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MAZDA SPIRIT RACING ロードスター 新型は待つべき? 2025年10月24日発売の究極のオープンスポーツを徹底解説

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2025年10月24日、マツダが満を持して投入する新型「MAZDA SPIRIT RACING ロードスター」。現行のNDロードスターをベースとしたハイパフォーマンスモデルとして、多くの自動車ファンから注目を集めています。しかし、「新型を待つべきか、それとも現行モデルを購入すべきか」という疑問を抱く方も多いでしょう。

この記事では、MAZDA SPIRIT RACING ロードスターの詳細な仕様、価格、限定生産の実情を踏まえ、新型を待つべきかどうかを徹底的に解説します。

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目次

MAZDA SPIRIT RACING ロードスターの基本情報

2つのグレード構成

MAZDA SPIRIT RACING ロードスターは、以下の2つのグレードで展開されます:

1. MAZDA SPIRIT RACING ROADSTER(標準モデル)

  • 価格: 526万5000円
  • 生産台数: 日本限定2,200台
  • エンジン: 2.0L直列4気筒「SKYACTIV-G 2.0」
  • 最高出力: 184ps/20.9kgm
  • 発売予定: 2025年10月24日より予約開始

2. MAZDA SPIRIT RACING ROADSTER 12R(限定モデル)

  • 価格: 761万2000円
  • 生産台数: 抽選限定200台
  • エンジン: 2.0L直列4気筒「SKYACTIV-G 2.0」(専用チューニング)
  • 最高出力: 200ps/20.9kgm
  • 特別装備: RECARO製フルバケットシート、シリアルナンバー付エンジンヘッドカバー

共通の専用装備

両モデルに共通して以下の専用装備が採用されています:

  • ブレーキシステム: Brembo製4ピストンキャリパー(フロント)、大径ブレーキローター(リア)
  • サスペンション: BILSTEIN製車高調整式ダンパー(専用セッティング)
  • ホイール: RAYS製TE37ベースの専用ホイール
  • エアロパーツ: 風洞実験による新規開発エアロパーツ
  • 内装: アルカンターラ素材を多用

発売情報

  • 標準モデル: 2025年10月24日より予約開始
  • 12R: 専用アプリでの抽選申込(詳細は今後発表)

新型を待つべき理由

1. 圧倒的な走行性能の向上

現行NDロードスターと比較して、MAZDA SPIRIT RACING ロードスターは明確な性能向上を実現しています。特に12Rモデルの200ps出力は、ソフトトップロードスターとしては過去最高のパフォーマンスを誇ります。

現行モデルとの比較

  • 現行1.5Lモデル: 136ps/15.5kgm
  • 現行2.0L RF: 184ps/20.9kgm
  • MSR 12R: 200ps/20.9kgm(+16ps向上)

2. サーキット走行を前提とした本格仕様

マツダのモータースポーツ部門が手掛ける初の量産モデルとして、スーパー耐久レースで培った技術が惜しみなく投入されています。単なる特別仕様車ではなく、「メーカーコンプリートカー」としての完成度を持つ点が魅力です。

3. 希少性による資産価値

特に12Rモデルは200台限定という極めて希少なモデル。マツダロードスターの歴史においても特別な位置を占める可能性が高く、将来的な資産価値も期待できます。

新型を待たない方が良い理由

1. 入手困難な現実

標準モデル(2,200台限定)の課題

  • 35周年記念車と同様の先着順販売の可能性
  • 発売開始と同時に完売のリスク
  • 定価での購入が困難になる可能性

12R(200台限定)の課題

  • 抽選販売による入手の不確実性
  • 専用アプリでの申込が必要
  • 当選確率の低さ

2. 大幅な価格上昇

現行ロードスターの最上級グレード「RS」が367万9500円であることを考えると:

  • MSR標準モデル: +158万円超
  • MSR 12R: +393万円超

この価格差は、パフォーマンス向上を考慮しても相当な負担となります。

3. 現行モデルの完成度の高さ

2023年の大幅改良により、現行NDロードスターは既に高い完成度を誇っています:

  • LED化された新デザインライト
  • 8.8インチディスプレイ採用の新世代マツダコネクト
  • 改良されたSKYACTIV-Gエンジン
  • 充実した安全装備

MAZDA SPIRIT RACING ロードスターとは?マツダのモータースポーツ魂が生んだ特別なモデル

MAZDA SPIRIT RACING ロードスターは、マツダのモータースポーツ部門「MAZDA SPIRIT RACING」が手掛けるスペシャルモデルの第一弾として開発されました。

スーパー耐久レース活動を通して培った足回り、エアロダイナミクスの進化と、それらに合わせた内外装のアピアランスにより、「速さ」と「質感」に拘るハイパフォーマンスモデルとして誕生。街中からサーキットでのスポーツ走行まで楽しく走れるクルマを目指して開発されています。

スーパー耐久レースで培った技術を投入

マツダは現在スーパー耐久レースのST-Qクラスに参戦しており、そこで得た知見がMAZDA SPIRIT RACING ロードスターに余すことなく投入されています。サーキットでの実戦データに基づいた開発により、単なる高性能車ではなく、実用性も兼ね備えた仕上がりとなっています。

エンジン性能の大幅向上:待望の2.0L搭載でパワーアップ

通常モデル:184ps/20.9kgmの2.0Lエンジン

MAZDA SPIRIT RACING ロードスターには、これまで日本仕様でハードトップの「ロードスターRF」にのみ設定されていた184psを発揮する2.0Lガソリンエンジンがソフトトップ車と組み合わせられます。

現行ソフトトップの1.5Lエンジン(136ps/15.5kgm)と比較して、約1.4倍の動力性能向上を実現。これにより、これまでパワー不足を感じていたユーザーにとって待望の仕様となります。

限定モデル「12R」:200psまでパワーアップ

200台限定の「MAZDA SPIRIT RACING ロードスター 12R」では、専用のカムシャフト、シリンダーヘッド、ピストン、エキゾーストマニホールドを採用し、出力を184psから200psにアップしています。

専用チューニングにより高回転域の吹き上がりが向上し、まさに究極のロードスターと呼ぶにふさわしい性能を実現しています。

走行性能を支える専用装備の数々

MAZDA SPIRIT RACING ROADSTER 12R

ブレーキシステムの大幅強化

フロントには**Brembo製ベンチレーテッドディスク&対向4ピストンキャリパー(レッド塗装)**を採用。リアも大径ブレーキローター&キャリパー(レッド塗装)により制動力を大幅に強化しています。

BILSTEIN製サスペンションで理想の乗り心地を実現

サスペンションには、BILSTEIN製車高調整式ダンパーの減衰特性とバネレートを専用セッティング。トンネルブレースの板厚アップによるボディ剛性向上と合わせて、街中での質感が高い乗り心地とスポーツ走行時の安定性を両立した「しなやかな動き」をするサスペンション特性を実現しています。

RAYS製専用ホイールで軽量化とスタイリングを両立

ホイールはRAYS製TE37をベースに、スーパー耐久レース参戦マシンに採用しているデザインを踏襲して専用開発。高剛性とバネ下重量の軽減を両立しています。

エアロダイナミクスにこだわった外装デザイン

風洞実験とサーキットテストで最適化されたエアロパーツ

新規開発のエアロパーツは、風洞実験やサーキットでの実車テストにより前後の空力バランスやダウンフォース、ドラッグを最適化。高速走行時の高い安定性と操縦安定性を実現しています。

限定モデル12Rの専用装備

200台限定の12Rでは、ボディカラーにエアログレーを採用し、新規開発されたエアロパーツにも専用色のグレーを採用。さらに専用ボディデカール、アルミ製ブラックタワーバー、切削加工仕様の専用ホイールが装着されます。

質感を高める内装の特別装備

アルカンターラ素材で防眩性と操作性を両立

内装には、スーパー耐久レースマシンにも採用されたアルカンターラ素材をシートやトリム操作系部品に採用することで、防眩性と操作性を両立。サーキット走行時の集中力向上にも貢献します。

12R専用のフルバケットシート

MAZDA SPIRIT RACING ROADSTER 12R

限定モデルでは、日常での乗降性とサーキット走行時のホールド性の両立を目指し専用設計されたフルバケットシートを装備。究極のスポーツ走行体験を提供します。

気になる価格設定:500万円台〜700万円台

MAZDA SPIRIT RACING ロードスター:526万5000円

日本限定2,200台の通常MAZDA SPIRIT RACING ロードスターの価格は526万5000円。現行ロードスターRSが367万9500円であることを考えると、 +158万円超の価格上昇となりますが、2.0Lエンジンへの換装や専用開発パーツの採用を考慮すると妥当な価格設定と言えるでしょう。

MAZDA SPIRIT RACING ロードスター 12R:761万2000円

200台限定の12Rは761万2000円。限定生産車としての希少性と、200psまでパワーアップされた専用エンジンの価値を考慮した+393万円超の価格設定となっています。

サーキット走行を本格的に楽しむためのオプションパーツ

マツダは、サーキットでのスポーツ走行を楽しむユーザーに向けた推奨アフターパーツも用意。チタン製スポーツマフラー、強化ブッシュ&ショートバンプストッパー、スリットローター&スポーツパッド、4点式ハーネスなどが設定される予定です。

これらのパーツは「パーツメーカー様の商品ラインアップの中からマツダ社内の匠エンジニアが選定したパーツ」として、マツダ販売店で購入・装着が可能になる予定です。

発売時期と購入方法

MAZDA SPIRIT RACING ロードスターは2025年10月24日からの発売が予定されています。200台限定の12Rについては、抽選になります。

新型は待つべき?購入検討のポイント

こんな人におすすめ

  1. 現行ソフトトップのパワー不足を感じている人
    • 2.0Lエンジンにより約1.4倍のパワーアップを実現
  2. サーキット走行も楽しみたい人
    • レース活動で培った技術により本格的なスポーツ走行にも対応
  3. 希少性を重視する人
    • 特に12Rは200台限定の超希少モデル

注意すべきポイント

  1. 価格の大幅上昇
    • 現行モデルから130万円以上の価格上昇
  2. 限定モデルの入手困難性
    • 12Rは抽選になる可能性が高い
  3. 維持費の増加
    • 高性能パーツにより維持費も上昇する可能性

まとめ:究極のロードスターを求めるなら待つ価値あり

MAZDA SPIRIT RACING ロードスターは、これまでロードスターに物足りなさを感じていたユーザーにとって待望のモデルです。マツダのモータースポーツ活動で培った技術を惜しみなく投入し、街乗りからサーキットまで対応する本格的なハイパフォーマンスモデルとして仕上げられています。

価格は大幅に上昇しますが、2.0Lエンジンの搭載と専用開発パーツの数々を考慮すると、真のロードスター愛好家にとっては待つ価値のあるモデルと言えるでしょう。

2025年10月24日の発売まで、さらなる詳細情報の発表が期待されます。特に200台限定の12Rを狙う場合は、早めの情報収集と販売店への相談をおすすめします。

マツダニュースリリース

https://www.mazda.com/content/dam/mazda/corporate/mazda-com/ja/pdf/experience/mspr/special_vehicle/autosalon-20241225.pdf

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この記事を書いた人

KAZUのアバター KAZU 編集長

自動車専門メディア『最新自動車情報』編集長のKAZU。IT企業から独立後、自動車専門サイト『最新自動車情報』を立ち上げ、編集長として12年間運営に携わってまいりました。これまでに、新車・中古車、国産車(日本車)から輸入車(外車)まで、あらゆるメーカーの車種に関する記事を6,000本以上執筆。その経験と独自の分析力で、数々の新型車種の発表時期や詳細スペックに関する的確な予測を実現してきました。『最新自動車情報』編集長として、読者の皆様に信頼性の高い最新情報、専門的な視点からの購入アドバイス、そして車(クルマ)の奥深い魅力をお届けします。後悔しない一台選びをしたい方、自動車業界のトレンドをいち早く知りたい方は、ぜひフォローをお願いいたします。

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