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トヨタ ランドクルーザー300 マイナーチェンジ&ハイブリッドモデル 徹底解説 2026年10月1日発売 価格・スペック・燃費【2026年最新情報】

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トヨタを代表するフラッグシップSUV「ランドクルーザー300」が、2026年9月16日に待望の一部改良(マイナーチェンジ)を発表しました。発売日は2026年10月1日。今回の改良における最大のトピックは、ランドクルーザーシリーズ国内初となるハイブリッドモデル(HEV)の新設定です。ガソリン車を廃止し、ディーゼル車とハイブリッド車の2本立てに刷新されたことで、圧倒的な走行性能と環境性能を両立した全く新しいランドクルーザー300が誕生しました。本記事では、マイナーチェンジの変更点からハイブリッドシステムの詳細、グレード・価格・燃費まで、購入検討者が知りたい情報をすべて網羅して解説します。

目次

ランドクルーザー300とは:現行モデルのおさらい

ランドクルーザー300は、2021年8月のフルモデルチェンジにより登場したトヨタの最上級SUVです。ラダーフレーム構造を持ちながら最新プラットフォーム「GA-F」を採用し、先代比で約200kgの軽量化を達成。V型6気筒3.5Lガソリンツインターボエンジン、またはV型6気筒3.3Lディーゼルターボエンジンを搭載し、フルタイム4WDによる圧倒的なオフロード走破性で世界中のユーザーから支持を集めてきました。ランドクルーザー250、ランドクルーザー70、ランドクルーザーFJなどと並ぶランドクルーザーファミリーの頂点に位置するモデルです。

landcruiser300

今回のマイナーチェンジはその現行300系をベースに、パワートレインの電動化をはじめ、グレード体系の大幅見直し、装備の充実化など多岐にわたる変更が加えられています。

2026年マイナーチェンジの主な変更点まとめ

今回のランドクルーザー300マイナーチェンジにおける変更ポイントは非常に多岐にわたります。最大の変更はハイブリッドモデルの新設定ですが、グレード体系や標準装備の内容も大きく変わっています。

パワートレインについては、これまで設定されていたガソリン車(V6 3.5Lツインターボ)を廃止し、3.3Lディーゼルターボ車と新設定の3.5Lハイブリッド車の2本立てに一本化されました。海外仕様やレクサス「LX700h」に先行搭載されていたパラレルハイブリッドシステムが、満を持して日本仕様のランドクルーザー300に導入されています。

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グレード体系については、従来の5グレード(GX/AX/VX/ZX/GR SPORT)から「GX」「ZX」「GR SPORT」の3グレードへ集約されました。中間グレードであった「AX」と「VX」は廃止されています。「GX」はエントリーモデルとして、パワートレインがガソリンからディーゼルに変更されたうえで、前後電動デフロックを標準装備し、よりオフロード実用性に特化した仕様に生まれ変わりました。上級グレードの「ZX」と「GR SPORT」は、ディーゼルとハイブリッドの2タイプから選択が可能になっています。

標準装備の拡充も重要な変更点です。全グレードに「おくだけ充電」「ITSコネクト」「ETC2.0」「寒冷地仕様」が標準装備化されました。さらに「ZX」と「GR SPORT」には、ブラックのルーフレール、クールボックス、JBLプレミアムサウンドシステム(14スピーカー/12chオーディオアンプ)、リヤシートエンターテインメントシステム、マルチテレインモニター、デジタルインナーミラー、前後方ドライブレコーダー、タイヤ空気圧警報システム(TPWS)がすべて標準装備となりました。

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JBLプレミアムサウンドシステム(14スピーカー/12chオーディオアンプ)
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リヤシートエンターテインメントシステム

ボディカラーについては、「プレシャスホワイトパール」「ホワイトパールクリスタルシャイン」「ブラック」「ダークレッドマイカメタリック」が廃止され、新たに「プラチナホワイトパールマイカ」と「ニュートラルブラック」の2色が追加されています。

注目のハイブリッドシステムを徹底解説

ランドクルーザー300ハイブリッドに搭載されるのは、V型6気筒3.5Lガソリンツインターボエンジンとモータージェネレーターを組み合わせたパラレルハイブリッドシステムです。このシステムの最大の特徴は、「フルタイム4WD」「トランスファーLoレンジ」「トルクコンバータ付AT(10速)」というランドクルーザーの核心的なオフロード機能を電動化においても完全に維持している点にあります。

システム最高出力は457ps(エンジン単体408ps+モーター54ps)、最大トルクは81.0kgmという圧倒的なスペックを誇ります。これはガソリン車の415ps/66.3kgmを大きく上回るものであり、ランドクルーザー300歴代最強のパワートレインとなっています。

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システム合計出力=408ps(エンジン)+54ps(モーター)=457psシステム最大トルク=81.0kgm(790Nm)

エンジンと10速ATの間に「クラッチを有するモータージェネレーター」を配置することで、状況に応じてエンジンのみ・モーターのみ・エンジン+モーター協調制御への切り替えをハイブリッドシステムが最適にコントロールします。特にオフロードシーンでは、Loレンジでのモーター駆動を初めて採用し、岩場やダート・深雪路など繊細なアクセル操作が要求される状況でも、モーターのリニアなトルク制御によって高い走破性とコントロールのしやすさを両立しています。

万が一ハイブリッドシステムが停止した際の信頼性確保も見逃せないポイントです。通常のパラレルハイブリッドには搭載されないオルタネータとスタータを標準装備することで、HEVシステムが停止した状況でもスタータによるエンジン始動が可能です。オルタネータで発電した電力を12V補器バッテリーへ供給し、エンジンのみでの退避走行中であってもトランスファーLoレンジの使用、アクティブハイトコントロール(AHC)による車高調整、アクティブトラクションコントロールの作動が可能であるという点は、「どこへでも行き、生きて帰って来られる」というランドクルーザーのアイデンティティを電動化時代においても実直に体現するものといえます。

ハイブリッドモデルの防水・渡河性能

SUVのハイブリッド化において最大の懸念となるのが、水没リスクとバッテリーの保護です。ランドクルーザー300ハイブリッドでは、リヤフロアに搭載したハイブリッドメインバッテリー本体を、上下に分割した防水トレイでパッキングする独自の防水構造を採用することで、この課題を完全にクリアしています。これにより、内燃機関モデルと同等の渡河性能700mmを確保しています。万が一防水トレイ内に水が侵入した際には、トレイ内に配置した被水センサが検知し、メーター表示によってドライバーに注意喚起を行う仕組みになっています。

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ハイブリッドモデルの給電機能(V2L相当)

ランドクルーザー300ハイブリッドには、センターコンソール下に配置したACインバータ(防水構造付)により、アクセサリーコンセントでAC100V・1,500Wまでの給電が可能となっています。コンセントはセンターコンソールボックス後部とラゲッジ左側に各1個設置されており、アウトドアシーンや災害時の非常用電源としても活用できます。これはディーゼルモデルにはない、ハイブリッドモデル専有の大きなアドバンテージです。

ZX 3.5L ハイブリッド 4WD(7人乗り)
ZX 3.5L ハイブリッド 4WD(7人乗り)

燃費性能の比較

ランドクルーザー300ハイブリッドのWLTCモード燃費は9.4km/Lを達成しています。これは従来のガソリン車(7.9km/L)と比較して約19%の改善となります。

燃費改善率=7.99.4−7.9​×100≈19%

2.5トンを超える車重(ハイブリッド車:2,660kg)を持つ大型SUVとしては優秀な数値であり、長距離移動が多い用途においてもランニングコストの低減に貢献します。ディーゼルモデルの燃費は引き続き優れた水準にありますが、パワフルな加速フィールと燃費改善を同時に求めるユーザーにとって、ハイブリッドモデルは非常に魅力的な選択肢です。

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GX 3.3L ディーゼル 4WD(5人乗り)
パワートレインエンジンシステム出力WLTCモード燃費
ガソリン(廃止)V6 3.5L ツインターボ415ps / 66.3kgm7.9km/L
ディーゼルV6 3.3L ディーゼルターボ309ps / 71.4kgm
ハイブリッド(新設定)V6 3.5L ツインターボ + モーター457ps / 81.0kgm9.4km/L

グレードラインナップと価格一覧

今回のマイナーチェンジにより、ランドクルーザー300のグレードは3グレードに集約されました。それぞれのグレードと価格は以下のとおりです。

  • GX(ディーゼル):6,300,800円(税込)
  • ZX(ディーゼル):8,750,500円(税込)
  • ZX(ハイブリッド):9,801,000円(税込)
  • GR SPORT(ディーゼル):9,150,900円(税込)
  • GR SPORT(ハイブリッド):10,200,300円(税込)

前モデルのガソリンGXが525万2,500円であったことを考えると、エントリーモデルのGXですら630万800円と大幅に価格が上昇しています。これはガソリン車からディーゼル車へのパワートレイン変更と、前後電動デフロックの標準装備化などによる装備の充実が要因です。ZXおよびGR SPORTも、多数の装備標準化により前モデル比で約101万円の価格アップとなっています。ハイブリッドモデルはディーゼルモデルからさらに約105万円上乗せした価格設定となっており、ZXハイブリッドで約980万円、GR SPORTハイブリッドでは1,020万円超という、プレミアムSUVにふさわしい価格帯となっています。

なお、2026年9月16日よりクルマのサブスクリプションサービス「KINTO」でもランドクルーザー300シリーズの取り扱いが開始されており、購入以外の選択肢も広がっています。

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エクステリア(外装)デザインの変更点

ランドクルーザー300の基本的なエクステリアデザインは継承されていますが、マイナーチェンジにより各グレードで注目すべき変更が加えられています。

landcruiser300

最も大きな変化を受けたのは、ハイブリッド専用の「ZX ハイブリッド」グレードです。海外仕様で先行採用されていた**ハイブリッド専用フロント/リヤエアロバンパー(漆黒メッキ加飾付)**が採用され、ディーゼルモデルとは明確に差別化された精悍な顔立ちとなっています。GXグレードはフロントグリルがシルバーからメッキ加飾付きのブラックに変更されており、エントリーモデルながら引き締まった印象を与えます。ボディサイズはベースモデルで全長4,950mm×全幅1,980mm×全高1,925mmと前モデルから変わらず、ZXは全長4,985mm、GR SPORTは全長4,965mm/全幅1,990mmの堂々としたプロポーションを維持しています。

インテリア(内装)と快適装備

室内空間はランドクルーザー300がフルモデルチェンジ時に採用した3列シート7人乗り(ハイブリッド)と5人乗り(ディーゼル)の構成を継続しています。ハイブリッドモデル専用の装備として、「ZX ハイブリッド」には電動リクライニング機能およびセンタートレイ付の5:5分割格納サードシートと、荷室を上下2段に分割・跳ね上げが可能なフレキシブルデッキボードが備わっています。12.3インチのデジタルメーターと最大12.3インチのディスプレイオーディオ(コネクティッドナビ対応)を組み合わせたコックピットは操作性に優れ、スマートフォンとの連携やオフロード情報表示画面(傾斜計・デフロック状態・アクセルブレーキワーク等)も引き続き健在です。

landcruiser300

JBLプレミアムサウンドシステム(14スピーカー/12chオーディオアンプ)がZXとGR SPORTで標準装備となったことで、高音質なオーディオ環境がより多くのオーナーに届けられます。また、盗難防止のための指紋認証センサー付きプッシュスタートも継続装備されており、高い人気を誇るランドクルーザー300の盗難対策においても引き続き安心感を与えています。

ランドクルーザー300ハイブリッドの走行性能と安全装備

オンロードでは、応答性の良いモーターのトルク特性と大排気量ツインターボエンジンの組み合わせにより、低速域では低開度のアクセル操作からリニアな発進・加速を実現しています。アクセルを深く踏み込んだ高速域では、大トルクを活かした力強く伸びのある加速フィールが楽しめます。電動パワーステアリングの採用により、オンロード・オフロードを問わず操縦のしやすさと疲れにくいステアリングフィールも追求されています。

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Toyota Safety Sense

安全装備については、Toyota Safety Senseを中心に、歩行者・自転車運転者・自動二輪車への対応を強化したプリクラッシュセーフティや、サイバーセキュリティへの対応も盛り込まれています。全グレードに充実した安全システムが搭載されており、「信頼性」を最重要視するランドクルーザーブランドのフィロソフィーが安全領域においても貫かれています。

ディーゼル vs ハイブリッド:どちらを選ぶべきか

今回のマイナーチェンジで大きな注目を集めるのが、ディーゼルとハイブリッドのどちらを選ぶかという判断です。それぞれの特徴を整理すると、ディーゼルモデルは309ps/71.4kgmのトルクを誇り、5人乗り設定で車重が2,460kgとハイブリッド(2,660kg)より200kg軽量です。価格もリーズナブルで、特にGXグレードはオフロードでの実用性に特化した純粋な作業車・道具としてのランドクルーザーを体現しています。一方のハイブリッドモデルは457psという歴代最強のパワー、19%改善された燃費、1,500Wの外部給電機能、7人乗り設定という豊富なアドバンテージを持ちます。アウトドアや災害への備え、長距離ドライブのコスト削減を重視するなら、約105万円の価格差を払ってでもハイブリッドを選ぶ価値は十分にあるといえるでしょう。

まとめ:2026年型ランドクルーザー300マイナーチェンジの総評

2026年のランドクルーザー300マイナーチェンジは、単なる一部改良にとどまらない実質的な大幅刷新といえる内容です。ランドクルーザーシリーズ国内初のハイブリッドモデル導入、グレード体系の整理、豊富な標準装備化、新ボディカラー追加と、購入検討者にとって判断材料が大きく変わっています。特にハイブリッドモデルは、457psの圧倒的パワー・9.4km/Lの燃費・700mmの渡河性能・1,500Wの外部給電という「全方位での進化」を達成しており、フラッグシップSUVとしての存在感をさらに高めています。発売は2026年10月1日。サブスクリプション(KINTO)でも取り扱いが開始されており、購入のハードルも下がっています。ぜひトヨタ販売店で最新情報を確認し、自分に合ったグレードを検討してみてください。

トヨタニュースリリース

https://toyota.jp/news/?n=1178&d=car_contents

ランドクルーザー300

https://toyota.jp/landcruiser300

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この記事を書いた人

KAZUのアバター KAZU 編集長

自動車専門メディア『最新自動車情報』編集長のKAZU。IT企業から独立後、自動車専門サイト『最新自動車情報』を立ち上げ、編集長として12年間運営に携わってまいりました。これまでに、新車・中古車、国産車(日本車)から輸入車(外車)まで、あらゆるメーカーの車種に関する記事を6,000本以上執筆。その経験と独自の分析力で、数々の新型車種の発表時期や詳細スペックに関する的確な予測を実現してきました。『最新自動車情報』編集長として、読者の皆様に信頼性の高い最新情報、専門的な視点からの購入アドバイス、そして車(クルマ)の奥深い魅力をお届けします。後悔しない一台選びをしたい方、自動車業界のトレンドをいち早く知りたい方は、ぜひフォローをお願いいたします。

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