ホンダの人気軽自動車「N-WGN(エヌワゴン)」が2025年9月26日に一部改良を実施予定です。今回のマイナーチェンジでは、最新技術の搭載により利便性と安全性が大幅に向上します。
【最新情報】ホンダN-WGN 2025年モデルの主な変更点
主な変更内容まとめ
デジタルメーター関連
- 全グレードに7インチ液晶+LCDハイブリッドメーターを標準装備(現行N-BOXと同じ仕様)
- より見やすく、情報量豊富な表示を実現
コネクテッド機能の追加
- Honda CONNECTナビの設定
- スマートフォン連携機能の強化
- 車内Wi-Fi利用可能
新グレード・特別仕様車の追加
- N-WGNベースの「ファッションスタイル」を新設定
- N-WGNカスタム L/Lターボベースの「BLACK STYLE」を追加
N-WGN 2025年モデルの詳細変更点
エクステリアデザインの変更
今回のマイナーチェンジでは、メーター以外の内外装デザインに大幅な変更は予定されていません。しかし、新たに追加される特別仕様車により、デザインバリエーションが拡充されます。
ファッションスタイルの特徴
- ドアミラーの色分けデザイン
- アウタードアハンドルのアクセントカラー
- フルホイールキャップのデザイン変更
BLACK STYLEの特徴
- ブラック専用装備による質感向上
- ダーククロームパーツの採用
- スポーティな印象の強化
インテリアの改良ポイント
7インチデジタルメーター
- 液晶とLCDを組み合わせたハイブリッド仕様
- N-BOXで評価の高い同システムを採用
- 燃費情報やナビゲーション情報の表示が向上
Honda CONNECTの搭載
- リモートエアコン操作機能
- 車両位置確認サービス
- 緊急時サポート機能
- 車内Wi-Fi環境の提供
N-WGN 2025年モデルのグレード構成
標準モデル(N-WGN)
- G Honda SENSING: エントリーグレード
- L Honda SENSING: 上級グレード
- L 助手席回転シート車: 福祉車両仕様
カスタムモデル(N-WGNカスタム)
- L Honda SENSING: ベーシックグレード
- L ターボ Honda SENSING: 最上級グレード
新設定特別仕様車
ファッションスタイル(N-WGNベース)
- おしゃれなツートンカラーデザイン
- 女性ユーザーを意識したスタイリング
BLACK STYLE(N-WGNカスタムベース)
- ブラック基調の専用装備
- よりスポーティな外観デザイン
安全装備・運転支援システム
Honda SENSING(全車標準装備)
主要機能
- 衝突軽減ブレーキ(CMBS)
- 誤発進抑制機能
- 歩行者事故低減ステアリング
- 先行車発進お知らせ機能
- 標識認識機能
- 路外逸脱抑制機能
- 渋滞追従機能付ACC
- LKAS(車線維持支援システム)
- 後方誤発進抑制機能
- オートハイビーム
追加装備
- パーキングセンサーシステム(全車標準)
- 電子制御パーキングブレーキ
- オートブレーキホールド機能
エンジンスペックと燃費性能
搭載エンジン
自然吸気エンジン
- 排気量:660cc 直列3気筒
- 最高出力:58ps/7,300rpm
- 最大トルク:6.6kgm/4,800rpm
- 燃費:WLTCモード 23.2km/L(FF車)
ターボエンジン
- 排気量:660cc 直列3気筒ターボ
- 最高出力:64ps/6,000rpm
- 最大トルク:10.6kgm/2,600rpm
- 燃費:WLTCモード 22.0km/L(FF車)
トランスミッション
- CVT(無段変速機)
- パドルシフト付き(ターボ車)
予想価格とコストパフォーマンス
価格改定の背景
原材料費と物流費の高騰により、全グレードで価格改定が実施される予定です。改定幅は約10万円程度と予想されます。
予想価格(2025年モデル)
N-WGN
- G Honda SENSING FF: 約145万円〜
- L Honda SENSING FF: 約155万円〜
N-WGNカスタム
- L Honda SENSING FF: 約175万円〜
- L ターボ Honda SENSING FF: 約185万円〜
*価格は予想値であり、正式発表をお待ちください。
競合車種との比較
主なライバル車
- スズキ ワゴンR: マイルドハイブリッド搭載
- ダイハツ ムーヴ: 軽量ボディが特徴
- 日産 デイズ: プロパイロット搭載
N-WGNの優位性
- 上質なインテリアデザイン
- 充実した安全装備
- Honda CONNECTによる先進機能
- 豊富な収納スペース
発売日とオーダー開始時期
発売予定日: 2025年9月
購入を検討される方へのアドバイス
- 現行モデルとの装備差を詳しく比較検討
- Honda CONNECTの必要性を判断
- 特別仕様車の追加コストと装備内容の確認
まとめ:N-WGN 2025年マイナーチェンジの評価
今回のN-WGNマイナーチェンジは、デジタル化の進展とコネクテッド機能の充実が主な改良点です。大幅なデザイン変更こそありませんが、日常使いでの利便性向上が期待できる内容となっています。
特に7インチデジタルメーターの標準化とHonda CONNECTの搭載は、競合他車に対する優位性を高める要素として注目されます。価格改定はありますが、装備内容の充実を考慮すれば妥当な範囲と評価できるでしょう。
軽自動車市場における激しい競争の中で、ホンダがN-WGNにどのような付加価値を提供できるかが、今後の販売動向を左右する重要な要素となりそうです。