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新型プレリュード「ダサい」は本当か? 実車評価と購入前に知るべき7つの真実

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【2025最新】新型プレリュードはダサい?プリウスに似てる?実車評価・価格618万円の妥当性・装備内容・歴代モデル比較を徹底分析。SNSと現実の評価ギャップ、購入前の7つの注意点、本当のターゲット層まで詳しく解説します。

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目次

1. 新型プレリュードが「ダサい」と言われる5つの理由

1-1. プリウスとの類似性による違和感

ホンダ プレリュード
ホンダ プレリュード

2025年9月に発売された新型プレリュード(BF1)は、発売前から「プリウスに似ている」「トヨタ顔」という声がネット上で多数挙げられています。特にフロントマスクのシャープなLEDヘッドライトと薄型グリルの組み合わせが、現行60系プリウスと酷似していると指摘されています。

トヨタ プリウス
トヨタ プリウス

共通点:

  • 薄型LEDヘッドライトを横一線に配置
  • グリルレス風のクリーンなフロントデザイン
  • 空力を重視した流線形のボディライン
  • ルーフからリアエンドにかけてのなめらかなシルエット

この「プリウス似」という印象が、スポーツクーペとしての独自性を損なっているという批判につながっています。

1-2. 歴代モデルとのデザインギャップ

プレリュードは1978年から2001年まで5代にわたって生産された名車です。特に2代目・3代目は低いボンネット、リトラクタブルヘッドライト、シャープなボディラインが特徴で、「スポーティなデートカー」として絶大な人気を誇りました。

歴代ファンが期待していたもの:

  • リトラクタブルヘッドライトのような特徴的デザイン
  • 低く構えたワイド&ローのスタイリング
  • エッジの効いた直線的なボディライン
  • 明確なスポーツクーペとしてのアイデンティティ

新型は丸みを帯びた流麗なデザインで、往年のファンが求めていた「らしさ」とは大きく異なります。特に4代目プレリュード(BB型)のデザイン失敗の記憶が残る中、新型も同様に「コレジャナイ感」を与えているという指摘があります。

1-3. 全幅1,880mmの日本市場軽視

新型プレリュードの全幅は1,880mmと、日本の道路事情を考えると非常に扱いづらいサイズです。これは北米市場を優先した設計で、国内ユーザーのニーズを軽視していると批判されています。

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サイズの問題点:

  • 立体駐車場に入らない可能性が高い
  • 狭い道での取り回しが困難
  • 2ドアクーペという時点で実用性が低いのに、さらにワイドボディで購入層を限定

月販目標がわずか300台という数字からも、ホンダ自身が日本市場での販売に期待していないことが伺えます。

1-4. 中途半端なパワートレインへの不満

ホンダ プレリュード

新型プレリュードは2.0L直4エンジン+e:HEVハイブリッドシステムを搭載していますが、0-100km/h加速は約9秒台とスポーツカーとしては物足りない性能です。

パワートレインへの批判:

  • エンジン最高出力141ps、モーター184psで合計325psではない
  • NAエンジン特有の力不足感
  • 疑似8速変速機能やアクティブサウンドコントロールはソフトウェアレベルの改修
  • 価格に見合わない動力性能

「シビックe:HEVと同じパワートレインで618万円は高すぎる」という声が多数上がっています。

1-5. チープな装備内容への失望

Honda Prelude
Honda Prelude

600万円超えなのに非搭載の装備:

  • パワーシート(前席も手動調整)
  • シートベンチレーション
  • サンルーフ(オプションでも設定なし)
  • マルチビューカメラシステム(360°カメラ)
  • 電動テールゲート(手動開閉式)
  • リアウィング(標準装備なし)

これらは軽自動車やコンパクトカーでも採用されている装備であり、「スペシャリティカー」を名乗るには質感が2ランク下だと指摘されています。


2. プリウスに似ている?デザイン比較の真相

2-1. フロントデザインの類似点

新型プレリュードとプリウスのフロントマスクには確かに共通点があります:

ホンダ プレリュード
ホンダ プレリュード
トヨタ プリウス

類似要素:

  • 薄型LEDヘッドライトの横一線配置
  • グリルレス処理による未来的な印象
  • バンパー下部のシンプルな空力処理
  • ボンネットから連続するなめらかな面構成

これらは単なる模倣ではなく、環境性能と空力性能を最大化するための現代的デザイントレンドです。トヨタだけでなく、マツダ、日産、輸入車でも似たようなデザインが増えています。

2-2. しかし細部は明確に異なる

実車をよく見ると、プレリュード独自の特徴も多数あります:

Prelude
Prelude

プレリュードの独自性:

  • シャープなキャラクターラインとエッジの効いたサイドビュー
  • 水平基調を強調したシンプルなテールランプ(プリウスはC字型)
  • ワイド&ローを強調した低重心フォルム
  • ホンダのデザイン言語に基づく硬質でスポーティな要素

写真では似て見えても、実車では印象が大きく変わるという声が多数あります。

2-3. なぜ「似ている」と感じるのか?

人間の認知心理として、新しいものを見たときに「既知のもの」と結びつけて判断する傾向があります(スキーマ)。プリウスの印象が強いため、似た要素があると「プリウスっぽい」と感じやすいのです。

また、SNSで「プリウスに似ている」という意見が拡散されることで、他の人も同じ目線で見るようになり(認知バイアス・集団同調)、「似ている」という認識が強化されます。


3. 歴代プレリュードファンが感じるギャップ

3-1. 黄金期(2代目・3代目)との違い

1980年代の2代目・3代目プレリュードは「スペシャリティカーの代名詞」として大ヒットしました:

当時の魅力:

  • 低ボンネット高とリトラクタブルヘッドライト
  • 電動サンルーフを標準装備
  • ソアラやZよりも手頃な価格
  • フロントダブルウィッシュボーン、機械式4WS
  • 「デートカー」としてのブランドイメージ

これらは「手の届くスポーツカー」「チープ・フェラーリ」としてのポジションを確立していました。

3-2. 新型に求められていたもの

歴代ファンが期待していたのは:

  • 低ボンネットの復活
  • 大型センター液晶パネル(14インチ超)
  • ギラギラのアンビエントライト
  • 大開口サンルーフ
  • 助手席パワーシート(運転席側操作可能)
  • スペシャリティカーらしい「見栄え」重視の装備
  • 手頃な価格(400万円台前半)

しかし新型は「タイプR的な走り」を重視し、ラグジュアリー装備が犠牲になっています。

3-3. 4代目の失敗を繰り返す懸念

4代目プレリュード(1991年)は猫目ライトと三角テールランプの斬新なデザインで登場しましたが、従来ファンの拒絶反応により販売低迷。5代目で従来デザインに回帰した歴史があります。

新型も4代目に似た「過去の否定」路線を取っており、同じ失敗を繰り返すのではないかという懸念があります。

4. 実車を見た人の評価は?SNSと現実の乖離

4-1. 実車を見た人の評価

実車を見た人の評価は意外にも高評価が多数でした:

肯定的な意見:

  • 「デザインは実車で見た方が断然カッコいい」
  • 「現代に合わせながら2ドアクーペを維持したのは素晴らしい」
  • 「実用性のないデートカーを現代に蘇らせた功績は大きい」
  • 「オールLEDを採用しているので好印象」
  • 「写真と実車で印象が大きく変わる」

批判的な意見:

  • 「プリウスクーペに見えるが、リアはポルシェっぽい」
  • 「サッシュレスドアではないのが意外」
  • 「格納式ドアハンドル(フラッシュドアハンドル)の使い勝手が悪い」
  • 「この価格でリアウィングレスは高い」

4-2. シビックタイプR(FL5)と同じ流れ

シビックタイプR(FL5)も発表当初は「ダサい」「派手すぎる」と批判されましたが、実車を見て評価が一転し、現在は高い人気を誇っています。

新型プレリュードも同様に:

  • 写真や動画より実車の方が良い
  • 時間が経つほど良さがわかる
  • ホンダは敢えてカッコ悪く見える角度の画像を公式サイトに掲載している?

「噛めば噛むほど味が出る」タイプのデザインかもしれません。

4-3. 個人的な評価

購入を決めた理由:

  • 実車を見て印象が変わった
  • 2ドアクーペという車種自体が貴重
  • ハイブリッドシステムの完成度
  • シビックタイプRベースの走行性能

懸念点:

  • 価格が683万円(コミコミ)と高額
  • 月販300台の希少性(買えない可能性)
  • パワーシートやサンルーフの非搭載
  • Googleナビで高速道路のパネル表示がない可能性
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5. 価格618万円は妥当か?装備内容を徹底検証

5-1. 車両本体価格とグレード

新型プレリュード価格:

  • 車両本体価格:617万9,800円(税込)
  • グレード:1グレードのみ
  • 駆動方式:FF専用
  • Honda ON Limited Edition:648万100円(オンライン限定、ホンダトータルケア会員1年以上、一括払いのみ)

5-2. 標準装備の内容

評価できる装備:

  • シビックタイプRベースのシャシー
  • ブレンボ製大容量フロントブレーキ
  • 19インチノイズリデューシングタイヤ
  • アダプティブダンパーシステム
  • Honda S+シフト(疑似8速変速)
  • アクティブサウンドコントロール
  • Google Built-inナビゲーション(標準装備)
  • Honda SENSING(先進安全装備)
  • オールLED灯火類

物足りない装備:

  • 前席手動調整シート(パワーシート非搭載)
  • シートベンチレーション非搭載
  • サンルーフ設定なし
  • マルチビューカメラ非搭載(バックカメラのみ)
  • 手動開閉テールゲート
  • 9インチディスプレイ(最近の車としては小さい)
  • アンビエントライト非搭載

5-3. 競合車との価格比較

同価格帯のスポーツカー:

  • 日産フェアレディZ:524万7,000円〜
  • トヨタGRスープラ:509万5,000円〜
  • マツダロードスターRF:392万7,000円〜

これらと比較すると、新型プレリュードは:

  • パワフルなガソリンエンジンではなくハイブリッド
  • 装備内容が見劣りする
  • ブランド力でも劣る

5-4. コミコミ価格の実態

見積もり例(ムーンリットホワイトパール+ブラック内装):

  • 車両本体:617万9,800円
  • ボディカラー(白):8万2,500円
  • ETCセットアップ:約3万円
  • コーティング:19万円
  • ワイパーブレード:約2万円
  • フロアマット:8万2,000円
  • ドライブレコーダー:7万2,000円
  • 点検パック(30ヶ月):8万2,000円
  • 諸費用:約9万円

合計:約683万円

コーティングを外せば約663万円ですが、それでも高額です。

6. 誰がターゲット?「誰も求めていない」という批判の背景

6-1. ターゲット層の曖昧さ

旧プレリュードファン(40〜50代)が求めるもの:

  • 手頃な価格(400万円台)
  • ラグジュアリーな装備
  • デートカーとしての特別感
  • サンルーフや電動シート

若年層スポーツカーファンが求めるもの:

  • パワフルなエンジン
  • マニュアルトランスミッション
  • 手の届く価格
  • GR86/BRZのような純粋なスポーツ性能

新型プレリュードが提供するもの:

  • 600万円超えの高価格
  • ハイブリッドシステム
  • 環境性能重視
  • タイプR由来の走行性能

どの層にも中途半端で、明確なターゲットが見えないという批判があります。

6-2. CR-ZとNSX 2代目の失敗を繰り返す?

ホンダは過去にハイブリッドスポーツカーで2度失敗しています:

CR-Z(2010-2016):

  • ハイブリッドスポーツクーペ
  • パワー不足で中途半端
  • 販売不振で生産終了

NSX 2代目(2016-2022):

  • ハイブリッドスーパーカー
  • 2,370万円という高価格
  • 販売不振で生産終了

新型プレリュードも同じ轍を踏むのではないかという懸念があります。

6-3. 月販300台という控えめな目標

ホンダ自身も大ヒットを期待していない様子:

  • 月販目標:わずか300台
  • 初期ロット:2,000台のみ
  • 販売方式:抽選や厳しい購入条件

これは「売れない」ことを前提とした戦略であり、市場ニーズの読み違えを示唆しています。

7. 新型プレリュードの本当の魅力と再評価すべきポイント

7-1. 2ドアクーペという車種を残した功績

SUVとミニバン全盛の現代において、2ドアクーペを新規開発したこと自体が賞賛に値します。市場が縮小しても「文化」として残す姿勢は評価できます。

7-2. ハイブリッドシステムの完成度

e:HEVの利点:

  • 燃費23.6km/L(WLTC)
  • 静粛性の高さ
  • モーター駆動の力強い加速感
  • 維持費の安さ(税制優遇あり)

日常使いでの快適性は、純ガソリンスポーツカーを上回ります。

7-3. シビックタイプRベースの走行性能

走りの質:

  • ブレンボブレーキ
  • アダプティブダンパー
  • 専用チューニングのシャシー
  • 車重1,460kgと軽量

「乗ってみると想像以上に良い」という声が多数あります。

7-4. 実車の質感と存在感

写真と実車のギャップ:

  • 立体感とボディラインの美しさ
  • 塗装の質感
  • ワイド&ローのプロポーション
  • 細部の作り込み

実車を見ると評価が変わる人が多いのが特徴です。

7-5. 希少性による価値

初期ロット2,000台、月販300台という希少性は、将来的にプレミア価格になる可能性があります。コレクターズアイテムとしての価値も期待できます。

まとめ:新型プレリュードは「ダサい」のか?

客観的評価

否定的側面:

  • プリウスとの類似性
  • 歴代モデルとのギャップ
  • 価格に見合わない装備
  • 中途半端なパワートレイン
  • ターゲット層の曖昧さ

肯定的側面:

  • 実車の質感と存在感
  • ハイブリッドシステムの完成度
  • シビックタイプR譲りの走行性能
  • 2ドアクーペという選択肢を残した功績
  • 時間が経つほど評価される可能性

最終結論

新型プレリュードが「ダサい」かどうかは、何を重視するかによって評価が分かれます

こんな人には向いていない:

  • 歴代プレリュードの面影を求める人
  • 400万円台の手頃なクーペが欲しい人
  • パワフルなガソリンエンジンが好きな人
  • 実用性や装備の充実を重視する人

こんな人には向いている:

  • 2ドアクーペという車種に価値を見出す人
  • ハイブリッドスポーツに興味がある人
  • 希少性を楽しめる人
  • 実車を見て判断できる人

購入を検討するなら:

  1. 必ず実車を見る(写真と印象が違う)
  2. 試乗して走りを確認する
  3. 装備の妥協点を明確にする
  4. 競合車と比較検討する
  5. 将来的な資産価値も考慮する

新型プレリュードは賛否両論の車ですが、「実車を見ると評価が変わる」という声が多いのも事実です。SNSの情報だけで判断せず、自分の目で確かめることをおすすめします。

参考リンク:

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この記事を書いた人

KAZUのアバター KAZU 編集長

自動車専門メディア『最新自動車情報』編集長のKAZU。IT企業から独立後、自動車専門サイト『最新自動車情報』を立ち上げ、編集長として12年間運営に携わってまいりました。これまでに、新車・中古車、国産車(日本車)から輸入車(外車)まで、あらゆるメーカーの車種に関する記事を6,000本以上執筆。その経験と独自の分析力で、数々の新型車種の発表時期や詳細スペックに関する的確な予測を実現してきました。『最新自動車情報』編集長として、読者の皆様に信頼性の高い最新情報、専門的な視点からの購入アドバイス、そして車(クルマ)の奥深い魅力をお届けします。後悔しない一台選びをしたい方、自動車業界のトレンドをいち早く知りたい方は、ぜひフォローをお願いいたします。

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