在のラインアップでは今では当たり前となりはじめている、先進技術を取り入れる。
トヨタの先進技術といえば、「Toyota Safety Sense」であるが、パッソは設計および開発・生産をダイハツが行っているため「スマートアシストⅡ」が採用される。(レーザーセンサーとソナーセンサーに加えてカメラを搭載。)4つのカメラによって車両の前後左右を映し出す「パノラミックビュー」 オプション設定。
ダイハツニュースリリース
https://www.daihatsu.com/jp/news/2016/20161109-1.html
https://www.daihatsu.com/jp/news/2018/20181101-1.pdf
ダイハツ トール