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レクサス 新型「LM」とトヨタ 新型「アルファード」「ヴェルファイア」違いを徹底比較 本当の違いがわかる

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2023 lexus lm toyota alphard

レクサスは、新型「LM」の国内仕様を2023年10月19日発表、2023年12月下旬頃に発売。次世代レクサスの新フラグシップモデルとなるモデルで、ショーファードリブンに特化した4座仕様「LM500h“EXECUTIVE”」価格2000万円が導入される。「LM」シリーズと兄弟車となる「アルファード」「ヴェルファイア」はどのような違いがあるのか今回、徹底比較してみた。

目次

レクサス 新型「LM」フルモデルチェンジについて

新型「LM」の「Luxury Mover(ラグジュアリームーバー)」国内仕様を2023年10月19日発表、同日より注文受付を開始し、2023年12月下旬頃に発売。レクサスのLMはフラッグシップ高級セダン「LS (フラッグシップ セダン)」、フラッグシップ高級GTクーペ「LC(フラッグシップ クーペ」、フルサイズ高級SUV「LX(フラッグシップ クロスオーバー)」、および高級ヨット「LY」に続いてLexusが発売した5番目のフラッグシップ製品としている。LMについて「LM(フラッグシップ ミニバン)」である。

車名が意味する「ラグジュアリームーバー」としての価値や存在意義をあらためて見直し、全面刷新。すべての乗員が自然体でくつろげる乗り味と居住空間を作り上げることを目指した。ドライバーは素直で正確な操縦性などにより気を遣うことなく運転の楽しさを実感でき、乗員はノイズや不快な振動を気にすることなく、車内での時間をゆったりと過ごすことができる快適性と機能性を備えている。

エクステリアデザインは気品のある存在感と空力性能を考慮した、機能的本質と動的性能がスタイリングからも伝わるLEXUSのデザインランゲージに沿ったものとしています。インテリアデザインは、前席周りは運転に集中できる機能性と上質感を兼ね備え、後席はゆったりと過ごせる広さと仕立てのいいシートやトリム、そしてあらゆる時間の過ごし方に対応できるさまざまな装備を用意。

今回の「LM」のフルモデルチェンジはトヨタの「アルファード」「ヴェルファイア」フルモデルチェンジモデルをベースにしたモデルとなる。プラットフォームを一新、次世代の「TNGA(Toyota New Global Architecture)プラットフォーム」を採用。最新バージョン 「Toyota Safety Sense」搭載。「 新型直噴エンジン(Dynamic Force Engine)」を搭載することになる。

レクサス 新型「LM」フルモデルチェンジ エクステリア について

新型「LM」はキープコンセプトとしながらもレクサスの新しい「デザイン言語」を取りれ統合されたスピンドル形状のボディは独特のスタイルを持ち、エレガントなボディラインが自然に伸び、フロントグリルの空力形状を引き立てている。落ち着いたエレガントで雄大なボディラインは、ドライバーがダイレクトで正確なコントロールの楽しさを手軽に味わえるだけでなく、絶妙な乗り心地と優れた騒音と振動の抑制により、より繊細で滑らかなダイナミックな体験を提供。ボディサイズが全長5,125mm、全幅1890mm、全高1955mm、ホイールベース3000mm。

ボディカラー 全4色

レクサス 新型「LM」フルモデルチェンジ インテリア について

新世代の「LM」のコックピット全体は、フラッグシップの優雅さと快適さをブランドの一貫したケアと細部へのこだわりと組み合わせた「Dignified Elegance」のコンセプトに基づいて設計。フロントコックピットは、実用的な機能と精巧なディテールに配慮し、「Lexus Driving Signature」がもたらすドライビングプレジャーを、丁寧に磨き上げられた人と車の対話体験を通じて常にドライバーに提供する。

レクサスがイチから造り上げ 更に進化した「ラグジュアリームーバー」

「巣に戻れる移動空間」をコンセプトに乗り心地と静粛性を追求。後部コックピットの空間は広々として開放的で、最高の視覚体験を提供する上部のコントロール パネルとまっすぐなサイドウィンドウ、または鮮やかな白い革と赤い銅の単純な衝突など、経度と緯度は優美に満ちている。車両全体の静粛性を新たに調整し、自然な音場空間が乗員の幅広い心の状態と時折共鳴し、旅のひとときをより豊かにする。

今回日本に導入される「LM500h“EXECUTIVE”」はショーファードリブンMPVとしての用途を想定した4人乗り仕様をラインアップ。前席と後席の間にはパーティションを設置。上部には昇降式スモークガラスを備えプライバシーと開放感を両立。

さらに48インチの大型ワイドディスプレイも用意。オンラインによるビジネスミーティングやエンターテイメントなど多様なシーンに合わせた使い方が可能。ディスプレイ下部には冷蔵庫や収納スペースを設けた。

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新型「LM」と新型「アルファード」「ヴェルファイア」 ボディサイズ比較

新型「LM」と新型「アルファード」「ヴェルファイア」とのボディサイズを比較すると全長が「LM」の方が長いが+130mmとなるが、ホイールベースはどちらも同じである。

スペック新型「LM」新型「アルファード」
新型「ヴェルファイア」
全長5,125mm4,995mm+130mm
全幅1,890mm1,850mm+40mm
全高1,955mm1,935mm+20mm
ホイールベース3,000mm3,000mm+0mm

日本の都心部では多く機械式の立体駐車場がある、デパートや繁華街にある立体駐車場であれば全高2,000mm以下である。どちらも全高をクリアしているのでお店などの駐車は問題のない設計になっている。

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▼詳しくはこちらの記事にまとめましたので参考にしてみて下さい。
【2023年版】機械式 タワー式の立体駐車場に入るSUVはどれだ?徹底的に調べてみた!

レクサス「LM」の名にふさわしい独自のサスペンションセッティングを施している

LEXUS初となる周波数感応バルブ付AVSの採用。サスペンションはフロントにマクファーソンストラット式サスペンションをリヤにトレーディングアーム式ダブルウィッシュボーンサスペンションを新設計して採用。ジオメトリーの最適化や稼動。アーム式ダブルウィッシュボーンサスペンションを新設計して採用。フロントサスペンションロアアー、またアルミ鍛造キャリアの採用。

リニアソレノイド式アクチュエーターと周波数感応バルブを併用した「周波数応バルブ付き AVS」をレクサス初採用し、低周波から高周波までの幅広い領域できめ細かく減衰することで振動を軽減し、速度を問わず常に上質な乗り心地を提供。

新型「LM」と新型「アルファード」「ヴェルファイア」エンジン 比較

新型「LM」と新型「アルファード」「ヴェルファイア」は「2.5L 直列4気筒 直噴エンジンD-4Sのハイブリッドモデル」「2.4L直噴ターボエンジン+ハイブリッドシステム(T24A-FTS)」である。

スクロールできます
スペックLexus LM
新型「LM」
アルファード
新型「アルファード」
新型「ヴェルファイア」
全長5,125mm4,995mm
全幅1,890mm1,850mm
全高1,955mm1,935mm
ホイールベース3,000mm3,000mm
エンジン2.4L直噴ターボエンジン+
ハイブリッドシステム
(T24A-FTS)
2.5L 直列4気筒
直噴エンジンD-4S 
+モーター(THSⅡ)
最高出力202kW(275PS)/
6,000rpm
140kW(190ps)/
6,000rpm
最大トルク460Nm(46.9kgmf)/
2,000-3,000rpm
236Nm(24.1kgm)/
4,300-4,500rpm
モーター
最高出力
フロント:64kw(87ps)
リア:76kw(103ps)
フロント:134kw(182ps)
リア:40kw(54ps)
モーター
最大トルク
フロント:202Nm(20.6kgm)
リア:169Nm(17.2kgm)
フロント:270Nm(27.5kgm)
リア:121Nm(12.3kgm)
システム
最高出力
E-Four:273kW(371ps)2WD:184w(250ps)
トランス
ミッション
Direct Shift-6AT電気式
無段階変速機
駆動方式4WD
(E-Four)
2WD/4WD
(E-Four)
乗車定員4名7名
最小回転半径5.9m5.9m
WLTCモード燃費13.5㎞/L(4WD)17.5-17.7km/L(2WD)
16.5-16.7km/L(4WD)
価格(10%)20,000,000円6,200,000円〜
8,920,000円

新型「LM」と新型「アルファード」「ヴェルファイア」比較していい点、悪い点

「LM」が良い点

「LM」が目指した静粛性は高級車ならではでロードノイズを小さく、車内への音を防ぐ遮音性を高める取り組みや収音によりノイズを下げるるなど「自然な静けさ」にこだわっているところは「アルファード」「ヴェルファイア」を超えている。

パワートレインは、「アルファード」「ヴェルファイア」の設定にない2.4LターボのT24A-FTS型エンジンに、6速ATと高出力モーターを組み合わせたハイブリッドシステムが採用。システム最高出力は371psと大幅にパワーアップしながらも「アルファード」ガソリン車よりも燃費のいいWLTCモード燃費13.5㎞/L(4WD)としているところは流石である。

「アルファード」「ヴェルファイア」が良い点

「アルファード」「ヴェルファイア」の価格は6,200,000円〜8,920,000円と「LM」の半分ほどの価格となっている。更に、シートバリエーションが、7人乗り仕様のみであるが、利便性ではこちらの方が一般的需要も高いと考えられる。更に現時点で「LM」のパワートレインのラインナップにない「2.5L 直列4気筒 直噴エンジンD-4Sのハイブリッドモデル」を搭載しておりWLTCモード燃費17.5-17.7km/L(2WD)、16.5-16.7km/L(4WD)低燃費となっている。

新型「LM」と新型「アルファード」「ヴェルファイア」比較まとめ

「アルファード」「ヴェルファイア」と「LM」はプラットフォームやエンジンを共有している面が多いが、やはりデザインの良さ、インテリアデザイン、乗り心地などはどれを取っても「LM」がすばらしい。差別化がきちんとされていることなども含めトヨタの商品力の高さに本当に驚くばかりだ。

2023 lexus lm toyota alphard

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