トヨタはオーリスはマイナーチェンジを2015年4月6日に行う。オーリスは旧型2代目で2012年より販売をスタートさせた。日本価格は178万9855円~259万37円。
新型オーリスについて
フロントフェイスはトヨタの新しいデザイン表現である「キーンルック」に、空力や冷却性能に配慮した台形のバンパー開口を強調する「アンダープライオリティ」を組み合わせたモデルである。
現在、日本で発売されているエンジンは1NZ-FE型 1.5L 直4 DOHC(VVT-i) 2ZR-FAE型1.8L 直4 DOHC(VVT-i)のみである。が、欧州モデルでは1ND-TV型 1.4L 直4 SOHC ターボディーゼル、1AD-FTV型 2.0L 直4 DOHC ターボディーゼル、2ZR-FXE型 1.8L 直4 DOHC ハイブリッドが存在する・・・正直、欧州に力入れてますね!!と知れば知るほど思うはず・・・もちろん、日本より欧州の方が販売がよく当然の結果ではあるが、今回3年目を迎えるタイミングでマイナーチェンジをし、エンジンなども見直されることとなりそうだ。日本投入が期待できるのがまず、ハイブリッドモデル2ZR-FXE型 1.8L 直4 DOHC ハイブリッドである。これは旧型プリウスと同じエンジンであり、プリウスがJC08モード燃費で32.6km/Lなのでそれを上回る燃費が期待できる。JC08モード燃費で33km/L前後となりそうだ。なにしろ、トヨタの今やお得意分野であり日本市場で求められていることは間違いない。しかし、今回の発表ではハイブリッドモデルの投入はまたもやなし・・・今回のモデルは上位グレードに「120T」、ダウンサイジング&ターボ化を行った新エンジン直列4気筒DOHC 1.2リッター直噴ターボ「8NR-FTS」エンジンを採用する。フォルクスワーゲンなども行っているこの手法だが、トヨタも最近レクサスNXで2Lターボなどを採用している。今回のマイナーチェンジでカローラに続いて、衝突回避支援パッケージ「Toyota Safety Sense C」を採用した。エクステリアは今よりもシャープな印象で力ずよくなった。インテリアは多少違いはありそうだが変化は少ないのが画像からわかる。そして、3月に行われる、ジュネーブモーターショー2015出展画像が発表された。
新型オーリス エンジンについて
この直列4気筒DOHC 1.2L直噴ターボ「8NR-FTS」エンジンは1.3L 1NR-FE (パッソ ヴィッツ ラクティスなどに搭載)をダウンサイジング化し直噴化した1.2Lターボで最高出力は116ps/5200-5600rpm、最大トルクは18.9kgm/1500-4000rpm、JC08モード燃費も19.4km/Lと走りと燃費を両立できるモデルとなりそうだ。また、ターボエンジンの特性を引き出す新制御を採用したSuper CVT-iとの組み合わせなどにより、アクセル操作に対する瞬時のレスポンスや滑らかで爽快な走りを実現している。「平成27年度燃費基準+10%」を達成。「平成17年基準排出ガス75%低減レベル」の認定取得とあわせ、「エコカー減税」の対象となる。その他、採用さされたエンジンはグレード「150X」直列4気筒DOHC 1.5L 「1NZ-FE」最高出力:108ps/6000rpm、最大トルク:13.9kgm/4800rpmJC08モード燃費:18.2km/Lとグレード「180S」直列4気筒DOHC 1.8L 「2ZR-FAE」最高出力:143ps/6200rpm、最大トルク:17.6kgm/4000rpm、JC08モード燃費:16.2km/Lを搭載することになった。
「Toyota Safety Sense C」搭載車はレーザーレーダーと単眼カメラを一体化したユニット
直列4気筒DOHC 1.2L直噴ターボ「8NR-FTS」エンジン
新型オーリス スペック について
スペック | 新型オーリス |
全長 | 4,330mm |
全幅 | 1,760mm |
全高 | 1,480mm |
ホイールベース | 2,600mm |
エンジン | 直列4気筒DOHC 1.2 L 直噴ターボエンジン |
最高出力 | 116ps/5200-5600rpm |
最大トルク | 18.9kgm/1500-4000rpm |
JC08モード燃費 | 19.4km/L |
価格 | 2,590,037円 |
3月公開の海外版、新型オーリス
センターコンソールには、新しい4.2インチのTFTディスプレイが装着、また、オーリスのワゴン車、オーリスワゴンも今後日本で発売されると言われている。
今後新しい情報が入り次第お伝え致します。