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ホンダ 世界初 自動運転レベル3の型式指定

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AUTOMATED DRIVE

ホンダは自動運転車(レベル3)に求められる国土交通省の型式指定を取得。高速道路渋滞時など一定の条件下で、システムがドライバーに代わって運転操作を行うことが可能。今回認可を取得した自動運行装置(Traffic Jam Pilot「トラフィック・ジャム・パイロット」)を搭載した「LEGEND(レジェンド)」を2020年度内に発売する。

目次

自動運行装置の保安基準

1.性能

・走行環境条件内において、乗車人員及び他の交通の安全を妨げるおそれがないこと

・走行環境条件外で、作動しないこと

・走行環境条件を外れる前に運転操作引継ぎの警報を発し、運転者に引き継がれるまでの安全運行を継続するとともに、引き継がれない場合は安全に停止すること

・運転者の状況監視のためのドライバーモニタリングを搭載すること

・不正アクセス防止等のためのサイバーセキュリティ確保の方策を講じること 等

2.作動状態記録装置

・自動運行装置のON/OFFの時刻

・引継ぎ警報を開始した時刻

・運転者が対応可能でない状態となった時刻等を6ヶ月間にわたり(又は2500回分)記録できること

自動運行装置を備える自動車の外向け表示について

・自動運転車であることを示すステッカーを車体後部に貼付 (メーカーに要請)

自動運転車の定義

自動運転車のレベルは5段階に設定されており、レベル2まではドライバーが基本的な操作を行うがレベル3からはシステムがドライバーに代わって操作を行うことが大きな違いとなる。

自動運転車 レベル1

運転支援、自動ブレーキ、アクティブクルーズコントロール、レーンキープアシストなど

自動運転車 レベル2

高度な運転支援、レーンキープアシストにアクティブクルーズコントロールが可能で遅い車がいる場合にウィンカー等で操作で自動で追い越しを行う。高速道路の合流を自動で行う。

自動運転車 レベル3

高速道路渋滞時など一定の条件下で、システムがドライバーに代わって運転操作を行うことが可能。

自動運転車 レベル4

特定条件下においてシステムがドライバーに代わって運転操作を行う。(作動継続が困難な場合もシステムが対応)

自動運転車 レベル5

完全自動運転。

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ホンダニュースリリース

https://www.honda.co.jp/news/2020/4201111.html

国土交通省

https://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_003888.html

https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001371534.pdf

https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001371533.pdf

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この記事を書いた人

KAZUのアバター KAZU 編集長

自動車専門メディア『最新自動車情報』編集長のKAZU。IT企業から独立後、自動車専門サイト『最新自動車情報』を立ち上げ、編集長として12年間運営に携わってまいりました。これまでに、新車・中古車、国産車(日本車)から輸入車(外車)まで、あらゆるメーカーの車種に関する記事を6,000本以上執筆。その経験と独自の分析力で、数々の新型車種の発表時期や詳細スペックに関する的確な予測を実現してきました。『最新自動車情報』編集長として、読者の皆様に信頼性の高い最新情報、専門的な視点からの購入アドバイス、そして車(クルマ)の奥深い魅力をお届けします。後悔しない一台選びをしたい方、自動車業界のトレンドをいち早く知りたい方は、ぜひフォローをお願いいたします。

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