2025年10月に日本市場に登場した日産の新型リーフ(ZE2型)。2026年には待望のエントリーグレードB5モデルが追加されることが明らかになっています。さらに、国のクリーンエネルギー自動車(CEV)補助金が最大129万円に設定されており、各自治体の補助金を組み合わせれば、実質負担額が300万円台から購入できる可能性が見えてきました。
2026年は電気自動車購入の大チャンス
この記事では、新型リーフの最新情報と、2026年に適用される国の補助金制度を中心に詳しく解説します。電気自動車の購入を検討されている全国のみなさまにとって、まさに今が最大のチャンスと言えるでしょう。
新型リーフ 2026年モデルの全貌

SUVテイストへの大胆なモデルチェンジ
新型リーフは従来のハッチバックスタイルから大きく方向転換し、クロスオーバーSUVスタイルを採用しました。全高が従来より20mm高くなり、よりアクティブな印象を与えるデザインに進化しています。

主要ボディサイズ(ZE2型)
- 全長:4,360mm(従来比-120mm)
- 全幅:1,810mm(従来比+20mm)
- 全高:1,550-1,565mm(従来比-10mm~-5mm)
- ホイールベース:2,690mm(従来比-10mm)
- 最小回転半径:5.3m

コンパクトになった全長と、幅広くなった全幅により、都市部での取り回しの良さと安定感を両立しています。

革新的な3-in-1パワートレイン
新型リーフの最大の進化点は、モーター・インバーター・減速機を一体化した3-in-1パワートレインの採用です。この技術により:
- システム全体で約10%の効率向上を実現
- 従来比で2dBの静粛性向上
- コンパクト化による室内空間の拡大
- 部品点数削減によるメンテナンス性向上
日産の電気自動車技術が結集された、次世代パワートレインです。
バッテリー容量と航続距離の大幅向上
新型リーフには2種類のバッテリーパックが用意されます:
B5グレード(55kWh)- 2026年2月頃発売予定
- WLTCモード航続距離:490km(従来比+168km)
- 最高出力:177ps
- 最大トルク:35.2kgm
- 予想価格:400万円台前半
B7グレード(78kWh)- 2025年10月発売済
- WLTCモード航続距離:最大702km(従来比+252km)
- 最高出力:218ps
- 最大トルク:36.2kgm
- 価格:5,188,700円~6,513,100円
78kWh搭載のB7グレードでは、一充電走行距離が700kmを超えるという、国産EVとしてはトップクラスの性能を誇ります。これは東京から大阪まで充電なしで走行できる計算です。
急速充電性能の飛躍的向上
新型リーフは充電性能も大幅に進化しました:
- 最大150kWの急速充電に対応(従来は50kW、約3倍)
- B5グレード:約30分で330km分の充電が可能
- B7グレード:約30分で470km分の充電が可能
- 10-80%充電時間:約35分(従来は約1時間)
高速道路のサービスエリアで休憩している間に、次の目的地まで十分な電力を充電できます。長距離ドライブの不安が大幅に解消されました。
先進装備と快適性の進化

14.3インチ大型タッチスクリーンディスプレイ
新型リーフの最大の注目点は、日産初となる14.3インチの大型タッチスクリーンディスプレイです:
- Googleビルトインサービス統合(マップ、音声アシスタント)
- Apple CarPlay/Android Auto対応
- Wi-Fiホットスポット機能搭載
- 赤外線タッチパネル採用で手袋装着時も操作可能
スマートフォンのような直感的な操作性で、すべての車両機能をコントロールできます。
トリプルディスプレイ構成(B7 G以上)

B7 Gグレード以上には、以下の3つのディスプレイが装備されます:
- 12.3インチデジタルメーター(運転情報表示)
- 14.3インチセンターディスプレイ(ナビ・車両設定)
- 12.3インチヘッドアップディスプレイ(前方視界に情報投影)
BOSEプレミアムサウンドシステム
B7 Gグレード以上には、10スピーカーBose Personal Plusサウンドシステムが標準装備。各座席に最適化されたサウンドを提供します。
3D立体イルミネーション
B7 Gグレードには、23個のLEDを使用した3D立体イルミネーションが装備され、夜間の乗降時に先進的な演出を実現しています。
ProPILOT 2.0(運転支援システム)
高速道路での運転負荷を大幅に軽減するProPILOT 2.0を搭載:
- 3D高精度地図データを活用したナビ連動制御
- 条件下でのハンズオフ運転支援
- インテリジェント車線変更支援
- 360度安全確認システム
グレード構成と価格
B7グレード(78kWh)- 2025年10月発売済
- B7 X:5,188,700円(18インチホイール、基本装備)
- B7 G:5,999,400円(19インチホイール、3Dイルミネーション、BOSE等)
- AUTECH:6,513,100円(専用エクステリア・インテリア)
B5グレード(55kWh)- 2026年2月頃発売予定
- 価格は未発表ですが、従来の価格設定から400万円台前半(予想:420万円~450万円)と予想されます。
2026年 国のEV補助金が過去最大規模に
国の補助金制度の概要
国は2050年カーボンニュートラル実現に向けて、クリーンエネルギー自動車(CEV)の普及を強力に推進しています。2026年度も引き続き大規模な補助金制度が実施されます。
補助金の正式名称
- クリーンエネルギー自動車導入促進補助金(CEV補助金)
実施団体
- 一般社団法人 次世代自動車振興センター
公式サイト
新型リーフの補助金額
最新の補助金リスト(令和8年1月1日以降登録車両)によると、新型リーフの補助金額は以下の通りです:
新型リーフB7グレード(78kWh)
- B7 G:129万円
- B7 X:129万円
- AUTECH B7:129万円
従来型リーフ
- e+ G:129万円
- e+ X:129万円
- e+ AUTECH:129万円
- S/X/G(40kWh):129万円
新型リーフは、全グレードで129万円の補助金を受けられることが確定しています。これは電気自動車の中でも最高水準の補助金額です。
B5グレード(55kWh)の補助金予測
- B5グレードの正式な補助金額はまだ発表されていませんが、バッテリー容量から120万円~129万円の範囲になると予想されます。
補助金額の決定基準
国の補助金額は、以下の要素で決定されます:
- バッテリー容量
- 容量が大きいほど補助金額が増加
- 新型リーフのように大容量バッテリー搭載車は高額補助
- 一充電走行距離
- 航続距離が長いほど補助金額が増加
- 新型リーフB7の702kmは最高評価
- 車両価格
- 税抜840万円未満:満額支給
- 税抜840万円以上:補助金額の80%に減額
- 環境性能
- エネルギー効率
- CO2削減効果
新型リーフは、これらの基準において高い評価を受け、最高水準の129万円という補助金額が設定されています。
補助金申請の条件
国の補助金を受けるには、以下の条件を満たす必要があります:
基本条件
- 日本国内に登録された新車であること
- 申請者が車両の所有者であること(個人・法人・リース会社)
- 国が定める要件を満たす車両であること
- 一定期間(原則4年間)保有すること
保有義務期間
- 自家用車両:4年間
- 貸自動車業用車両:4年間
保有義務期間内に売却した場合、補助金の返還が求められます。
申請期限
- 車両登録後、一定期間内に申請(通常は登録から約1ヶ月以内を推奨)
- 予算がなくなり次第終了(先着順)
補助金申請の流れ
ステップ1:車両購入・登録
- ディーラーで新型リーフを購入
- 車両登録を完了させる
- 車検証を受領
ステップ2:必要書類の準備
- 車検証(写し)
- 車両購入証明書(ディーラー発行)
- 本人確認書類(運転免許証等)
- 振込口座情報
- 印鑑証明書(法人の場合)
ステップ3:オンライン申請
- 次世代自動車振興センターのWebサイトにアクセス
- 申請フォームに必要事項を入力
- 必要書類をアップロード
- 申請完了
ステップ4:審査・交付決定
- センターで申請内容を審査(通常2~3週間)
- 審査通過後、交付決定通知が届く
ステップ5:補助金入金
- 交付決定から約1~2ヶ月後
- 指定口座に補助金が振り込まれる
申請から入金までの期間:約2~3ヶ月
ディーラーが申請をサポートしてくれるケースも多いため、購入時に相談することをおすすめします。
各自治体の補助金制度
国の補助金に加えて、多くの都道府県・市区町村が独自の補助金制度を用意しています。国の補助金と併用できるため、合計金額は非常に大きくなります。
主要自治体の補助金例
東京都
- 補助金額:最大100万円
- 内訳:基礎補助50万円+給電機能10万円+充放電設備10万円+太陽光発電30万円
- 申請期間:2025年4月28日~2026年3月31日
神奈川県
- 補助金額:最大60万円
- 条件:県内在住・在勤者
埼玉県
- 補助金額:最大50万円
- 条件:県内在住者
千葉県
- 補助金額:最大40万円
- 条件:県内在住者
大阪府
- 補助金額:最大30万円
- 条件:府内在住者
愛知県
- 補助金額:最大40万円
- 条件:県内在住・在勤者
福岡県
- 補助金額:最大30万円
- 条件:県内在住者
北海道
- 補助金額:最大30万円
- 条件:道内在住者
自治体補助金の確認方法
お住まいの地域の補助金制度は、以下の方法で確認できます:
- 都道府県のWebサイト
- 「都道府県名 EV 補助金」で検索
- 市区町村のWebサイト
- 「市区町村名 電気自動車 補助金」で検索
- ディーラーに確認
- 日産販売店で最新情報を教えてもらえます
- 次世代自動車振興センター
- 全国の自治体補助金情報を提供しています
自治体補助金申請の注意点
- 国の補助金とは別途申請が必要
- 自治体によって申請期間・条件が異なる
- 予算枠があるため、早期申請が重要
- 国の補助金交付決定後に申請可能な自治体もある
2026年 自動車税制の優遇措置
補助金に加えて、電気自動車には各種税制優遇措置が適用されます。これらも実質的な負担軽減効果があります。
環境性能割 非課税(取得時)
新型リーフは電気自動車のため、環境性能割(取得時の税金)が非課税となります。
通常の税率
- 燃費性能に応じて0~3%課税
電気自動車
- 0%(非課税)
節約額の例
- B5グレード(450万円と仮定):約13.5万円の節税
- B7 Gグレード(600万円):約18万円の節税
- AUTECH(650万円):約19.5万円の節税
エコカー減税 重量税免税(登録時・車検時)
電気自動車は自動車重量税が免税となります:
免税対象
- 新車登録時:免税
- 初回車検時(3年後):免税
節約効果
- 3年間で約4.5万円~5万円の節税
自動車税(種別割)軽減措置(翌年度)
電気自動車購入の翌年度、自動車税が概ね75%軽減されます:
通常の自動車税
- 総排気量1,000-1,500cc相当:29,500円
軽減後
- 約7,400円(約75%減)
初年度の節税効果
- 約22,000円
2年目以降は通常の税額(約29,500円)となりますが、ガソリン車と比べて安価です。
2026年環境性能税の2年間見送り
2026年度から導入が検討されていた新たな環境性能税(年間最大300円程度)は、2年間の導入見送りが決定されました。
見送り期間
- 2026年度~2027年度
対象
- 燃費性能に応じて年間0~300円程度の課税予定だったが、2年間猶予
これにより、2026-2027年度購入者は追加の税負担なく電気自動車を購入できます。
税制優遇の合計効果
新型リーフ購入による税制優遇の合計(3年間):
- 環境性能割非課税:約13.5万円~19.5万円
- 重量税免税:約4.5万円~5万円
- 自動車税軽減:約2.2万円
- 合計:約20万円~26万円の節税効果
新型リーフ 実質購入価格シミュレーション
B5グレード(55kWh)の場合
想定車両価格:450万円
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 車両本体価格 | 4,500,000円 |
| 国の補助金 | -1,250,000円(予想) |
| 自治体補助金(例:東京都基礎) | -500,000円 |
| 環境性能割非課税 | +135,000円相当 |
| 重量税免税(3年) | +45,000円相当 |
| 自動車税軽減 | +22,000円相当 |
| 実質購入価格 | 約255万円 |
さらに、自治体の追加補助(給電機能+10万円、充放電設備+10万円、再エネ+15~30万円)を組み合わせれば、実質200万円台前半での購入も視野に入ります。
B7 Gグレード(78kWh)の場合
車両価格:5,999,400円
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 車両本体価格 | 5,999,400円 |
| 国の補助金 | -1,290,000円 |
| 自治体補助金(例:神奈川県) | -600,000円 |
| 環境性能割非課税 | +180,000円相当 |
| 重量税免税(3年) | +45,000円相当 |
| 自動車税軽減 | +22,000円相当 |
| 実質購入価格 | 約435万円 |
東京都など補助金が充実した自治体では、実質350万円台での購入が可能です。
全国各地での実質価格例
北海道・東北地方(自治体補助30万円想定)
- B5グレード:実質280万円台~
- B7グレード:実質470万円台~
関東地方(自治体補助50万円想定)
- B5グレード:実質250万円台~
- B7グレード:実質430万円台~
中部地方(自治体補助40万円想定)
- B5グレード:実質260万円台~
- B7グレード:実質450万円台~
関西地方(自治体補助30万円想定)
- B5グレード:実質280万円台~
- B7グレード:実質470万円台~
中国・四国地方(自治体補助20万円想定)
- B5グレード:実質290万円台~
- B7グレード:実質480万円台~
九州・沖縄地方(自治体補助30万円想定)
- B5グレード:実質280万円台~
- B7グレード:実質470万円台~
※自治体補助金額は地域により異なります。詳細はお住まいの自治体にご確認ください。
補助金を最大限活用するポイント
1. 早期申請が重要
- 国の補助金は先着順、予算終了で打ち切り
- 年度初めは申請が集中するため、できるだけ早く
2. 自治体補助金の併用
- 国の補助金と自治体補助金は併用可能
- 合計200万円超の支援も可能
3. 設備導入との組み合わせ(自治体により異なる)
- V2H充放電設備導入:+10万円(例:東京都)
- 太陽光発電設備:+30万円(例:東京都)
- 再エネ100%電力契約:+15万円(例:東京都)
4. 給電機能付き車両を選択
- 給電機能付きで補助金上乗せがある自治体も
- 新型リーフは給電機能を標準装備
5. ディーラーと連携
- 日産販売店は補助金申請をサポート
- 最新の補助金情報を提供してくれる
- 申請書類の準備を手伝ってくれることも
新型リーフの競合車との比較
航続距離で見る優位性
| 車種 | WLTC航続距離 | 価格帯 | 国の補助金 |
|---|---|---|---|
| 日産リーフ B7 | 702km | 519-651万円 | 129万円 |
| トヨタbZ4X Z 2WD | 746km | 550万円 | 130万円 |
| トヨタbZ4X G 2WD | 544km | 480万円 | 130万円 |
| トヨタbZ4X Z 4WD | 687km | 600万円 | 130万円 |
| ヒョンデIONIQ 5 | 470-610km | 479-659万円 | 128万円 |
| テスラModel 3 | 455-629km | 483-885万円 | 127万円 |

トヨタbZ4X(2025年10月マイナーチェンジ)
2025年10月にマイナーチェンジを受けたbZ4Xは、大幅な性能向上を実現しました:
- 74.7kWh大容量バッテリー搭載
- Z 2WD:746km(新型リーフB7の702kmを上回る)
- Z 4WD:687km(342PS、0-100km/h 5.1秒)
- G 2WD:544km(57.7kWh)
bZ4Xのトップグレードは国産EV最長の746kmを実現しており、新型リーフB7と激しい競争を繰り広げています。

補助金適用後の実質価格比較
国の補助金130万円前後+自治体補助金50万円を適用した場合
| 車種 | 車両価格 | 補助金合計 | 実質価格 |
|---|---|---|---|
| 日産リーフB5(予想) | 約450万円 | 約175万円 | 約275万円 |
| 日産リーフB7 G | 600万円 | 約179万円 | 約421万円 |
| トヨタbZ4X G 2WD | 480万円 | 180万円 | 約300万円 |
| トヨタbZ4X Z 2WD | 550万円 | 180万円 | 約370万円 |
| トヨタbZ4X Z 4WD | 600万円 | 180万円 | 約420万円 |
| ヒョンデIONIQ 5 | 479万円 | 178万円 | 約301万円 |
エントリーモデル対決
- 日産リーフB5(予想):実質約275万円、航続距離490km
- トヨタbZ4X G 2WD:実質約300万円、航続距離544km
最長航続距離モデル対決
- 日産リーフB7 G:実質約421万円、航続距離702km
- トヨタbZ4X Z 2WD:実質約370万円、航続距離746km
bZ4Xのトップグレードは航続距離で優位ですが、新型リーフB5のエントリーモデルはコストパフォーマンスに優れています。
充電性能の比較
| 車種 | 最大充電出力 | 10-80%充電時間 |
|---|---|---|
| 日産リーフ 新型 | 150kW | 約35分 |
| トヨタbZ4X | 150kW | 約30分 |
| ヒョンデIONIQ 5 | 230kW | 約18分 |
| テスラModel 3 | 250kW | 約27分 |
新型リーフとbZ4Xは共に150kW急速充電に対応し、全国に設置されている150kW充電器で快適に充電できます。
2026年は電気自動車購入の最適タイミング
国の補助金が過去最大規模
2026年度の国のCEV補助金は、電気自動車に対して最大130万円という過去最大規模の支援額です。さらに自治体補助金を組み合わせることで、合計200万円超の支援を受けられる可能性があります。
補助金制度の背景
- 2050年カーボンニュートラル実現に向けた政策
- 2035年までに新車販売の100%を電動車にする目標
- 自動車産業の転換期における政府支援
この規模の支援は、政策目標達成のための限定的な措置である可能性が高く、今後も継続するとは限りません。2026年は最大のチャンスと言えるでしょう。
充電インフラの整備進展
全国で急速充電ネットワークの整備が進んでいます:
充電インフラの現状
- 全国の急速充電器:約8,000基以上
- 高速道路SA/PA:ほぼ全箇所に設置
- コンビニ・商業施設:設置拡大中
- 150kW超高速充電器:主要地点で増加中
新型リーフの150kW急速充電対応と相まって、充電インフラの不安は大きく解消されています。
主要都市間の充電網
- 東京-大阪:約50箇所
- 東京-福岡:約80箇所
- 札幌-函館:約15箇所
どの地域でも安心して電気自動車生活を送れる環境が整っています。
電気代の経済性
ガソリン価格が高止まりする中、電気自動車の経済性は際立っています:
年間走行1万kmの場合
- ガソリン車(燃費15km/L、ガソリン170円/L):約113,000円
- 新型リーフ(電費6km/kWh、電気代30円/kWh):約50,000円
- 年間約63,000円の節約
10年間の燃料費比較
- ガソリン車:約113万円
- 新型リーフ:約50万円
- 10年間で約63万円の差
補助金と合わせた経済メリットは非常に大きく、長期的に見ればガソリン車よりも圧倒的にお得です。
自宅充電の場合(夜間電力プラン活用)
- 夜間電力単価:約20円/kWh
- 年間電気代:約33,000円
- 年間約80,000円の節約
購入時の注意点とアドバイス
高額車両の補助金減額に注意
車両本体価格(税抜)が840万円以上の場合、補助金額が80%に減額されます:
新型リーフの場合
- B5、B7 X、B7 G:税抜840万円未満→満額129万円
- AUTECH:税抜約591万円→満額129万円(問題なし)
新型リーフは全グレードで減額対象外のため、安心して購入できます。
保有義務期間を守る
補助金を受けた車両は、原則4年間の保有義務があります:
保有義務違反の場合
- 補助金の全額または一部を返還
- 返還額は残存期間に応じて計算
やむを得ない事情の場合
- 転勤、転居、災害などは考慮される可能性
- 事前に次世代自動車振興センターに相談
予算枠に注意
国の補助金は予算に限りがあり、予算終了で打ち切りとなります:
申請のタイミング
- 年度初め(4-6月):申請が集中
- 年度末(1-3月):予算残高が少ない
- おすすめ:7-12月
新型リーフB5グレードの発売は2026年2月頃予定のため、発売直後の申請をおすすめします。
ディーラーとの連携
日産販売店では、補助金申請のサポートを行っています:
ディーラーのサポート内容
- 最新の補助金情報提供
- 必要書類の案内
- 申請書類の作成補助
- 実質価格のシミュレーション
購入前にしっかり相談し、補助金を最大限活用しましょう。
まとめ:新型リーフで実現するお得なEV生活
日産新型リーフは、2026年2月頃に追加されるB5グレードにより、国の補助金129万円と自治体補助金を組み合わせることで、実質250万円台から300万円台でEV生活を始められる画期的なモデルとなります。
新型リーフ×2026年補助金の魅力まとめ
1. 国の補助金129万円
- 新型リーフ全グレードで最高水準の129万円
- B5グレードも高額補助が期待できる
- 自治体補助金と併用で200万円超の支援
2. クラストップレベルの航続距離
- B7で702km、B5でも490km
- 国産EV最長クラスの実力
- ライバルbZ4Xは最大746kmを実現
- 日常使用から長距離まで安心
3. 充実の先進装備
- 14.3インチ大型ディスプレイ
- ProPILOT 2.0運転支援システム
- BOSEサウンドシステム(B7 G以上)
- 3D立体イルミネーション(B7 G)
4. 経済性の高さ
- ガソリン車比で年間約6万円節約
- 税制優遇で約20万円の減税
- 10年間で燃料費約63万円の差
5. 急速充電性能の向上
- 最大150kW対応(従来の3倍)
- 約30分で長距離走行分を充電
- 全国の充電インフラで快適利用
実質価格シミュレーション(全国平均)
B5グレード(予想価格450万円)
- 車両価格:450万円
- 国の補助金:▲125万円
- 自治体補助金:▲30万円(平均)
- 税制優遇:+20万円相当
- 実質負担:約295万円
B7 Gグレード(価格600万円)
- 車両価格:600万円
- 国の補助金:▲129万円
- 自治体補助金:▲30万円(平均)
- 税制優遇:+26万円相当
- 実質負担:約467万円
※自治体補助金額は地域により異なります
こんな方におすすめ
✓ 初めて電気自動車を購入する方
✓ 長距離ドライブも楽しみたい方
✓ 補助金を活用してお得に購入したい方
✓ 先進技術を体験したい方
✓ 環境に配慮した暮らしを実践したい方
今すぐ行動すべき理由
- 補助金は先着順 - 予算終了で打ち切り
- B5グレード発売直後がチャンス - 2026年2月頃
- 税制優遇も充実 - 約20万円の節税効果
- 充電インフラ整備済み - 全国どこでも安心
2026年は、国の補助金129万円、自治体の支援拡充、そして新型リーフB5グレードの登場という、3つの追い風が重なる絶好のタイミングです。
電気自動車への乗り換えを検討されている全国のみなさま、ぜひこの機会に新型リーフを検討してみてはいかがでしょうか。環境にも家計にも優しいEV生活が、思った以上に手の届く価格で実現できます。
関連リンク
お近くの日産販売店で詳細をご確認ください
- 最新の補助金情報
- 実質価格シミュレーション
- 試乗予約
- 購入相談
※本記事の価格・補助金額は2025年12月時点の情報に基づいています。B5グレードの価格・補助金額は予測を含みます。正確な補助金額や申請方法については、次世代自動車振興センター公式サイトおよび各自治体の公式サイトで最新情報をご確認ください。
※車両価格、仕様は予告なく変更される場合があります。詳細は日産自動車販売店にお問い合わせください。

