トヨタのグループ会社の愛知製鋼が1月に起きた爆発事故の影響で部品が不足しているため国内のすべての車両組立ラインを8~13日の6日間、停止すると発表した。トヨタから生産委託を受ける子会社のトヨタ東日本やトヨタ九州、ダイハツ工業、日野自動車などを含め、全国16工場で車両生産が止まる。15日に稼働を再開する予定だが、生産計画に大きな影響が出そうだ。
目次
新型 プリウスへの影響は?
トヨタの工場は現在、販売が好調で納車が6~7カ月待ちになっている新型プリウスなどの生産に追われている。今回の生産停止で、一部車種の納期に遅れが出る可能性がある。トヨタは2月には一日当たり1万4千台の高水準の生産を計画しており、6日間の生産停止分は8万台超に相当する。
不足している部品は、愛知製鋼知多工場(東海市)で生産する特殊鋼。エンジンや変速機などに幅広く使われ、他社でも代替生産可能な素材だが、愛知製鋼以外からではトヨタが必要とする生産量を確保しにくいという。
プリウスではAプレミアム、Aプレミアムツーリング A Aツーリングほぼ全てのグレードに影響が出るとみられる!!現在納車を待つ人にはかなり悪いニュースとなった。
中日新聞