BYD は、オフロード市場をターゲットとしたサブブランド「Fang Cheng Bao」を正式に発表した。2023年6月16日開催された発表イベントで、DMOと呼ばれる技術プラットフォームを発表、ブランドの最初のモデルであるLeopard 5(中国語で「豹5(Bao 5)」)を発表した。小型の「Leopard 3」 と大型の「Leopard 8」が加わる予定だ。2023年8月25日の成都モーターショーで一般公開される予定だ。
BYD 「Leopard 5」について
Fang Cheng Bao 「Leopard 5」はラダーフレーム アーキテクチャに基づいており、DMO (デュアル モード オフロード)プラグイン ハイブリッドシステム(レンジエクステンダー EREV)が搭載、来年にはBEVバージョンも発売される予定だ。1.5Lのガソリン エンジンとデュアル電気モーターで構成され、合計出力は670hp(500kW / 680 PS) 、トルクは760Nm (560lb-ft) 。3つのディファレンシャル ロックを備えた洗練された4WD システムを搭載する。0-100km/h加速は4秒。容量30kWh の床置き型BYD Bladeバッテリー、EVのみのCLTCモード走行距離125km、満タンの状態での航続距離1,200kmとなる。
BYD 「Leopard 5」エクステリアについて
Leopard 5 は新しい設計言語を採用。「Leopard Power 美学」と呼んでいる。ボディサイズは全長4,890mm、全幅1,970mm、全高1,920mm、ホイールベース2,800mm、巨大なバンパー、ルーフレール、後部に取り付けられたコンチネンタルホイール、フロントグリルの大きなロゴなど、オフローダーに期待されるすべてのものが備わっている。BYDのDisus-Pサスペンションシステムを使用すると予想されている。
BYD 「Leopard 5」インテリアについて
50インチのヘッドアップ ディスプレイ、大型インフォテインメント タッチスクリーン、助手席用のもう 1 つのディスプレイ、およびプレミアム Devialet サウンド システムを備えていると伝えられている、テクノロジーが豊富なキャビン内の2列5人乗りレイアウト。
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