ホンダは新型「レジェンド」のマイナーチェンジを行い2021年2月に発売する。
新型 レジェンド マイナーチェンジについて
新型「レジェンド」では量産車両で世界初となる「自動運行装置(Traffic Jam Pilot「トラフィック・ジャム・パイロット」)」を搭載。高速道路渋滞時など一定の条件下で、システムがドライバーに代わって運転操作を行うことが可能。
自動運転車の定義
自動運転車のレベルは5段階に設定されており、レベル2まではドライバーが基本的な操作を行うがレベル3からはシステムがドライバーに代わって操作を行うことが大きな違いとなる。
自動運転車 レベル1
運転支援、自動ブレーキ、アクティブクルーズコントロール、レーンキープアシストなど
自動運転車 レベル2
高度な運転支援、レーンキープアシストにアクティブクルーズコントロールが可能で遅い車がいる場合にウィンカー等で操作で自動で追い越しを行う。高速道路の合流を自動で行う。
自動運転車 レベル3
高速道路渋滞時など一定の条件下で、システムがドライバーに代わって運転操作を行うことが可能。
自動運転車 レベル4
特定条件下においてシステムがドライバーに代わって運転操作を行う。(作動継続が困難な場合もシステムが対応)
自動運転車 レベル5
完全自動運転。
レジェンドについて
北米市場では新たに上級ブランドとして新設された「アキュラ」の最高級乗用車として、
2代目までは「レジェンド」、3代目・4代目は「RL」、5代目以降は「RLX」の名称で販売されている。1985年 KA1/2/3/4/5/6型 ホンダ初の3ナンバー仕様を持つ新しいフラッグシップカーかつ、アメリカで展開する高級ブランドである「アキュラ」向けの専用車種として登場。
2代目 KA7/8型 1990年10月24日発売開始。
3代目 KA9型 1997年10月16日発売開始。
4代目 KB1/2型 2004年10月7日発売開始。
2012年4月4日のニューヨークオートショーにおいて、アキュラのフラッグシップセダンのコンセプトモデルとなる「RLXコンセプト」を世界初公開し、量産モデルは2012年11月28日のロサンゼルスオートショーでFFモデルが初公開された。エクステリアは流麗でダイナミックなエアロフォルムを追求。ヘッドライトには先進の「ジュエルアイLEDヘッドライト」を採用。
RLXにはAWDとFFの2種類がラインアップされAWDにはホンダ・NSX_(2016年)で発表した3モーターハイブリッドシステム「SPORT HYBRID SH-AWD(Super Handling All Wheel Drive)」を採用。フロントには「EARTH DREAMS TECHNOLOGY」を採用。歩行者への衝突回避を支援する世界初の「歩行者事故低減ステアリング」や、車線維持支援システム、路外逸脱抑制機能等を「Honda SENSING(ホンダ センシング)」を搭載。
レジェンドのスペックについて
フロントには「EARTH DREAMS TECHNOLOGY」を採用した最高出力314ps(231kW)のJ35Y型と、最高出力47psの電気モーター1基を内蔵した7速デュアルクラッチトランスミッション(DCT)を、リアアクスルには最高出力37ps(27kW)の電気モーターを左右1基ずつ搭載している。今回のマイナーチェンジ約2年半でのマイナーチェンジを果たす。
スペック | 新型レジェンド |
---|---|
全長 | 5,030mm |
全幅 | 1,890mm |
全高 | 1,480mm |
ホイールベース |
2,850mm |
エンジン | V6 3.5L 直噴 i-VTEC エンジン |
最高出力 | 314ps (231kW) /6,200rpm |
最大トルク | 37.8kgm(371Nm) /4,700rpm |
モーター最高出力 (H2型) |
48ps (35kW) /3,000rpm |
モーター最大トルク(H2型) | 15.1kgf·m(148Nm) /500-2,000rpm |
モーター最高出力(H3型) | 37ps(27kW)/4,000rpm |
モーター最大トルク(H3型) | 7.4kgm (73Nm) /0-2,000rpm |
システム最大出力 | 381ps(276kw) |
バッテリー | リチウムイオン電池 |
トランスミッション | 7速DCT |
駆動方式 | 2WD(FR) |
乗車定員 | 5名 |
車両重量 | 1,980kg |
JC08モード燃費 | 16.4km/L |
価格 | 707万4000円 |
新型レジェンド マイナーチェンジモデルについて
ホンダのアキュラブランドは新コンセプトとなるプレシジョン コンセプト「Acura Precision Concept」を2016年1月11日に米国で開催されるデトロイトモーターショー2016で正式発表た。現在、アキュラのラインナップの特徴であるダイヤモンド型のフロントグリル「ダイヤモンドペンタゴングリル」が採用されている。
新型レジェンド マイナーチェンジ エクステリア
ホンダは「レジェンド」のビックマイナーチェンジを行い2018年2月9日発売。
新型レジェンド マイナーチェンジ インテリア
Honda SENSING(ホンダ センシング)を搭載
従来の7つの機能に加え、「歩行者事故低減ステアリング」を追加。さらに「ACC(アクティブ・クルーズ・コントロール)」に渋滞追従機能を追加。旧型同様にホンダセンシングを搭載、アダプティブクルーズコントロールを30km/hからを0km/hからに変更し全車速対応させる。ホンダ車初の「トラフィックジャムアシスト(渋滞運転支援機能)」を採用。
衝突軽減ブレーキシステム(CMBS)前走車、対向車、歩行者との衝突回避を支援。約5km/h以上で走行中に自車との速度差が約5km/h以上ある前走車両や歩行者、または対向車両(二輪車や自転車等を除く)に対して衝突する可能性があるとシステムが判断した場合に作動し、自動的に停止または減速することにより衝突回避や衝突被害の軽減を図ります。対向車両(二輪車や自転車等を除く)と歩行者に対しては、自車が約80km/h以下で走行中の場合に作動します。
路外逸脱抑制機能 車線を検知し、はみ出さないように支援。 約60km/h~約100km/hで走行中に、路外への逸脱またはシステムが路外への逸脱を予測したとき、作動します。運転者のステアリング操作に代わるものではありません。運転者が加速やブレーキ操作、急なステアリング操作を行っているとシステムが判断した場合、ウインカーを作動させている場合は作動しません。
LKAS(車線維持支援システム) 車線内を走行できるようにステアリング操作を支援。約60km/h~約100km/hで走行中に、路外への逸脱またはシステムが路外への逸脱を予測したとき、作動します。運転者のステアリング操作に代わるものではありません。運転者が加速やブレーキ操作、急なステアリング操作を行っているとシステムが判断した場合、ウインカーを作動させている場合は作動しません。
ACC 渋滞追従機能付アダプティブクルーズコントロール 適切な車間距離を保ち、運転負荷を軽減。0km/h~約100km/hで作動します。急なカーブや加速・減速の繰り返しが少ない、高速道路や自動車専用道路などを運転するときに使用してください。
トラフィックジャムアシスト(渋滞運転支援機能) 高速道路での渋滞時など、0km/hから約65km/hで前走車との車間を保ちながら自車の走行車線をキープするように、アクセル、ブレーキ、ステアリングの操作をアシストし、ドライバーの運転負荷を軽減。
標識認識機能 標識の見落とし防止を図り、安全運転を支援。
誤発進抑制機能 不注意による急発進を防止し注意を喚起。停車時や約10km/h以下で走行しているとき、自車のほぼ真正面の近距離に車両などの障害物があるにもかかわらず、アクセルペダルを踏み込んだ場合に、エンジン出力を抑制し、急な発進を防止するとともに、音と表示で接近を知らせます。
先行車発進お知らせ機能 停止時に、先行車が発進したことをお知らせ。
ホンダ 新型レジェンド マイナーチェンジモデル ボディカラー全8色
プラチナホワイト・パール(新採用色)
スーパープラチナ・メタリック
モダンスティール・メタリック(新採用色)
マジェスティックブラック・パール(新採用色)
プレミアムディープロッソ・パール(新採用色)
ギルデッドピューター・メタリック
プレミアムクリスタルレッド・メタリック(新採用色)
オブシダンブルー・パール(新採用色)
今後新しい情報が入り次第お伝え致します。
ホンダ レジェンド
https://www.honda.co.jp/LEGEND/
ホンダニュースリリース
https://www.honda.co.jp/news/2017/c170929.html
https://www.honda.co.jp/news/2017/4171207.html