トヨタを代表する人気ステーションワゴン、「カローラツーリング」が、2025年5月9日に一部改良によるマイナーチェンジを実施し、さらに魅力的に進化します！今回の改良では、環境性能、安全性能、快適性能がさらに向上し、より魅力的な一台へと生まれ変わります。「カローラクロス」「カローラスポーツ」「カローラセダン」も同日、改良が行われます。一体どんなモデルになるのか、徹底解説します。
パワートレイン:
- 1.5Lガソリンモデル廃止
- 1.8Lハイブリッドモデルに一本化
グレード別装備の充実:
- 「G」グレード：アルミホイール、LEDフロントフォグランプ標準装備
- 「W×B」グレード：ドライブレコーダー（前方＋バックガイドモニター簡易録画機能付き）、デジタルキー、10.5インチ コネクティッドナビPLUS＆6スピーカー標準装備
- 「G」と「W×B」グレード：ブラインドスポットモニター＋安心降車アシスト、パーキングサポートブレーキ（後方接近車両）標準装備
エクステリア:
- 全グレードでドアミラー＆シャークフィンアンテナのカラーをブラックに統一
4WDモデル:
- 寒冷地仕様を標準装備
ボディカラー:
- スパークリングブラックパールクリスタルシャイン・アティチュードブラックマイカ×センシュアルレッドマイカ2トーンを廃止
安全装備:
- Toyota Safety Sense（プリクラッシュセーフティ、レーダークルーズコントロール、レーントレーシングアシストなど）標準装備
- RSA（ロードサインアシスト）、RCTA（リヤクロストラフィックアラート）、パーキングサポートブレーキ（静止物）搭載
- 2022年の改良で、ドライバー異常時対応、プロアクティブドライビングアシスト、発進遅れ告知機能追加
発売予定日:
- 2025年5月9日
トヨタ 新型 カローラツーリング 一部改良 環境性能と経済性を追求したパワートレインの刷新
新型カローラセダンの改良における最も大きな変更点は、1.5Lガソリンモデルの廃止です。これにより、パワートレインは1.8Lハイブリッドモデルに一本化され、環境性能と経済性をさらに追求したラインナップとなります。1.8Lハイブリッドモデルは、WLTCモードで30.2km/Lという優れた燃費性能を実現しており、環境意識の高いドライバーや燃料費を抑えたいドライバーにとって、魅力的な選択肢となるでしょう。
トヨタ 新型 カローラツーリング 一部改良 グレード別の装備充実で魅力を強化
今回の改良では、グレード別の装備も大幅に充実しました。「G」グレードには、新たにアルミホイールとLEDフロントフォグランプが標準装備され、エクステリアの質感が向上しています。「W×B」グレードでは、ドライブレコーダー（前方＋バックガイドモニター簡易録画機能付き）、デジタルキー、10.5インチ コネクティッドナビPLUS＆6スピーカーが標準装備となり、快適性と利便性が大幅に向上しました。
さらに、「G」と「W×B」グレードには、ブラインドスポットモニター＋安心降車アシスト、パーキングサポートブレーキ（後方接近車両）が標準装備され、安全性能も強化されました。これにより、ドライバーはより安心して運転を楽しむことができるでしょう。
トヨタ 新型 カローラツーリング 一部改良 エクステリアの統一感と4WDモデルの強化
エクステリアでは、全グレードのドアミラーとシャークフィンアンテナのカラーがブラックに統一され、よりスポーティでスタイリッシュな印象となりました。また、4WDモデルには寒冷地仕様が標準装備となり、寒冷地での使用における利便性が向上しています。
トヨタ 新型 カローラツーリング 一部改良 ボディカラーの整理と選択肢の最適化
ボディカラーについては、スパークリングブラックパールクリスタルシャイン・アティチュードブラックマイカ×センシュアルレッドマイカ2トーンが廃止され、ラインナップが整理されました。これにより、より選びやすく、かつ最新のカラートレンドに合わせた選択肢が提供されます。
トヨタ 新型 カローラツーリング 一部改良 先進の安全技術「Toyota Safety Sense」の進化
安全性能も新型カローラセダンの大きな特徴です。全車に標準装備される予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」は、単眼カメラとミリ波レーダーの性能向上により、昼夜を問わず歩行者や自転車を検知可能なプリクラッシュセーフティを始め、レーダークルーズコントロール、レーントレーシングアシスト（LTA）など、多彩な機能を搭載しています。
また、道路標識をディスプレイに表示するRSA（ロードサインアシスト）、後退時の安全をサポートするリヤクロストラフィックアラート（RCTA）、そして低速時の衝突を緩和するパーキングサポートブレーキ（静止物）など、様々なシーンでドライバーを支援する機能が充実しています。2022年の改良では、ドライバー異常時対応、プロアクティブドライビングアシスト、発進遅れ告知機能が追加され、安全性はさらに向上しています。
トヨタ 新型 カローラツーリング 一部改良 日本の道路環境に最適化されたボディサイズと走行性能
新型カローラセダンのボディサイズは、全長4495mm、全幅1745mm、全高1435mmであり、日本の道路環境に最適化された3ナンバーサイズです。グローバルモデルと比較して全長、全幅、ホイールベースを縮小し、ドアミラーの取り付け位置を工夫することで、ミラー格納時の車幅は従来型と同等を維持しています。最小回転半径も従来型と同等の5.0mであり、狭い道や駐車場でも取り回しに苦労することはありません。
プラットフォームには、プリウスから採用されている最新のTNGAを採用し、基礎性能を大幅に向上させています。サスペンションは、フロントにマクファーソンストラット式、リアにダブルウィッシュボーン式を採用し、旋回時の安定性と快適な乗り心地を実現しています。さらに、ブレーキ制御によりコーナリングをアシストするACA制御も搭載されており、運転の楽しさも追求されています。
トヨタ 新型 カローラツーリング 一部改良 ターゲットユーザーと市場での位置づけ
新型カローラセダンは、環境性能、安全性能、快適性能を重視する幅広い層のユーザーに支持されるでしょう。特に、以下のようなユーザーにおすすめです。
- 燃費性能を重視する方
- 安全性能の高い車を求める方
- 快適な乗り心地と運転の楽しさを両立したい方
- 日常使いからレジャーまで、幅広く使える車を求める方
- 日本の道路環境に合ったセダンを求める方
今回の改良により、新型カローラセダンは、セダン市場における競争力をさらに高め、多くのユーザーにとって魅力的な選択肢となるでしょう。
トヨタ 新型 カローラツーリング 一部改良 価格 グレード について
新型カローラツーリングの価格についてですが、パワートレインの変更や最新装備を採用、物価高騰などの影響により現行よりも価格があがることは間違いなさそうです。
2025年モデル 価格 グレード
| モデル | エンジン | トランス ミッション | 駆動方式 | 価格（10％） |
|---|---|---|---|---|
| 特別仕様車 ACTIVE SPORT | 直列4気筒DOHC 1.8L ＋モーター(THSⅡ) | 電気式 無段変速機 | 2WD | 3,190,300円 |
| HYBRID WxB | 2,918,300円 | |||
| HYBRID G | 2,684,800円 | |||
| HYBRID X | 2,498,600円 | |||
| 特別仕様車 ACTIVE SPORT | 4WD | 3,388,300円 | ||
| HYBRID WxB | 3,116,300円 | |||
| HYBRID G | 2,882,800円 | |||
| HYBRID X | 2,696,600円 |
トヨタ 新型 カローラツーリング 一部改良 パワートレインについて
1.8L エンジン+モーター ハイブリッド
| スペック | 新型 カローラツーリング ハイブリッド |
|---|---|
| エンジン | 直4 DOHC 1.8L+ モーター (リダクション機構付き シリーズパラレル ハイブリッド) |
| 最高出力 | 72kW（98ps）/ 5,200rpm |
| 最大トルク | 142Nm（14.5kgm）/ 3,600rpm |
| フロントモーター 最大出力 | 70kW（95PS） |
| フロントモーター 最大トルク | 185Nm（18.9kgfm） |
| リアモーター 最大出力 | 30kW（41PS） |
| リアモーター 最大トルク | 84Nm（8.6kgfm） |
| システム出力 | 103kW（140ps） |
| 駆動方式 | 2WD E-Four（4WD） |
| トランスミッション | 電気式 無段階変速機 |
| WLTCモード燃費 | 27.3km/L～29.5km/L（2WD） 24.9km/L～27.8km/L（4WD） |
カローラシリーズについて
カローラシリーズは、トヨタ自動車が誇る基幹車種であり、半世紀以上にわたり日本のモータリゼーションを支えてきた真の国民車です。その歴史は1966年に初代カローラが発売されたことに始まり、現在まで12世代にわたる進化を遂げてきました。
カローラシリーズの歴史
初代カローラは、「80点主義＋α」というコンセプトのもと、あらゆる面でバランスの取れた車として開発されました。その後、時代に合わせて進化を続け、常にユーザーのニーズに応えてきました。
- 初代カローラ (1966年): 手頃な価格と高い信頼性で、日本のモータリゼーションを牽引しました。
- 2代目カローラ (1970年): 排ガス規制に対応し、環境性能を向上させました。
- 3代目カローラ (1974年): オイルショックの影響を受け、燃費性能を重視したモデルとなりました。
- 4代目カローラ (1979年): FF (前輪駆動)を採用し、室内空間を拡大しました。
- 5代目カローラ (1983年): 空力性能を向上させ、燃費性能をさらに向上させました。
- 6代目カローラ (1987年): 高級感を高め、快適性を向上させました。
- 7代目カローラ (1991年): 安全性能を向上させ、エアバッグを標準装備としました。
- 8代目カローラ (1995年): 環境性能をさらに向上させ、低燃費エンジンを搭載しました。
- 9代目カローラ (2000年): グローバルモデルとなり、世界中で販売されるようになりました。
- 10代目カローラ (2006年): デザインを一新し、スポーティなイメージを強調しました。
- 11代目カローラ (2012年): ハイブリッドモデルを追加し、燃費性能を大幅に向上させました。
- 12代目カローラ (2019年): TNGAプラットフォームを採用し、走行性能と安全性能を向上させました。
現行カローラシリーズの魅力
現行のカローラシリーズは、スポーティなデザインと快適な乗り心地、そして先進の安全技術を兼ね備えています。セダン「カローラ」、ツーリング（ワゴン）「カローラツーリング」、ハッチバック「カローラスポーツ」、そして2021年に追加されたSUV「カローラクロス」、スポーツ「GRカローラ」の5つのボディタイプがあり、それぞれのライフスタイルに合わせて選択できます。ボディサイズをの5ナンバーから3ナンバーに変更したことでより魅力的なモデルとなりました。
- カローラ セダン: 洗練されたデザインと広い室内空間が特徴。日常使いから長距離ドライブまで幅広く対応します。
- カローラ ツーリング: ユーティリティ性に優れたワゴンタイプ。アクティブなライフスタイルに最適です。
- カローラ スポーツ: スポーティな走りとスタイリッシュなデザインが魅力。運転を楽しむことができます。
- カローラクロス：「ちょうどいい」を体現した、街乗りもアウトドアも楽しめる万能SUV。
- GRカローラ: スポーティな走りとスタイリッシュなデザインが魅力。究極のホットハッチ。
カローラツーリングの販売台数は？
2024年販売台数
| 年月 | ガソリン車 | ハイブリッド車 | 合計 |
|---|---|---|---|
| 2024年1月 | 330台 | 3,100台 | 3,430台 |
| 2024年2月 | 260台 | 3,940台 | 4,200台 |
| 2024年3月 | 370台 | 4,730台 | 5,100台 |
| 2024年4月 | 250台 | 2,700台 | 2,950台 |
| 2024年5月 | 330台 | 2,710台 | 3,040台 |
| 2024年6月 | 480台 | 2,930台 | 3410台 |
| 2024年8月 | 290台 | 2,680台 | 2,970台 |
| 2024年9月 | 330台 | 3,090台 | 3,420台 |
| 2024年10月 | 260台 | 3,540台 | 3,800台 |
| 2024年11月 | 380台 | 3,500台 | 3,880台 |
| 2024年12月 | 250台 | 2,730台 | 2,980台 |
| 合計 | 3,530台 | 35,650台 | 39,180台 |
カローラツーリングが発売された2019年に発表された月間目標販売台数は5,400台ととなっています。しかし、2024年現在は、その目標代位数を大きく下回ってはいますが、平均3,000台以上を生産・販売しています。
編集部から一言
トヨタ新型カローラセダンは、今回の改良により、環境性能、安全性能、快適性能が大幅に向上し、より魅力的な一台へと進化しました。1.5Lガソリンモデルの廃止、グレード別の装備充実、エクステリアの統一感、そして先進の安全技術の進化など、多岐にわたる改良が施されています。2025年5月の発売が待ち遠しい新型カローラセダンは、あなたのカーライフを豊かにする最高のパートナーとなるでしょう。
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